雪山や南極などの極寒地でも使用できるマミー型シュラフです。ナンガのシュラフの中では低価格で、スタンダードなモデルになります。ナンガのシュラフは、ヨーロッパ産の高品質なダウンを国内で加工したものを使用し、国内自社工場での高い技術で製造にこだわっており、信頼性と品質ともにトップレベルになっています。ここでは、DOWN BAG 1100STDの特徴・スペックを紹介します。
極寒地でも使用可能なシュラフ
快適使用温度が-18℃に設定されており、海外の雪山などの極寒地でも使用できるシュラフです。一方でダウン量が1100gととても多く収納サイズや重量が大きくなっています。通常のキャンプや登山にはオーバースペックかも知れません。
保温性を高める構造
ボックスキルト構造と呼ばれる方法でシュラフを縫製しています。表地と裏地の間を、通気性の高いメッシュで四角形に区切っています。その中にダウンを封入することでダウンが偏ることなく均等に分散され、コールドスポットや寝苦しさを防ぎます。
外気の侵入を抑えて高レベルの保温性を実現
通常、ファスナー部分と縫い付けた部分は、コールドスポット(中綿が薄く保温性が失われた場所)になりやすくなってしまいます。しかしファスナー部分の内側にドラフトチューブを採用しており、中綿のないファスナー部分の保温性を補強します。
また、肩部分に保温性の高いショルダーウォーマーを設けることで、外気の侵入口となりやすい首元のスペースを最小限に抑えています。寝返りやちょっとした動きをしても冷たい外気が侵入する恐れがありません。
軽量かつ保温性抜群のダウン素材
ダウン素材の特徴は、軽量かつ保温性に優れている点です。羽毛と羽毛の間に暖かい空気の層を作るため、保温性が高くなります。また、中綿部分に空気を多く含むため、軽量で、収納もコンパクトになります。ただし湿気に弱く、ダウンが濡れると保温性が低下してしまうので注意が必要です。
身体にフィットし保温性の高いマミー型
マミー型シュラフは、身体のラインにフィットし保温性が高い点が特徴です。無駄な隙間が少ないため、外気の侵入を最小限に抑えることができ、冬季の利用に適しています。 また、封筒型に比べて余分な生地部分がなくコンパクトで軽量なため、本格的な登山キャンプやツーリングキャンプに最適です。
スムーズなファスナーの開閉
通常のシュラフは軽量化のために極薄の生地を使用するため、どうしても咬み込みが発生してしまいます。この問題を改善するため、ナンガシュラフのファスナーには、咬み込みの原因となる隙間を最小限に抑えるパーツを採用しています。この特殊パーツによって、咬み込みの発生を軽減し、スムーズでストレスフリーな温度調整や収納を実現しています。また、咬み込みによる生地の傷みも軽減できるため、シュラフをより長く使う事が可能になります。
安心と安全の高品質保証
ナンガのシュラフは全て日本製、かつ高い品質基準をクリアし、SEKマークを取得しています。SKEマークは、抗菌防臭効果、効果の耐久性(耐洗濯性)を保証しています。また、ナンガのシュラフは、メーカーによって永久的に無料修理が保証されています。これらは、ナンガのシュラフが安全で安心の高品質にこだわって作られているからこその保証です。