【2024年】燻製器おすすめ28選!野外料理研究家のイチ押しと簡単な自作方法も
キャンプで燻製を成功させるためには、燻製器選びと燻製のコツを押さえましょう。今回は、野外料理研究家のベアーズ島田キャンプさん監修のもと、プロ目線での失敗しない燻製器の選び方を徹底解説します。気になるアイテムやおすすめの食材もピックアップ!
燻製器って一体どんな調理器具?
燻製料理に欠かせない燻製器(スモーカー)。下部に木材などを細かく砕いたチップをセットし、上部で食材を燻す仕組みが基本です。形状や素材もさまざまで、用途や環境に合わせたモデルを選ぶことがポイント。
燻製の種類「熱燻」「温燻」「冷燻」とは?
80〜120℃の高温で10〜60分ほど燻す方法。比較的短時間で完成し、手間も少ないので初心者にもおすすめ。魚介や肉などの加熱調理も可能で、水分が適度に残る分保存性は低いですが、ジューシーな味わいが楽しめます。
熱燻よりも低い30〜80℃の温度で、数時間〜1日ほど燻す方法。燻製といえば温燻というほどメジャーです。時間は掛かりますがその間はほったらかしでOKなので、違う作業に取り掛かりつつ完成を待ちましょう。ベーコンや、チキン、タコなどの食材がおすすめ。
温燻よりもさらに低い15〜30℃の低温で長時間燻す方法。低温を保ちやすい秋から冬に適しています。食材の下準備や温度管理が難しいため、やや上級者向け。時間と手間が掛かる分、保存性が高く本格的な味わいが魅力です。スモークサーモンや生ハムなどがつくられる手法でもあります。
失敗しない!燻製器の選び方
燻製をするには機械選びも重要。使うシーンや燻製の手法によって最適な商品はさまざまです。ここでは「キャンプ」と「自宅」、それぞれのシーンにマッチする燻製器を解説します。また、専用の機械を買うほどかな…?と悩んでいる人への裏技も伝授!
キャンプか自宅か、使用シーンで選ぼう
アウトドアでは、軽くて持ち運びやすいステンレス製がおすすめ。丈夫でさびにくいのでお手入れも簡単。初心者にも扱いやすいです。選ぶときは手持ちのコンロにのせられるサイズなのかもしっかりチェックしましょう。収納しやすい折りたたみ式や、グッと手軽なダンボール製も便利です。
自宅などで使う場合は、陶器製がおすすめ。重く割れやすいので、アウトドアより室内での利用が安心です。保温性が高く遠赤外線効果で食材のおいしさを引き出してくれます。ただし、自宅のコンロやIHクッキングヒーターに対応しているかも忘れずに確認しましょう。
鍋型は煙が出にくいため自宅のキッチンでも使いやすく、短時間で燻すことができるタイプが多いです。燻製料理だけでなく、そのまま煮込み料理や蒸し料理に使えるモデルもあります。
ダンボール製の燻製器も意外とアリ!?
とりあえず燻製をしてみたい!そんな人におすすめなのがダンボール製。本格的な燻製器には機能性も風味も敵いませんが、手軽に燻製が楽しめるという点ではとても魅力的なアイテムです。主に「ダンボールキット」という名称で販売されており、価格は1,000円前後。組み立ても簡単で、使い終わったあとはそのまま捨てられるので荷物もかさばりません。
燻製したい食材に合わせてタイプを選ぼう
箱型の燻製器は、高さ30~40cmほどの縦型タイプが主流。高さがあるので魚やベーコンなどの長い食材もつるして燻製できるのが魅力です。網を2〜3段に設置できるものを選べば、一度にたくさんの食材を燻製することも可能。ファミリーやグループでのキャンプにも向いています。
液体用のカクテルスモーカーも燻製の楽しみが広がるおもしろいアイテム。いつもとは一味違う燻製料理に挑戦したい人におすすめです。
ベアーズ島田キャンプさんも気になる「カクテルスモーカー」とは?
料理だけではなく、ウイスキーなどの液体を燻製することもあるという島田さん。普段は鍋型の燻製器を使用するそうですが、液体専用の燻製器「カクテルスモーカー」も気になっている様子。中でも特に目に留まった商品を教えてもらいました!
【キャンプ向き】ステンレス製の燻製器おすすめ10選
ここまで解説してきた通り、キャンプに最適な燻製器の一つに丈夫なステンレス製があります。ここでおすすめの10アイテムを一挙にご紹介!
商品 | 商品リンク | サイズ | 重さ | 素材 |
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| | 25×26.5×40cm | 2.1kg | ステンレス |
| | 直径23.5×20cm | 835g | ステンレス |
| | 22.2×19.4×41.5cm | 2kg | 鉄・天然木 |
| | 26×25×60cm | 8.5kg | ステンレス鋼 |
| | 26×25×42cm | 3.1kg | ステンレス、スチール |
| | 31.5×22×16.5cm | 1.54kg | ステンレス鋼 |
| | 直径22×47cm | 5kg | ステンレス、スチールメッキ |
| | 17.5×42.5×7cm | 1.265kg | ステンレス |
| | 23×18×22cm | 830g | ステンレス鋼 |
| | 24.8×20.7cm | 835g | ステンレス |
【キャンプ向き】ダンボール製の燻製器おすすめ4選
ベアーズ島田キャンプさんも使用経験があるというダンボール製の燻製器。比較的安価で簡単に組み立てられ、何より軽量!使い捨てられるのが魅力の一つでもありますが、意外にも2〜3回繰り返して使う人も多いようで、コスパは十分。おすすめの4アイテムを紹介します!
商品 | 商品リンク | サイズ | 重さ | 素材 |
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| | 23×23×52cm | - | ダンボール |
| | 23.5×24×55cm | 330g | 紙・スチール |
| | 25×21×52.5cm | 100g(1ブロック) | [スモーカー]ダンボール紙、[網]鉄(亜鉛メッキ)、[ブロック容器]亜鉛メッキ鋼板、フック:ステンレス鋼、[竹棒]天然竹、[スモーキングブロック]天然木(サクラの木) |
| | 45.5×23×45cm | 470g | [スモーカー本体]ダンボール、[金網]鉄(メッキ) |
【自宅向き】IH対応や電動モデルの燻製器おすすめ13選
ここでは自宅でも使える煙の出にくい燻製器をご紹介!IH対応、陶器製、電動製を中心にピックアップしたので、ぜひ自分にぴったりのアイテムを見つけてみてください。
商品 | 商品リンク | サイズ | 重さ | 素材 |
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| | 23×14.5cm | 1.58kg | [鍋本体]耐熱陶器、[フタ]磁器、[金網]クロームメッキ |
| | 23×19×14.2cm | 1.4kg | [本体]耐熱陶器、[フタ]磁器、[金網]鉄(亜鉛メッキ) |
| | 28.5×22.5×14cm | 2kg | セラミック |
| | 15×15×15cm | 850g | ガラス、陶器 |
ツヴィリングJ.A.ヘンケルス(Zwilling J.A. Henckels) | | 28×8.5cm | 2.74kg | ステンレス |
| | 6.8×16.6cm | 0.3kg | - |
| | 6.8×16.6cm | 304g | 合金 |
| | 12.6×8.8×5.6cm | 220g | - |
| | 9×9×5cm | 323g | - |
| | 45.0×35.5×18.5cm | 5.7kg | - |
| | 41.6×40.5×28cm | 8.6kg | - |
燻製に関するQ&A
燻製をする上で浮かんでくる素朴な疑問を、ベアーズ島田キャンプさんに答えてもらいました!キャンプのプロ、そして野外料理のプロだからこその“こなれた”視点をぜひ参考にしてください。
キャンプで燻製をするときのコツは?
燻製するのにおすすめの食材は?
燻製おすすめ食材18選!下ごしらえなしの具材や変わり種も紹介!
「燻製って簡単みたいだけどどうやるの?」「実際にどんな食材を使えば良いの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?本記事では初心者でも簡単にできる燻製方法やおすすめの燻製食材、変わり種の具材、hinata編集部で実際に試した燻製食材を紹介します!ぜひ本記事を参考に燻製食材をそろえてみてください!
燻製器は自作できるってホント?
燻製器の自作方法5選!100均・ホームセンターの材料で手軽に作ろう
グルメ派がキャンプ場でも実践することが多い「燻製」。憧れるけど専用器具をそろえるのはハードルを高く感じる人も多いはず。そこで今回は、手軽に安く作れる燻製器の自作テクニック5種類を紹介します。段ボールや鍋など、身の回りにあるものでOK。ぜひチャレンジして極上のスモーク料理を味わってみてください!
自分に合った燻製器で素敵な燻製ライフを!
一見ハードルが高そうな燻製料理ですが、基本の知識と自分のスタイルに合う燻製器があれば大丈夫。どんなシーンで燻製をしたいかイメージして、自分のスタイルに合う燻製器を見つけてみてください。きっとあれもこれもいろんな食材を燻製したくなるはず!
この機会にぜひ取り入れて、キャンプや自宅での料理をグレードアップさせましょう!
初心者必見!燻製に必須のスモークチップをわかりやすく解説
スモークチップは木を細かく砕きチップ状にした燻煙材のことです。食材に香りをつけるため、燻製には欠かせません。サクラやリンゴなどいくつか種類があるので、違いがわからないなんてことも。今回は、燻製の基本知識とスモークチップの種類、おすすめの食材を紹介します!スモークチップの違いを理解して、さまざまな風味の燻製料理を楽しみましょう。