夏キャンプにおすすめのテント17選！ソロやファミリー向け、暑さ対策も

夏のキャンプは楽しいアクティビティが満載！しかし、暑さ対策をしていないと快適なキャンプが過ごせず、熱中症などのリスクが伴うこともあります。日陰を確保するためにタープやシェードを設置することも大切ですが、中でも重要なのがテント選びです。 テントは強い日差しに当たると、温度上昇により熱がこもりやすくなります。暑さ対策をおこなっているテントを選ぶことで、夏キャンプを快適に過ごせるようになるのでチェックしておきましょう。

テントにはさまざまな種類がありますが、特に夏キャンプにおすすめなのが、フルメッシュテント・コットンテント・ハンモックテントの3種類です。それぞれに特徴が異なるので、自分に合うものがどれなのか確認してみてください。

テントの中でも通気性に優れているのがフルメッシュテント。全体がメッシュ素材になっているため風が通りやすく、熱がこもりません。ダブルウォールのインナーテントがメッシュ仕様になっているものなら、フライシートを巻き上げたときに外から虫が入ってくるのを防ぎつつ、風通しを良くできます。

また、フルメッシュタイプは大型のテントやシェルター、タープの中に入れて使うカンガルースタイルにも適したタイプ。強い直射日光や突然の雨からテントを守れ、熱気もこもりにくいため、夏のキャンプで涼しい環境を保てます。

コットンテントはその名の通り、生地にコットン(綿)を採用しているテントです。通気性に優れているので、夏場に涼しく過ごせるのが特徴。また、ナイロンやポリエステルなどと比べて厚みがあり、冬場にも暖かいというメリットもあります。水を吸収すると膨張する性質もあり、生地は湿るものの結露が起こりにくいので、夏だけでなくオールシーズン使いたい人にぴったりです。 中でもコットンとポリエステルを混紡したポリコットンが使いやすくおすすめ。高性能なのに加え、コットン100%のものよりも軽いので、ファミリーやグループで使う大型テントにも適しています。

ハンモックテントは、2本の木に結び付けてハンモックのように使用し、休息や就寝ができるテントのこと。宙に浮いている状態なので、身体全体で風を感じられて涼しく過ごせます。メッシュスクリーン付きのものであれば、虫も気にならず快適です。 ポールなどが必要ないため通常のテントに比べて軽量なものが多く、持ち運びも楽におこなえます。基本的に1人で寝るタイプなのでソロキャンプで使用しますが、仲間とのツーリングキャンプなどで個別に使うのもおすすめです。

夏のテントは、快適に使える機能が搭載されているものを選ぶのがポイント。特に遮光性・通気性・耐水圧に注目してみましょう。

夏の強い日差しをしっかり対策するためには、遮光性は必ず確認しておきたいポイント。遮光性の高いテントはUVカット加工が施されているものが多く、強い日差しと紫外線を効果的に防げます。さらに、太陽光を反射することで内部の温度上昇を抑えられるので、暑い夏の日中でも涼しく快適。熱中症のリスクも軽減できます。 また、光を通さないことでプライバシーも確保できるので、着替えや授乳などのシーンでも安心です。外部の明るさに影響を受けにくく、夏場の早朝でも朝日の影響を受けずにゆっくりと眠れます。

暑い夏場はテント内に熱がこもりやすく、溜まった空気を外に排出できる通気性に優れたものがベスト。大きな出入り口や窓、ベンチレーションが搭載されたものなら、テント内の空気を効率良く循環させられます。トンネル型やドーム型のテントはベンチレーションが高い位置にあり、開口部も大きいものが多いのでおすすめです。

夏は夕立やゲリラ豪雨などが起こる可能性があるので、耐水圧もチェックしておきましょう。テントの耐水圧は1500mm以上あれば、急な雨でも安心です。また、シームテープ加工を施しているものなら、テントの縫い目から雨が染み込むのも防げます。地面からも浸水する可能性があるので、フライシートだけでなくフロアシートの耐水圧も確認しておくと良いでしょう。

ここからは1人で使用するソロキャンプ向けの夏用テントを紹介します。1人用のモデルは、フルメッシュテントやハンモックなどさまざまなタイプがあるので、自分のキャンプスタイルに合ったものを選んでみてください。

ファミリー向けの大型テントは、居住空間の広いものがおすすめです。通気性やUVカット率、耐水圧などを総合的に判断して、家族が過ごしやすいものをチェックしてみましょう。

暑い季節のキャンプで使うテントは、強い日差しから身を守れるものや風通しの良いものを選ぶのがポイント。涼しく過ごすために、遮光性や通気性、耐水性は必ずチェックしておきましょう。快適に過ごせるテントで夏のキャンプを満喫してください。