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アウトドア用おすすめ鉄板16選!ソロキャンプで肉を豪快に楽しむ
ソロキャンプでは、カップ麺やインスタントなど、手軽に済ませることもありますが、一人で贅沢にお肉を食べたくなることもあるでしょう。最近ではそのようなソロキャンパー向けのコンパクトな鉄板が数多く展開されています。この記事では、アウトドアやソロキャンプでステーキなどの食材をおいしく焼けるおすすめの鉄板を紹介します。ぜひお気に入りの鉄板を見つけてみてください!
ソロキャンプで鉄板を使うメリット
頑丈で調理がしやすい
鉄板は落としたり多少雑に扱ったりしても、そう簡単には歪まない頑丈さが特徴です。そのため、何度も買い直す必要がなく、長期的にはコスパが良いアイテム!
また、鉄板は熱伝導率や蓄熱性、保温性が高く、一度温まると安定した温度で食材を焼くことができます。
意外と場所を取らない
意外と場所を取らないコンパクトさも鉄板の特徴です。多くの鉄板は、ハンドルも着脱式になっており、場所を取らずに収納・持ち運びができます。
ソロキャンプ用に手のひらサイズの鉄板もあるので、荷物を減らしたい方にもおすすめです。
同時に調理ができる
鉄板1枚で同時にいくつもの調理をすることができます。火床が1箇所でおさまり、余計な器具を使わずに調理ができるため、片付けも簡単に終わります。
調理時間の短縮にもつながり、簡単に調理を済ませたい人にもおすすめです。
キャンプ飯の幅が広がる
鉄板では、焼きそばやパエリアなど、網では調理できない料理を楽しむことができます。
熱伝導率や蓄熱性の高さから、鉄板全体が均一に温まるため、肉や野菜をどこに置いても同じ温かさで焼けます。野菜はシャキっと焼くことができ、肉はムラなくジューシーに焼くことができます。
小さいお肉だけではなく、大きなステーキ肉などでも均一に火を通すことができ、網焼きよりも幅広い料理を作れるというメリットもあります。
鉄板の選び方
鉄板にはさまざまなな種類があります。主にサイズ・厚さ・形状・素材を基準にして選んでいきましょう!ここではそれぞれの選ぶポイントを紹介していきます!
サイズで選ぶ
天板を選ぶ上でサイズは重要。特に使用人数によって適切な鉄板のサイズが変わってきます。ソロやペアの場合はコンパクトで手軽に扱えて持ち運びやすいA5サイズがちょうど良いです。3人以上で使用する場合はある程度大きいサイズの鉄板を準備しましょう。
厚さで選ぶ
鉄板は厚さがあるほど蓄熱性が高く、食材に熱がじっくり伝わります。一般的にステーキを焼く場合は、厚いほうがおいしく焼きやすいと言われています。分厚いステーキを焼くには10mm以上がおすすめ!適度においしい料理を作りたい場合は5mm以上。手軽に料理を作るには3mm以上のものを選びましょう!
形状で選ぶ
- 平型
平型はフラットで溝がないため、使用後の手入れがラクです。平らなので隙間に収納しやすいのもポイント。しかし、調理のときに食材や油、汁が落ちやすいので注意が必要。
- フチあり
一方フチが設けてあるタイプは食材や油、汁が落ちにくいです。ただし、平型と違いフラットではないので収納のしやすさの違いがあります。
波型のプレートの表面は凸凹になっています。
凸凹になっていることで食材の油が適度に落ちるためヘルシーな焼き上がりになるのが特徴。
穴あき型は鉄板自体に
穴が開けられているので油が下に落ち、肉から油っぽさをとってくれます。ただし炭などに油が落ちると煙が発生するので、油受けも必要です。
素材で選ぶ
最近の鉄板のなかには鉄製はもちろんステンレスのものもあります。それぞれの特徴を把握したうえで選んでみてください。
蓄熱性に優れていて、食材をおいしく焼けるのが特徴。当たり前ですが鉄板はほとんどが鉄製です。鉄製の中でも表面に黒の膜をまとった黒皮鉄板という素材のものが多いです。
丈夫でさびにくく、手入れや管理しやすいのがステンレス製の特徴。鉄製より扱いがラクなものがいいという人におすすめです。
アルミニウムは
熱伝導率が高く鉄板がすぐに温まるので、すぐに調理できます。また耐食性にも優れているのでさびにくいのが特徴。さらに軽量なのでソロキャンプやツーリングキャンプにおすすめです。
ソロキャンプに使いやすいおすすめの鉄板を紹介!
ソロキャンプでも鉄板を使っておいしい料理を作りたいですよね。ここではソロキャンプおすすめの鉄板を紹介します!
今までありそうでなかった
ふた付きの極厚鉄板。ふたがあることで
蒸し焼き、予熱調理ができるので料理の幅が広がります。また厚みは6mmあるので蓄熱性も高く、料理も冷めにくいです。収納袋も付属しているので持ち運びに便利。
【基本情報】
- 素材:鉄板、ふた/ステンレス
- 鉄板サイズ:約26×18cm、厚み/6mm
- ふたサイズ:約24×16×3cm
- 重さ:約2.5kg
こちらの鉄板は一面フラットで溝がないシンプルな鉄板です。5mmの分厚い鉄板なので、肉などを均等に焼きあげることができます。
シンプルな形状で、焼き終わった後の片付けを簡単に済ませられるのも魅力。
【基本情報】
- 素材:鋼鉄
- サイズ:A5サイズ
- 厚み:5mm
- 重さ:約1kg
厚さが6mmの黒革鉄板で安定した蓄熱効果と温度の維持ができるため、ムラなく食材を焼きあげることが可能。
側面にフチがあるので肉を焼いたときの肉汁が下に垂れにくく、食材も落ちにくいので便利。
【基本情報】
- 素材:黒皮鉄板
- サイズ:210×150×8.5mm
- 厚み:6mm
- 重さ:約1.5kg
サビに強く、手入れしやすい黒皮鉄製の鉄板。
他の鉄板よりも軽さ、熱くなるまでの時間を考慮した4.5mmとちょうど良い厚さに仕上がっています。油や食材が落ちにくいフチがあり便利。持ち運びに便利な収納袋付き。
【基本情報】
- 素材:黒皮鉄
- サイズ:15×20cm
- 厚み:4.5mm
- 重さ:約1kg
使い込むほど馴染む黒皮鉄製の鉄板。四辺を職人技で曲げてフチを作ることで油や食材が落ちにくくなっております。
ガチ固定とスパッと解放のリバーシブル2wayハンドルで臨機応変にハンドルを使い分けでき便利。
【基本情報】
- 素材:黒皮鉄
- サイズ:19×14cm
- 厚み:4.5mm
- 重さ:約1kg
鉄板の表面はリブとフラットが半分半分になっているので、料理によって焼き目を変えられます。また鉄板は縁取ってあるので油が落ちにくく、煙が出にくいにもポイントです。
【基本情報】
- サイズ:20×20×1.7cm
- 重量:1.45kg
サイズが15cm四方なのでソロや2人で使いやすい鉄板。専用の持ち手が付いているのでフライパンのように扱える優れもの。さらに鉄板に油を染み込ませていけば焼きやすくなるので長く使いたくなる鉄板です。
ソロ・2人で使うのに適した大きさのグリルです。鉄板の表面が波型になっているので適度に食材から油が落ち、油を控えた焼き上がりになります。また蓄熱性に優れているので食材の中までしっかり火が通るのもうれしいポイント。
厚さが8mmなので厚みがあるお肉でも、中までしっかり火が通る鉄板です。ひとつひとつ高熱のハンマーで打ち付けて作られた鉄板なので耐久性にも優れ長期的に使えます。
ステンレスを使用した鉄板。通常の鉄板より汚れが落ちやすく手入れが楽です。さらにさびにくいという利点も。さびにくさにこだわりたい方におすすめの鉄板です。
【基本情報】
- サイズ:12.5cmx17.5cm
- 重量:750g
厚さ3.2ミリのため、鉄板の温度が安定。冷めにくいので熱源を選ばず、食材をおいしく焼き上げることができます。フチのせり上がった形状が、あふれた肉汁をこぼさず、固形物以外にも目玉焼きの調理もできます。(しかもIH対応可)
【基本情報】
- サイズ:
[鉄板] 8.9×15.8×1.3cm、鉄板厚み3.2mm
[取っ手] 2.8×14.2×0.8cm
[収納袋]16×20cm
- 重量:296g(鉄板)
ソロキャンプでの使用だけではなく、数人でちょっとしたバーベキューをするという方におすすめのサイズ感です。3つの厚さから選択できるため、自分の好みに合ったものを選べます。もちろん、厚さを増やすと重量が増しますが、より安定した熱を均一に鉄板に行き渡らせることが可能です。ハンドルを装着する穴の有無を選択できるため、どのような使い方をするかで決めましょう。
【基本情報】
- サイズ:16.5×25.0×1.0cm
- 重量:1,940g
B6サイズでよりコンパクトなサイジングとなっているので、一人でも使いやすく、気軽に持ち運びができます。小さくてもしっかりとした鉄板のため、お肉や野菜などを美味しく焼き上げることができます。ミドルサイズの「黒皮鉄板」と同様に、穴ありと穴なし、鉄板の分厚さを選択できるため、自分の好みに合ったものを選びましょう。
【基本情報】
- サイズ:14.0×19.0×1.0cm
- 重量:940g
ソロでもファミリーでも!美味しく焼ける黒皮鉄板と周辺アイテム3選
oka-d-artの「黒皮鉄板」は、サイズがコンパクトなため持ち運びが簡単です。そのため、ソロキャンプで気軽に持っていける鉄板といえます。また、ファミリーでも軽くお肉を食べたいときなどに活躍してくれることでしょう。ここでは、そんな黒皮鉄板の魅力について紹介します。
鋼材加工のプロが1枚ずつ加工して丁寧なバリ取りなどを行っている高品質な逸品。長く愛用できる無骨さとタフさが最大の魅力です。長方形とよりコンパクトな正方形の2サイズを展開。フチがせり上がっているので肉汁などがこぼれず、使いやすさは抜群です。鉄板の厚みは焼き上がりの良さと持ち運びのしやすさを考えた絶妙なバランス4.5mmになっています。
【基本情報】
- サイズ:20.0x20.0cm
- 厚さ:4.5mm
- 重量:1,400g
ソロキャンプ飯を極める!建設機械メーカーが開発した無骨でタフな「ミニ鉄板シリーズ」
焚き火やカセットコンロで食材をおいしく焼きあげる「鉄板」。中でも持ち運びやすくて準備・片付けが楽なミニ鉄板は、今やソロキャンパーの必須アイテムのひとつと言っても過言ではありません。全国のアウトドアブランドや鉄工所が続々と鉄板がリリースする中、1919年創業の老舗建設機械メーカーが人気シリーズをコンパクト化した「ミニ鉄板」を開発しました。
最大のポイントは、大きさの異なる2つのスキレットがセットになっていること。カレー皿と同じくらいのサイズの直径約18センチと、少し小さめの直径約17センチのものです。2つを組み合わせることで、餃子や炒飯、煮込み料理はもちろん、ふたの上に炭を乗せてダッチオーブンのように調理ができます。さらに、網を間に挟んで燻製のチップを下に敷いてスモークができたりと、料理の幅は無限大です。焚き火台の下に入れ、ダッチオーブンのような調理もできます。
【基本情報】
- サイズ:大きい方直径約18cm/小さい方直径約17cm
- 素材:鉄(ハードテンパー加工)
- 重量:大きい方395g/小さい方355g
手のひらにのるぐらいコンパクトなので、ソロキャンプのおつまみが気軽に作れます。シングルバーナーにのせるサイズがちょうど良い大きさで、大きすぎないため、端に食材を置いても熱が伝わりやすいです。固さの違う野菜も肉も十分に火が通ります。
鉄板の手入れの仕方(シーズニング)
一般に売られている鉄製の鉄板やフライパンは出荷時点でさびないようにさび止め剤が塗ってあります。そのさび止め剤をしっかり焼き切るのが使用前の重要ポイントです。製品によってはこの工程が必要ないものもありますが基本行程は同じなので参考にしてみてください。
使用する前の準備
1.火でサビ止めをしっかり焼き切る
まず、鉄板の表面に塗ってあるサビ止め、油をしっかり焼き切ります。鉄板の色が変わり煙が出てきますが、煙が出なくなるまでしっかり加熱してください。裏表しっかり焼き切ることができたら、しばらく放置して鉄板を冷まします。熱いまま水などで冷やさず、放置して自然に冷めるのを待ちましょう。
2.洗剤で洗う
素手で触れる程度まで冷めたら洗剤を使用してしっかり洗い流します。
3.水分を飛ばし油を塗る
しっかり洗い終わったら再び鉄板を熱し、水分を飛ばします。水分が飛んだら熱いうちにキッチンペーパーなどを使って食用油を裏表全体に塗り広げます。この時トングや革手袋を使用すると安全。この後、鉄板を煙が出るまで火にかけて冷まし、食用油を塗るという工程を2~3回繰り返して油を馴染ませて完了です。
4.くず野菜を炒める
油を塗ったばっかりの鉄板はどうしても鉄臭さが残ってしまいます。それを防ぐためにくず野菜を炒めます。コツとしては野菜くずに焦げ目がつく程度に炒めましょう!
使用後の手入れ
使用後は鉄板が素手で触れる程度まで冷めたら市販のタワシを使い、ぬるま湯~お湯くらいの温度の湯でこすりながら洗い流します。そのあとは鉄板を火にかけ水分をしっかり飛ばし、油を塗る作業をすれば完了です。
洗剤を使用するとさび止めとして塗った油が落ち、さびをつくる原因になるので使用後はできるだけ洗剤は使わずに洗いましょう。また鉄板に馴染んだ油分を落とさないように注意。徐々に油が馴染んでくることで食材がこびりつきにくくなります。
鉄板を使ってお肉を焼く際のポイントを紹介!
おいしい焼肉の焼き方
おいしく焼くには、肉の種類によって焼き分けることが大切です。
・カルビ、ロース
強火ゾーンで表面に焦げ目がつくぐらいしっかりと焼き、その後は中火ゾーンに移し、中までじっくりと火を通します。すぐに鉄板や網から出さない場合は弱火ゾーンで保温するのがおすすめ。あまり時間をおいてしまうと肉自体が硬くなってしまうので注意が必要です。
・ホルモン系
強火ゾーンで表面の水分を抜いてパリッとなるまで焼きます。中までしっかりと火を通す必要があるため、その後は中火ゾーンで焼きましょう。
・タン
強火ゾーンで一気に焼き色が付くまで焼き上げ、完全に中まで火が通らないうちに食べるのがベスト。しっかりと火が通ってしまうと硬くなってしまいます。
・レバー
弱火ゾーンでじっくりと焼き上げていき、表面の色が変わってきたらひっくり返します。あまり焼きすぎるとボソボソになってしまうため、注意が必要です。
おいしいステーキの焼き方
ステーキには、レア・ミディアム・ウェルダンの3種類の焼き加減が存在し、焼き方によって大きく味が変化するため、焼き時間は重要です。
基本的には、強火ゾーンで表面を焼き、中火ゾーンで中まで火を通します。
ポイント
①強火ゾーンでしっかりと焼き色を付ける
②焼き色が付いたら、強火ゾーンのまま裏返し、同じく焼き色を付ける
③弱火ゾーンへ移し、アルミホイルを被せる
④熱をじっくり入れると同時に蒸し焼きにし、ジューシーさを損なわずに焼く
こうすればよかったんだ!BBQで役立つ肉の焼き方のコツ
バーベキューの主役といえばやっぱり肉!ただ張り切って持参した肉が焦げてしまっては台無しです。普通に火を起こして、焼くだけでは上手くいきません。火力調整や炭のセッティングなど、バーベキュー以外でも役に立つ上手なお肉の焼き方をご紹介したいと思います。
ソロキャンプで鉄板を使い鉄板焼きを楽しもう!
ソロキャンプでは荷物を極力少なくしたい方が増えてきました。最近では、分厚いながらもコンパクトなサイズの鉄板が多く展開されており、ソロキャンプでも持ち運びやすくなっています。せっかくアウトドアを楽しむのであれば、おいしくお肉を焼いて楽しみたいですよね。ぜひ、今回ご紹介した鉄板を参考にして、おいしいお肉が焼ける鉄板を手に入れてみてはいかがでしょうか。
BBQ鉄板でひとつ上のキャンプ料理を!
皆さんは鉄板を使ってバーベキューを楽しんだことがありますか?網を使ってのバーベキューしか経験が無いという方が多いのではないでしょうか。実は鉄板で料理を作ると、網で焼くよりも一段とおいしく料理を作ることができます!今回は皆さんに鉄板で作る料理のおいしさの秘密を紹介します。