肉を制するものはバーベキューを制す!必要な量やおすすめの種類は?
バーベキューの食材で、外せないのが肉です!今回は、バーベキューを120%楽しめるようなお肉の種類や部位、量の目安、下ごしらえ、調理法を紹介します。おすすめの食べ方や塊肉レシピも紹介しているので、肉好きの方は必見です!買い出しはバーベキューの前日が理想的!気になるお肉の種類や部位があれば、ネットで事前に購入してバーベキューに備えましょう!
バーベキューに必要な肉の量は?
バーベキューをするとき、お肉がどれくらい必要になるのか悩みます。目安は、男性は1人300g、女性や子どもは1人200gほどなので、参加するメンバーによって調整しましょう。たくさん食べられるメンバーが多いい場合、お肉を多めにし、女性や年配の人が多い場合は、野菜を追加するのもおすすめです。
バーベキューにおすすめの牛肉
焼肉の定番はやっぱり「牛肉」!スーパーでは、何種類か組み合わされた焼肉セットがよく売られています。今回、バーベキューにおすすめしたい牛肉の部位を紹介。どの部位がどんな料理に合うのか、チェックしてみましょう!
カルビ
カルビは薄く切ってあることが多いので
焼くのに時間がかかりませんが、脂身が多いので炭火だと焦げやすいです。こまめに肉の焼き加減をチェックしながら焼きましょう。
【おすすめ料理】
サーロイン
バーベキューらしく、豪快に厚切りステーキを楽しむならこれ!価格がおさえてある外国産のサーロインで問題ありません。下ごしらえ次第でさらにおいしくなります!下準備は、両面を包丁の背で軽くたたいてから塩コショウをすり込むだけでOK。
脂身と赤身の境目に包丁で何カ所か切れ目を入れておくと、焼いた時に反ってしまうことが少なくなります。
焼き上がりは肉汁がに逃げないように、2〜3分経ってから切り分けましょう!!
【おすすめ料理】
肩ロース
肩ロースは、スーパーで手に入りやすい肉の部位です。
比較的柔らかい肉質なので、バーベキューにぴったり!塩・コショウをまぶして焼いたり、市販のタレをつけるだけでおいしく食べられます。さまざまな料理に活用できるので、キャンプ飯に挑戦したい方にはおすすめの部位です!
【おすすめ料理】
バーベキューにおすすめの豚肉
牛肉よりも値段も抑えつつ、バーベキューをしたい方必見!バーベキューにおすすめの豚肉を紹介します。豚肉は、下準備次第で美味しく変身するためおすすめ!豚肉は生焼けだとお腹を壊しやすいため、焼く際は中までしっかり火を通しましょう!
バラ肉
バラ肉(スペアリブ)は初心者にちょっと難易度が高めの部位ですが、
スペアリブ用に切ってあるお肉であれば扱いやすいです。スペアリブのつくり方は意外に簡単。バラ肉は一晩置くと味がしっかり染み込むので、時間がある方はやってみましょう!味付けに粒入りマスタードを添えて食べるとおいしさもUP!
【おすすめ料理】
ロース
ボリュームもあり、さっぱりとした食べ応え。下準備で筋切りをして、焼いたときにお肉が丸まってしまうのを防ぎましょう。塩・コショウのほか、タレに漬け込んで食べるのもピッタリです。
【おすすめ料理】
豚トロ
豚の首まわりの部位で、霜降りになっています。
脂身が多いながらもしっかりとした食感。味つけは塩・コショウがおすすめですが、レモン汁と塩でさっぱりと食べるのもおいしいです。
【おすすめ料理】
バーベキューにおすすめの鶏肉
バーベキューにおすすめの鶏肉を紹介します。鶏肉は牛肉よりも値段はリーズナブルで、どこのスーパーでも手に入りやすいです。くせのない味で多くの人に人気があります。鶏肉の部位によってさまざまな味わいを楽しめるので、気になる方はチェックしてみましょう。
鶏もも
焼いてもパサつきにくく、食べやすくてジューシーな部位です。塩・コショウをして火をしっかり通しましょう。ブロックの場合は、皮の面からしっかり焼くことがポイント!両面にしっかり火が通れば、チキンステーキの完成です!
【おすすめ料理】
鶏皮
お酒のおつまみにピッタリな鶏皮。事前にフォークで穴をあけてから焼くと、火が通りやすくプリプリな食感を楽しめます!
【おすすめ料理】
バーベキューにおすすめのラム肉
羊のお肉「ラム」は、最近人気の食材です。全体的に脂身が少なく、柔らかいのが特長で、ヘルシーだから女性に人気!ラム独特の匂いが気になる人は、下味をつけておくことをおすすめします。
ロース
骨付きの「ラムチョップ」で知られる部位。骨付きだとバーベキューらしさが出て、盛り上がります!塩こしょうを振ったあとに、ローズマリーやタイムなどのハーブミックスの調味料とオリーブオイルを加えて、しっとりさせておきます。
火を通しすぎると固くなるので、
両面に焦げ目がついたら火から離してアルミホイルで覆い、余熱で火を通しましょう。
【おすすめ料理】
バーベキューだからこそ、豪快に食べたい!塊肉レシピ3選
バーベキューで家族や友人と豪快に食べられる肉料理を紹介します。見た目もインパクトがあるので、盛り上がること間違いなし!
スペアリブ
一見、難しいと思われがちのスペアリブ。
事前にしっかり味付けをしておくこと、焼いている最中はふたをして熱と水分が逃げないように注意することで、簡単に美味しくでき上がります!
【材料】
- スペアリブ(4〜5cm長さのぶつ切り):約1kg
- 塩、粗挽き黒こしょう:各適量
- 薄力粉:適量
- たまねぎ(薄切り):1こ
- オリーブ油:大さじ1
- オレンジの絞り汁:100cc
- レモン果汁:50cc
- バルサミコ酢:50cc
- 砂糖:大さじ1
- はちみつ:大さじ2
- ローズマリー:ひと枝
【作り方】
- スペアリブは2〜3カ所に浅く切り込みを入れ、塩、こしょうをふり、薄力粉をまぶす。
- ダッチオーブンにオリーブ油を熱し、玉ねぎをしんなりするまで炒める。
- 2に1のスペアリブを入れて全体に焼き色をつける。
- 調味料を加えてふたをする。フタと本体の間から湯気が出てきたら弱火にし、30〜40分煮込む。
- はちみつとオレンジの輪切りを加え、ふたをしないで中火で20分位煮る。とろみが出てきたら塩、こしょうで味を調える。
詳しいレシピはこちら:
スペアリブローストビーフ
一度は挑戦したい塊肉を使った料理といえば、ローストビーフですよね!ローストビーフは、ダッチオーブンやフタ付きのバーベキューグリルを使いましょう。
温度と水分が逃げないように加熱すること、火にかけた後はしっかりと粗熱を取る手間を掛けることが成功の秘訣です!
【材料】
- 牛もも肉(かたまり):500g
- 塩、こしょう:各少々
- にんにく(すりおろし):ひとかけ
【作り方】
- 牛肉に塩、こしょうをふり、ニンニクをまぶして手で全体にすり込む。仕上げにオリーブ油を肉全体に薄く塗る。
- 点火し、油をなじませ、牛肉全体をまんべんなく焼く
- ふたをして、好みの焼き加減まで焼く。
- 焼き上がったらすぐにアルミホイルで包み、粗熱が取れるまで30分~1時間そのまま置いておく。
詳しいレシピはこちら:
ローストビーフキャンプでローストビーフに挑戦!ダッチオーブンやフライパンを使用した作り方を紹介!
キャンプで凝った料理を家族や友人に振る舞いたいという方におすすめしたいのが、「ローストビーフ」です。フライパンもいいですが、ダッチオーブンを使えばより味わい深く作れます。今回は、ローストビーフの作り方やお肉の選び方、おすすめのソースなど、キャンプで作るローストビーフの全てを解説!下ごしらえや湯煎の方法を知りたい方は要チェックです。
スタッフドチキン
丸鶏にもち米などを詰めて、焼きあげるスタッフドチキン。
見栄えも良く、盛り上がること間違いなしです!
【材料】
- 若鶏:1kg
- 米:1合
- オニオン:150g
- 魚介のブイヨン:500cc
- ニンニク:2片
- 新じゃが:200g
- ダイストマト:200g
- お好みのシーフード:適量
- 粉チーズ:適量
- 塩、胡椒:適量
- グレービーソース:適量
- オリーブ油:適量
- 鷹の爪:適量
- 白ワイン:適量
【作り方】
- 若鶏の骨をツボ抜きの要領で抜き取る。
- 別でニンニク、鷹の爪の香りをだしオニオン、米を加え炒め白ワインを加え煮詰め、
- ブイヨン、トマト、お好みのシーフードも加え煮込む。
- ②にチーズを加えやや硬めのリゾットに仕上げる。
- ①の若鶏に③を詰め新じゃがと共にダッチオーブンで約30分焼き上げる。
- 仕上げにグレービーソースをかける。
詳しいレシピはこちら:
スタッフ・ド・チキンダッチオーブンでつくりたい!スタッフドチキンの簡単レシピ
ダッチオーブンを購入したらまず挑戦したい料理がチキンの丸焼き。見た目が豪快で食してゴージャスなチキンの丸焼きは、ふたを開けたとたんに仲間から歓声が上がること間違いなしのキャンプでは鉄板のダッチオーブン料理です。誰もが一度はつくってみたいチキンの丸焼きですが、さらにひと手間加えたスタッフドチキンで仲間を驚かせてみませんか。
ちょっとしたひと手間で美味しくなる!仕込みのポイント
すりおろした果物や玉ねぎに肉を漬け込むのは肉を柔らかくする裏技として有名ですが、なるべく手間のかかる事は避けたいものです。ここでは、手間をかけずにその場で肉を柔らかくする物や方法を紹介します。
たたく
厚切り肉は全体を叩いて筋を切るとやわらかくなります。強く叩きすぎると加熱したときにうまみも抜けてしまうので、軽い力で行うのがポイントです。
筋を切る
筋切りとは、肉の繊維や硬い部位に包丁を入れることです。筋の処理をせずに肉を加熱すると、縮んだり反り返ったりしやすくなり、口当たりも悪くなります。厚切りの牛肉、豚肉、鶏のささみやももなどには筋があるため、肉に包丁で切れ込みを入れておきましょう。
パイナップルジュースに漬ける
ジュースだとすりおろす手間がかからず、肉を漬けこめば短時間で柔らかくなります。使用する際は、酵素の力を最大限引き出すために100%果汁のものを使いましょう。そして、漬け込む時間は短めにする事!漬け込み過ぎると肉がバラバラになってしまいます。漬け込む時間は10~15分程度がおすすめです。
ビールやコーラに漬ける
コーラやビールに肉を漬け込むと、炭酸や酵素の力で肉が柔らかくなります。漬け込む時間の目安は、15~30分。ビールには強いアルコールは含まれておらず、焼いている最中にアルコールは飛んでしまうので、子どもも安心して食べられます。焼く際は、肉の表面についたコーラやビールを軽く拭き取ってから焼きましょう。
バーベキューのお肉を大量に安く買える場所
バーベキューのお肉を大量に安く買えるスーパーやショッピングセンターを紹介します。家族や友人分の大量なお肉を準備したい方におすすめです。
コストコ
コストコは大容量商品を販売しているコスパの高い会員制ショッピングセンターです。コストコと言えば、低価格でおいしい肉類の種類が豊富なことが有名で、中でも「塊肉」が断然お得!バーベキューやパーティーでシェアしながら食べるのにおすすめです。
肉のハナマサ
肉のハナマサは「プロの為の店」と銘打つ業務用食品スーパーで、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県でチェーン展開しています。さまざまな食材を業務用の特大サイズで格安に購入できますが、特に精肉コーナーが充実!肉が好きな人にとっては欠かせないお店です。
業務スーパー
業務スーパーでは大量の食品や飲料がリーズナブルな価格で手に入りますが、その中でもおすすめなのがお肉!冷蔵品から冷凍品まで種類が豊富だけでなく、ボリュームもたっぷりでコスパ最強です。人気があるのが、「上州高原どりもも肉 2kg」。この量で1,620円(税込)なので、とてもお得です。
おいしいお肉を準備して、家族や友人とバーベキューを楽しもう!
今回はバーベキューの中で「肉」をテーマにお届けしました!お肉の種類で焼き方が変わったり、少しの下準備で格段と美味しくなるものまでさまざまあります。お肉の量の目安やレシピなど、ぜひ参考にしてみてください!
バーベキューで盛り上がる食材50選!定番から意外な食材まで
バーベキューの食材の準備をしている時ってわくわくします!でも肉や野菜、海鮮だと、何だかワンパターン…?そこで今回は、定番食材をはじめ、「おおっ」とみんなが驚く面白い食材や変わり種食材・デザートまで、バーベキューで取り入れたい食材を紹介!
バーベキューをもっと盛り上げよう!面白い食材でアレンジ!
キャンプといえば、バーベキュー!炭火でジューシーに仕上げたお肉や野菜を、外で美味しく楽しめるのは最高です。今回は、バーベキューをもっと盛り上げたいという方におすすめな食材をご紹介します♪定番の食材に飽きてきたそこのあなた、必見です!