焚き火に星空。自由気ままな旅に出かけたくなる!テンマクデザイン「ムササビウィング」の魅力と楽しみ方
最終更新日:2020/07/03
キャンプ用品
出典:テンマクデザイン
テンマクデザインのタープ「ムササビウィング」があれば、自由なスタイルで旅を楽しみ、山キャンプにつきものの急な雨にも慌てることなく濡れずに焚き火を楽しむことが可能です。ムササビウィングの魅力とタープの張り方、必要なポール、設営方法を紹介します。
テンマクデザイン「ムササビウィング」とは?
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おしゃれキャンパーの間では、「ムササビウィング」シリーズのタープは憧れの存在。その使いやすさやサイトの雰囲気をぐっと上げてくれるシンプルなフォルムには定評があります。
ムササビウィングをデザインしたのは、世界中を旅する文筆家の堀田貴之(ほったたかゆき)氏です。堀田氏は季節ごとにシーカヤックやカヌー、テレマークスキーなどを楽しみ、著書には「ホットサンド 54のレシピと物語」(実業之日本社)、「バックパッキングのすすめ」(地球丸)などがあります。また、独自のセンスが光る「hooky(フーキー)」という名のセレクトショップを立ち上げ、「愉しい不便」、「文化的ぜいたく」、「色艶のある暮らし」とはなにかを提案しています。
そんな堀田氏の豊富な旅の経験、アウトドアへの想いを込めて作られたタープが、テンマクデザインのムササビウィングです!
「ムササビウィング」が自由な旅をもっと素敵にしてくれる
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自然に帰る旅を快適なものにしてくれるのが、テントやタープなどの道具です。質実剛健のアウトドアブランド、テンマクデザインが堀田貴之氏とともに開発した「ムササビウィング」シリーズ。このタープひとつ張るだけで、そこはあなただけのアウトドアリビングになるのです。
トレイルでのバックパック・キャンプから家族でワイワイ楽しむファミリーキャンプまで、目的に合った空間を、アレンジ次第でいくらでも自由に簡単に組み立てることができる、応用度の高さが魅力です。
森の中、水辺でゆったりと ムササビウィングとともに
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水辺にいるとなぜか心が休まります。森のフィトンチッドをたっぷり浴びながら、こんな静かな場所で休日を過ごせたら最高ですね!
二人だけの贅沢なリビング空間
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シンプルなタープの下には、シンプルなチェアとテーブル。気軽にアウトドアを満喫するなら、この気取らない素っ気なさがいいですね!たったこれだけで、リラックスしてくつろげるリビングが完成します。二人だけの空間に会話も弾みそう。
大切な人と焚き火を眺めながら、静かに過ごす時間
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タープの下に小さなテーブルとチェアを置けば、雨や風や直射日光を遮ってくれて快適なスペースが作れます。そこで焚き火をしたり、バーベキューを楽しんだりできたら、日常の疲れもあっという間に吹き飛ばしてくれそうです。
好きなスタイルから選べる4種類のムササビウィング!おすすめポイントは?
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ムササビウィングシリーズのタープの主力アイテムは、現在5種類です。どの種類も基本的な大きさはほぼ同じ、ウィングタイプのタープです。
ムササビウィングシリーズの基本の形と大きさ
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ムササビウィングシリーズの人気を不動のものにしたのは、タープの下で焚き火を楽しむことができる難燃性の“焚き火”バージョンと、軽量で持ち運びしやすいことが特長の“山旅”バージョンや“Traveling light”バージョンなどのシンプルでいて、使いやすいという点にあるのではないでしょうか。
5種類のタープそれぞれの特徴を紹介します。
1.ムササビウィング13ft.cotton“焚き火”ver
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コットン特有の風合いを生かすため、漂白などはせず素材そのもののナチュラルな雰囲気は見ているだけで癒されます。名前のとおり、タープのそばで焚き火をすることが可能!ただし、火に強い素材とはいえ防炎加工はされていないので、タープ内で焚き火をするのはやめましょう。火の粉がかかれば穴は開きますので、その点はご注意ください。
また、コットンなので防水性が気になりますが、素材自体、水を含むと糸が膨張し防水性能が上がるような仕組みの生地を使用しています。そのおかげで、丸1日くらいの雨であれば中まで水が漏れてくるということはないそうです。
4種類のムササビウィングの中では一番重量があるタイプです。
出典:テンマクデザイン
収納時はトートバック型になります。
持ち運びやすいうえに見た目もかわいらしいですね♪
4.ムササビウィングSINY“山旅”ver
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山旅バージョンは焚き火バージョンとサイズは同じながら、重量はその半分以下というのが最大の特徴です。軽いのでトレイルでのバックパッキング・キャンプや、カヤックツーリングなど、荷物をなるべく軽くしたいキャンプスタイルに最適です!
タープは本体素材に薄くて破けにくい40Dリップストップナイロン生地を使用し、表面はシリコン、裏面はPUコーティングが施されています。ひとりでのんびり、誰にも邪魔されることなく自然の中へ出かけていきたい人に持ってほしいタープです!収納するとコンパクトになり、持ち運びにも便利です。
【基本情報】
素材:ナイロンリップストップ40D(シリコン加工 耐水圧PU2000mm)
サイズ(約):390×380/240(幅)cm
重量(約):本体/600g、総重量/730g
付属品:収納袋、張綱/φ4mm×4.5m×1本、φ4mm×3.5m×3本、φ4mm×1.5m×2本
本体価格:14,800円(税別)
※現在在庫はないようです。
ウィングタープのメリットとデメリット
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ウィングタープの基本的な設営スタイルは、メインポールを2本自立させてそのサイドの2角を張り網で張ります。メインポールを1本にして、残りの角は張り網で調整しながら低く設営する方法もあります。
ウィングタープのメリットは、設営の手間が少ないこととアレンジの幅があること。1人でも比較的簡単に設営できるものなので、ソロキャンプを楽しむ人には便利なアイテムですね。
反対にデメリットとしては、コンパクトなタープなので日陰になる面積が小さいこと。しかし、これもポールの使い方やテントと合せたレイアウト方法などで工夫すれば特に問題ありません。
ムササビウィングの簡単な設営方法
タープの設営はシンプルなので、二人でも一人でも3つのステップで簡単です。
ポール1本で設営する場合
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1.設営準備
タープ本体を地面に広げます。(一番鋭角のコーナーが正面になります)→正面の張り綱を、使用するポールの1.5倍位の長さに調節します。
→左右4カ所の張綱を、三角自在が中央にくる位の長さに調整します。
→張綱を少し緩めた状態で、正面・左右の5カ所をペグ打ちします。(ペグは地面に45度位の角度をつけて打ち込みます。)
2.タープポールを立てる
タープ本体の下にタープポールを入れて、ポールの先端を正面コーナーの張綱ループに取り付けたらポールを徐々に起こします。
→ポールを垂直よりもややタープ側に傾いている角度にしてタープと張綱にテンションが掛かり、ポールが自立させます。
→このとき張綱がきつくてポールが立たない場合は張綱を少し緩め 、逆に緩くてポールが自立しない場合は張綱を少し締めます。
3.調整
後方中央の張綱にペグを打ちます。(タープ後方を完全に地面につける場合は、張綱ループに直接ペグを打ってください)
→最後にタープがピンと張るように徐々にテンションを掛けてバランスを取りながら張綱を調節します。
→ペグにも緩い箇所が無いかチェックして完成!
ポールを2本使う場合
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ポール1本で設営する手順の1から2まではそのままで、まずはメインとなるポールを1本立ててタープを設営します。(後ろ左右2ヶ所の張綱は緩めておきます。)→次に手順3のところで後方中央の張網ループに、短めのポールや枝を差し込んで後方を持ち上げるように立てて完成!
タープ設営に必要なポールはどんなものを使えばいいの?
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ムササビウィングシリーズは、それを使う人が好きなスタイルで自由に設営できることを目的に開発されたタープなので、基本的にはセットのポールというものはありません。木の枝や岩場のでっぱり、流木や倒木などそこにあるものを使って立てることができます。
でも、行った先にちょうど良い位置に良いサイズの枝などがあるとは限りませんので、最低でもメインポール1本は準備して持って行きましょう。おすすめは同じくテンマクデザインより出ているポールです。
おすすめのペグは?
焚き火バージョンには30cm位のサイズの鋳鉄製のスチールペグ、山旅バージョンには18cm位のサイズのアルミ製のV(Y)字ペグがおすすめです。設営する場所の状況によって合うペグは違うので、数種類用意しておくか、出かける先の環境を事前に調べておくと安心ですね。
タープの中でそよ風を感じながら眠りたい、そんなときは蚊帳を使ってみよう!
便利で使い勝手の良いムササビウィングシリーズ。テントまで準備して出かけるとなると、それなりに大変です。思い切って、タープの下で寝てしまうというのはどうでしょう! 夏など気候の良い季節ならば、虫を気にせずに涼やかな風を感じて気持ち良く過ごせそうですね。
ムササビメッシュインナー Goodnight Mosquitoes with Bottom version(2人用)
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【基本情報】
総重量:990g
素材:[メッシュ部] 68Dポリエステル、[その他生地]30Dナイロンリップストップ(シリコン/PUコーティング、耐水圧3,000㎜)、[ポール]DAC プレスフィットΦ9.0㎜
収納サイズ:Φ15㎝×30㎝
その日の気分でレイアウトを考えるのは面白い!多彩なタープの配置例
出典:Amazon
サイトを組み立てる上でレイアウトパターンを考えるのは面白いものです。慣れてくると、「今日はL字型にして景色を楽しもう」とか「風が強くなりそうだから、タープは車とテントに挟んで設置しよう」など、レイアウトがすぐに思い浮かぶようになります。
でも、最初のうちはどうしたら良いかいつも迷ってしまいますね。そこで、押さえておきたいキーワードは「動きやすさ」と「風向き」の2つ!
人の動線が円になるように、タープを中心にテント、キッチン、車をぐるりとタープのまわりに配置すると居住性が高まり、どこにいてもサイト内をスムーズに見渡せます.このレイアウトパターンがもっとも快適で、特に小さなお子様のいるファミリーキャンプ向きと言えます。
こちらはベッドルームとリビングがつながっています。快適に過ごせそうです♪
ソロキャンプでは本当にコンパクトに使うことができますね。テントの上にたてることができれば、耐水性や保温性をあげることにもつながります♪
タープのメンテナンス方法
タープを使用した後は、たたむ前にしっかりと乾燥させて付着した汚れなどは除いておくと、次に使うときも気持ちよく使えます。撤収時も雨でタープを乾かせないという場合を除いては、なるべくその場でメンテナンスをしてからたたむようにしましょう!
雨でタープが濡れたままの場合には、自宅に戻ってからなるべく早めに乾燥させてください。袋の中で放ったままにしておくと、雑菌やカビで大切なタープが傷んでしまいます。最近では、タープやテントなどのキャンプ用品のクリーニングや乾燥サービスもありますので、上手に活用したいものですね。
また、タープだけでなく使用後のペグも泥などが付着していたり、差し込み口に小さな石が挟まっていたりするものなので、汚れをしっかりとふき取ってから畳むようにしましょう。
小さな心がけですが、大切な道具を長持ちさせることができます!
詳しくはこちら▽
雨の日の楽しみ方
出典:photo AC
せっかくキャンプに出かけて行ったのに、雨に降られてガッカリ。なんてこと、ありませんか? 大人でもそう感じることがあるのだから、子供はもっとかもしれないですね。
でも、雨だからと気落ちすることはありません。雨が降ったって、焚き火バージョンのムササビウィングがあれば、雨に濡れずに焚き火を楽しめるのですから。しとしと降る雨を眺めながら、タープの下でみんなでゲームを楽しんでも良いですし、ひとり読書に興じるのも素敵な時間の過ごし方です。
濡れるのも気にせず、レインウエアを着て思い切り遊んでしまうこともできます。サイトに戻れば、温かい焚き火で服を乾かせる快適な空間が待っています。
まとめ
テンマクデザインのムササビウィングタープを5種類、設置方法や必要なペグ、ポールなどを紹介してきましたが、いかがでしたか?タープがあると、自然の中での楽しみ方がぐっと広がりますね。焚き火をしたり、のんびり景色を眺めたり、カフェのような空間を作ってティータイムを楽しんだり、ひとり好きな場所でのんびりしたり。自由に発想して、思いのままの空間を作れるのがムササビウィングシリーズの魅力。ワクワクする気持ちと魅力的なタープを持って、さあ出かけましょう!
▼ムササビウィング以外にも、人気アイテムなど、テンマクデザインについてもっと詳しく知りたい方はこちらもチェック!
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