【ラブラドールレトリーバーとキャンプ】気は優しくて力持ち!バディ感がたまらない
キャンプ仲間、つくろう。いつもの場所にみんながいる「ゆるグルキャン」スタイルとは?【隣のキャンパーvol.3】
2021.02.15ノウハウ
家族や友人との「イベント」として行くキャンプからステップアップ!決まった場所にふらっと行くと、いつでも仲間がキャンプをしている、そんなスタイルはいかがでしょう?日々ゆるく集まり、ゆるく過ごす、ゆるグルキャンスタイルを楽しむ、ちゃんたぁ〜さんに、ゆるグルキャンの良さややり方を教えてもらいました!
制作者
古賀結花
こがゆうか。運動はおさんぽが限度。常にふやけているのでスローなキャンプライフを満喫しています。
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「いつものところに集合ね!」ゆるグルキャンとは?
ゆるさにハマる、新スタイル
キャンプ仲間と集合場所を決めておき、ふらりと赴くとそこに誰かがいる、ゆるーいキャンプスタイル。名付けて「ゆるグルキャン」。自宅や職場とは異なる憩いの場・サードプレイスを持っている岡山県在住のちゃんたぁ〜さん(@taaaaaaaachan)は、4年前からキャンプを始め、じわじわとこのスタイルに移行していったキャンパーです。
以前はバーベキューすらしたことがなかったというちゃんたぁ〜さんが、ゆるグルキャンを通してキャンプにハマっていった理由とは何だったのでしょうか。
きっかけは、人との繋がり
▲キャンプ仲間の車がずらりと並んで壮観です。
── ゆるく集まり、キャンプをするちゃんたぁ〜さんのスタイルは、いつの間に形成されていったのでしょう?
ちゃんたぁ〜:きっかけは友人のインスタグラムでした。もともとアウトドアには縁がなかったのですが、友人が次々と投稿するキャンプ写真に魅せられて、たまたま会った際に思い切って「キャンプに連れていって欲しい!」とお願い。そこでキャンプデビューを果たしました。
今のグループキャンプメンバーは、友人のつながりやInstagramでの出会いなどで、いくつかのグループキャンパーが集まってできたもの。10名前後で同じ場所を使って、よく一緒にキャンプしています。LINEのグループチャットで「今日いつものところにおるよ〜」と誰かが言うと、自然と人が集まってデイキャンプが開かれるんです。ソロキャンプに興味がない自分としては、いつも誰かがいる状態が心地良いですね。
ギアは共用!?ゆるグルキャンの楽しみ方
①キャンプギアを共同購入!
── グループキャンプをするときの、オリジナルな楽しみ方はありますか?
ちゃんたぁ〜:特徴的なのは、大きなキャンプギアをみんなで共同購入してシェアしていることでしょうか。もちろんそれぞれキャンプギアは一式持っているのですが、10人も人が集まると大きなリビングスペースが欲しくなり…。DODの大人数用の幕を購入して、その中でみんなで宴会をしたり、コットを並べて寝室にしたりしています。
── それはいいアイデアですね!
ちゃんたぁ〜:個人的にキャンプに行く際もちょっと借りたりできるので便利ですよ。冬場も集まりたくて、みんなで薪ストーブも購入しました!
②キャンプでは役割分担。いろんな人がいるほど楽しい!
▲キャンプ仲間の大工さん製作のスパイスボックス
ちゃんたぁ〜:あとは、さまざまな人が集まっているので、うまく役割が分かれているのもグループならではです。フランス料理のシェフがいて料理を作ってくれたり、大工がいて木製ギアを作ってくれたり。
── 人が多いほどそういう楽しみも多そうですね!ちゃんたぁ〜さんは何を担当しているのですか?
ちゃんたぁ〜:自分はしいて言うならおつまみ担当でしょうか?スキレットやホットサンドクッカーなどを使って、毎回作ったことがないレシピを試すのが好きです!スキレットで作るポップコーンが大人にも子供にも好評でした。トウモロコシを炒めるだけなのですが、ぽんぽん弾けて楽しく、おつまみにもぴったりだったのが良かったみたいです。
グループで気軽に集まることの良さとは?
人のギアが見られる、試せる
── 今のスタイルのどんなところが気に入っていますか?
ちゃんたぁ〜:一番大きな恩恵だなと感じるのは、たくさんのギアが一堂に会するという点です。キャンプギアを購入する際、ネットや店頭で見るだけでは、実際の使い勝手は分かりにくいもの。誰かが使っているものをちょっと使わせてもらったり、おすすめギアをプレゼンしてもらったりして、自分が買うべきギアへ最短距離でたどり着けるんです。
── たしかに、ファミリーキャンプやソロキャンプにはないメリットですね。
ちゃんたぁ〜:実際に、みんなのおすすめや使い勝手などを聞いて、最近ogawaのツインピルツフォークというテントを購入しました。先日初めて設営しましたが、思った通り良いテントでしたよ!
最高の空間をみんなで共有できる
ちゃんたぁ〜:あとは、やはり自然の中で過ごす時間の素晴らしさや、思い出などを多くの人と共有できるのが良いなと思います。「あのときこうだったよね」なんて話しながらキャンプをするのが、最高に楽しいです!失敗してしまっても、あとで思い出話にできると思うと、いろいろなことに挑戦したくなりますしね。
── みんなで思い出を共有すれば、楽しさも2倍、3倍になりそうです!
ちゃんたぁ〜:実は最近子どもが生まれたばかりで、少し大きくなったらキャンプにぜひ連れて行きたいなと考えています。こういううれしい出来事もどんどん共有できるところが一番の良さではないでしょうか。子どもとキャンプに行く日が待ち遠しいです!
最高の思い出を共有できる、ゆるグルキャンを始めてみよう
楽しみがいっぱいに詰まったちゃんたぁ〜さんのキャンプスタイル。ファミリーキャンプやソロキャンプを楽しむ皆さんも、ゆるい輪を作って新しいキャンプスタイルを試してみてはいかがでしょうか?
隣のキャンパー
キャンプの楽しみは人それぞれ。わずか1年で極めたキャンパーや、二輪のツーリングをしながら楽しむ人など、さまざまなこだわりキャンプスタイルを紹介!