アウトドアタレント「たけだバーベキュー」が教えるBBQで絶品コース料理

バーベキューと言ったら何を思い浮かべますか？日本だと切った野菜やお肉を網で焼く「ヤキニク」を思い浮かべる人が多いことでしょう。もちろんそれもいいですが、たまには腕をふるってコース料理を作ってみるのはどうでしょうか。 バーベキューでコース料理なんて大変そうと思われた方！安心してください。アウトドアタレント「たけだバーベキュー」直伝の簡単で美味しい、それでいておしゃれなコース料理を紹介します！この夏は今までと一味も二味も違ったバーベキューを楽しんでみませんか？

【材料】

• グレープフルーツゼリー2個
• プチトマト6個
• ミントの葉

コース料理、最初の一品は前菜の「グレープフルーツのひんやりゼリー」。 バーベキューの前菜で肝となるのは何と言っても「手軽さ」です。バーベキューをする際、火おこしで時間がかかってどうしても手持ちぶさたになる時間があると思います。そんな時にパパッと作れる前菜があればそんな問題も解消です！ フルコースでの前菜の役割は「食欲を駆り立てること」です。量は少なくても色鮮やかで目でも楽しめる、塩味や酸味が利いた刺激的な食べ物が前菜として選ばれます。そんな役割にグレープフルーツとトマトはぴったり！互いの甘酸っぱさとミントの爽やかな香りで、これからバーベキューを楽しむ準備は万端です。

【材料】

• パプリカ赤、黄
• エリンギ
• アスパラガス
• オクラ
• オリーブオイル(ソース)
• ニンニクチューブ(ソース)
• チューブタイプのアンチョビ(ソース)

前菜の次は「野菜料理」です。簡単にサラダにしてもいいですが、せっかくのバーベキュー。野菜は炭火で焼いちゃいましょう。はじめに準備した炭もそろそろ火がついてきた頃ではないでしょうか。野菜を焼くときは弱火で焼くのがいいため、火がつき始めた頃でも大丈夫です。 野菜は食べやすい大きさにカットして焼きましょう。この時、野菜にオリーブオイルを塗っておくと焦げないため、安心です。ソースはオリーブオイルにニンニクチューブ、アンチョビを入れて火にかけるだけでとても簡単。野菜本来の甘さとニンニクの香り、アンチョビの塩味が合わさってもう絶品です。 パプリカやアスパラなどの色鮮やかな野菜を使うことで食欲を掻き立てるだけでなく、とってもフォトジェニックに。友だちに「バーベキューでバーニャカウダ！？」なんて驚かれちゃいます。

【材料】

• ステーキ肉
• 黒コショウ
• 塩
• ローズマリー

なんだかんだ言ってもバーベキュー。やっぱりメインはお肉！でもいつもの焼き肉用のお肉ではなく、分厚いステーキを焼いてみるのはどうでしょうか？ステーキだけだと物足りないですが、今回はコース料理。ステーキ以外に料理がたくさんあるため、満足感は間違いなしです。 美味しく焼くコツは「下準備」と「火加減」です。下準備は大した手間ではありませんが、きちんとお肉に下味をつけておくことがいつもとはちょっと違ったバーベキューポイントです。網で焼く際にはお肉の油と一緒に塩胡椒も下に落ちてしまうため、気持ち強めに下味をつけるのがおすすめ！ローズマリーは一緒に焼くだけでお肉の臭みを消してくれるため、とても重宝すします。 もう1つのポイント「火加減」はお肉を柔らかくジューシーに焼き上げるためにとても重要。最初は火の強い場所で焼いて表面に焼き目をつけ、あとは火の弱い場所に置いてじっくりと火を通す。これによって旨味を中にぎゅっと閉じ込めます。いつものバーベキューとは違ったお肉を味わってみてください♪

【材料】

• スペアリブ
• 塩コショウ
• パプリカパウダー
• ガーリックパウダー
• 吉田ソース

お肉料理二品目は炭火で豪快に焼くスペアリブ！吉田ソースはご存知ででしょうか？バーベキュー本場のアメリカで驚異のシェア率を誇る、バーベキューには必需品とも言えるソースのことです。焼いたお肉をタレに付けて食べる日本ではあまり普及していませんが、これからのバーベキューでは必需品となることでしょう！味付けが難しいスペアリブも吉田ソースがあれば簡単に美味しくできます。 スペアリブは焼く前に「シーズニング」と呼ばれる工程を挟みます。シーズニングと言ってもとても簡単。下味用に塩コショウ、パプリカパウダーとガーリックパウダーをスペアリブに塗りこむだけです！たったこれだけで焼きあがり後、色も香りも楽しめるスペアリブに大変身。もうちょっと凝りたい人はこのシーズニングが一つのこだわりポイントです。

シーズニングしたら炭火で焼いていきます。最初は強火で豪快に。焼き目がついたら吉田ソースをハケで塗りながら、弱火でじっくり焼いていきましょう。2、3度ソースを塗ってから焼きあげれば完成です。吉田ソースがちょっと焦げて、香ばしいかおりで絶品です。 たけだバーベキューのちょっとした工夫でできる！超絶品のスペアリブの作り方はこちらの記事を参考に▼

【材料】

• むきエビ
• マッシュルーム
• フランスパン
• オリーブオイル
• 鷹の爪
• にんにくチューブ
• 塩

バーベキューでアヒージョ！？と思われる方もいるかもしれません。でも、外で食べるアヒージョってとても美味しいんです！開放的な外とおしゃれなスペイン料理という意外な組み合わせだからかもしれません。フランスパンも網で焼くと焼き目がいい感じでつくため。それも嬉しいです。 おしゃれ料理アヒージョも実は作り方は簡単。オイルを煮る鍋にはスキレットを使うといいでしょう。スキレットにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れて弱火にかけます。キッチンだと嫌な油はねも外なら気になりません。にんにくの香りがしてきたら、エビやマッシュルームなどお好みの具材を入れて煮込みます。具材に火が通ったら塩で味付けをして完成！隣で付け合わせのフランスパンを焼いておくといいでしょう。

【材料】

• 焼きそば(焼きそばの粉付き)
• キャベツ
• ベーコン
• にんじん
• たまねぎ
• トマト缶
• パルメザンチーズ
• パセリ

焼き肉と同じくらい鉄板のバーベキュー料理と言ったら焼きそばではないでしょうか？定番の焼きそばも一工夫加えて美味しくておしゃれな料理に変身させちゃいましょう♪今回教えていただいた焼きそばはなんとイタリアン！トマトとチーズの組み合わせは食べなくても美味しいって分かっちゃいますよね。分かっちゃっても実際に作って食べてみてください！

こちらも作り方は簡単。途中までは普通の焼きそばと作り方は同じ。粉ソースをかけて混ぜた後にトマト缶を入れて混ぜ、最後にパルメザンチーズとパセリをお好みでかけたら出来上がり！ソースとトマトって合うの？と思われるかもしれませんがそんな心配いりません。ちゃんと合います。ホールトマトを使う場合は焼きそばをどけて細かく潰してから混ぜましょう。

【材料】

• バナナ
• シナモンシュガー
• グレープフルーツ
• ザラメ
• バター

コース料理の締めは何と言ってもデザート。バーベキューでのデザートもせっかくだったらバーベキューっぽいデザートがいいです。ということで、締めのデザートは「焼きフルーツ」です！果物を焼くなんて！と思うかもしれませんが、意外や意外。焼くと甘みが増して美味しいんです。作り方も簡単でバナナは皮付きのまま焼くだけ、グレープフルーツは半分に切って焼くだけです。 バナナは焼いていると皮が真っ黒になっていき、焼きあがると皮に割れ目が入ります。焼きあがったらお好みでシナモンシュガーをかけて出来上がりです！グレープフルーツは焼きながらザラメをかけて溶かしながら焼きましょう。焼きあがったらバターを乗せて完成です。

いかがでしたか？前菜からデザートまで美味しそうなレシピばかり！バーベキューでコース料理なんて聞いたことないかもしれませんが、実は簡単なメニューばかりで構成できるんです。今年の夏のバーベキューは一歩進んだバーベキューをしてみませんか？ たけだバーベキューオフィシャルウェブサイト Twitter：@TAKEDA_BBQ