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料理が乗ったフライパン

出典:jenifoto/ゲッティイメージズ

【2024年】キャンプ用のフライパンおすすめ33選!選び方やプロ愛用品も紹介

※本記事には一部プロモーションが含まれます

こだわって選ぶことで、アウトドアでのグリル料理の楽しさがぐっと広がるのがキャンプ用フライパンの魅力。ただ、家庭用と違い、どうやって選べばいいのかがわかりにくいという声も。この記事では、種類や選び方を料理道具コンサルタントの荒井康成さん監修のもと紹介します。

監修者

荒井康成

料理器具コンサルタント 荒井康成

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洋菓子店店長などを経て、フランス陶器エミール・アンリ社の日本法人の設立に携わる。その後、フリーランスとなり、日本初の“料理道具コンサルタント”として独立。料理だけでなく、料理道具のすばらしさや料理道具に見る世界の食文化などを発信している。
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キャンプ用フライパンとは

キャンプ用のフライパン2つ
フライパンは家庭でもなじみ深い調理器具ですが、キャンプ用には焚き火での使用に適したものや、持ち運びやすいつくりのもの。 家庭用も使えないことはありませんが、キャンプでの使用を想定したタイプを形状や素材を生かして使えば、より充実したアウトドア料理を楽しめます。フライパンの派生系としてグリルパンも人気が高いです。
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荒井康成

グリルパンは底面が波型形状をしているので、野菜やお肉を調理すると焼き目がついて見た目的にもおいしそうに仕上がります。焼き目がつくことで香ばしく焼くこともできるというのも人気の理由になっています。

キャンプ用フライパンの4つの素材と特徴

キャンプ用のフライパンには、主に、「アルミ製」「チタン製」「ステンレス製」「鉄製」の4種類の素材が使われています。素材によって異なる特徴を知った上で、自分の使用スタイルに合ったものを選びましょう。

鉄製:食材にしっかり火が通る

鉄製のフライパンで焼いたチキン

出典:PIXTA

鉄製のフライパンは耐久性が高く、熱伝導率や保温性に優れている。食材に火が通りやすいため、うまみを残しながらおいしく焼けます。 また、強い火力にも耐えられるため、高温調理や焚き火調理にも問題なく対応できるのがメリットです。一生ものとして、長く使える点も魅力といえるでしょう。 デメリットはほかの素材に比べ、重いこと。持ち運びのしやすさがそれほど重視されないオートキャンプなどの利用に向いています。また、使用後は適切な手入れが必要で、ほかの材質のフライパンに比べると多少手間がかかることもあります。

アルミ製:軽量で熱伝導率が高い

アルミ製のキャンプ用フライパン

出典:PIXTA

アルミ製のフライパンのメリットは、非常に軽いこと。持ち運びが苦にならず、また調理の際も扱いやすいのが利点です。また、熱伝導率が非常に高く、鉄の約3倍と言われているため、素早く手軽に調理できます。 ただ、焦げ付きやすいのがデメリットで、耐久性がそれほど強くないため、高温で調理すると変形してしまうことも。取り扱いや保管には、ある程度の注意が必要です。

チタン製:保温性が高くさびにくい

チタン製のフライパンは、軽くて耐久性が高く、なおかつさびにくい点がメリット。軽量で持ち運びがしやすく丈夫なところは、ソロキャンプに最適です。熱伝導率は低いものの、その分熱が逃げにくいため保温性の高さの面では優秀です。 そのため、焼くだけでなく煮込み料理にも向いています。デメリットは、ほかの素材に比べ、比較的高価なことです。

ステンレス:保温性が高く料理が冷めにくい

ステンレス製のフライパンのメリットは、丈夫でさびにくいこと。 また、保温性が高く料理が冷めにくいので、フランパンのままテーブルに出しておくというスタイルの使い方にも向いています。デメリットは、熱伝導性の低さのために十分に温まる前に調理すると食材がくっついてしまいがちなことです。

キャンプ用フライパンの選び方

素材の特徴に加え、サイズや使用シーンもキャンプ用フライパンを選ぶ上で大切なポイントに。また、施されている加工や持ち運びを考えたつくりにも留意して選びたいところです。

使用シーンに応じた大きさを選択

ここでは使用人数に応じた最適サイズを紹介。選ぶ際の目安にしてみてください。なお、つくる料理の種類が多い場合は、複数個のフランパンを使い分けるケースもあります。
ソロキャンプでの食事

出典:PIXTA

【ソロキャンプ向け】 ソロで使うフライパンは、直径15~20cmほどあれば十分です。小型スキレットなどは調理後に食器としても使えるので、荷物をコンパクトにしたいキャンパーにはおすすめです。 【デュオキャンプ向け】 2人分の料理をつくる場合のフランパンサイズは、直径20~25cmが目安。必要以上にフライパンが大きいとそれだけ荷物がかさばるので、ほかの調理道具を持っていく余裕を保つためにもちょうどいいサイズのものを選ぶのがおすすめです。 【グループやファミリー向け】 3~5人のグループやファミリーの料理をつくることを想定するなら、直径25~30cmを目安に。このくらいのサイズがあれば、人数分の焼きそばやパンケーキなどを一度でつくることができるでしょう。

取っ手がとれるタイプや折りたためるタイプが持ち運びに便利

スタッキングできるフライパン
フライパンがかさばる理由のひとつが、取っ手の部分。実はキャンプ用のフライパンには、この取っ手が折りたためるタイプや取り外せたりするタイプもあり、こういったものを選ぶことで持ち運びがさらにしやすくなります。 また、取っ手の部分に、キャンプ地周辺で調達した枝を削ってはめこむ「焚き火フライパン」と呼ばれる製品も。こうしたタイプを選べばほかの調理器具と重ねて収納することもでき、より携行性を高められます。

加工の有無

テフロン加工が施されたフライパン

出典:PIXTA

使い勝手の良さを重視するなら、表面の加工の有無も重要なポイントに。フライパンでよく使われている加工のひとつがテフロン加工(フッ素加工)で、これが施されたものなら焦げ付きにくく、また、使用する油の量を減らしてヘルシーに料理を楽しめます。 また、使用後もサッと拭き取るだけである程度の汚れが取れるのも魅力。現地では拭き取るだけにとどめ、帰宅してからしっかり洗えば撤収もスムーズに行えます。

収納ケースが付属するか

料理をする道具を剥き出しで持っていくことに対し、衛生面で不安を感じる人も。そんなときは、収納ケースが付属しているタイプをおすすめします。 ケースが付属しない場合も、別売りでちょうどいいサイズのものを選べます。汚れやほこりがつくことも防げるので、そのまま保管をしておく際にも便利です。

【プロ厳選】キャンプにおすすめのフライパン4選

ここからは、料理道具コンサルタントの荒井康成さんが実際に愛用し、その使い勝手の良さに太鼓判を押したおすすめのフライパンを紹介します。
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荒井康成

携行性を考えて薄型につくられていて、荷物がかさばりません。取っ手の長さは自分が使いやすい使いやすいサイズにすることも。
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荒井康成

スウェーデンの老舗メーカーの製品なので品質に信頼が置けます。焼き目がきれいにつけられるので、お肉も野菜もおいしく焼き上がりますよ。
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荒井康成

4mmの極厚のアルミで、食材にじっくり火を通すことができます。環境に配慮したフッ素加工を施し、安全性にも配慮した製品です。
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荒井康成

アウトドアでの調理に必要な必要最小限の調理器具がセットになっていて、全てスタッキングできるのでコンパクトに収納できます。ソロキャンプではこのセットがあるだけでなんとかなる頼もしい存在です。

【鉄製】キャンプにおすすめのフライパン12選

直火での調理もできる鉄製フライパンは、高温調理に対応しているので、自宅とは一味違う本格的なキャンプ料理をつくれます。ここからは、そのまま食卓に出してもおしゃれなスキレットなどの鉄製フライパンを紹介します!

スキレット

焚き火用

【アルミ製】キャンプにおすすめのフライパン11選

軽量で持ち運びやすいアルミ製のフライパンは、お手入れも簡単でソロキャンプからファミリーキャンプまで人気!ここからは、キャンパーにおすすめしたいアルミ製のフライパンを紹介します。

【チタン製】キャンプにおすすめのフライパン3選

軽量で耐久性に優れたチタン製のフライパンは、なるべく荷物を軽くしたいソロキャンプや登山におすすめ。価格は少し高めですが、長く使い続けたい人にぜひチェックしてほしい商品をセレクトしました。

【ステンレス製】キャンプにおすすめフライパン3選

ここからは、さびにくくタフに使えるステンレス製のフライパンを紹介します。コスパ良く購入できるものが多いため、これからキャンプをはじめたい方にもおすすめです。

キャンプ用フライパンをしまえる収納ケース

キャンプにフライパンを持っていくなら、傷つけずに持ち運べる収納ケースも用意していきたいもの。衛生的に保管できるものもチョイスしています。

キャンプ用フライパンの洗い方

フライパンを洗っているシーン

出典:PIXTA

キャンプ用フライパンの中でも鉄製のものは、汚れがこびりつくと落ちにくいため、なるべく早く洗いましょう。おすすめなのは、調理後の熱が若干残っているうちに洗うこと。フライパンがまだ温かいうちにたわしやスポンジで擦って洗うと汚れが落ちやすく、洗い終わったら再び火にかけて水を蒸発させます。そのあと、仕上げに油を塗ってコーティングすればサビも防げます。

こだわりのフライパンで料理を楽しもう!

キャンプ用フランパンが一つあれば、グリル料理をおいしくつくれるだけでなく、深いタイプならパスタや卵料理、パンケーキといった多彩なレシピをアウトドアで楽しめます。また、こだわりを持って選ぶことで愛着も湧き、アウトドア料理自体がさらに楽しいものになるに違いありません。今回の記事を参考にぜひマイフライパンを見つけてみてはいかがでしょうか。

今回紹介したアイテム

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商品名ブッシュクラフト 焚き火フライパンシェップスフルト グリルパンデバイヤー アルミ加工カラーハンドルフライパントランギア ストームクッカーブラックロゴス 取っ手がとれるスキレットコールマン クラシックアイアンスキレットスケーター 取っ手の取れる2WAY蓋付きスキレット和平フレイズ 鉄スキレット イシガキ産業 スキレットキャプテンスタッグ スキレット 16cmターク クラシックフライパンペトロマックス シュミーデンパンSOTO GORAフライパン 22cmライクイット オーブンで使える鉄フライパン26cmCOCOpanモーニング 23cmターク 鉄製フライパン ロースト用プリムス ライテックセラミックフライパンエバニュー アルミフライパンラウンド#18コールマン アルミクッカーセットスノーピーク アルミパーソナルクッカーセットユニフレーム 山フライパントランギア ノンスティックフライパンジェットボイル サミットスキレットエスビット アルミフライパンロゴス FDオーブンフライパンキャプテンスタッグ たためるミニパン イワタニプリムス ライテックセラミックフライパントークス チタニウム フライパンCOOK'N'ESCAPE チタンフライパンiBasingo チタン製フライパンイワタニプリムス フライパンLMSR アルパインフライパンツヴィリング ピコフライパンファイヤーボックス フライパンケースバリスティクス ラージ ターク ケースオレゴニアンキャンパー スキレットケースR
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