ベテランのママキャンパーに聞く!母と子どもの親子キャンプHOW TO
子どもたちが自然の中で思い切り遊べて、学びの機会にもなるキャンプ。最近では、お母さんと子どもで行く「母子キャンプ」をする人も増えています。今回は、そんな母子キャンプの魅力をベテランママキャンパーに聞いてみました。子どもとキャンプに挑戦してみたいお母さんたち必見です!
お父さんの予定を気にせず行ける!母子キャンプをする親子増加中
子どものキャンプは、思い出になるだけでなくたくさんの良い効果があります。近年では、ファミリーキャンプだけでなく、キャンプ場が空いている平日でも予定を合わせやすい「母子キャンプ」をする親子も増えています。「お母さんと子どもでキャンプに行きたい!」と思っても、女性と子どもだけでは不安なことも多いのではないでしょうか。
ベテランママキャンパーにインタビュー
そこで、今回はベテランママキャンパーにインタビュー。母子キャンプの魅力やコツ、さらには大変なことまで、たっぷりと聞いてきました!
平日にも子どもたちとキャンプ!(tamagoanryuさん)
予定を気にせず子どもたちとキャンプ!
3人の子どもたちとともにキャンプを楽しむtamagoanryuさん。母子キャンプの一番の魅力は旦那さんの予定を気にせず、平日にもキャンプに行けることです。予約の取りにくい人気のキャンプ場でも、平日であれば混雑にも悩まされずにキャンプを楽しめます。
母子同士でグループキャンプをすることもあるというtamagoanryuさん。子どもとの絆だけでなく、お母さんの仲も深まるので、おすすめです!
母子キャンプならではの悩みは?
「男手がいないとなると、何かハプニングが起きたときに対応できるかどうかを心配することは多いです」とtamagoanryuさん。ハプニングを起こさないためにも、安全で安心に母子キャンプをするために念入りな準備は欠かせません。だからこそ子どもたちもお母さんに協力して準備をしたり、子ども同士で助け合うことができ、絆も深まります!
よく知っている行き慣れたキャンプ場に行くことがポイント!
「行き慣れていて、場所をよく知っているキャンプ場の中で、安心安全な場所を選ぶことがポイントです」というtamagoanryuさん。広すぎる場所だと、子どもたちが遊んでいる際に目が届かない場合があります。そのため、広すぎずこじんまりとした場所を選ぶことがおすすめです。
(tamagoanryuさん)の愛用!母子キャンプにおすすめのギア
tamagoanryuさんのお気に入りポイントは、お母さんと子ども3人の計4人でも、テントの中で広々とゆったり過ごせるところ。使い勝手のよいテントです!
【基本情報】
- サイズ:645×295×210cm
- 収納サイズ:70×35cm
- 重さ:17kg
- 耐水圧:[フライシート]3,000mm [グランドシート]8,000mm
子どもとのキャンプでは、無理をして凝った料理をするよりもホットプレートを使って手軽に料理をするようにしているtamagoanryuさん。子どもから目が離せないときにおすすめです!
【基本情報】
- サイズ:47.1×32.5×16.9cm
- 重さ:約4.1kg
- 最大発熱量:2.1kW (1,800kcal/h)
- 連続燃焼時間:約120分
子どもと一緒に大自然を楽しむ!(chiiiico_campさん)
キャンプを通して子どもの成長を感じる
いつもはファミリーキャンプを楽しむchiiiico_campさん一家。「母子キャンプをすると、いつも旦那さんがやっていた設営を真似して、子どもたちが手伝ってくれていて…そんなときに子どもたちの成長を感じています」とchiiiico_campさんは言います。大自然の中で子どもたちはたくさん成長します。その成長を感じられるところが母子キャンプの大きな魅力です。
母子キャンプならではの悩みは?
子どもたちが喧嘩したときや、トイレに行くときなど、どうしても手が足りなくなるときがあることが大変だというchiiiico_campさん。お母さんが困っているときには、長女が助けてくれるのだと言います。母子キャンプでは子どもたちの協力が必要不可欠です。
ポイントは、トイレや炊事場が近い場所を選ぶこと!
子どもたちが行動する場所を常に見ていられることは大切です。トイレや炊事場が見渡せる位置を選びましょう。キャンプ場を予約する際に、安全な場所にできるように管理人さんにお願いしてみるのがおすすめです!
(chiiiico_campさん)の愛用!母子キャンプにおすすめのギア
子どもや女性でも、安全にまき割りができる道具。chiiiico_campさんは母子キャンプの際に、子どもにお手伝いで薪を割ってもらい、その間にサイトの片付けを済ませています!
【基本情報】
- サイズ:直径19(リング外径)×31cm
- 重さ:4.8kg
- 材質:ダクタイル鋳鉄
キャンプは子どもとゆっくり話せる時間。(tsukumi_oさん)
コミュニケーションがとれることがキャンプの魅力!
おしゃれに統一されたサイトが素敵なtsukumi_oさんも母子キャンプを楽しむキャンパーのひとりです。行き帰りの車の中も含め、キャンプは親子のコミュニケーションを深めることのできる時間。tsukumi_oさんは、子どもたちと好きな音楽を教えあったり、設営のお手伝いをしてもらったりと、キャンプならではのコミュニケーションを楽しんでいます。
「コミュニケーションをとる中で子どもたちの成長を感じられる場面が多々あり、そのたびに母子キャンプに行って良かった!と感じられます」と教えてくれました。
母子キャンプならではの悩みは?
小さい子どもを連れたキャンプでは、常に子どもから目が離せません。tsukumi_oさんは、那須キャンプアンドキャビンズをよく利用していました。キャンプアンドキャビンズでは、子どもが楽しめるアクティビティが多数用意されていることに加え、子どもがサイトを離れることがないように場内がフェンスで囲まれています。しっかりお母さんの目が行き届くようなキャンプ場を選ぶことは、母子キャンプでは特に大切です!
手を抜けるところは抜くことがポイント!
お母さんひとりで車の運転からテントの設営、料理などをこなすことになる母子キャンプ。「すべてを完璧にやろうとせず、手を抜けるところは抜くことが母子キャンプを楽しむポイントです!」とtsukumi_oさんは言います。
tsukumi_oさんのキャンプでは、レトルト食品を利用して調理の手間を省き、子どもと遊んだりコミュニケーションをとる時間をたくさんとるようにしています。
(tsukumi_oさん)の愛用!母子キャンプにおすすめのギア
母子キャンプでは、
子どもが触っても危なくないギアを選ぶことが大切!tsukumi_oさんは、安全に使用できて見た目もかわいいスノーピークのLEDランタンを使用しています。
【基本情報】
- サイズ:直径6.2×7.5cm
- 重さ:57g
- 連続点灯時間:60〜100時間
- 照度:60lm
母子キャンプでは女性ひとりで設営をすることになり、とても大変ですよね。チンアナゴペグはポールを自立させることのできるペグなので、tsukumi_oさんもタープの設営などで愛用しています。これひとつで設営がグッと楽になります!
【基本情報】
- サイズ:8×3.5×60cm
- 収納サイズ:15×63×6cm
- 重さ:910g
子どもとお母さんが成長できる母子キャンプに、ぜひ挑戦してみて!
母子キャンプでは、お母さん一人で子どもたちを守らなければいけない責任もあります。しかし、安全に楽しめば子どもにとってもお母さんにとっても、成長の機会になるはずです!この機会に、ぜひ挑戦してみてください。
子どもの迷子をどう防ぐ?キャンプで実践したい防犯・防災対策とは
子どもに貴重な体験を提供できるとあって、家族でのキャンプを楽しむ人も増えています。とはいえ、普段とは異なる環境で過ごすことによる危険もたくさん。とくに迷子はもっとも注意したいところです。そこで今回は、日本キャンプ協会や日本オートキャンプ協会、人気オートキャンプ場に聞いた「迷子の効果的な防止策」や「安全対策」に加えて、手にしておきたい「防災アイテム」をまとめて紹介します。
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