燻製器の使い方とおすすめ燻製器12選を紹介!香りを楽しもう
おつまみやおかずとして人気の高い燻製ですが、自分で作ったことがない方は多いでしょう。今回は燻製をしたことがない方におすすめの燻製器や燻製器の使い方を解説しました。燻製はアウトドアの時はもちろん、しっかりと準備をすればお家でも楽しめるため、この記事を参考においしい燻製を作ってみてください。
燻製の魅力とは
燻製は魚やお肉、卵などの食材に木材の煙を染み込ませる調理法で独特の香りと味になります。特に長く燻すと味や香りが濃くなるため、お酒のおつまみやご飯のおかずに合う味になります。くわえて、燻製は木材の殺菌成分や燻製中に脱水をするため、食材が長持ちするようになります。
そのうえ、燻製には冷燻法や温燻法、熱燻法などの種類で食材への味や香りの染み込み方が変わるため、自分の好きな製法やスモークウッドを使うことにより、新しい味を作れます。自分で新しい味を探求するのはもちろん、家族でも楽しめる調理テクニックになります。
燻製器のタイプ
レギュラータイプ
レギュラータイプの燻製器は一番人気が高いタイプで、屋外で燻製を作る際に活躍します。燻製器が大きめで食材を吊り下げたり、中に網をセットすることで一度にたくさんの食材を燻製にできます。他にも、本体素材にステンレスを採用しているものが多いため、サビに強く燻製を作った後に軽く手入れをすることで長持ちします。アウトドアの時に燻製を作りたいと思う方におすすめのタイプです。
鍋タイプ
鍋タイプの多くはコンロなどで下から加熱するため、お家で燻製を作りたい方におすすめのタイプです。燻製は作る時に多くの煙を出すので、お家で作るのを嫌がる方が多いです。しかし、このタイプは煙を鍋の中に閉じ込めて煙の量を減らしたり、換気扇から排出しやすいように煙を出す場所を限っている物もあります。そのため、お家でおいしい燻製を作って食べたいと思う方は、鍋タイプがぴったりです。
段ボールタイプ
段ボールタイプはレギュラータイプに似ていますが、本体の材質が段ボールでできているため使った後にその場で捨てられます。燻製を楽しみたいが帰りの荷物をできるだけ減らしたい方、一度燻製をしてみたい方におすすめのタイプです。段ボールタイプは燻製を作るのに必要な物がセットになっていることが多いため、初めての方にも安心のタイプです。
燻製器の使い方をタイプごとに解説
レギュラータイプ燻製器の使い方
1、屋外で燻製を作る場合には、平らな場所を探してそこに燻製器をセットする。
2、レギュラータイプは本体下部にスモークウッドやスモークチップを入れて火をつけます。
3、燻製にする食材をセットする(大きめの食材は本体に吊り下げる・小さめの食材は付属の網の上に置く)
※おすすめテクニックとして網を使う場合は、事前に油を塗っておくことで食材が網にくっついてしまうのを防ぎます。
4、火をつける(大きめの食材であれば温燻法で30~80℃、2~5時間程度・熱燻法で90~140℃、10~30分が目安。小さめなら味や香りが染み込みやすいため、半分程度の時間を目安にお好みの時間燻ます)
5、燻製が終わったら食材を取り出します。
鍋タイプ燻製器の使い方
1、コンロの上に燻製器を置いてください(屋外の場合はコンロを安定した場所の上に置いてください)
2、お好みのスモークウッドやスモークチップを底板、もしくはアルミホイルの上に乗せて燻製器のそこにセットします。
3、網をセットしてその上に燻製にしたい食材をセットしてください。
※おすすめテクニックとして網を使う場合は、事前に油を塗っておくことで食材が網にくっついてしまうのを防ぎます。
4、コンロを着火して鍋から燻煙が出るまで燃焼させてください。
5、燻煙が出たら蓋をして出来上がりを待ちます。(大きめの食材であれば温燻法で30~80℃、2~5時間程度・熱燻法で90~140℃、10~30分が目安。小さめなら味や香りが染み込みやすいため、半分程度の時間を目安にお好みの時間燻ます)
6、燻製が終わったら食材を取り出します。
段ボールタイプ燻製器の使い方
1、段ボールタイプの初期状態は折りたたんであるため、まず本体を組み立てます。
2、倒れると本体に引火する恐れがあるため、平らで風が当たりづらい場所にセットします。
3、本体下部にスモークウッドやスモークチップを入れて火をつけます。(温燻法で30~80℃、3~6時間程度・熱燻法で90~140℃、20~40分が目安。段ボールの隙間などから煙が逃げやすいため、他の燻製器よりも少し長めに燻すのがおすすめです。)
4、燻製にする食材をセットする(大きめの食材は本体に吊り下げる・小さめの食材は付属の網の上に置く)
※おすすめテクニックとして網を使う場合は、事前に油を塗っておくことで食材が網にくっついてしまうのを防ぎます。
6、燻製が終わったら食材を取り出します。
レギュラータイプ燻製器おすすめアイテム6選
屋外で燻製を楽しめるいぶし処 お手軽香房 。大きめのサイズで、魚や鶏肉をそのまま吊るして燻製にできます。さらに、付属品に網が付いているため、小さい食材も燻製可能。持ち運びの際にはコンパクトに折りたためて、専用の収納バッグに入れておけます。アウトドアの際に燻製をするならおすすめのアイテムです。
【基本情報】
- セット内容:本体、フタ、燻煙網(2枚)、チップ皿(1枚)、吊り下げフック(3本)、木製つまみ(2個)
- 使用時サイズ:幅222×奥行194×高さ415m/m
- 収納時サイズ:幅230×奥行40×高さ440m/m
- 重量:2.0k
レギュラータイプとしては珍しい横長の燻製器です。作れる量が多いため、大人数でアウトドアをするときに燻製をみんなで楽しめるようになっています。持ち運びの際には、中の空いたスペースに調理器具など収容可能。素材はステンレスで強度と耐久力があるため、燻製を頻繁にする方におすすめです。
【基本情報】
- 材質:本体/ステンレス0.5mm厚、ネット・汁受け皿/ステンレス、ツマミ/天然木
- サイズ:315×220×165mm
この燻製器の特徴は折りたたんで持ち運びができるため、荷物を少なくしたい時に活躍します。使用時には中に網を3段にして燻製が可能。さらに、大きめの食材を燻製にしたい時には上から吊り下げることで燻製にできます。
【基本情報】
- 本体素材:18CRステンレス
- 使用時サイズ :使用時:26×25×60cm
- 収納時サイズ:27×60×8cm
- 重量:8.5kg
温度計を本体に装備しているため、微妙な温度変化を付けながらおいしい燻製が作れる燻製器です。本体はステンレスを素材にしているため、耐久力があり長持ちします。さらに、スモークケースは引き出し式になっていて、スモークウッドやスモークチップの継ぎ足しが簡単にできます。
【基本情報】
- 総重量:3.1kg
- サイズ:26×25×42cm
- 主素材:ステンレス、スチール
温燻と熱燻ができるコールマンの燻製器ステンレススモーカー2。大きい食材を吊り下げて燻製にすることはもちろん、小さい食材を網の上に置いて燻製にできます。さらに、温度調整ができるように、本体に温度計を装備。おいしい燻製を作るならぴったりのアイテムです。
【基本情報】
- サイズ:25×26.5×高さ40cm
- 重量:約2.1kg
- 材質:ステンレス、他
- 仕様:ランタン型の空気口、温度計
初めて燻製をする方でも安心の燻製ビギナーセット。スモークウッドから手袋、チャッカマンも付属しているため、このセットを購入するだけで燻製が楽しめます。燻製器自体はシンプルですが、食材に燻煙の香りや味がしっかりと染み込むように密閉性を高めています。燻製にチャレンジしたい方におすすめのセットです。
【基本情報】
- サイズ:幅270×奥行270×高さ320mm
- 製品重量:スモーカー/1200g
- セット内容:スモーカー、スモーキングブロック(サクラ)、レシピ本、温度計、軍手、CRクイックチャッカー
鍋タイプ燻製器のおすすめ燻製器3選
シンプルな鍋タイプのコンパクトスモーカー。特徴はお家でも燻製が楽しめるように燻煙が外に漏れづらくなっているため、お部屋に燻製の匂いが付きづらくなりました。さらに、コンロの火力を調整することで短時間で燻製が作れます。お家で燻製を作ってみたいと思ったらぜひ使ってみてください。
【基本情報】
- サイズ:ø23.5×20(h)cm
- 重量:835g
- 材質:ステンレス、他
- 付属品:網×2枚、収納ケース
黒を基調にしているため高級感がある燻製器です。サイズはお家のコンロにぴったりと収まるようになっています。さらに、鉄を本体素材にに採用しているため、熱の通りが早く手軽に燻製を作れます。お家に1つ置いておけば、燻製が食べたい時にすぐ作れるアイテムです。
【基本情報】
- 本体材質:鉄1.2mm(シリコン樹脂加工)
- 網材質:鉄
- 皿材質:アルスター
- サイズ:直径27cm
お家や屋外で燻製が作れる燻製鍋です。大きい食材から、小さい食材をたくさん燻製にできるサイズとなっているため、大人数の時にも活躍します。くわえて、スモークチップを継ぎ足す時には蓋をつけたまま持ち上げることで網も一緒に持ち上がり、継ぎ足しが簡単にできます。
【基本情報】
- 製品サイズ:幅390×奥行310×高さ195mm
- 重量:1.6kg
- 材質:本体・ふた:鉄、網・ハンドル:鉄、つまみ:天然木
段ボールタイプ燻製器のおすすめアイテム3選
燻製初心者におすすめのお手軽段ボール燻製器。段ボールタイプの燻製器の中では比較的大きめになっているため、大きめの食材を燻製にするときや大人数で燻製を楽しみたい時に活躍します。素材は段ボールで作られていて、アウトドア先で捨てられます。荷物をできるだけ少なくしたい方や一度だけ燻製をしてみたい方におすすめのアイテムです。
【基本情報】
- サイズ:幅230×奥行230×高さ520mm
- セット内容:スモーカー本体、ミニスモークウッド{さくら 1本}、アルミ皿、金棒{2本}、金網{1枚}、フック{4本}
おつまみ工房はSOTOのスモークハウスより、ひとまわり小さいサイズの段ボール燻製器です。そのため、少人数でのアウトドアの際や、少しだけ燻製をつまみたいと思った時に活躍します。さらに、スモークウッドも付属しているため、初めて燻製をする方は火元と食材のみ用意すれば燻製ができます。燻製をしてみたいと思った方にこのアイテムはおすすめです。
【基本情報】
- 使用時サイズ:幅230×奥行230×高さ350mm
- セット内容:スモーカー本体、スモークウッドミニ{さくら1個}、 燻煙網{2枚}、金棒{2本}、アルミ皿{1枚}
燻製初心者におすすめできる段ボールタイプのかんたんスモーク工房燻製作りセット。燻製をしたい時に組み立てるだけで、簡単に燻製器が出来上がります。そのうえ、燻製に必要な道具は全て入っているため、この商品だけで燻製が作れます。燻製にチャレンジしてみたいと思ったらぜひこのアイテムで燻製の楽しさを味わってみてください。
【基本情報】
- サイズ:W23.5×D24×H55cm
- 材質:紙・スチール(亜鉛メッキ)・皿/アルミニウム箔・スモークウッド/天然木(サクラ)
- セット内容:スモーカーx1・アルミ皿x1・スモークウッドx1・吊り下げフックx4・針金金具x2
燻製器をマスターしておいしい燻製を楽しもう
燻製はおいしくて好きな方は多いと思います。しかし、燻製器のタイプや使い方などが分からずに自分で作ろうと思った方は少ないと思います。そのため、この記事を参考にアウトドアの時やお家でおいしい燻製を作ってみて食べてみてください!
▼燻製器について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
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スモークチップは木を細かく砕きチップ状にした燻煙材のことです。食材に香りをつけるため、燻製には欠かせません。サクラやリンゴなどいくつか種類があるので、違いがわからないなんてことも。今回は、燻製の基本知識とスモークチップの種類、おすすめの食材を紹介します!スモークチップの違いを理解して、さまざまな風味の燻製料理を楽しみましょう。
燻製マニュアル!初心者でも簡単に作れるレシピやおすすめアイテムを徹底解説!
お酒のおつまみとして、よく食べられる「燻製料理」。キャンプのようなアウトドアの環境で、自宅で、燻製料理をしてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。燻製に対して「難しい」とイメージを持っている方もいるかと思いますが、意外に簡単。今回は、初心者でも楽しめる燻製レシピやおすすめアイテムを紹介します♪