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ドーム型テント

ドーム型テントでは満足できなかった筆者が教える!最適なテントの選び方

※本記事には一部プロモーションが含まれます

ドーム型テントは、テントの中では定番中の定番。テントには形状の違いでさまざまな種類がありますが、多くのキャンパーに人気の形が「ドーム型テント」です。しかし、そのドーム型テントでは満足できなかった筆者の経験をもとに、キャンプスタイル別のおすすめテントをご紹介します。

ファミリーにはドーム型テントがおすすめのワケ

よく初心者におすすめとされるドーム型テント。メーカーにより異なりますが、大きくはインナーテントを2本のポールで組み上げ、フライシートを上から被せたドーム形状のテントです。日本、海外問わず、たくさんのメーカーから販売されており、豊富なラインナップを揃えるメーカーでは、そのエントリーモデルとされていることが多いでしょう。 すでにキャンプをたくさん経験し、テントを複数持っている方には、はじめて購入したテントはこのドーム型だという方は多いのではないでしょうか?筆者もそうでしたが「まずはドーム型テントがいい」と言われるのはどうしてなのでしょう?

1. リーズナブルなものが多い

すでにお話していますが、アウトドアメーカーにおいてもエントリーモデルとして扱われているものが多く、初心者でも求めやすい価格設定がされています。キャンプシーズンになるとホームセンターでも数千円程度から販売されているのを見かけることも。

2. 初心者でも比較的立てやすい

構造がわかりやすく、標準的なものであれば、はじめてでも30分もあれば立てられます。自立型(ペグで地面に固定しなくても自立する)なので、地面が固くてペグが打ちにくくても困りません。キャンプ場のレンタル品もドーム型が多いです。

3. サイトレイアウトがしやすい

サイトレイアウトとは、テントやタープ、車、テーブルなどの配置のこと。ドーム型テントは標準的なファミリーテントで250~300cm四方、高さ160~180cm程度なので、あとにでてくる縦長の2ルームテントやトンネル型テントに比べ、初心者でもレイアウトがしやすいです。

筆者がドーム型テント購入で失敗したなと思った経緯

初心者向けのメリットがあるドーム型テント。筆者も購入した当初はとてもいい買い物をしたとホクホクしていたのですが、キャンプ回数を重ねるごとにモクモクと不満が募ってきてしまいました。さてそれはどうしてなのでしょう?その経緯をまとめてみました。

1. ドーム型テントだと結局タープを別に張ることになり面倒

キャンプではテントはいわば寝室です。特にファミリー用のドーム型テントでは、テント内に家族用の寝袋と荷物をおいてしまうとそれでいっぱいいっぱい。木陰がある場所ならそのままテントの前にテーブルやイスを置いてリビングスペースにできますが、日向では日除け用に別にタープを張る必要がありました。

2. 雨キャンプではくつろぎスペースを確保しにくい

筆者は3回目くらいのキャンプで雨にみまわれました。そのときはドーム型テントとオープンタープを張っていたのですが、横風もありタープ下も雨でびっしょり。同行した子どもたちや愛犬も濡れて居場所がなく、雨でも困らないようテント型のタープ(スクリーンタープ)の追加購入を検討しはじめました。

3. 筆者のキャンプスタイルではほかのタイプがいいのでは?と感じた

はじめてのキャンプ以来、ファミリーキャンプの魅力に完全に虜になってしまった筆者家族。よほどの強風や豪雨でなければ、季節を問わず雨でも出掛けるオールシーズンキャンパーになる決意をしました。家族構成も含め、本当に自分たちに必要なテントはドーム型+タープではないのでは?と思うようになり、テント追加購入へ。

タープと一体型のテントも快適な作りでおすすめ!

筆者の家族構成は大人2人、子ども2人と小型犬。季節、天候を問わずキャンプに出掛け、キャンプ場ではアクティビティもしますが、基本サイトでのんびりと料理や焚火をたのしむ派です。そんなキャンプスタイルの筆者がドーム型テント+オープンタープより快適と感じたテントとそのポイントをご紹介。

1. 2ルームテントは寝室とリビング一体型で便利

ドーム型テントが寝室のみであれば、2ルームテントは寝室とリビングが一緒になったテントです。こちらもいろいろなメーカーから販売されており、メーカーによりそれぞれ特色ある構造になっています。ドーム型に比べると価格も高くなり、設営の手間も増えますが、テントとタープを2つ立てるより早く設営可能です。

2. トンネル型テントは使い方いろいろ+立てるのも簡単

現在の筆者のメインテントはこちら。トンネル型テントとは、細長いフライシートに弧を描くようにポールを通しペグで固定して立てるテントです。インナーテントは、トンネル形状になったフライシートにぶら下げる形式。リビング部分にマットを敷いてお座敷にしたり、インナーテントを取り外しシェルター代わりにしたりといろいろな使い方ができます。

3. ワンポールテントは一瞬で設営完了?!

ワンポールテントとはその名前の通り、1本のポールで立てるテント。三角テント、ティピ型テントともよばれ、テントの裾をぐるりとペグダウンをしたら、1本のポールで真ん中を持ち上げるだけなので本当に設営が簡単です。
ワンポールテントの詳細はこちら

4. コットンテントは結露がなく快適

現在インスタグラムなどでも話題のコットンテント。小屋型やティピ型など形状の違いはありますが、総じて幕の生地自体が通気性に富んでいるため、夏でも涼しく、結露もなくとても快適に過ごせます。コットン製のため、テント自体が重く、たたんでも大きなものが多いですが、種類を選べば一人でも簡単に立てられます。

タープ一体型のテントおすすめ3選

こんな人にはこのタープ一体型テントがおすすめ!

雨降りでもたのしんでキャンプしたい → 2ルームテント

キャンプの達人たちはオープンタープも巧み操って雨風を除けてたのしくキャンプしてますが、やはりキャンプ歴が浅くても雨キャンプをたのしみたい方には、2ルームテントが便利です。

一つのテントでいろいろな使い方をしたい → トンネル型テント(大型)

トンネル型テントでのキャンプの様子
大型のトンネル型テントは海外のメーカーが多く、1つのテントで大小2つのインナーテントが付いているものも。筆者はこのタイプで、家族の他にゲストがいるときは2つ寝室を設けたり、大人2人の際は小インナーを付けてリビングを贅沢につくったりと、いろいろな使い方をして楽しんでいます。 2016年より、各ブランドから、様々なトンネルテントが出ています。元々は、ドッペルギャンガーのカマボコテントが火付け役になったと思いますが、トンネルテントの詳しいポイントは、こちらをチェック!

とにかくさっと設営して遊びたい → ワンポールテント

テントを設営する様子
やはり設営の手軽さはワンポールテント。夏場のとにかく早く設営したいという時には大変便利です。合わせてタープを立ててもあまりストレスを感じないかも。ポールからジョイントしてタープを付けるなんていう合わせ技も良いですね。

冬もストーブを入れて楽しみたい → コットンテント

ストーブも入れられるコットンのティピテント
コットンテントの特徴は結露がないだけでなく火気にも強いところが魅力。ストーブを取り入れることで、キャンプの楽しみはまたグッと広がります。筆者はポリコットンのワンポールテント(ティピ)を使用して、薪ストーブを設置してます。ティピではテントの中で焚火もできてしまうのですが、冬キャンプの魅力はまた別の機会に。 コットンテントの詳しい情報は、こちらの2つをご覧になってください。

ドームテントとタープ一体型のテントをスタイルに合わせて選ぼう!

キャンプスタイル別おすすめのテント、いかがだったでしょうか?確かにドーム型テントは初心者にも扱いやすく、キャンプをこれからはじめるにはピッタリのテントです。しかし少し先の自分のキャンプスタイルを考えた時、テントの選択肢は大きく広がるのではないでしょうか。家族構成やキャンプ場でどんな風に過ごしたいかを考え、自分のキャンプスタイルにピッタリなテントを探してみてください。

今回紹介したアイテム

商品画像コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウスogawa ピルツ15-ⅡColeman(コールマン) 8人用 インスタントテント
商品名コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウスogawa ピルツ15-ⅡColeman(コールマン) 8人用 インスタントテント
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