キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
夏キャンプの様子

出典:PIXTA

夏キャンプの暑さ対策!寝苦しい夜は4つの工夫で乗り切る

2024.07.22ノウハウ

※本記事には一部プロモーションが含まれます

夏のキャンプで一番つらいこと、それは「夜の寝苦しさ」です。そんな暑さによる寝苦しさは、「キャンプ場選び」「テントの選び方&立て方」「服装」「涼アイテムの導入」の4つの工夫で、劇的に軽減可能!この記事では、その4つの工夫を詳しく紹介します。

夏キャンプの敵は「夜の暑さ」

夜のキャンプサイト

出典:PIXTA

夏は思い出づくりにキャンプに出かけたくなるシーズンです。けれど、夏キャンプは「夜の寝苦しさ」という多くのキャンパーを悩ませる問題と対峙しなければなりません。 年々厳しくなる暑さで、昼間の熱中症対策は常識となりましたが、夜の寝苦しさに関しては実は対策していないというキャンパーさんも多いのではないでしょうか。連泊のキャンプの場合は、夜によく眠れないと免疫力が低下し体調を崩す原因になりかねません。また、1泊だけの場合でも、帰宅の際の運転に集中できなくなる危険性が高まります。 近年はそんな寝苦しさを改善する便利なグッズも各メーカーから登場し、対策へのハードルも低くなりました。今回紹介する方法やグッズを駆使し、快適にキャンプを楽しみましょう。

【夏キャンプの暑さ対策1】キャンプ場は高地を選ぶ

高知でのキャンプ

出典:PIXTA

まずはキャンプ場の選び方。テントが受ける熱を減らすために高原などの高地を選びましょう。そもそも夜に暑くない場所を選べば、夜の寝苦しさも心配する必要がありません。 たとえば、8月上旬の長野県軽井沢町の最低気温は19.1℃!暑い土地として有名な熊谷の26℃と比べると約7℃も涼しいのです※。標高が高ければ高いほど気温は低くなるので、暑いのが苦手な人は高地にあるキャンプ場を探してみてください。 ただし、20度前後という気温は半袖やシュラフなしでは肌寒く感じる気温でもあります。別途「寒さへの対策」が必要な場合があることは念頭に置いておきましょう。 また、夜の寝苦しさを避けるという点で海辺はおすすめできません。標高が低いため外気温が高く砂浜からの反射もあり、テントが熱を受け夜の寝苦しさにつながります。 ※気象庁2023年最低気温の月平均値より

【夏キャンプの暑さ対策2】テントの選び方・立て方

次に、夜を涼しく過ごすためにどのようなテントを選ぶか、キャンプ場のどこにどのタイミングで立てるか、などのテクニックを紹介します。

メッシュ部分が多いテントを選ぼう!

メッシュ部分の多いテント

出典:PIXTA

テントには空気を入れ替える網目の窓がついていて、これをメッシュと呼びます。夜の寝苦しさを軽減するのであれば、このメッシュ部分が多いモデルがおすすめ。メッシュ窓はテントにこもっている熱を放出してくれますが、特におすすめなのは、風の通りが良い全面にメッシュがついてるタイプです。
涼しいおすすめのテント

コツ1. 設営は日なたより木陰!

木陰の下

出典:PIXTA

林や木陰の下に入って日差しを減らすだけでもかなり涼しくなります。木陰が見つからなければ、タープを木陰代わりにするのもOK!こうすることで、テントが受ける熱を減らせて夜も涼しく過ごせます。

コツ2. 設営は遅い時間に(日が落ちる前に!)

テントを設営している人

出典:PIXTA

テントが日差しを浴びる時間を最大限減らすために、テントの設営は日が暮れる前のなるべく遅い時間におこないましょう。8月中旬にキャンプに行く場合は、日没が18時半前後なので、16時過ぎからテントを設営し始めるとちょうど良いです。

コツ3.オープンタープの下に設営!

サイトに張られたタープ

出典:PIXTA

インナーテントを雨や風から守るためフライシートを被せますが、フライシートは通気性が悪く、一旦熱が籠ると逃げにくいのが難点。そこでおすすめなのがフライシートを被せず大きなオープンタープを張るスタイルです。通気性が良くなり、熱がこもらず涼しく過ごせます。

【夏キャンプの暑さ対策3】寝る時の服装選び

寝苦しい夏の夜を乗り切るには、パジャマも重要です。「寝巻きまでは考えていなかった」という人も多いのではないでしょうか?ここでは快適な睡眠を提供してくれる、おすすめのパジャマを紹介します。

【夏キャンプの暑さ対策4】「涼」アイテムを持ってキャンプへ

キャンプ環境を整える際に忘れてはいけないのが、現代の便利アイテム!キャンプでは不便さを楽しむのも醍醐味の一つですが、寝苦しさや暑さで楽しめなかったら意味がありません。涼しくなるアイテムを活用して、快適なキャンプサイトをつくりましょう。

扇風機でサイト内の熱気を緩和

寝具を涼アイテムにグレードアップ

夏キャンプの夜が寝苦しい理由

夏キャンプ

出典:PIXTA

夏キャンプの夜が寝苦しくなるのはなぜでしょうか。それは、テントが熱を帯びやすく熱を逃がしにくい構造だからです。 テントは屋外に立てるため、日中は外気温と日差しの影響でテント内の温度が上がります。夜になると熱が外に逃げると思いきや、防水性の高い頑丈な布によって通気性が悪く、熱が逃げにくいのです。このため、日が暮れた後もテント内には熱がこもったまま。寝苦しい夜になるのも無理はありません。

暑い夏に焚き火をする方法

焚き火をする人

出典:PIXTA

春や秋の焚き火は心地良いものです。中には「夏キャンプでも焚き火がしたい!」と思う人もいるでしょう。けれど、暑い日差しの下で焚き火をしても心地良さを感じることはできません。そこでおすすめなのが「早朝の焚き火」です。 夜ではなく、太陽が昇る前の一番気温が低い時間におこなうことで、夏でも涼しく快適な焚き火が楽しめます。ただし、早朝のキャンプサイトでは寝ている人が多いので、周りの迷惑を考え、静かに過ごすよう配慮が必要です。

いろいろな工夫をして夏キャンプを涼しく快適に過ごそう!

「場所選び」「テントの選び方&立て方」「服装」を工夫するだけで、夏キャンプならではの寝苦しい夜を涼しくできるんです。皆さんも、今年はぜひ“涼”キャンプにトライしてみてください!

今回紹介したアイテム

商品画像PAAGOWORKS(パーゴワークス) NINJA SHELTERDOD(ディーオーディー) ワンタッチテントOneTigris	(ワンティグリス) TETRA 超軽量テントNITORI(ニトリ) ルームウェアセット メッシュGUNZE(グンゼ) 綿混 天竺 ルームウェア 長袖長パンツグンゼ 綿混 天竺ボーダー柄 ルームウェアKEYNICE(キーナイス) 多機能クリップ式卓上扇風機CLAYMORE(クレイモア) FAN V600+DOD(ディーオーディー) バッグインベッドBOMA(ボーマ) 冷却快眠 クールウォーターパッドLOGOS(ロゴス) 氷点下パックGT-16℃・ソフト550g
商品名PAAGOWORKS(パーゴワークス) NINJA SHELTERDOD(ディーオーディー) ワンタッチテントOneTigris (ワンティグリス) TETRA 超軽量テントNITORI(ニトリ) ルームウェアセット メッシュGUNZE(グンゼ) 綿混 天竺 ルームウェア 長袖長パンツグンゼ 綿混 天竺ボーダー柄 ルームウェアKEYNICE(キーナイス) 多機能クリップ式卓上扇風機CLAYMORE(クレイモア) FAN V600+DOD(ディーオーディー) バッグインベッドBOMA(ボーマ) 冷却快眠 クールウォーターパッドLOGOS(ロゴス) 氷点下パックGT-16℃・ソフト550g
商品リンク


あわせて読みたい記事