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「バイクだってアウトドア!」。二輪キャンパーに聞いた全国各地の絶景を撮影するワザ【隣のキャンパーvol.6】

「バイクだってアウトドア!」。二輪キャンパーに聞いた全国各地の絶景を撮影するワザ【隣のキャンパーvol.6】

ノウハウ

富士山とツーリング

アウトドアとといえば、まず多くの人が思いつくのがキャンプや登山。しかし、都内在住のツーリングキャンパー悠(yu_moto.37)さんは「バイクもアウトドアなんですよ!」と熱く語る一人。その理由や絶景写真を撮影するコツ、キャンプとの相性の良さについて取材させてもらえば、日本各地の自然を満喫できる「ツーリング×キャンプ」の魅力が見えてきました!

ツーリングとキャンプはやっぱり楽しい!

ツーリングをする悠さん
「ツーリング×キャンプ」を楽しむ悠さんは、東京・立川市に住む30代前半のライダー。高校2年で二輪の免許を取得し、今乗っているオフロードバイクの車体をベースにしたSUZUKI 250SBが5台目。ライダーにまだ知られていない全国各地の絶景を探して撮影するのを得意にしており、四季折々の景色をInstagramに投稿しています。

最近はキャンプも強化しているようで、「アウトドア的ツーリング」の魅力とともに、オートキャンプとのスタイルとの違いについて、教えてもらいました!

ツーリングは四季を楽しむアウトドア

偶然こそ、ツーリングの良さ

三宅島で走る悠さん

出典:Instagram(@yu_moto.37)

▲三宅島で偶然に見つけた撮影スポット

──どれもきれいな景色とバイクの写真が並んでいて、二輪の免許はまだないのですが、思わずバイクがほしくなってしまう作品ばかりです。

:Instagramの投稿では「バイクの楽しみ方を伝えたい!」。この一言に尽きます。若い人たちには、いわゆるスポーツタイプのバイクが人気です。ただ、私が乗っているオフロードのバイクのような軽いバイクにも特有の魅力があります。自分なりの楽しみ方を伝え、バイクに乗りたいと思う人たちが増えたらいいなと思っています。

バイクの良さは、車よりも自由がきくことですかね。渋滞があった際もバイクであれば抜け道を通ることもストレスがありませんので、車より時間を短縮して行ける場合が多いです。何よりも大きな違いは、目的地に着かなくても乗っているだけで楽しいので、それだけで帰っても満足できる点です(笑)

熊本で起きた奇跡とは?

夕焼けの海岸を走るバイク

出典:Instagram(@yu_moto.37)

──Instagramの写真の中でも、特にお気に入りの写真はどれでしょうか。

:2019年10月に九州に遠征した際、熊本で一日中走っていて偶然に撮影できたのが、この日没の写真です。立ち寄ったコンビニで海の方をみたら、空とともに、これまで見たことがないほどに赤く染まっていました。海の方に降りられたので、バイクで干潮の浜を走りました。

写真のこの赤は調整もしていません。本当に夢の中にいるような、現実感のない、見事な赤でした。別に観光地でもなんでもない場所だったのですが、これまでのツーリングの中でも1位、2位を争うほどの感動がありました。この偶然の光景のめぐり合わせこそが、ツーリングの良さですね
紅葉をながめる悠さん

出典:Instagram(@yu_moto.37)

▲紅葉をながめる悠さん

──写真にこだわりのある悠さんですが、撮影するために、どういった工夫をしているのでしょうか。

:三脚にカメラを固定し、タイマーをセットしてポジションに向かっていきます。海外有名メーカーDJIのドローンもレンタルして使っています。今普及しているドローンは、自分がバイクで走っている姿を追尾させたり、離れさせながら撮影できるのですが、撮影の環境や条件も厳しくなっているので、三脚を置いた自撮りが増えています。

景色を見せたいとときは、標準、広角のレンズ、人が周囲にいるときは、自分だけに寄って撮影できるズームレンズを使っています。今はこれまでのスタイルとは違う撮影方法を試行錯誤しています。

林道にまだ見ぬ世界がある!

観光地でなくても存在する地方の絶景

日没をながめる悠さん

出典:Instagram(@yu_moto.37)

──普段はどのようなスタイルでツーリングを楽しんでいるのでしょうか。

:道は目的地までのただの通路ではなく、ツーリングの楽しみの一つです。なので、高速道路よりも気軽にいろいろ立ち寄れる下道が好きです。1日の走行距離はだいたい1日300km。かなり走るときでも400〜500kmぐらいです。有名な観光地はライダーや観光客が多く、のんびり静かにコーヒーを飲んだり、写真を撮ったりすることができません。

そこで、どこか人が少ないところ、知らないところに行きたいという願望が強まり、いつしかバイクで林道を走るのが楽しみになりました。

林道は自然の中を走るのはもちろん、道の先がどうなっているのか、何があるのか分からないワクワク感がありますよね。東京近郊はバイクの進入が規制されている林道も多いのですが、地方にはまだまだ知られていない林道が多くあります。四国を走ったときには、事前にチェックしておいた林道を登っていくと、急に周囲の景色が開け、山頂になったときには感動しました。

ただ、林道を突き進んだ結果、バイクを押して戻らざるを得なくなった場所も、これまで何回も遭遇しています…。
紅葉の中のバイク

出典:Instagram(@yu_moto.37)

バルーンレースを眺める悠さん

出典:Instagram(@yu_moto.37)

▲バルーンレースを眺める悠さん

──そんなバイクの良さの一つに、悠さんは「バイクもアウトドア」という考えも持たれていますね。

:「外の風が気持ちいい」というのは、誰もがバイク乗りから耳にしたことがあると思います。走っていて季節の花の香りを感じたり、トンネルの中が冷たかったり、暖かかったり。バイクだからこそ五感で楽しめる自然があります。もちろん、ほかのアウトドアと同様に、雨が降ったらビショビショになってしまうわけですが、それはそれでなんか楽しくなるんですよね。

とはいえ、バイクは見た目以上に疲労します。なんでこんな思いをして走ってるのかと、走りながら疑問に思うこともしょっちゅうです(笑)。でも、その先で気持ちのいい温泉に入ったり絶景を見るのは、たまりません!これもあえて不便さの中に飛び込み、その中で幸せを見つけていくアウトドアと共通しているかもしれませんね。

これからは「ツーリング×キャンプ」を本格化

ギアは「とにかくコンパクト」

仲間とのツーリングの様子

出典:Instagram(@yu_moto.37)

──今後は「ツーリング×キャンプ」にもこだわっていくようですね。

:道具をたくさん持って行き、不自由なく過ごすキャンプも面白そうに感じます。ただ、自分は不自由なキャンプの方が気軽に楽しめるような気がしていて、コンパクトでライトなアイテム選びをしています。

──どのようなギアをツーリングキャンパーが使っているのかは気になります。
:最近見つけたツーリング向きのアイテムは、キャプテンスタッグのミニランタンというオイルランタンです。キャンパーの多くの人が持っているデイツやフュアーハンドといったハリケーンランタンの3分の2ぐらいの大きさなんです!バイクの積載に合うものを選ぶ上では、コンパクトさが重要です。

コールマン フェザーランタン229です。これはコールマンの中でも最軽量、最小クラスのガソリンランタンです。とはいえ、この辺は今流行りのLEDランタンに比べればだいぶ大きくなってしまうのですが、キャンプの中でも癒やされる明かりが好きなので、ランタンにはこだわっています。
富士山とバイク

出典:Instagram(@yu_moto.37)

▲富士山が映えるのはライダーもキャンパーも一緒!

──チェアとかは、やはりヘリノックスなどの組み立て式が定番なのでしょうか。

:ツーリングではどうしても、チェアが積載の邪魔になってしまいます。なのでマットを敷いて地べたに座っています。というのも、日中はずっとバイクに乗っていて、夜にご飯を食べて寝るだけなので、オートキャンプのようにキャンプ場に着いてからゆったりするチェアは必要ありません。
バーナーはSOTOの定番「STー310」も使っていたのですが、最近は荷物になるので、コンパクトなアルコールストーブを使っています。焚き火台の火を使って料理をしたいところですが、ツーリングの欠点として、薪を持っていくことができません。燃焼効率が良い焚き火台を探しています。

仲間とキャンプでバイク談義

仲間とのキャンプ

出典:Instagram(@yu_moto.37)

──最後に、今後のツーリングやキャンプで目標を教えてください。

:Instagramを本格的にやり始めて1、2年すると、交流の深い人たちと一緒にバイクで走ったりと、仲間が少しずつ増えているのもうれしいことです。その前の10年はずっと一人で走っていたのですが、バイクという共通の話題があればキャンプもとても楽しいです。いろいろな仲間とのツーリングとキャンプを今後も楽しんでいき、バイクや地方の良さを伝えていければと思っています。

ツーリングはアウトドアだった

季節の移ろいを楽しむアウトドア。悠さんに聞いて分かったのは、手段がキャンプやツーリングで異なっても、求めているのは、自然の中で楽しむ自分だけの時間ということでした。バイクとキャンプをかけ合わせれば、アウトドアの楽しみも倍増。今年こそは悠さんのゆうにバイクで全国各地を訪れ、いつもと違う地域のキャンプ場を訪れてみてはいかがでしょうか。
▼過去の「隣のキャンパー」たちはこちら
隣のキャンパー

キャンプの楽しみは人それぞれ。わずか1年で極めたキャンパーや、二輪のツーリングをしながら楽しむ人など、さまざまなこだわりキャンプスタイルを紹介!

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