小さい頃からキャンプやバーベキューをシーズン関係なく楽しんでいました。大人になってからは飲食関係の会社を起業、野外フェスなどに出店するためキッチンカーを購入。仕事のため地方を巡ることが多くなり、行く先々で少年時代のようにコテージやキャンプ場で寝泊りしていました。
フライパンでキャンプ飯を作ろう!おすすめと選び方を解説
キャンプ料理に欠かせないフライパン・スキレット。アルミ製のものや鉄製のもの等、それぞれ特性が異なり、どれを選べば良いのかわからない方も多いのでは?そこでこの記事では、アウトドアに利用するという視点で、素材別におすすめフライパンと活用術を紹介します。
目次
素材別のフライパンの特徴とは?
フライパンは、用途やサイズで様々な種類がありますが、「どう選んだらいいかわからない」という方も少なくないはず。フライパンは、使用している素材によって、大きく特徴が変わってきます。まずは、素材別の特徴をご紹介します。
アルミ製フライパンの特徴
出典:Amazon
アルミ製フライパン最大の特徴は「軽さ」。アルミは一円玉にも使われている素材なので、とにかく非常に軽量です。耐久性は、他の素材に比べて高くはないですが、熱伝導率も良く、デザインも豊富なので、まさに最初に買いたいフライパンの一つです。
ただし、使い続けていると、表面の加工がはがれてきて、焦げ付きやすくなるのでご注意を。洗うときはスポンジで優しく洗ってくださいね!料理を作っていて、少し焦げやすくなってきたなと思ったら、買い替え時です。
チタン製フライパンの特徴
出典:Amazon
チタン製フライパンの特徴はまず、アルミ同様に軽量なこと。そして、耐久性も備えていることです。硬く変形しにくく、サビにも強いチタンは比較的長持ちする素材。一度購入するとしばらく使い続けることができるでしょう。
ただし、直火で当たる部分が高温になり、焼きムラができることもあるため、フライパンでの料理に慣れてきてから使うことをおすすめします。
ステンレス製のフライパンの特徴
出典:Amazon
ステンレス製のフライパンの特徴もやはり耐久性の高さ。重さはありますが、頑丈でこわれにくく、劣化も少なめ。熱伝導率が低いかわりに、料理が冷めにくいという側面もあります。
鉄製のフライパンの特徴
出典:Amazon
鉄製フライパンの特徴は、とにかく耐久性が高いこと!街の洋食レストランなどでも使われており、数十年使い続けられることもあります。油が馴染みやすく、料理がしやすいこともあり、キャンプへ行く頻度が高い方におすすめです。
直火にも対応していて、オーブンに入れても大丈夫。魚焼きグリルに入れて、ピザも作れますよ!キャンプでワンランク上の、豪快な料理を作りたいなら、鉄製のフライパンがおすすめ♪
キャンプ用フライパンの選び方、3つのポイント!
キャンプに適したフライパンには、いくつかの要素があります。重たさ、素材、サイズなど..。そんなフライパンのタイプを、パターン別に見ていきましょう!
フライパンの選び方①素材の種類
上記で紹介したように、大きく分けてフライパンにはアルミ製、チタン製、ステンレス製、鉄製の4種類があります。素材によって、軽さも使い勝手も全く異なるため、より自分に使いやすそうな素材を選ぶのは大切なポイントです。
調理にあまり慣れていない場合には、コーティングが施されたアルミ製を選んでみるとよいかもしれません。ある程度調理に慣れてきて、長くじっくり使いたいという意向を持っているのであれば、鉄製がおすすめです。
フライパンの選び方②蓋の有無
フライパンには、付属で蓋が付くものと、付かないものがあります。類似の素材であれば、他の蓋でも代用が可能ですが、出来たら純正の蓋を使いたいですよね。そういったときは、蓋の有無を確認してから商品を購入しましょう♪蓋があることによって料理の幅も広がります♪
フライパンの選び方③収納サイズ
収納する際にはサイズ感も大事!フライパンは、本体以外にも柄の部分があるので、持ち運びのときに使う予定のバッグや、ボックスのサイズを考慮して選びましょう。柄の部分を収納できたり、取り外しが出来たりするものもあるので、省スペース重視の方はそちらを選びましょう。
フライパンの選び方④テフロン加工の有無
出典:ASIFE / ゲッティイメージズ
まずはじめに言ってしまうと、「テフロン加工」という呼び名は、デュポン社の商標登録。一般的な呼び名は「フッ素加工」です。フッ素加工は、主にアルミ製のフライパンに施されていることが多く、こびりつきが防げることが大きな特徴。調理もしやすく、後片付けも簡単です。フッ素加工がされている=扱いやすい、ともいえるでしょう。
では、フッ素加工がされていないフライパンはどうなのかというと、たとえば鉄のフライパンは、表面に加工が施されていないことが多く、使い始める前にシーズニングと呼ばれる工程を踏む必要があります。使い始めたあとも、適宜お手入れをする必要もあり、一見すると、手が掛かる……と思う人もいるかもしれません。ですがそのぶん、自分だけのフライパンに育てていく楽しさがあるのが大きな魅力。
一方、フッ素加工のフライパンは、加工がはがれてくるとこげつきやすくなるなど、加工の状況に左右されやすい面があります。それぞれに長所や弱点があるので、それらを踏まえながら、より自分に合ったフライパンを選んでみてくださいね♪
【アルミ製・チタン製・ステンレス製】おすすめフライパン12選
ここからはまず、アルミ製・チタン製・ステンレス製のフライパンからおすすめの12品をご紹介!アウトドアメーカーのアイテムだから、屋外での調理の際に使いやすいアイテムばかりです。自分に合ったサイズや、デザインを見つけてくださいね♪
【鉄製】焚き火調理OK!おすすめフライパン9選
続いては鉄製のフライパンを紹介。直火にも耐えうる丈夫な鉄製フライパンは、アウトドアはもちろん自宅でも使えるものも多数あります。
▼シーン別のおすすめクッカーについて詳しく知りたい方は、こちらもチェック!
安い値段で買えるおすすめフライパン3選
お値段が安く、またコンパクトなので、一人暮らしアイテムとしても使えるフライパンです。アウトドアでも使えるものなので、丈夫だったり手入れが簡単だったりするのも嬉しいポイント!
出典:Amazon
1,000円以下で買えるスキレットです。高い蓄熱性で、温度をキープしてくれるので、火を止めても料理がアツアツのまま!また、焦げ付かせてもゴシゴシと洗えて、油を塗れば元通りでお手入れ簡単なスキレットです。
【hinataのおすすめポイント】
・油を塗れば元通りでお手入れ簡単
・高い蓄熱性で、温度をキープする
出典:Amazon
地面に落としたり、運搬時にぶつけるなど、少しくらいの衝撃にも耐えてくれる丈夫なフライパン。取っ手も取り外せてコンパクトに収納できます♪
【hinataのおすすめポイント】
・少しの衝撃にも耐える丈夫さ
・コンパクトに収納可能
出典:Amazon
お手頃な価格で日用品が手に入れられるニトリのスキレットは通称「ニトスキ」と呼ばれ、コスパの良さも相まって、たくさんの愛好者を持つ商品です。オーブンでの使用OKなほか、食洗機でじゃぶじゃぶ洗うことも可能です。鉄製なのに、1kgに満たない重さなのもポイント!
【hinataのおすすめポイント】
・1kgに満たない重さ
・オーブンでの使用OK
ガスにもIHにも対応した使いやすいフライパン6選
ここからは、どちらかというと日常の暮らしに適した、使い勝手のよいフライパンを紹介していきます。
出典:Amazon
「ずっと使いたくなる」がコンセプトのキッチン用品メーカーevercook(エバークック)のフライパンは、表面のツルッとした材質がポイント。独自のアンカー構造により、フッ素コートがしっかり長持ち。調理しやすいだけでなく、お手入れも簡単で、こびりついた汚れを落とすのもスムーズです。
【hinataのおすすめポイント】
・表面のツルッとした材質
・こびりついた汚れを落とすのが楽
出典:Amazon
世界で初めて「こびりつかない」フライパンを実現したブランドとして知られる、フランスの老舗キッチン用品ブランドT-fal(ティファール)。エクセレンスフライパンは、6層の「チタン・エクセレンス」コーティングが施された耐久性バツグンの一品。内側だけでなく、外側もコーティングが施されているため、こびりつきにくく、安心快適に使えます。マークの模様の変化で適温を知らせてくれる機能も便利です。
【hinataのおすすめポイント】
・マークの模様の変化で適温を知らせてくれる
・こびりつきにくく安心
出典:Amazon
魔法瓶でおなじみのTHERMOS(サーモス) のフライパンは、炊き込み料理や煮込み料理などを作る際にも便利な深型設計。硬質フィラーを配合した耐久性の高いコーティングが施されているため、焦げ付きににくく、長い間使い続けられます。
【hinataのおすすめポイント】
・炊き込み料理や煮込み料理などを作る際にも便利
・硬質フィラーを配合した耐久性の高いコーティング
出典:Amazon
パール金属のフライパンは、鍋の内面に施された3層構造のブルーダイヤモンドコートが特徴。ダイヤモンド粒子を配合し、耐久性をもたせています。こびりつきにくくお手入れが簡単。かなり深めに作られているので、炒め物だけでなく、スープや煮込み料理を作る際などに幅広く使えます。
【hinataのおすすめポイント】
・こびりつきにくくお手入れが簡単
・スープや煮込み料理を作ることもできる
出典:Amazon
石のような見た目が印象的な協和工業のフライパンは硬さもまるで石のよう。圧倒的耐久性をほこります。特殊な計10層のストーンバリアコートコーティングが施されており、素早く均一に食材に熱が行き渡る仕組みも特徴。お手入れもらくちんで、少ない油でも調理ができ、快適です。
【hinataのおすすめポイント】
・少ない油でも調理ができ快適
・素早く均一に食材に熱が行き渡る仕組み
出典:Amazon
料理愛好家の平野レミさんでおなじみのレミパンは、煮る、蒸す、焼く、炒める、揚げるなどのさまざまな調理がこれひとつで可能になる、便利な深型フライパン。調理中の様子が見えるガラスの蓋は、裏返すとコンパクトに収納できるのもポイント。立てて置くことができるので、収納場所にも困りません。
【hinataのおすすめポイント】
・蓋を裏返すとコンパクトに収納できる
・調理中の様子が見えるガラスの蓋
フライパンで作りたいおしゃれ料理レシピおすすめ3選
シェアして楽しい♪ピザ
大人数のパーティには、ピザが欠かせないですよね♪オーブンがなければ焼けないと思われがちですが、フライパン一つで作れます!所用時間は30分程度。パスタやワインと一緒に並べれば、食卓が一気にイタリアンレストランに♪
【材料】
- 薄力粉
- ベーキングパウダー
- 砂糖
- サラダ油
- ピザソース+具
朝ごはんにもぴったりパン
バターや卵を使わず、発酵の行程も不要なパンをご紹介!必要な材料はたったの四種類。まだ眠気が冷めやらぬ、キャンプ場での朝ごはんにいかがでしょうか♪
【材料】
- 薄力粉
- 砂糖
- 油
- ベーキングパウダー
本格派の夜ご飯!パエリア
パエリアは、フライパンを使った定番キャンプ飯です!普段なかなか作らない料理だけに、作れば盛り上がること間違いなし♪調理の難易度は比較的高いですが、味付けは市販の「素」を使うことで簡単にできるので、腕に自信がない方は、試してみてください!
【材料】
- 米
- 玉ねぎ
- にんにく
- 鶏肉
- パプリカ
- トマト缶
バーベキューで人気なおすすめレシピ42選!簡単においしく料理!
子どもも大人も大喜び間違いなしの、簡単でおしゃれなバーベキューレシピを紹介します。バーベキューレシピは、肉や野菜を焼くだけじゃない!ホイル焼きや串を使ったものまで、人気の食材ごとにおすすめの料理を大公開。さっぱりしたものから冬に体が温まるものまで多数紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
キャンプ料理
こだわりのフライパンで料理を楽しもう!
いかがでしたか?今回は、キャンプに欠かせない「フライパン」のおすすめと、活用術をご紹介しました♪材質やサイズ、蓋の有無などを確認しつつ、自分にあったアイテムを探してみてください!
▼より詳しく知りたい方はこちら。
焼き網と炭でのバーベキューも楽しいですが、ペアやソロでキャンプをする場合、わざわざバーベキュー用の道具を持っていくのもちょっと不便かも?そんな時に便利なのが「焚き火フライパン」です。普通のフライパンとはちょっと違う焚き火用のフライパンを使って、簡単に炒め物や焼き料理を作ってみましょう!
キャンプ用品
フライパンや鍋は購入価格がある程度高くても、使いやすくて長く愛用できるものを選ぶことで、結果としてコスパがよくなります。ここでは、世界最高級と謳われる「ビタクラフト」の魅力と、人気の鍋&フライパンのシリーズ6種類を解説します。
キャンプ用品
今回紹介したアイテム
最終更新日: