アルパカの石油ストーブTS-77標準は、アルパカストーブとしてキャンパーに人気です。コストパフォーマンスが高く、持ち運びのしやすさが魅力となっています。全方向を温める対流型ストーブになっており、冬キャンプの時にテント内で使用するのがおすすめです。
コンパクトで持ち運びに便利
軽くてコンパクトなことから持ち運びが簡単なので、女子キャンプでもおすすめです。また小さいストーブであることから、車への積み込みという面でも非常に助かります。別売りの純正ケース(2600円)を購入するとさらに持ち運びが楽になるでしょう。積み込みの時ですが、移動中に燃料が漏れる恐れがあるため、灯油は別の容器に入れて持っていくことをおすすめします。
電池なしで使用できる
他メーカーの石油ストーブだと、電池が必要な場合があります。しかしアルパカストーブは電池なしで使用することができます。その代わりチャッカマンやマッチなど点火できるものが必要なので、キャンプの際は忘れないようにしましょう。
対流型ストーブは空間全体を暖める
アルパカストーブには反射板がついていることによって、一部分を集中的に温めてくれる反射型ストーブと、一般的な全角度から熱を出す対流型ストーブがあります。このストーブは反射板のついているストーブとなります。反射板ストーブはストーブの前で暖まりたい時に効率の良いストーブであるのに対し、対流型ストーブはテント内などの真ん中に置いて、空間全体を暖めるのに適しています。
また広いテント内で使用したり、真冬でのキャンプで用いるときは、石油ストーブ一つだと寒さを防げないかもしれません。その場合はより熱量の大きい薪ストーブを使うか、石油ストーブを複数購入して使用するキャンパーの方も多いです。またテント内で使用するときは一酸化炭素中毒の危険性があるので、一酸化炭素警報機を持参しておくと安心です。
コンロとしても利用可能
石油ストーブとしての基本性能はもちろん、天板には鍋やヤカンを置いて、調理したり水を沸かしたりすることができます。水を沸かすことによって乾燥しがちな冬に湿気を足してくれるでしょう。ただ天板が狭いため、鍋の大きさには注意が必要です。