キャンプ初心者必見!タープテント&ワンタッチタープおすすめ24選!
日差しや雨を遮ってくれるタープは張るのが難しそうなイメージもありますが、簡単な手順で設営・撤収ができる「タープテント」や「ワンタッチタープ」も人気があります。今回は、おすすめタープテント・ワンタッチタープを紹介!熱中症や虫除け対策に有効なものや、近くで焚き火ができる難燃性のものなど、特徴を購入する前にチェックしましょう。通常のタープとの違いや初心者向きの理由、選び方、コンクリートでの張り方についても解説します。
タープテントとは?
タープテントとは、4本脚で自立するタープのこと。簡易テントや、特に設置が簡単なものはワンタッチタープとも呼ばれています。運動会の本部やイベント会場の受付などで使用している大型のものもタープテントの一種です。
タープとの違いは?
一般的にタープは、写真のように布地をポールで支えたりロープで引っ張ったりして屋根としたもの。一方、タープテントは4本の柱で屋根となる布地を支える構造です。ロープを張ってペグダウンしなくても自立するので、コンクリートやアスファルトといった固い地面でも使用できます。
タープテントは設営&撤収が簡単!
タープテントの一番の特徴は、なんと言っても設営&撤収が簡単なことです。支柱と屋根を支える骨組みが一体化していて、傘のように支柱を広げて屋根をかければ完成する構造のものがほとんど!撤収も屋根部分をはずして支柱を縮めるだけで済みます。
コンクリートでのタープテントの張り方
4本の柱で自立するタープテントは一見すると、風がなければ問題なさそうに見えます。しかし、突然風が強くなることもあるので、事故防止のためペグダウンするなどして必ず固定するようにしましょう。自立するということで、コンクリートやアスファルトといった固い地面の上で使用することもあるかもしれませんが、やはり固定することが大切。ペグが使用できない場所では必ずタープテント用の重りを用意しましょう。
タープテントの選び方
タープテントを選ぶ際のポイントを紹介します!自分が使うシーンにあったサイズや機能を持つアイテムを選びましょう。
使用人数
タープテントにはいくつかさまざまなサイズがありますが、2m四方から3m四方のものが中心です。選ぶ際は、2m四方で3〜4人用、2.5m四方で4〜5人用、3m四方で5〜6人用を目安にしましょう。なかにはタープ同士を連結できるモデルもあります。
設営方法
タープテントには、フレームが組み立て済みで、簡単な操作で立ち上がるワンタッチ式(ワンタッチタープ)と、自分でポールなどのパーツを組み上げるタイプのものがあります。近年人気なのは、手軽に使えるワンタッチ式。比較的重量があり、分解できないので収納時にかさばるというデメリットはありますが、タープテントを買うなら設営が簡単なワンタッチ式のものがおすすめです!
耐水性・遮光性・対UV性
タープテントも屋根は布地なので、耐水性が低いものは雨が強いと水が染み込んできて雨漏れのような状態に。目安として耐水圧が1,000mm以上あると安心です。暑さが苦手な人は遮光性に注目。遮光性が高いほど太陽の日差しを遮ってくれるので涼しく過ごせます。紫外線(UV)を透過しにくいテントもあるので、日焼けを気にする場合は対UV性能もチェックしましょう。虫が苦手な人は蚊帳付きのものがおすすめ!
【〜4人以下用】コンパクトなタープテント&ワンタッチタープおすすめ13選
ここでは手軽で使い勝手の良いコンパクトサイズのタープテント&ワンタッチタープを紹介します。4人程度までのグループやファミリーで使用するのに向いている大きさです。女性でも片手で持ち運べる軽量のアイテムも!
対UV性能に優れたタープテント!
難燃性で焚き火ができるタープテント
蚊帳付きで虫が入りにくいタープテント
持ち運びが楽な軽量タープテント
【5人以上対応】ファミリー・グループ向けの大型タープテント&ワンタッチタープおすすめ11選
ここではファミリーやグループでキャンプやバーベキューをするときにおすすめの大型タープテント&ワンタッチタープを紹介します。防水性と耐久性を兼ね備えながら、大人数にも対応する広さがあるため大人気!それぞれの魅力ポイントを紹介していますので、自分のキャンプサイトにあったものを見つけてくださいね。
対UV性能に優れたタープテント!
ひさしの機能を持つウイング付きのワンタッチタープ。二重のPUコーティングでUVカット率99%以上!ウイングとタープの高さはそれぞれ3段階の調節が可能です。
【基本情報】
- 使用サイズ:300×300×250cm(軒下154/164/174cmの高さ3段階)
- 収納サイズ:20×22×120cm
- 重量:17kg
- 耐水圧:800mm
- 使用人数:5〜6人
雨水を左右に流し、前後方向への雨だれを軽減することで出入りしやすくする「切妻屋根」構造が特徴的なタープテントです。タープの記事にソーラーブロック加工を施し、遮光率100%、UVカット率99.99%。日なたとの温度差マイナス15℃を実現しています。わずか3分ほどで設営できる簡単さも魅力!
【基本情報】
- 使用サイズ:270×270×241/206cm(高さ2段階)
- 収納サイズ:20×18.5×159cm
- 重量:13.4kg
- 耐水圧:1,000mm
天幕がフレーム取り付け済みのワンタッチタープ。タープの生地は防水性・防炎性に優れた厚手のもので耐久性があり、UVカット加工で紫外線を99%カットします。フレームは軽量で強度のあるアルミ素材を採用。
- 【基本情報】
- 使用サイズ:300×300×346/338/330/322/314cm(高さ5段階)
- 収納サイズ:29×29×159cm
- 重量:23kg
蚊帳付きで虫が入りにくいタープテント
UVカットや防水性能など高機能を持ちつつ、エレガントなデザインで見た目も美しいタープテント。
メッシュスクリーン搭載で虫の侵入もおさえられます。天井部分にもメッシュ素材を採用し、日光を遮りつつも通気性は良好。防水生地を使用しているためプールサイドや海辺で使いやすいのも特徴です。
【基本情報】
- 使用サイズ:396×396×252/242/232cm(高さ3段階)
- 収納サイズ:20×21.5×123cm
- 重量:24kg
イベントや大人数に最適な大型タープテント
同じコールマンのパーティーシェードライト/360+と同型で、こちらはダークルームテクノロジーを採用していないぶんお手頃価格です。1人でも設営しやすい自立式フレームを採用。アーチフレーム構造で天井が高く、開放感のある広々とした空間を確保することができます。ベンチレーションを搭載し、急な風もうまく逃してくれるので安心。
【基本情報】
- 使用サイズ:360×360×265cm
- 収納サイズ:23×23×88cm
- 重量:13kg
- 耐水圧:1,000mm
- 使用人数:5〜6人
イベントやレジャーで大活躍なワンタッチタープテント。広げると幅6m、奥行き3mのBIGサイズ!フレームはコンパクトに折りたためるので持ち運びもしやすく、大人が2人いれば簡単に設営できます。
【基本情報】
- 使用サイズ:600×300×308cm
- 収納サイズ:25×44×155cm
- 重量:38kg
- 耐水圧:1,500mm
- 使用人数:10〜12人
そのほかのおすすめ大型タープテント
六角形のヘキサゴンフレームで強度や安定性が抜群!約5.5畳分の広さとベンチレーションなどの機能も充実していて、快適な空間をつくることができます。フライシートのコーナーには、ガイロープ用のDリングを装備。しっかりと固定でるので安心です。
【基本情報】
- 使用サイズ:380×320×280/270/260cm(高さ3段階)
- 収納サイズ:26×26×125cm
- 重量:17.5kg
- 耐水圧:1,000mm
- 使用人数:5〜6人
ワンタッチで設営可能なタープテント。設営時に固定、伸縮させる部分がプッシュボタン式なので簡単かつ安全です。屋根部分になるフライシートは紫外線を90%以上カットしてくれます。
【基本情報】
- 使用サイズ:300×300×257/248/239cm
- 収納サイズ:21×21×124cm
- 重量:15kg
- 耐水圧:1,000mm
- 使用人数:5〜6人
フレーム一体型、開くだけで簡単に設営できるのが魅力。従来品よりもフレームの脚の節を増やすことで収納サイズが約20cmコンパクトに。特徴的なひさし型は雨や日差しが入り込みにくく、大人数でもゆったりと過ごせます。
【基本情報】
- 使用サイズ:300×300×265cm(高さ3段階)
- 収納サイズ:19×19×99cm
- 重量:13.5kg
- 耐水圧:800mm
コンクリートの地面にテントを張るのに必須!おすすめの重り3選
コンクリートの地面にタープテントを設置する際は、風の影響で移動しないように重りが欠かせません!ここでは、人気の重りを紹介します。
水や砂の充填が不要で、すぐに使える重量固定タイプ。積み重ねて使えるので、重さ調節が簡単にできます。持ち運びに便利なグリップが付きで、ロープに固定しやすい溝も備えています。
水を入れて使うウェイト用バッグ。水を入れれば8kgと重くなりますが、
本体は760gと軽いため携行性は抜群です。使用時はタープの脚を挟み、ネジで固定するだけの簡単設計。携行性重視の方におすすめです。
【基本情報】
- サイズ:約23.5×23.5×25cm
- 重さ:760g(容量約8L)
グリーンの配色が目を引く鉄製の重り。10kgあり、タープやテントをしっかりと固定してくれます。ロープやワイヤーをくくりつける穴もあり、さまざまな用途で利用が可能。
100均でも見つかる!タープテントの重りになるもの
タープテントは日差しを防いだり、急な雨をしのいだりと、アウトドアではあると助かるキャンプギア。シンプルな作りで設営も簡単ですが、しっかり固定しておかないと風で飛ばされたりしてしまうこともあります。事故が起こらないためにも重りで固定が必要!重りはホームセンターやアウトドアショップにもありますが、身近な100均でもしっかりしたものが手に入るのです。どんな重りがどれくらい必要なのか、そして100均でそろうタープテントの重りや代用品を紹介していきます。
タープテント購入・使用の注意点
ここではタープテントを購入・使用するときの注意点を紹介します。
ワンタッチタープは安さを重視すると壊れやすい?
機構が複雑なワンタッチ式のタープテントは、価格を重視し安価なものを購入すると耐久性が劣る場合もあります。価格に比例して、素材や仕上げなど質がよくなるため、価格を重視した結果、数回使用しただけで壊れてしまうことになりかねません。タープの大きさにもよりますが、最低でも、価格帯が1万円台のものを検討するようにしましょう。
風で飛ばされないよう天幕も固定すると安心!
タープテントは簡単に自立してくれるため、ペグダウンやガイロープなどで固定をすることをおろそかにしがち。しかし、突然、強風に見舞われることもあるので、転倒防止のために固定は必須です。フレームはもちろん、天幕の固定が推奨されているものは、忘れずにロープを張りましょう。
風があるときはコンクリート上での設営は避ける
コンクリート上などペグダウンできない場所で、重りを使ってタープテントを設置する場合、少しでも風があるときは、ペグダウンできる場所に設営できないか検討しましょう。重りで風対策をしても、突然強い風が吹けば飛ばされてしまうリスクがあります。
強風時の設営はもってのほか。強い風が吹き出したら、無理せず早めにタープテントを片付ける決断をしましょう。
タープテントの張り方を確認
タープテントの張り方は、ものによって多少異なる部分があるものの、基本的に共通しています。手順は下記の通り!
【張り方の手順】
- たたまれているフレームを「カチッ」と固定されるまで広げる
- 背の低い状態で天幕を被せ、フックやテープで固定し屋根をつくる
- 脚の長さを必要な高さまで伸ばして調節する
- ペグなどで地面に固定する
タープテントでアウトドアを快適に!
設営が簡単で開放感のあるタープテントは、デイキャンプや日帰りバーベキュー、ピクニックなどで使うにはぴったりのアイテム。各ブランドからいろいろと特長のあるモデルがリリースされているので、今回紹介した商品から、お気に入りのタープテントを見つけてください!