もくじ
二次燃焼の仕組み
二次燃焼とは薪を燃やして発生した煙に高温の空気を送り込んでさらに燃焼させることです。焚き火を例にあげてみると、高温で薪が熱せられることにより可燃ガスが発生して炎が燃え上がる。これが一次燃焼です。一次燃焼では発生する可燃ガスの中で燃え切らなかったものが煙になります。
二次燃焼はこの煙になる可燃ガスを燃やすのですが、それを可能にするための仕組みが図のような構造。ストーブの側面内部に空気の通る空間があり、下から取り込んだ空気が一時燃焼の炎によって温められて上昇し、燃え残った可燃ガスに吹き付けられて二次燃焼となります。
焚き火台とストーブの違い
焚き火台とストーブはどちらも薪を燃やすアイテムですが、焚き火台はあらかじめ用意した薪を使用するのに対し、ストーブ(ウッドストーブ)は現地で拾った落ち葉、木の枝や松ぼっくりなどを燃やして使うことを前提として作られたものです。
その場で集めた焚き木は湿って火が点きにくいといった条件が悪い場合が多く、焚き火台では苦戦しますが、上記で説明した二次燃焼を利用したストーブなら湿気をものともせず焚き木を燃やせるパワーがあります。効率の良い二次燃焼の特性により、ストーブの方が焚き火台より薪が少なくて済むのもポイントです。
二次燃焼を利用したおすすめのストーブ【箱型】
箱型には長さがあり市販の薪をそのまますっぽりと使用できるタイプがあります。また平らに折りたためるものや、現地で組み立てて使えるタイプもあり、容量の割りに持ち運びやすいのも特徴です。
出典:Amazon
ゴトクと焼き網がセットになっていて、調理に重点をおいたストーブです。グリルプレートやダッチオーブンなどのオプションを増やせば、多彩なキャンプ料理が楽しめます。厚さ約8cmにたためる仕様で、専用収納バッグも付属しているので持ち運び楽々。火を囲み料理を味わう楽しさを満喫できるアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ:25×22×28cm
- 重さ:2.3kg
- 収納サイズ:37×38×8cm
二次燃焼を利用したおすすめのストーブ【円柱型】
円柱型は熱による変形がしにくい形なので、長く愛用できるのが特徴です。二次燃焼のストーブでは代表的な形状なので多くのメーカーがさまざまな容量や仕様のアイテムを販売。目的に合ったものが見つけやすくなっています。
出典:Amazon
軽くて丈夫なステンレス素材を使用し、二重壁のおかげで燃焼効率も高いです。ガスを使うこなく、小枝や枯葉といった自然素材を使って簡単に火をおこせます。約950mlの水を2〜4分で沸かせるので、ファミリー向けの調理にピッタリ!
【基本情報】
- 使用サイズ:17.8×17cm
- 重さ:998g
ソロストーブ(SOLO STOVE)の魅力・アイテムを紹介!
昨今は自然保護のため、キャンプ場でも登山でも直火禁止が当たり前ですよね。「だから焚き火ができなくて…」そんなお悩みを解消!コンパクトな装備でありながらたき火ができる!荷物をできるだけ減らしたいソロキャンパーや登山愛好家におすすめ。ソロストーブのストーブから食器までおすすめ商品を紹介します!
出典:Amazon
セットになっているパーツを組み合わせたりすることで、一次燃焼のみで使用したり二次燃焼まで利用したりできる、汎用性の高いアイテムです。専用のゴトクもセットになっているので、鍋を使った料理も楽しめます。オプションのハンガーやチェーン、Sカンを使えば吊るした焚き火も可能。バリエーションに富んだ焚き火台です。
【基本情報】
- 使用サイズ:22×22×39cm
- 重さ:2.5kg
- 収納サイズ:25.5×25.5×33cm
出典:Amazon
ステンレス製で軽量かつ丈夫な円柱形ストーブ。ゴトクパーツをセットすると、鍋をいちいち動かさなくても下の隙間から薪を投入できます。最下層に灰受け皿をセットしているので、地面に灰が散らず片付けも楽々。コンパクトに重ねて収納でき、持ち運びも簡単です。ソロキャンプや災害時のアイテムにもおすすめ。
【基本情報】
- 使用サイズ:20×20×29cm (ゴトク使用時)21×21×30cm
- 重さ:1kg
- 収納サイズ:20×20×14cm
出典:Amazon
コンパクトで価格も安いストーブ。パーツを外して重ねてさらにコンパクトに収納でき、専用の収納袋も付属しているので持ち運びも簡単です。二次燃焼ストーブの入門編におすすめ。
【基本情報】
- 使用サイズ:13×13×18.5cm
- 重さ:465g
- 収納サイズ:14×14×7cm
出典:Yahoo!
Tlymoが販売しているウッドストーブの中でも、燃焼時間が長く利便性の高いストーブです。コスパも良くコンパクトに収納でき持ち運びも楽々。ソロやカップルキャンプにおすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:17×17×25cm
- 重さ:860g
- 収納サイズ:17×17×12.5cm
出典:Amazon
直径約60cm重量約11kgの、存在感のある焚き火台。「持ち運びやすい」が当たり前のほかのストーブや焚き火台とは一線を画したアイテムです。盛大な炎が上がり、オプションで工夫すればスケールの大きな鉄板焼きも可能。グループキャンプで盛りあがるのにうってつけのギアです。
【基本情報】
- 使用サイズ:62.3×62.3×34.9cm
- 重さ:11.2kg
二次燃焼のメリット
二次燃焼のストーブや焚き火台のメリットを紹介。知れば使いたくなること間違いなしです!
煙・灰が少ない
一次燃焼で発生した煙をさらに燃やすため、二次燃焼は煙が少ないのが特徴です。また二次燃焼は薪が完全燃焼するので燃え残りがなく、使用後はサラサラの灰を捨てるだけ。一次燃焼の焚き火台に比べて使用する薪の数が少ないこともあり、灰の量も少なく後片付けは簡単に終わります。
少量の燃料で燃やせる
二次燃焼は一次燃焼から発生した燃え残りの可燃ガス(煙)を燃やす構造なので、一次燃焼と同量の薪でさらに大きな炎になります。少ない燃料で効率よく大きな炎が作れるのも二次燃焼のメリットです。
二次燃焼を利用したストーブを取り入れてみよう!
少ない燃料でも大きな炎になる二次燃焼のストーブ。料理に利用するも良し、ただ揺れる炎を眺めているだけでも楽しいアイテムです。ぜひキャンプに二次燃焼のストーブを持ち込んで、その魅力を体験してください。
今回紹介したアイテム
商品画像 | |||||||||
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商品名 | DOD めちゃもえファイヤー | DOD プチもえファイヤー | キャプテンスタッグ ファイアブースト ストーブ | ソロストーブ キャンプファイヤー | 尾上製作所 CAMBi 焚火台 | ランドフィールド ウッドストーブ | Signstek ウッドストーブ | Tlymo キャンプストーブ | FEUERHAND フュアーハンド タイロピット |
商品リンク | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Yahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る |
ライター紹介
愛用の電動アシスト自転車で街乗りするのが好き。ノースフェイスのサンシールドハットがお気に入りです。スキレット料理の幅を広げたい今日このごろ。飛騨高山と上高地と下呂温泉はまた訪れたい。