設営簡単なリビングシェル!スノーピークの鉄板シェルターを徹底解説
スノーピークの「リビングシェル」は初心者も簡単に設営できるベストセラー商品。別売りのインナールームを設置すれば、寝室を確保でき、さまざまなレイアウトを楽しめるのが魅力です。今回は、リビングシェルの特徴や参考になるレイアウトを紹介します!
スノーピークのリビングシェルとは?
プライベート感がありながら、開放感も味わえるシェルター「リビングシェル」は、スノーピークのベストセラー商品です。スノーピークのシェルターの基礎となっており、ユーザーの意見を取り入れて進化を続けています。
大人数に対応できるサイズでありながら、初心者も簡単に設営可能。フレームは風に強く、十分な通気性を誇るメッシュパネルを多数設けており、虫をシャットアウトできます。さらに天井部分は遮光加工された生地を使用しているなど、機能的に優れたシェルターです。
リビングシェルの特徴
リビングシェルがずっとスノーピークの定番であり続ける理由とは?ほかのメーカーにはないリビングシェルの特徴を解説します。
初心者でも簡単に設営ができる
リビングシェルはぱっと見ると複雑そうですが、設営は意外と簡単です。ポールやフレーム、そして天幕のスリーブ部分には、間違えないようにそれぞれ色がついているので、
はじめての設営でも迷うことはありません。慣れた方なら
15分程度で設営できます。
【設営方法】
- 本体を広げる
- レイアウトを決める
- 紺色のスリーブにAフレームリッジポールを挿す
- Aフレームはシールを外に向けてスリーブと接続
- Aフレームを紺色のベルトがついたピンに合計4カ所挿し、立ち上げる
- Aフレームの上にCフレームが重なるよう、赤いスリーブにCフレームを挿したら、フレームにピンを挿す
- フックを全て取り付けて本体を固定する
- フレームの末端カ所、全室後室パネル、貼り綱をペグダウンする
- アップライトポールを高さ190cmに立ち上げて、ペグダウンする
3種類のサイズ展開
スノーピークのリビングシェルは「リビングシェルS」「リビングシェル 」「リビングシェルロング Pro.」 の3種類を展開。Sサイズはソロキャンプやツーリングキャンプ、Mサイズはファミリーキャンプ、Lサイズは大人数のグループキャンプ向きです。それぞれの収容人数をチェックして、最適なサイズを購入しましょう。
インナールームをつり下げられる
別売りのインナールームを設置することで、リビングシェル内に寝室を確保できます。3〜5人が収容できる広さを備えているため、ファミリーキャンプにぴったり!シェルターにすっぽり収まるつり下げ式を採用し、キャンプ初心者でも設置しやすいです。インナールームを地表の冷気や汚れから守るグランドシートも用意しています。
アメニティドームと連結ができる
ユーザーの声から生まれたテントとのドッキングシステム。トンネルを介さずにリビングシェルとテントを連結できます!リビングとなるリビングシェルと寝室となるテントが一体化し、天気の悪い日でも濡れずに行き来が可能。連結可能なテントは、スノーピークのドッグドームPro.6、ランドブリーズ6、ランドブリーズ4、アメニティドームS、アメニティドームM、アメニティドームLです。
使用人数別!スノーピークのリビングシェルを紹介
スノーピークのリビングシェルを使用人数別に紹介します!リビングシェルはサイズ違いで用意があるので、使用人数に合わせて選びましょう!
スノーピークのリビングシェル 【1〜2名用】
スノーピークのリビングシェル 【〜4名用】
スノーピークのリビングシェル 【〜6名用】
リビングシェル を自在にレイアウト!便利なオプションアイテム
リビングシェルはパネルをタープのように広げて広い空間をつくったり、ロールアップして解放感を満喫したり、気候や人数に合わせてルームアレンジを楽しめます。
レイアウトの自在さも魅力です。オプション品を活用すれば、リビングや就寝スペースを確保したり、シェルター内でもお座敷スタイルを楽しめます。さまざまなキャンプスタイルに対応するリビングシェルのオプションを紹介!
インナールーム
リビングシェルの室内に寝室をつくれる「インナールーム」。天井部分のフッキングとボトム部分のコーナーベルトをペグダウンするだけで、リビング内に寝室が完成!使わない時は後の方へ収束させられるので、リビングを広く使えます。
リビングシート
リビングシェル専用リビングシートと、フロアマットを併用することでリビングシェル内でもお座敷スタイルを実現!まずリビングシェルをセッティングし、リビングシェル内に専用のリビングシートを設置。その上でフロアマットを敷くことにより、快適なリラックス空間を演出できます。ここでは、リビングシェルをお座敷スタイルで楽しむのに必須なリビングシートとフロアマットを紹介!
グランドシート
グランドシートはリビングシェルのインナールームのサイズに合わせて選びましょう。大切なインナールームを汚れから守るグランドシートを紹介します!
インナーマット
リビングシェル内にインナーマットを使うことで、より快適な空間をつくれます。リビングシェルロングPro.に対応するインナーマットについて紹介!
リビングシェル ロング Pro.用のインナーマット。
グランドシートよりもクッション性があり、地面の凹凸を和らげます。大判なのでリビングシェル ロング Pro.内に敷けば、広々とした寛ぎのスペースに!
【基本情報】
- 使用サイズ:355×215cm
- 収納サイズ:72×13×62(h)cm
- 重さ:3.7kg
シールドルーフ
シールドルーフとは、より高い水準で日射しや降雨から守るシートのことです。ランドロック室内の結露を軽減できたり、温度上昇も軽減できます。
ランドロック専用のシールドルーフ。ランドロックの室内を強い日差しから守ります。本体には75Dポリエステルタフタや遮光ピグメントPUコーティングを施しており、耐水圧3,000mmを実現!強い雨風にも耐えられます。
【基本情報】
- 収納サイズ:23×42cm
- 重さ:1kg
- 耐水圧:3,000mm
お手本にしたいリビングシェル のコーディネート例
空間を広々と使えるシンプルで実用的なコーディネート。中心にテーブルを置きテント側にギアを並べてありますが、高さが統一されているため、まとまって見えます。これだけ広い空間を使ってどのような室内コーディネートをしたら良いのか、動画をお手本にしてみましょう。
スノーピークのリビングシェルでサイトのアレンジを楽しもう!
家族やグループのように、大人数キャンプはとにかく楽しいものです。そんなキャンプでみんながリラックスできる広くて快適な空間があればさらにテンションがあがります!スノーピークのリビングシェルは、開放的な空間もゆっくりくつろげる空間も自分流に演出できるシェルです。ぜひそれぞれのキャンプスタイルに合わせて、リビングシェルをカスタマイズしてみてください。
スノーピークのキャンプフィールド全9施設を紹介!北海道から九州まで多様なスタイルに対応
スノーピーク発祥の地、新潟県三条市に所在するヘッドクォーターズをはじめとする、スノーピーク直営のキャンプ場。ロケーションの良さに定評があり、併設ストアでの買い物やレンタルサービスも充実。キャンプはもちろん、バス・トイレ付きのモバイルハウスやキャビン、愛犬と過ごせるドッグラン付きの施設など、多様な宿泊スタイルに対応しています。今回は、北海道から九州まで全国9カ所に点在するフィールドを紹介!