おしゃれな「囲炉裏テーブル」おすすめ19選!選び方のコツも紹介
キャンプで焚き火を囲み、談笑を楽しむ際に活躍する囲炉裏テーブル。本記事では囲炉裏テーブルのメリット・デメリット、Coleman(コールマン)やSnow Peak(スノーピーク)、尾上製作所など人気メーカーの囲炉裏テーブルを紹介します。
囲炉裏テーブルを使うメリット・デメリットを解説
「囲炉裏(いろり)」とは、炊事や暖房用に、古くから日本家屋で使われていた炉のことをいいます。その囲炉裏をモチーフに、キャンプで焚き火やグリルを囲むようつくられたテーブルが「囲炉裏テーブル」です。
焚き火を眼前に眺めながら団らんできる一方で、食卓として使うには少し狭かったり、設置が大変だったりと一長一短あるアイテムなのも事実。囲炉裏テーブルを買った後に後悔しないようにメリットだけでなく、デメリットもしっかり押さえましょう。
メリット:「自分の陣地」がわかりやすい&焚き火の安全柵がわりにもなる
囲炉裏テーブルの最大の魅力は、なんといっても焚き火を囲んで食事をしたり、くつろいだりできること。メインテーブルから少し離れたところに焚き火台やバーベキューグリルを置くスタイルと違って、常に全員が目の前で火を眺めていられるので、団らんの時間が一段と贅沢に感じられます。
「このテーブル面は自分」「このテーブル面はあの人」など、それぞれの「陣地」もわかりやすくなるため、グループ内でお皿やコップの取り違いが起こりにくいという効果ももたらしますよ。
またどの面に座っても火から一定の距離が確保できるため、子どもがうっかり焚き火に触れてしまうリスクも軽減できます。安全性を何より重視したいファミリーキャンプにもうってつけです。
デメリット:高さが低くて奥行きが狭い&重くて設置が大変
囲炉裏テーブルはあくまで「火を楽しむ」という意味合いが強く、メインテーブルにするには奥行きと面積の狭さが気になります。大人数でのキャンプの場合は、サブテーブルをいくつか用意してくと良いでしょう。
また囲炉裏テーブルの高さは27~30cmと低めの物が多く、アウトドアチェアに座って食事をすると常に前かがみになってしまいます。腰に負担がかかりやすい点はデメリットといえます。
さらに囲炉裏テーブルは火のそばで使うアイテムのため、テーブル自体が燃えてしまわないよう金属製のものが大半です。サイズや重さがかさばりやすく「重い」「設置が大変」というデメリットも。移動手段が車に限られるため、荷物を最小限にとどめたい人にはやや不向きかもしれません。
ただし、中にはコンパクトに収納できるものや、焚き火以外にさまざまな使い方ができるものもあります。次の項目で紹介するような製品の特徴を知り、自分に合ったものを選びましょう。
囲炉裏テーブルの選び方
ひとくちに囲炉裏テーブルといっても、種類はさまざま。テーブル選びに失敗しないためにも、選ぶ際に重視したいポイントを、「素材」「サイズ」「形」「機能性」の4つにわけてそれぞれ紹介します。囲炉裏テーブルデビューをしたい人は要チェックです!
素材:火に強くタフな金属ほど重く、軽くておしゃれなウッドは焦げやすい
囲炉裏テーブルに使用される素材は、主に「ステンレス」「スチール」「ウッド」の3種類。それぞれのメリット・デメリットは以下の表のとおりです。
扱いやすいものを探している人はステンレス製が良いでしょう。汚れに強くサビにくいため、長く使えます。ただし食器などを擦った際に入るスレやキズが悪目立ちするのがデメリットといえます。
無骨でワイルドな雰囲気がお好みならスチール製がおすすめです。サビやすくお手入れにやや手間がかかりますが、使い込むほどに味が出やすいので自分好みのギアにじっくり育てる楽しみが感じられます。
ステンレス製もスチール製も熱には強いので、焚き火にくべた鍋を天板に直置きしても問題ありません。
ウッド製(=木製)もスチール製とは異なる趣で、雰囲気を重視したい人にはぴったり。また、ステンレス、スチール製に比べると軽いものが多く、持ち運びやすい点もメリットです。
汚れやカビが付きやすい、火が近すぎると燃えるリスクがある、熱い鍋を直置きできないなど扱いには少々気を使いますが、おしゃれで温かい雰囲気は木製ならではといえるでしょう。
サイズ:手持ちの焚き火台の大きさを確認してから購入を!
囲炉裏テーブルは、手持ちの焚き火台と合ったサイズを選びましょう。中心部のサイズが焚き火台より、ひとまわり大きなものを選ぶのが基本です。あまり大きすぎると火から距離が遠くなってしまうので、焚き火台までの距離は10~20cmを目安にすると良いですよ。
ちょうど良いサイズが見つからない場合は、焚き火台と同じブランドのものをチェックしましょう。セット使用を前提につくられたものも多く、デザインにも統一感が出るのでキャンプサイトをよりおしゃれに演出できます。
形:使用人数&一緒に使うギアに合わせて選ぶ
「囲炉裏テーブル=焚き火台を囲む」といっても、円形や四角形、六角形など、形状はさまざまです。迷ったときは、多くのブランドが販売し汎用性の高い四角形を選ぶのが無難でしょう。
しかし2〜4人での使用なら使い勝手は良いものの、5人以上で使うとなると角の部分に座る人が出てしまいます。5人以上で使うなら「角」のない円形がおすすめです。
また脚の高さや形もチェックしたいポイント。脚が多いものは安定感が増しますが、脚が邪魔で座りにくい場面も出てくるかもしれません。
さらに、チェアとの高さのバランスも重要です。一般的なアウトドアチェアに合わせるなら高さは40cmあると前かがみにならずに済みます。しかし囲炉裏テーブルの多くは27~30cmと低めにつくられているので、そうした場合はチェア自体を低めのものにするのも一つの方法です。
このように合わせるギアや使う人数をイメージして選ぶと失敗が少なくなります。
機能性:バラで使える組み立て式や、とにかくコンパクトに収納できるものも
ついデザインで選択しがちな囲炉裏テーブルですが、「使いやすさ」もしっかり確認しましょう。
中心部を塞ぐ天板付きのものなら一般的なテーブルとしても使えるため、活用の幅が広がります。ワンポールテントを持っている人は、センターポールを囲うように設置するのもおすすめの使い方です。分解するとミニテーブルになるものや重ねてラックとして使えるものなど多用なシーンで活用できるものもあるので、汎用性の高いものを希望している人はぜひ検討してみてください。
あわせて確認したいのが設営・収納方法です。設営に時間をかけたくない場合は、脚を広げるだけで組み立てが完了する簡単なものを選びましょう。携帯性を重視するなら収納時のサイズも確認すると、後悔しない買い物になります。
囲炉裏テーブルは「自分のキャンプスタイルなら、どう使いたいか」をイメージすると、ぴったり合ったアイテムを選びやすくなりますよ!
【熱に強い】金属製の囲炉裏テーブルおすすめ15選
ここからは、おすすめの囲炉裏テーブルを紹介します。まずはステンレスやスチールなど、焚き火がそばにあっても溶けなかったり、熱々の鍋を直置きできたり、熱に強い金属製の囲炉裏テーブルです。
最初の1台に!サイズ・形・扱いやすさのバランスが優秀な初心者向け2モデル
1万円以下のリーズナブルな7モデル
重厚感ある無骨な雰囲気の5モデル
持ち運びが楽なオールインワン収納モデル
【ナチュラル系サイトに!】木製の囲炉裏テーブルおすすめ4選
囲炉裏テーブルは自作もできる
囲炉裏テーブルが欲しいけれど、市販品では「理想のサイズが見つからない」「予算が合わない」という人も多いのではないでしょうか?
実は、囲炉裏テーブルは自作することも可能です。手間はかかりますが、コストを抑えられる、自分好みのサイズやカラーに仕上げられるというメリットも。自分でつくった囲炉裏テーブルなら、より愛着も湧きますよね。
一からつくるのが不安な人は100円均一ショップのチェアの脚を活用したり、ニトリなどで販売されている折りたたみ式のキッチンラックを連結させたりする方法もあります。DIY好きの人は、ぜひチェックしてみましょう。
七輪テーブルの作り方・DIY方法を紹介!
キャンプやバーベキューを楽しくしてくれる七輪テーブルは、DIYで自作するキャンパーが多いアイテムです。ホームセンターや100均の材料を使った簡単な作り方を分かりやすく解説し、Amazonで売っているおすすめの市販テーブルもまとめて紹介します!
おしゃれな囲炉裏テーブルで焚き火を楽しもう
キャンプの楽しさは、大自然に囲まれながら家族や友人とともに楽しく団らんする時間にあります。囲炉裏テーブルはその魅力を最大限に引き出すためのアイテム。焚き火やコンロを囲み、ゆらめく炎を眺めながら語り合う。そんな贅沢な時間を提供してくれます。
囲炉裏テーブルを選ぶ際は、使用人数やほかのギアとの兼ね合いで選ぶのがコツ。さらに、おしゃれな見た目を重視するのか、熱への強さを重視するのか、あなたのキャンプスタイルに合わせて選べば、お気に入りの一台が見つかりますよ!
ゆったりと食卓が囲める!囲炉裏テーブルを自作してみよう
キャンプで火を囲んで食事をすることがありますが、「テーブルがなくて落ち着かない」「テーブルが小さくて食べにくい」といった経験はないでしょうか。その不満を解消するため、キャンプ用品メーカーから「囲炉裏テーブル」というものが続々と登場しています。