出典:jenifoto/ゲッティイメージズ
フライパンでキャンプ飯を作ろう!おすすめと選び方を解説
キャンプ・アウトドア料理にあると何かと便利なフライパン。今回は、キャンプで使えるフライパンの選び方やおすすめの商品を紹介します。アルミ、ステンレス、チタン、鉄と素材別に紹介しているため、どのフライパンを選べばいいか迷っている方にぴったり!ソロやファミリー向けのサイズ、取っ手が取れるモデルなど、キャンプ飯に欠かせないポイントにも注目しています。
素材別のフライパンの特徴とは?
用途やサイズによってさまざまな種類があるフライパン。どう選んだらいいかわからない方に向けて、素材別にフライパンの特徴を紹介します。
【アルミ製】軽量・持ち運びやすい
アルミ製の特徴は、軽さ。持ち運びやすさをアピールしているキャンプ用フライパンは、アルミ製のものが多いです。耐久性は他の素材に比べて高くはないですが、熱伝導率が鉄の3倍も高いので、素早く調理できます。
ただし、使い続けていると表面の加工がはがれてしまい、焦げ付きやすくなるので注意しましょう。洗うときはスポンジを使って優しく汚れを落としてください!少し焦げやすくなってきたなと思ったら、買い替え時です。
【チタン製】軽量・丈夫・サビにくい
チタン製の特徴は、軽量で丈夫なこと。硬く変形しにくいだけでなく、サビにも強いため、比較的長持ちする素材です。料理が冷めにくいメリットをいかし、フライパンだけではなくマグカップやシュラカップといった食器にも使われます。
ただし、火が直接当たるところは熱が集中するため、焦げやすいのがデメリット。また、熱伝導率が低く、時短調理には向きません。
【ステンレス製】丈夫・サビにくい・高い保温性
ステンレス製の特徴は、丈夫でサビにくいこと。衝撃にも強いので、強く叩いても割れる心配もありません。 クロムと呼ばれる素材が入る事によって表面に酸化クロムの皮膜ができ、中の鉄がサビにくい状態になります。
また、保温性も優れているため、煮込み料理を作っても中身が冷めにくくなります。大人数のキャンプ飯を作りたい時に便利です。
【鉄製】高い耐熱性&保温性
鉄は耐熱性と保温性に優れた金属。強い火力で調理し、蓄熱した鉄フライパンは食材を入れても温度が下がりにくく、食材の水分を逃すことなく加熱できます。 高温で調理できるので食材に火が通りやすく、余計な水分を出さないので野菜を調理可能!
直火にも対応しており、オーブンに入れても大丈夫です。キャンプでワンランク上の豪快な料理を作りたいなら、鉄製のフライパンがおすすめ!
キャンプ用フライパンの選び方、3つのポイント!
キャンプに適したフライパンには、いくつかの要素があります。ここでは、キャンプ用フライパンの選び方を紹介!ふたの有無、収納サイズ、テフロン加工の有無といったポイント別に見てみましょう。
フライパンの選び方①ふたの有無
フライパンにはふたが付属しているものとしないものがあります。類似のサイズのフライパンであれば、他メーカーのふたでも代用可能です。蒸し料理や煮込み料理、燻製など、料理の幅が広がるので、キャンプ飯がより楽しくなること間違いなし!
フライパンの選び方②収納サイズ
キャンプでフライパンを持っていく場合は、収納サイズにも注目しましょう!フライパン本体以外に柄部分が折れたり、取り外せたりできるものであれば、省スペースを有効活用して収納し、コンパクトに持ち運べます。かさばりやすい荷物をコンパクトに持ち運びたい方は要チェック!
フライパンの選び方③テフロン加工の有無
まずはじめに「テフロン加工」という呼び名は、デュポン社の商標登録名称です。一般的には「フッ素加工」と呼びます。主にアルミ製のフライパンに施されていることが多く、焦げのこびりつきを防げることが特徴です。調理もしやすく、後片付けも簡単!フッ素加工がされている=扱いやすい、とも言えます。
フッ素加工がされていないフライパンはどうなのか。鉄フライパンは表面に加工が施されていないことが多く、使い始める前にシーズニングと呼ばれる工程を踏む必要があります。適宜お手入れをする必要もあるため、手が掛かりますがその分、自分だけのフライパンに育てていく楽しさがあるのが魅力です。
一方、フッ素加工を施したフライパンは、加工がはがれると焦げ付きやすくなります。それぞれに長所や弱点を踏まえながら、より自分に合ったフライパンを選んでみてください。
【アルミ製】おすすめフライパン9選
ここからは、おすすめアルミ製フライパンを紹介!アウトドアメーカーから発売しているため、屋外での調理の際に使いやすいアイテムばかりです。自分に合ったサイズや、デザインを見つけてください。
【ステンレス製】おすすめフライパン3選
さびにくく丈夫かつ、使い勝手が良いステンレス製のフライパンを紹介します。商品数が多く、価格帯も抑えたものが多いのがポイントです。
【チタン製】おすすめフライパン3選
軽くて耐久性があり、さびにくいチタン製のフライパンを紹介します。ソロキャンプや登山に重宝しやすいです。
【鉄製】焚き火調理OK!おすすめフライパン8選
続いては、直火にも耐えられる丈夫な鉄製フライパンを紹介。アウトドアはもちろん自宅でも使える鉄製フライパンは多数あります。
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ガスにもIHにも対応した使いやすいフライパン6選
ここからは、どちらかというと日常の暮らしに適した、使い勝手のよいフライパンを紹介していきます。
「ずっと使いたくなる」がコンセプトのフライパン。表面のツルッとした材質がポイントです。フッ素加工により調理しやすいだけでなく、お手入れも簡単で、こびりついた汚れもスムーズに落とせます。
【基本情報】
- サイズ:48×27.7×6cm
- 重さ:740g
- 材質:アルミニウム
世界で初めて「こびりつかない」フライパンを実現したブランドT-fal(ティファール)。エクセレンスフライパンは、6層の「チタン・エクセレンス」コーティングが施された耐久性抜群!マークの模様の変化で適温を知らせてくれる機能も便利です。
【基本情報】
- サイズ:47.6×30×8cm
- 重さ:1.22kg
- 材質:アルミニウム
魔法瓶でおなじみのTHERMOS(サーモス) のフライパンは、炊き込み料理や煮込み料理などを作る際にも便利な深型設計。硬質フィラーを配合した耐久性の高いコーティングが施されているため、焦げ付きににくく、長い間使い続けられます。
【基本情報】
- サイズ:46.5×27.5×6.5cm
- 重さ:0.9kg
- 材質:アルミニウム
鍋の内面には、焦げ付きにくくお手入れしやすくなる3層構造のブルーダイヤモンドコートを採用したフライパン。こびりつきにくくお手入れが簡単。かなり深めに作られているので、炒め物だけでなく、スープや煮込み料理も作りやすいです。
【基本情報】
- サイズ:450×250×140mm
- 重さ:758g
- 材質:アルミニウム合金
石のような見た目が印象的な協和工業のフライパンは圧倒的な耐久性を誇っています。特殊な計10層のストーンバリアコートコーティングが施されており、素早く均一に食材に熱が行き渡る仕組みも特徴です。少ない油でも調理できます。
【基本情報】
- サイズ:495×290×82mm
- 重さ:965g
- 材質:アルミニウム合金
料理愛好家の平野レミさんでおなじみのレミパンは、煮る、蒸す、焼く、炒める、揚げるなどのさまざまな調理がこれひとつで可能になる、便利な深型フライパン。調理中の様子が見えるガラスのふたは、裏返すとコンパクトに収納できるのもポイント。
【基本情報】
- サイズ:45×25×16.2cm
- 重さ:1.15kg
- 材質:アルミニウム合金
こだわりのフライパンで料理を楽しもう!
今回は、キャンプ・アウトドア料理に欠かせないフライパンの選び方とおすすめ商品を紹介しました。材質やサイズ、ふたの有無などを確認しつつ、自分にあったアイテムを探してみてください!
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