カップル・夫婦の仲をもっとアツアツに！？愛深まる2人キャンプのメソッド【隣のキャンパー vol.7】

カップル・夫婦で、キャンプを始める方が今、増えています！非日常感が2人の仲を盛り上げてくれたり、自然の中でリラックスすれば不思議と本音が言えたりと、良いことずくめ。そんな2人キャンプ、どんなきっかけで始めれば良いのでしょうか？

そこで今回は、実際に夫婦でキャンプに行っているキャンパー「けんじとあかり」さん(@kenji.akari.camp)に、その経緯を伺ってみました。月1回以上、キャンプ歴5年の2人は、どのようなスタイルでキャンプをしているのでしょうか！

「キャンプで喧嘩をしたことはありますか？」という問いに、首をかしげた2人。「普段はしょっちゅう小さな喧嘩をしているのに、キャンプではそれがほとんどありませんね。直前まで喧嘩をしていても『キャンプに行きたい！』という気持ちが、自然と仲直りに導いてくれます」(けんじさん)。

「でも一度、前日に大喧嘩したことがあって…」と話してくれたのはあかりさん。キャンプでは料理担当のあかりさんが、前日から仕込みをしつつけんじさんが仕事から帰るのを待っていました。ですが待てど暮らせど、けんじさんは帰ってこず…。なんと深夜に酔っ払って帰ってきたのです。そんな一触即発という場面でも、キャンプを決行した二人。キャンプ中にけんじさんがあかりさんをもてなすことで、無事に仲直りできたそうです。 共同作業や、気遣いを発揮する場面が多いキャンプなら、自然と二人の仲も親密になります。

素敵な写真がずらりと並ぶ「けんじとあかり」のインスタグラムアカウント。伺ってみると、「どちらかが写真好きで…」というわけではなく、キャンプの延長線上で始まった趣味でした。始めたのは2020年。コロナ渦で時間ができたことも大きな理由です。 写真によって、よりキャンプへの熱が高まった二人。次はこんなキャンプ場へ行ってみよう、と相談したり、こんな写真の撮り方はどうかな？と話し合ったり、同じ趣味を楽しむことでさらに二人の時間が充実したようです。

きっかけは、もともとキャンプギアを持っていたけんじさんからの誘い。お互いに子どもの頃から家族でキャンプを楽しんでおり、行くことに抵抗感はなかったと言います。自然で遊ぶ楽しさをすでに知っていたからこそ、始まりはスムーズでした。 「どちらもキャンプ経験がない！」というカップルは、まずはデイキャンプからスタートしてみましょう。キャンプギアを持っておくという点もポイントです。「道具があるから、次のデートはキャンプにしてみない？」。そんな誘い方なら、キャンプへのハードルも下がります。

キャンプ場選びのポイントを聞いてみると「近くにお風呂があるかどうか」と「景色がいいところ」の二つでした。「お風呂には絶対に入りたい！」と熱弁していたのはあかりさん。キャンプ場探しのときには、必ず周辺情報もチェックします。景色の良さは二人の希望。良い写真を撮りたいというのはもちろん、やはり景色の良い場所は過ごしていて心地よいものです。 譲れないポイントをしっかり把握しておくのは重要です。特に初回のキャンプは、相手が次も行きたくなるようになるべくいい体験をさせてあげましょう。

キャンプでの楽しみは「ご飯」と口をそろえる、けんじさんとあかりさん。特にカレー屋で働いていた経験もあるあかりさんは、スパイスを使った本格的なカレーが大得意！自然の中でおいしい料理をいただくのは最高のぜいたくです。 新しいキャンプ場の開拓も好きだという2人は、事前の情報がないほどワクワクが増します。「今日はどんなキャンプ場だろう？」。新鮮な気持ちでキャンプに行くのも、けんじさんとあかりさんならではの楽しみ方です。キャンプでは、2人の楽しみを積極的に探していきましょう。小さなことでも、振り返ると楽しい思い出になっているようです。

アツアツな姿を見せてくれたけんじさんとあかりさん。2人キャンプの秘訣もたっぷりと伺いました。新しい趣味として、カップルや夫婦でぜひキャンプを始めてみてください。