夏キャンプの暑さ対策!寝苦しい夜を乗り切るには3つの工夫で解決!
夏のキャンプで1番つらいこと、それは暑さです。夜が寝苦しいのはホントにつらいですよね。今回は、そんな夏キャンプで夜を涼しく過ごす方法をご紹介!実は、①キャンプ場選び ②テントの選び方&立て方 ③服装 ④「涼」アイテムの導入、この4つを工夫すると暑さは劇的に軽減できるんです。
夏キャンプの敵~夜の暑さ~
夏になるとキャンプに出かけたくなる方も多くいるのではないでしょうか?しかし、夏キャンプには、大きな敵が…。そう「夜の寝苦しさ」です。
虫対策については、皆さんよく聞くと思いますが、意外と見落としがちなのが暑さ対策。実は、少しの工夫で暑さは軽減できるんです!今回はキャンプの夜を涼しく過ごす方法を伝授します。今年の夏キャンプは、涼しく過ごしてぐっすり眠りましょう!
どうすれば涼しくなるの?
具体的に、何に注意すればいいのでしょうか。それは、
- キャンプ場選び
- テントの選び方&立て方
- 服装
- 「涼」アイテム
の4つです。この4つに注意し、工夫すれば涼しく過ごせます!それぞれについて詳しくご紹介していきます。
夏キャンプの暑さ対策①キャンプ場はどこを選ぶ?
まずはキャンプ場の選び方。テントが受ける熱を減らすためには、高原を選びましょう!そうすれば、外気温が下がってテントが受ける熱を減らせます。大原則として、標高が高くなるほど気温は低くなります。
例えば、8月上旬の東京都渋谷区の最低気温は24度。しかし、同じ月の長野県軽井沢町の最低気温は18度!実は、高原の夏の夜は秋並に涼しいんです。
夜の寝苦しさを避けるという点で、海辺はお勧めできません。標高は低いため外気温が高く、砂浜からの反射もあり、テントが熱を受けやすくなります。こうして、夜の寝苦しさに繋がります。
夏キャンプの暑さ対策②テントの選び方・立て方
次に、夜を涼しくするためにどんなテントを選ぶか、キャンプ場のどこにどのタイミングで立てるか、などのテクニックを紹介します!
選び方:メッシュ部分が多いテントを選ぼう!
テントには空気を入れ替える網目の窓がついていて、これをメッシュと呼びます。このメッシュ部分が多いテントがオススメ!こうすることで、テントから熱が逃げやすくなるんです。特にオススメなのは、全面にメッシュがついてるタイプ!
涼しいおすすめのテント紹介
前方のパネルを跳ね上げれば開放感のあるスペースに、背面側のスカートを上げれば風通しが良くなります。ポールとガイラインを調節すれば、天井を140cmまで変更も可能!また、ニンジャタープと一緒に使えば涼しく画期的なテントが完成します。
【基本情報】
- サイズ:380×220×140cm
- 重さ:1150g
- 使用人数:2〜3人
両サイドがメッシュになっているため、風通しの良い作りになっています。このテントはとても設営が簡単!地面に広げてテント上部を引っ張るだけ!初心者にもおすすめのテントになっています。
【基本情報】
- サイズ:230×150×117cm
- 収納サイズ:70×19×19cm
- 重さ:3kg
- ブランド名:DOD
- 使用人数:2人
インナー部分がフルメッシュ仕様で快適なのはもちろんのこと、初心者でも手の届きやすいお手頃な価格が魅力。近年人気が高まっているワンポールテント。2箇所の出入口で快適な風通しも涼しさを感じられます。
【基本情報】
- サイズ:420×442×280cm
- 収納サイズ:670×250cm
- 重さ:10.88kg
- ブランド名:テンマクデザイン
- 使用人数:2人
コツ1. 設営は日なたより木陰!
林や木陰の下に入って日差しを減らすだけでもかなり涼しくなります。木陰が見つからなければ、タープを木陰代わりにするのもOK!こうすることで、テントが受ける熱を減らせて夜が涼しくなるんです!
コツ2. 設営は遅い時間に(日が落ちる前に!)
テントは本来、キャンプ場に着いたらすぐ立てると思います。ですが、設営は日が暮れる前のなるべく遅い時間がオススメ!テントが日差しを浴びる時間を減らすためです。
これでテントが受ける熱は減り、夜がもっと涼しくなります!8月中旬にキャンプに行く場合は、日没が大体18時半前後なので、16時過ぎからテントを設営し始めるとちょうど良いですよ!
コツ3.オープンタープの下に設営!
オープンタープを使った裏技もおすすめです!本来は、インナーテントを雨や風から守るためにフライシートを被せます。でも、フライシートは通気性が悪く、一旦熱が籠ると逃げにくいのが難点…。
そこで、大きなオープンタープの下にインナーテントだけを張りましょう。フライシートは被せなくてもOK!インナーテントはフライシートより通気性が良いので、熱が逃げやすくなって涼しさアップです。
タープといっても、種類や価格帯はものによって大きく変わってきます。それぞれの特徴や利点などをまとめた記事もあるので、タープ選びの際には参考にしてみてくださいね!
【2023年最新】タープのおすすめ63選!おしゃれで機能性も優れた人気モデルをご紹介
タープは日除けになったりリビングスペースをつくったりと便利で優秀。また、おしゃれなキャンプサイトを目指す方にとっても重要なアイテムです。今回は、六角形の「ヘキサタープ」、四角形の「レクタタープ」五角形の「ペンタタープ」など、形状別に8種類のタープのおすすめ商品に加え、特徴や張り方も徹底的に解説。人気のコールマンやスノーピークのほか、実は愛用者の多いブランドを中心に、おすすめアイテムを64点ピックアップしたので、気に入るアイテムがきっと見つかるはず!
夏キャンプの暑さ対策③服装選び
熱から体を守るためには、吸湿性と通気性を兼ね備えた寝間着が必要です。吸湿性が低いと服と身体の間が蒸れて暑さを感じ、通気性が低いと体の熱が外に逃げづらくなります。
このようなリネン生地であれば、吸湿性も通気性も抜群!大きめサイズを選ぶのもポイント!ゆったり着ることで寝苦しさを軽減できます。
【基本情報】
- サイズ:M、L、LL
- カラー展開:グレー、ネイビー、ブルー、ブラック
夏だからと言って、半袖半ズボンで朝晩過ごすことはおすすめしません。なぜなら、
朝と晩にはブヨが発生することもあり、肌を露出しすぎると危ないです。また、水の近くにいるとヒルがいることもあるのでなるべく肌は出さないようにしましょう。しかし、暑さには敵わないので、レギンスのようにさらっと着ることができて厚くない生地のものを選ぶと良いですね!吸汗、速乾性の生地が頼もしいです!
【基本情報】
- サイズ:S、M、L、XL、2XL
- カラー展開:ブラック
こちらのパジャマは、長袖長ズボンのパジャマですが、夏の暑いシーズン向けに冷感加工が施されています。生地は、
肌触りのよい綿100%で、さらっと着ることができるので汗ばむ夏の夜にはぴったり。生地の表面が凸凹しているので、肌に直接触れる部分が多いことが理由です。見た目も実際に着てみても涼しいパジャマ、おすすめです!
【基本情報】
- サイズ:S、M、L、XL
- カラー展開:ブルー、ネイビーブルー
ここまで紹介した方法以外にも、アイテムを使うことで寝苦しさを軽減できます。このアイテムも合わせて持っていけば、涼しく快適に眠れること間違いありません!
夏キャンプの暑さ対策④「涼」アイテムを持ってキャンプへ
環境を整える上で、忘れてはいけないのが文明の力です!キャンプにおいて不自由さを感じながら楽しむのもまた一興ではありますが、寝苦しかったり暑すぎてキャンプを全然楽しめなかったら本末転倒です。涼しくなるアイテムを導入して快適な居住空間を作り出しましょう!
小見出し:扇風機でより快適に
KEYNICEのUSB扇風機は、クリップ式でさまざまなところに挟んで使用が可能です!また、同梱のスポンジに冷水を浸し、スポンジボックスに入れると涼しい風を楽しめます。
アロマオイルや香水を数滴垂らすと、香りも楽しめます。USB電源アダプター、モバイルバッテリーなどで充電が可能。フル充電後は最大約2日間の連続使用ができます。モバイルバッテリー(5000mAh)としても使用可能で、スマホの充電もできますよ!
【基本情報】
- サイズ:6.5×4.6×7.8cm
- 重さ:476g
- ブランド名:KEYNICE
- 使用人数:1人
この扇風機は、
わずか600gでパワフルに稼働します。専用三脚スタンドはさまざまな場所に安定的の設置することができ、持ち手を取り付ければ天井から吊り下げられるようになります。屋外やテント内ではもちろん、自宅のインテリアとしても使えるシンプルなデザインも素敵。また、オフタイマー機能も付いているので消し忘れてしまっても安心です。
【基本情報】
- サイズ:66×34×61cm
- 重さ:600g
- ブランド名:Prism
- 使用人数:1人
キャンプをもっと快適に!アウトドア向け扇風機の最強モデルを紹介【2023最新】
扇風機は暑い夏のキャンプを快適にしてくれるアイテム!暑さ対策以外にも、テント内の空気を循環してくれたり、火おこしをラクにしてくれたり、季節を問わず活躍します。さまざまな用途で使用できますので、1つ持っているととっても便利!今回はそんなアウトドア向け扇風機を紹介します。選び方も解説しているので、購入時の参考にしてみましょう。
寝具を「涼」アイテムにグレードアップ
重量2kgにも関わらず、耐荷重は140kg!日差しを浴びた地面は意外と熱を帯びていて、直接寝ると暑いです。このキャンプコットのように地面から離れたデザインは、地面の熱が体に直接伝わるのを防いでくれます!また、虫や汚れも避けることも!
【基本情報】
- サイズ:190×64×12cm
- 収納サイズ:13×36cm
- 重さ:2kg
- ブランド名:キングキャンプ
- 使用人数:1人
マットに水道水を入れるだけで、涼しくひんやり快適な寝心地!寝具として、下に引いて寝てみてください。寒くなりすぎるくらいなので、風邪をひかないよう、逆に注意が必要かも?
【基本情報】
- サイズ:95×43cm
- 重量:(本体のみ) 0.3kg / (水充填後) 約5kg
普段は食べ物が悪くならないように保存するグッズですが、抱き枕にして寝ると涼しさアップ。お手持ちのタオルで包むだけでも十分!必ず持っていきましょう!
【基本情報】
- サイズ:19.6×13.8×2.6cm
- 重さ:600g
- ブランド名:ロゴス
- 使用人数:1~2人
そもそも・・なぜキャンプの夜は暑いの?
そもそも、夏キャンプの夜は、なぜ寝苦しくなるのでしょうか。それは、テントは環境上熱を帯びやすく、構造上熱を逃がしにくいからなんです。テントは屋外に立てるので、日中は外気温と日差しの影響を直に受けてテント内の温度が上がります。
夜になったら熱が外に逃げるかと思いきや、テントは雨を防ぐために頑丈な布で出来ており、通気性が悪く夜になっても熱が逃げにくいんです。家と違って冷房もありません。これでは、陽が暮れた後もテントには熱がこもったまま。寝苦しい夜になってしまうのも納得ですね。
暑い夏、焚き火をするには?
出典: Alter_photo / ゲッティーイメージズ
暑い夏キャンプでも焚き火がしたい!そう思う人はいるのではないでしょうか?春や秋の焚き火は心地良いキャンプになります。しかし、夏はどうしても暑くて焚き火をするのは大変!そこでおすすめするのが、早朝の焚き火です。
夜ではなく、太陽が登る前の一番気温が低い時間。夏でも涼しく快適な焚き火が楽しめます。しかし、早朝のキャンプサイトなどでは寝てる方が多いです。周りの迷惑を考えてうるさくしないよう、注意が必要です。
色んな工夫をして夏キャンプを涼しく快適に過ごそう!
「場所選び」「テントの選び方&立て方」「服装」を工夫するだけで、夏キャンプならではの寝苦しい夜を涼しくできるんです。皆さんも、今年はぜひ“涼”キャンプにトライしてみてください!