ユニフレームの焚き火台「ファイアグリル」を解説!オプションやメンテナンス方法も
金属加工技術が有名な新潟県燕三条市に位置し、丈夫で長持ちする高品質キャンプ用品を展開するメーカー、UNIFLAME(ユニフレーム)。中でも、1998年に販売した「ファイアグリル」は、焚き火やバーベキューのアイテムとして発売から20年以上経った今でも絶大の人気を誇ります。今回は「ファイアグリル」の魅力やメンテナンス方法、オプションまで徹底解説します。
ユニフレーム「ファイアグリル」2つの魅力
ユニフレーム「ファイアグリル」の魅力は、1台でBBQやダッチオーブン調理もできる汎用性と、持ち運びしやすいコンパクトな収納性です。ここからは2つの魅力を詳しくお伝えしていきます。
1.焚き火・バーベキュー・ダッチオーブン料理まで楽しめる!
ユニフレームのファイアグリルは、1台で「焚き火」「バーベキュー」「ダッチオーブン料理」の3役を担う優れものです。フィールドを傷めることなく焚き火を楽しんだり、付属の網でバーベキューをするのはもちろん、ダッチオーブン料理のほかにも別売りの鉄板を使えば、料理の幅はさらに広がります。
2.アウトドア時にうれしいコンパクト設計
ユニフレームのファイアグリルは本体、脚、焼き網を分解できるため、コンパクトに持ち運べます。収納時には本体の中に脚やロストルが収まり、厚さはわずか7cmになるので保管も簡単!持ち運びの際には場所を取らないので、焚き火用と調理用で2台持ちもできます。
ファイアグリルは通常のものと「solo」の2サイズ
サイズは、通常サイズとsoloサイズの2種類。ソロキャンパーから家族、グループなど幅広いシーンで使えるバリエーションがあるのはうれしいポイントです。
「通常サイズとsoloサイズ、どっちがいいの?」という方のために補足すると、選ぶ基準はズバリ使用人数。
通常サイズはソロキャンプでも使えますが、最大5人までの複数人で使用する際におすすめです。両親+子ども数人で使用するなら通常サイズで十分です。ひとりで楽しむならコンパクトで持ち運びも簡単なsoloサイズを選びましょう。
収納時は厚さ約7cmになり、使用時はファミリーキャンプで使いやすいサイズの焚き火台。網はグリルの上に載せる仕様で、四隅のスペースから炭を調節できます。耐荷重は20kgもあり、重いダッチオーブンを載せても倒れにくく安定感抜群!
【基本情報】
- 使用サイズ:約43×43×33cm
- 収納サイズ:約37.5×37.5×7cm
- 重さ:約2.7kg
- 素材:ステンレス
- 耐荷重:約20kg
- 人数:4~5人
収納時は厚さ約5cmとコンパクトになる焚き火台。重量約900gと軽量ながら使いやすく、ソロキャンプにぴったりです。収納ケースが付きで、収納や保管はかさばることがありません。焼き網はネイチャーストーブ焼網SUS210を使用しましょう。
【基本情報】
- 使用サイズ:約29.5×29.5×18cm
- 収納サイズ:約21×21×5cm
- 重さ:約900g
- 素材:ステンレス
- 耐荷重:約5kg
- 人数:1人
ファイアグリルは豊富なオプションで、幅広い使い方ができる!
ファイアグリルを購入する際には、オプション品も合わせて揃えたいところ!ユニフレームのファイアグリルは、別売りのオプションが豊富です。鉄板を使えば焼きそばやお好み焼き、ヘビーロストルの焼き網を使えばダッチオーブン料理も楽しめます。
丈夫で破れにくいポリエステル素材を使用し、2台同時に収納しても耐えられるほどの強度を備えたケース。焚き火台が飛び出さないように、バックルを装備しています。しっかり固定できるので、安心して持ち運べるのも魅力です。
【基本情報】
- 使用サイズ:約43×10×40.5cm
- 材質:ポリエステル420D・PVC
火をたく部分の下部に設置される鉄格子、ロストル。焼き網にも似ていますが、通常の焼き網よりも厚手で、耐久性と熱伝導率に優れています。丈夫かつさびにくいので、ダッチオーブンの架台としても使えるのも魅力です。
【基本情報】
- 使用サイズ:約33.5×33.5cm
- 重さ:約1.2kg
- 材質:ステンレス鋼
ファイアグリル専用の焼き網は、別売りオプションとしても販売しております。焼き網は使用回数を重ねると汚れや劣化が気になるものです。傷んできたら早めの交換しましょう。
【基本情報】
- 使用サイズ:約35×35cm
- 材質:鉄・クロームメッキ
表面にエンボス加工が施され、食材が鉄板にくっ付きにくい構造になっている鉄板です。鉄板を取り入れることで、焼きそばや炒め物などの料理も作れます。料理の幅が広がるので、あわせて買っておくと便利です!
【基本情報】
- 使用サイズ:32×32.3×2cm
- 重さ:1.9kg
- 材質:鉄2.0mmエンボス加工、クリアラッカー焼付塗装
ファイアグリルとあわせて使いたい便利な6つのアイテム
ファイアグリルを販売しているユニフレームでは、焚き火台関連のアイテムも多数販売しています。どのアイテムもファイアグリルと一緒に使えば、焚き火調理や食事が楽しめる便利なものばかり!
ここからはファイアグリルとあわせて使うと便利なアイテムを、6つ紹介していきます。
組み立てれば十分な高さと広さを確保できる焚き火テーブルですが、収納時には高さ2.5cmに収まるコンパクトサイズ。熱に強いエンボス加工が施されているので、焚き火やバーベキューでも安心して利用できます。
【基本情報】
- 使用サイズ:約55×35×37cm
- 収納サイズ:約55×35×2.5cm
- 重さ:約2.3kg
- 耐荷重:約50kg
ユニフレーム「焚き火テーブル」に注目!カスタムや連結を楽しもう!
UNIFLAME(ユニフレーム)の焚き火テーブルは、キャンパーの定番アイテムとも言える便利なアイテム。使い勝手の良さに加えてその無骨なビジュアルと高いカスタム性が人気です。この記事ではそんなユニフレームの焚き火テーブルについて解説!実際の使用感や、気になるカスタム方法も紹介します。
1〜2人用のキャンプ料理をつくるのに使えるダッチオーブン。サビにくくお手入れしやすい黒皮鉄板を使用し、丈夫で長持ちします。急激な温度変化にも対応するので割れにくいです。持ち手が付いているので持ち運びやすいのも魅力。
【基本情報】
- 使用サイズ:約20.5(直径)×9.5cm
- 重さ:約4.2kg
- 容量:約2.9L
- 材質:黒皮鉄板、ステンレス鋼
4人用のキャンプ料理を作りやすいサイズで、ファミリーキャンプにぴったりなダッチオーブン。サビにくくお手入れしやすい黒皮鉄板を使用しています。急激な温度変化でも割れず、急加熱や急冷却といったヒートショックにも耐えられるのが魅力です。
【基本情報】
- 使用サイズ:約26(直径)×11cm
- 重さ:約5.8kg
- 容量:約5L
- 材質:黒皮鉄板、ステンレス鋼
頑丈でサビにくい五徳です。熱したダッチオーブンを載せてテーブルへのダメージを防ぎます。シンプルな開閉式で幅広いサイズに対応し、収納もコンパクト。料理の入ったダッチオーブンを乗せても安定する頼もしいアイテムです。
焚き火に必要なトングをどこに置いたか分からなくなってしまうもの。それを防止するのがFGハンガーです。ファイアグリルに取り付けることで、置き場所に困るトングなどをスマートに収納できます!
【基本情報】
- 使用サイズ:約48cm
- 重さ:約120g
- 耐荷重:約1kg
- 材質:ステンレス鋼
※ファイアグリルsolo(品番:683095)にはご使用できません
お湯を沸かすポットはもちろん、ダッチオーブンもつるせます!利便性はもちろん、見栄えも良くて、おすすめのオプションアイテムです。
【基本情報】
- 収納サイズ:約78cm
- 重さ:約1.3kg
- 耐荷重:約10kg
※ファイアグリルsolo(品番:683095)、ファイアグリルラージ(廃盤品番:683071)にはご使用できません
※ダッチオーブン10インチまで使用可能
焚き火調理を楽しもう!トライポッドおすすめ20選
「トライポッド」とはダッチオーブン、ケトルなどをつるせる三脚のようなもの。料理の火力を調節したり、ランタンフックにしたりもできるので、キャンプに持って行って損はないアイテムです。この記事では、トライポッドの魅力や選び方、おすすめ20選を紹介します。
ファイアグリルの気になる点やメンテナンス方法、裏技も知っておこう
ここからはファイアグリルを購入するにあたり、知っておきたい「気になる点」や購入後のメンテナンス方法をお伝えしていきます。
ファイアグリル2台使用時の「裏技」も紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
熱でロストルが変形してしまう
ファイアグリルの欠点は、炭床であるロストルが変形してしまうこと。付属しているロストルは薄い鉄板なので、使い続けるとデコボコに変形してしまいます。変形しても使用する際に大きな問題となることはありませんが、使いづらさを感じた場合は買い換えましょう。
表面がデコボコになるくらいなら問題ありませんが、正方形の形が変形してきたら空気の通り道も変わってしまうので、早めに変えましょう。
【基本情報】
- 使用サイズ:約33.5×33.5cm
- 材質:ステンレス鋼
アルミホイルを利用して片づけを楽ちんに
ロストルの下にアルミホイルを敷いておけば、あとは炭や食材の油などをまとめて包んで捨てるだけで良いので、後片付けが簡単になります。ロストルに巻くと空気の通り道が無くなって火が燃えづらくなるので、気をつけてください。
2台使いでキャンプをより快適に!
片方はバーベキュー、もう片方はダッチオーブンに使うなど、調理を同時にこなしたいシーンではファイアグリルが2台あると便利です。収納時には、2つを重ねると1つにまとめて収納できるという裏技もあるので、2台持ちもぜひ検討してみてください。
さびにくいとはいえ、メンテナンスはお忘れなく。
さびにくいことで定評のあるユニフレームのファイアグリルですが、しっかり手入れをすることでさらに長く使うことができます。使用後に洗う際には、完全に冷え切ってから洗いましょう。熱を持った状態で急に冷水で洗うと、変形の原因になります。
そして、洗った後はしっかりと乾燥させること。乾燥を怠るとサビやすくなります。乾燥の時間を取れない場合は、使用後は拭くだけにして、自宅に戻ってからしっかり洗い、乾燥させるようにしましょう。
ファイアグリルはコストパフォーマンスが良く安定性抜群!
実際にファイヤグリルを使用している方の評価を見ると、やはり抜群の安定性とコストパフォーマンスの良さが高評価を得ています。
焚き火台でありながら、耐荷重20kgと重たいダッチオーブンを使用できる安定性はとても魅力的。マルチに使用できる機能面を考えると、コストパフォーマンスが高い焚き火台といえます。
組み立てや後片付け・持ち運びも簡単にできるため、キャンプ初心者からも評価が高く、初心者からベテランキャンパーまで幅広く人気のある焚き火台です。
「ファイアグリル」でキャンプ料理にトライ!
今回は、発売から20年以上経った今でも絶大の人気を誇る、ユニフレームのファイアグリルの魅力を解説しました。このキャンプ用品は、1台で3役を担う優れもの!2サイズから選び、豊富なオプションと組み合わせれば楽しみの幅が大きく広がること間違いなし!まだファイアグリルを持っていない人は、ぜひチェックしてみてください!