初心者でも焚き火を楽しめる!焚き火の注意点と必要な道具を紹介
キャンプの醍醐味である焚き火。近年では直火での焚き火を禁止するキャンプ場が増えてきています。今回は初心者の方が焚き火をするにあたっての注意点と、必要なアイテムを解説。マナーを守って焚き火を楽しみましょう!
焚き火はキャンプに必須!
焚き火はキャンプの醍醐味の一つで、仕事や学校で忙しい人がキャンプで焚き火を行うことで、ゆっくり流れる時間を堪能できるレクリエーションです。焚き火は炎を見つめるだけでも癒されます。さらに大人数で焚き火を行うことで、普段中々出来ない話をしたり、お酒を楽しんだりと憩いの時間にも。また、焚き火の炎を使って料理もできるため、キャンプに欠かせません。
初心者は要注意!焚き火をする前に知っておきたい5つのこと
1. 火をつける薪には種類がある
出典:Studio Doros / ゲッティイメージズ
基本的に炭より薪の方が炎はしっかり大きく出ます。キャンプ用の薪はキャンプ場で売っていたり、ホームセンターで販売されています。
薪はできるだけ油を含んでいる木がよく燃えます。キャンプ場で売られている薪で「ナラ」があればそれをおすすめします。燃焼時間、熱量が共に優れていて、流通量が多いです。
その他には、スギ、マツ、ヒノキなどの針葉樹系は火がつきやすく、中でも割れやすいスギは早く勢いのある炎を上げるため、着火時の焚付け材に適しています。
2. 薪で怪我をしない為の軍手
焚き火の時は薪を持つ時は手に棘が刺さりやすく、火にくべるので火傷防止のためにも軍手が必要になります。よく使われるのが革製の軍手です。動きやすく、耐火グローブなら尚良いです。
加えて、革の場合は分厚いと動きづらくなってしまうので、柔らかくなめしたものが良いです。革製以外には、アラミドと綿製の耐熱素材の軍手もあります。
薪を掴む時以外にも、鉄板やダッチオーブンを扱う時にも軍手やグローブがあると便利です。火の近くで作業することもあるので、燃えにくいことが大切です。できるだけ耐熱素材と手首まで生地があるものを選びましょう。
3. 服装に化学繊維が入ってないかの確認
焚き火をしていると火の粉がいつの間にか飛んで来て、服に穴をあける場合もあります。よく燃える化学繊維の場合は、服につくと簡単には取れずすぐに穴が開いたり、火傷をしてしまう可能性もあります。安全、安心に焚き火を楽しむためには、火の粉に強いウェアの着用をおすすめします。
火の粉で穴が開きにくい素材はコットンやウールの天然素材です。火の粉がついてもすぐには燃えないので、手で払えます。春夏は燃えにくい綿100%の衣服などで楽しみましょう。
また秋冬のキャンプは厚着をしたりブランケットを使用する場合があります。化学繊維を避けるのは少し大変になります。ですが、キャンプ用品の中には燃えにくくなっているジャケットやブランケットもあるので、難燃素材を使ったウェアなどをチェックしましょう!
服に穴が!後悔する前に「グリップスワニー」の焚き火ウェアを手にしてみない?
焚き火ウェアやキャンプウェアを扱っているブランド「GRIPSWANY(グリップスワニー)」をご存知ですか?グリップスワニーの焚き火ウェアは、普段使いもできるほど、洗練されたデザインでありながら、難燃素材が使用されているため、火の粉が飛んできても服に穴があきづらくなっています。おしゃれにキャンプを楽しみたい方、必見です!
4. 焚き火の組み方や薪の状態
持ち手の薪がない時は、森の中で木の枝など拾いますが、生乾きの薪は燃えにくく煙も沢山出るので、なるべく乾燥している木を選びましょう。最初に使う細い枝から、安定してきて使う太い枝まで揃えます。キャンプ場の場合は、キャンプ用の薪が売っているのでそれを使ってもOKです。
まず、焚き火台に着火剤を置きます。使いすぎると臭いが気になってしまうので、固形のものならひとかけらで大丈夫です。着火剤の上に、燃えやすい紙の梱包材や丸めた新聞紙などを乗せ、その上に割り箸大に割った薪を乗せます。キャンプ場のものを使う場合は、できるだけ細い薪から組みます。
まだ火はつけず、細い薪の上に大きめの薪を組み上げていきます。ポイントは横から見たときに三角になるように組むといいです。ちなみに井ゲタに組んでもOKです。
最初に燃えやすい細めの薪が組み上がったところで着火します。火が大きくなってきたら薪の太いものをくべるようにしてみましょう。
5. 寝る前に火を消化すること
就寝前には必ず火を消しましょう。火種がなくなることを確認することが重要です。火種をそのままにしてしまうと、火事の原因にもなりかねないので、注意してください。
火消し壺のおすすめ16選!間違えない使い方と選び方も紹介
「火消し壺」は炭を安全に消火して持ち帰ったり、また再利用できる便利なアイテム。キャンプで燃えカスを残さないようにすることにもつながります。ここでは、おすすめの火消し壺を紹介!また、火消しバッグやホームセンターや100均にあるもので代用する方法もわかります。この機会に、使い方や選び方もチェックして、用途に合った製品を見つけましょう。
焚き火に必須の焚き火台とあると便利な道具を紹介!
焚き火に必須の焚き火台
焚き火をするにあたって必須になってくるのが焚き火台。最近では直火での焚き火を禁止するキャンプ場が増えているため、必ず焚き火台を用意しましょう!スノーピークの焚き火台は使用人数に応じてサイズがS〜Lの3種類から選べるのが特徴。ご自身のキャンプスタイルと相談して決めましょう。
【基本情報】
サイズ:35×35×24.8(h)cm
重量:3.5kg
焚き火の熱でアイテムは高温に。革製の手袋はかかせない
焚き火台はもちろん、ダッチオーブンや火ばさみなどのアイテムもかなり高温になります。軍手程度ではその温度は防ぎきれません。そんなときに必須なのが革手袋。驚く程熱が伝わりにくく、使いやすさも抜群です。
【基本情報】
サイズ:全長約340mm
着火を楽にしてくれる魔法のアイテム、チャコスタ
BBQの火おこしの際に必須のアイテムがチャコスタ。1時間くらいうちわで扇いでいた時間を、ほんの10分程に短縮してくれます。
しかもチャコスタが自ら空気を取り込んでくれるので、うちわで扇ぐ必要もありません。BBQでの苦悩をなくす魔法のアイテムです。
【基本情報】
組立時サイズ:190×245×H280mm
収納時サイズ:280×190×30mm
重量:1.2kg
大人数に最適!焚き火用テーブルも
囲炉裏テーブルも必要かどうか悩む方多いですが、焚き火台でBBQするのであればとても便利なアイテムです。お肉にお皿、飲み物などちょっと置いておきたいときに目の前に置けるのはかなり便利です。収納も薄くてコンパクトになるものが多く、持ち運びも簡単。囲炉裏テーブルがあるだけで、そこはだんらんの場になります。
ダッチオーブンやスキレットを置いておくのに最適なテーブル
焚き火テーブルは焚き火料理をする方には便利なアイテム。ダッチオーブンやスキレットなど、熱々の調理器具は木製のテーブルに置くと焦げてしまいますが、焚き火テーブルなら安心。
高さ37cmと、ローチェアに座っているとちょうどよい高さに天板があり、ソロキャンプ用のテーブルとしても便利です。
【基本情報】
使用時サイズ:55×35×37(H)cm
収納時サイズ:55×35×2.5(厚さ)cm
重量:2.8kg
耐荷重:50kg
ユニフレーム「焚き火テーブル」に注目!カスタムや連結を楽しもう!
UNIFLAME(ユニフレーム)の焚き火テーブルは、キャンパーの定番アイテムとも言える便利なアイテム。使い勝手の良さに加えてその無骨なビジュアルと高いカスタム性が人気です。この記事ではそんなユニフレームの焚き火テーブルについて解説!実際の使用感や、気になるカスタム方法も紹介します。
火消しに便利な火消し壺
火消し壺は使用済みの炭を消火し、そのまま持ち帰れるアイテムです。ユニフレームの火消し壺SUSは密閉性が高く、灰と消火に使った水がこぼれない設計で、初心者でも安心して使えます。
【基本情報】
サイズ:本体 直径18×(深さ)18cm、網 直径16×(深さ)14cm
重量:1.7kg
耐熱温度:200度/【耐冷温度】-60度
材質:ステンレス鋼、パッキン:シリコンゴム
機能:水切りザル網/フタ裏のゴムパッキン/ステンレスボディ
火消し壺のおすすめ16選!間違えない使い方と選び方も紹介
「火消し壺」は炭を安全に消火して持ち帰ったり、また再利用できる便利なアイテム。キャンプで燃えカスを残さないようにすることにもつながります。ここでは、おすすめの火消し壺を紹介!また、火消しバッグやホームセンターや100均にあるもので代用する方法もわかります。この機会に、使い方や選び方もチェックして、用途に合った製品を見つけましょう。
マナーを守って楽しく焚き火をしよう!
近年では直火での焚き火を禁止するキャンプ場が増えてきました。直火を禁止する理由の一つに焚き火のマナー違反が挙げられます。そのため、焚き火をする際は必ず焚き火台を使用し、後片付けをしっかり行いましょう!今回紹介した注意点を守って楽しく焚き火を楽しんでください。