テーブルに並んでいるアルコールストーブ

人気アルコールストーブ徹底比較!最強のおすすめアイテム10選

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キャンプでの湯沸かしや、簡単な調理で手軽に使えるのが魅力の「アルコールストーブ」。この記事では、人気のアルコールストーブの実力を「火力」「容量」「携行性」「機能性」の観点でhinata編集部が徹底比較!検証結果をもとに、本当におすすめの最強アルコールストーブをランキング形式で紹介します。

アルコールストーブの検証項目

アルコールストーブとは?

アルコールストーブとは
アルコールストーブとは、燃料用アルコールを燃料とする小型のバーナー。手のひらに収まるほど小さくコンパクトで、重量も100g以下と軽量なため、手軽に持ち運べるアイテムとして人気です。 ガスバーナーに比べると火力は弱いですが、湯沸かしやサブの調理機器として重宝します。また、シンプルな構造のため、ベテランキャンパーはもちろん、キャンプ初心者でも使いやすいアイテムです。

アルコールストーブとシングルバーナーの違い

シングルバーナーとアルコールストーブの違い
キャンプ調理の定番アイテムであるシングルバーナーと、アルコールストーブの違いを解説します。特徴を理解し、キャンプスタイルやシチュエーションに合わせて賢く使い分けましょう。

軽量で持ち運びやすい

軽量で持ち運びやすい アルコールストーブ
アルコールストーブは、シングルバーナーに比べると軽量で持ち運びやすいアイテムです。一般的なCB缶仕様のシングルバーナーの重さは約350g、コンパクトなOD缶仕様のバーナーでも、ガス缶を含めると200g前後の重量があります。 一方、アルコールストーブは100g前後が一般的。チタン素材であれば50g以下と超軽量のアイテムも少なくありません。 燃料も必要な分量だけ分けて持ち運べるので軽量化に最適です。通常のキャンプはもちろん、登山やツーリングキャンプなど、荷物を極力軽くしたいシーンでアルコールストーブは重宝します。

気温によって火力が左右されない

シングルバーナーで利用するガス缶(CB缶・OD缶)は、気温が下がると火が着きにくい場合があります。その理由は、低温環境だと液体ガスが気化しにくいからです。 一方、アルコールストーブは気温によって火力が左右されません。燃料用アルコールの主成分であるメタノールは、揮発性が高く気化しやすいため、気温が低くても利用しやすいのです。 アルコールストーブを持っていると、キャンプの寒い朝や冷え込む夜、「早くお湯を沸かしたい!」というときに便利です。

お湯を沸かすのに適している

お湯を沸かすのに適している アルコールストーブ
アルコールストーブは、スープ用のお湯やコーヒーなどのちょっとした湯沸かしに最適なアイテムです。 少量のお湯を沸かす程度であれば、ガスバーナーのような強い火力がなくてもOK。コーヒー1杯程度のお湯なら燃料用アルコール30mL、5~10分程度の燃焼で十分に沸かせます。 たしかに火力の強いガスバーナーの方が短時間でお湯を沸かせますが、ゆらゆらと揺れる炎を眺めながらのんびりと待つのもキャンプの楽しみ方のひとつです。

アルコールストーブの使い方を3ステップで解説

アルコールストーブの使い方を解説します。アルコールストーブの使い方は至ってシンプル。初めて使う人でもわかりやすいように3ステップで解説しますので、流れを把握しておきましょう。

1.アルコールを燃料タンクに注ぐ

アルコールを燃料タンクに注ぐ アルコールストーブ
アルコールを燃料タンクに注ぎます。「コーヒー1杯程度の湯沸かしなら30mL」のように必要な分量を注ぎましょう。タンク内の目盛りか、目盛りの付いた燃料ボトルを利用すると無駄なく注げます。

2.燃料に火を近づけて着火する

燃料に火を近づけて着火する アルコールストーブ
燃料を注いだら、ライターかマッチで着火します。気化した燃料に引火するので、火元を近づけるだけで簡単に着火できます。 着火直後は炎が不安定で小さいですが、アルコールストーブ全体が温まると勢いが増し、炎が安定してきます。アルコールを燃やした炎は青っぽく、明るい場所では見えにくいのが特徴。ただし、ごうごうと燃える音もしないため、一見火がついていないように見えても実際は超高温です。おもむろに手を近づけないように注意しましょう。

3.ふたを被せて消火する

ふたを被せて消化 アルコールストーブ
消火の際は、付属されている消火蓋を被せます。消火蓋が付属されていない場合は、完全に燃やし切るのがおすすめです。 アルコールストーブは燃料を入れて持ち運ぶ前提でつくられていないものがほとんど。燃料が漏れる可能性があるので、余った燃料アルコールを持ち帰るときは、必ず燃料をボトルに戻しましょう。

アルコールストーブの選び方

アルコールストーブの選び方
アルコールストーブの選び方を解説します。アルコールストーブは本体の燃料タンクに加え、あらゆる機能性が追加されたアイテムが販売されています。自分の利用方法に合ったアイテムを選びましょう。

料理をするなら五徳付きのものを選ぶ

料理をするなら五徳付きのものを選ぶ
アルコールストーブで料理や湯沸かしをするときには五徳が必要です。アルコールストーブ本体と別に購入してもいいですが、本体と五徳がセットになっているものがおすすめ。サイズや高さがジャストフィットするうえに、収納袋付きならまとめて持ち運べて便利です。

火力調整しやすいふた付きのものを選ぶ

火力調整しやすいふた付きのものを選ぶ アルコールストーブ
保温や弱火で料理を煮込みたいなら、火力調整できる蓋付きのアルコールストーブがおすすめです。蓋の上部をスライドさせて火の出口を制限して、火力の調整をします。 キャンプの調理では、予想外の火力の強さで慌てることも少なくありません。火力調整できるアイテムであれば「料理は不慣れだけどキャンプご飯に挑戦したい」という人でも気楽に使うことができるでしょう。

容量が30mL以上のものを選ぶ

容量が30ml以上のものを選ぶ アルコールストーブ
アルコールストーブは燃料タンクの容量が30mL以上のアイテムを選びましょう。アルコールストーブは70〜100mLの容量のものが多いですが、軽量さやコンパクトさを重視した30mL以下のアルコールストーブも存在します。 容量が小さいものは持ち運びには便利ですが、軽量なため風の影響を受けやすく、火を扱うアイテムとしては安全性が乏しい側面があります。安全面を考慮すると、一般的な容量のアイテムがおすすめです。

素材で選ぶ

アルコールストーブは、主にアルミ製、チタン製、真鍮製の3種類が販売されています。どれも機能に違いはありませんが、素材ごとに特徴があるので、好みや予算に合ったものを選びましょう。 例えば、コスパを重視したいのであれば1,000円以下でも購入できるアルミ製がおすすめ。軽いものが良いのであれば断然チタン製。金属独特の変化を楽しみたいなら真鍮製も人気です。 アルミ製の特徴
  • 1,000円以下で買える手軽さ
  • 柔らかい素材のため凹みやすい
チタン製の特徴
  • 価格はやや高め
  • 耐久性が高く長く使える
  • 軽量で持ち運びの負担がほぼない
真鍮製の特徴
  • 色合いの変化などを楽しめる
  • サビやすいためメンテナンスが必要
  • 重さはあるが安定感も高い

火を安定させるために風防付きのものを選ぶ

火を安定させるために風防付きのものを選ぶ アルコールストーブ
アルコールストーブは、ガスバーナーに比べて炎の勢いが弱く、風の影響を受けやすいため、風防がセットになっているものがおすすめです。炎が風で煽られると効率よく熱が伝わらず、湯沸かしに時間がかかったり、燃料を過剰に消費することもあります。さらに強風であれば火が消えて料理ができない、という最悪のケースも考えられるため、風防はアルコールストーブにとってマストなアイテムです。

安心のアルコールストーブ人気ブランド3選

多くのメーカーから販売されているアルコールストーブですが、ここでは安心して利用できる人気のブランドを紹介します。人気ブランドのアイテムは価格がやや高めですが、使いやすさや耐久性が高く、長く使えるなどのメリットもあるため、後悔の無い買い物をしたい人は人気ブランドを選ぶのも手です。

アルコールストーブの種類が豊富な「エバニュー」

エバニューは大正13年創業の日本の老舗メーカーです。運動器具を製造するメーカーですが、金属加工の高い技術をアウトドア用品にも応用し、アルミやチタンのアイテムを製造、販売しています。 そんなエバニューの魅力は、アルコールストーブの種類の豊富さ2段の燃焼孔で高火力なアイテムや、大容量で長時間利用できるもの、五徳・風防などの付属アイテムも充実しています。ワンランク上のアイテムでキャンプを充実させたい人には、エバニューがおすすめです。

真鍮に力を入れている「トランギア」

自然が豊かな北欧・スウェーデンのブランド、トランギアのアルコールストーブは使い込むほどに味わい深くなる真鍮製です。色の変化やすすけたような風合いは真鍮ならでは。アルミやチタンに比べて重さがありますが、ずっしりとした重みは重厚感があり、安定感も抜群です。消火蓋が付属されており、火力調整も可能。ギアを育てる楽しみを感じたい人は、トランギアのアルコールストーブをチェックしてみましょう。

持ち運びやすい「バーゴ」

メイドインUSAのアウトドアブランド、バーゴはチタン製の軽量アイテムを数多く販売しています。アルコールストーブも50g以下のアイテムがほとんどで、持ち運びのストレスはほぼありません。また、バーゴのアルコールストーブは五徳が一体化しているのが特徴です。別途購入する必要がなく荷物を最小限に抑えられます。やや高額ですが、耐久性が高く、長く利用すればコスパも悪くありません。軽量さ、持ち運びやすさを重視したい人は、バーゴを選んでみてはいかがでしょうか。

アルコールストーブおすすめランキング10選

人気のアルコールストーブを「火力」「容量」「携帯性」「機能性」の4つの観点で、hinata編集部が徹底検証。おすすめのアイテムを、総合評価が高かった順にランキング形式で紹介します!
※各数値はhinata編集部が測定したものです。メーカー公表値とは異なります ※ランキング一覧表の価格はランキング公開時のもので、変動している場合があります

【1位】LIXADA アルコールストーブ

【総合評価4.55 火力5.00|容量4.50|携行性4.69|機能性4.00

【2位】ネイチャーハイク アルコールストーブバーナー

【総合評価4.29 火力4.05|容量4.50|携行性3.61|機能性5.00

【3位】アウトファン アルコールバーナー

【総合評価4.22 火力3.29|容量4.75|携行性3.84|機能性5.00

【4位】チタンマニア アルコールストーブ

【総合評価4.17 火力4.42|容量4.50|携行性4.75|機能性3.00

【4位】ダラカ アルコールストーブ(ゴールド)

【総合評価4.17 火力3.40|容量4.75|携行性3.53|機能性5.00

【6位】トランギア アルコールバーナー

【総合評価4.14 火力4.02|容量5.00|携行性3.53|機能性4.00

【7位】エスビット アルコールバーナー

【総合評価4.04 火力3.79|容量4.50|携行性3.88|機能性4.00

【8位】ロゴス アルコールストーブ

【総合評価3.99 火力3.66|容量4.75|携行性3.53|機能性4.00

【9位】エバニュー Ti アルコールストーブ

【総合評価3.87 火力4.73|容量3.75|携行性5.00|機能性2.00

【10位】エバニュー SUS Alcohol burnerセット

【総合評価3.66 火力2.96|容量5.00|携行性2.66|機能性4.00

アルコールストーブと合わせて買うべきアイテム

アルコールストーブは手軽に使える便利な道具ですが、風防や五徳、トーチなどを加えると、飛躍的に使いやすさがアップします。風防と五徳、両方の機能を兼ね備えたアイテムは、荷物がコンパクトになるのでおすすめです。

アルコールストーブで使用する燃料

アルコールストーブの燃料は「燃料用アルコール」です。燃料がないと使えないので、忘れずに準備しておきましょう。主成分のメタノールは人体に有害なので、誤飲や手に着いたらすぐに洗い流すなど、扱いには注意が必要です。ホームセンターや薬局などで購入できます。

未然に事故を防ぐ!アルコールストーブを使う際の注意点

未然に事故を防ぐ!アルコールストーブを使う際の注意点
アルコールストーブを利用するときの注意点を解説します。アルコールストーブはシンプルな構造でキャンプ初心者でも扱いやすいですが、火気を扱うアイテムには火事ややけどなどのリスクがともないます。安全に利用できるように、注意すべき点をしっかり確認しておきましょう。

燃料の継ぎ足しは火が消えている状態で行う

燃料の継ぎ足しは完全に火が消えている状態で行うのが鉄則。火が着いた状態で燃料を追加すると、あっという間に手元のボトルにも引火し、やけどや火事などにつながります。アルコールストーブの炎は目視しにくいので、燃料の残量や手をかざして完全に熱さを感じない状態になってから燃料を追加しましょう。 また、「火が小さくなっていたから火を消さずに燃料を追加して、炎が燃え広がった」という事故も過去に起きています。たとえ小さな火でも、周囲に燃え広がって大切な物を失う可能性も少なくありません。火の取り扱い、燃料の追加は十分に注意しましょう。 出典:東京消防庁

燃料が少ない状態で着火しない

アルコールストーブは少ない燃料で着火すると、爆発の危険があり大変危険です。燃料が少ないと比例してタンク内の空間が広くなって、気化した燃料が溜まりやすくなります。そこに着火すると爆発的に燃えてしまう可能性も。燃料はタンクの3分の2程度を注入して利用すると、このようなトラブルを回避できます。

屋内では換気をしっかり行う

アルコールストーブをテント内で利用するときは、しっかり換気を行いましょう。 テント内での火気利用で最も注意すべきことは“一酸化炭素中毒”です。燃料量アルコールに限らず、燃料を燃やすと炭素が発生し、酸素が失われて一酸化炭素中毒を引き起こします。最悪の場合、死に至るケースも。 アルコールストーブは小さな道具だからといって油断は禁物。テント内でアルコールストーブを利用するときは十分に換気を行うか、テント外で利用するのが安全です。

炎の色がわかる場所で使う

炎の色がわかる場所で使う アルコールストーブ
アルコールストーブの炎は青っぽいため、明るい場所では見えにくいという特徴があります。うっかり手を近づけるとやけどなどの危険性があるため、日中ならタープ下などの影がある場所で利用するのがおすすめ。また、風で炎が煽られてまわりのものに引火する可能性もあるので、風防を利用したり、近くに燃えやすいものを置かないようにしたりなどの工夫が必要です。

簡単でおいしい!ほったらかし炊飯の手順を紹介

アルコールストーブとメスティンで炊飯する様子

出典:PIXTA

アルコールストーブを活用した調理方法のひとつにほったらかし炊飯があります。火力調整が苦手なアルコールストーブだからこそ、ほったらかしでできる調理にはうってつけ。手順をおさえて、簡単でおいしい炊飯に挑戦しましょう。
  1. 米を洗い、米の1~1.2倍量の水に30分~1時間ほど浸す
  2. アルコールストーブに30mLほど燃料を注ぐ
  3. 燃料に着火し、沸騰するまで加熱する
  4. 沸騰後10~15分ほど加熱を続け、パチパチとした音が聞こえてきたら10分加熱して火を止める
  5. 容器をひっくり返し、タオルなどで包んで10~15分蒸らす
ポイントは炊飯前の浸漬と、炊飯後の蒸らし。あらかじめしっかりと吸水させることで中心まで熱が通り、最後に蒸らすとふっくらと仕上がります。

空き缶でお手軽に!アルコールストーブは自作できる?

アルミ缶で自作したアルコールストーブ

出典:PIXTA

構造がシンプルなアルコールストーブは、アルミ缶を使って自作も可能です。予算を抑えたい人、DIY好きな人は挑戦してみてください。

気分高まるアルコールストーブでアウトドアを楽しもう

アルコールストーブは、軽量でコンパクト、使い方も簡単なアイテム。シングルガスバーナーのような強い火力はありませんが、ゆらゆらと揺れる炎を見ながら、のんびりとお湯が沸くのを待つのも贅沢なキャンプの過ごし方ではないでしょうか。ぴったりの風防や五徳をそろえて、キャンプをより快適に楽しみましょう。

今回紹介したアイテム

商品画像軽量、コンパクトで高火力!見た目のかっこよさも含めて堂々の第1位!熱伝統率の高い黄銅製!便利な五徳や火力調整蓋もセット充実の機能性、容量もたっぷり。シンプルなデザインも魅力!高火力の秘密は2段の燃焼孔!チタン製で携帯性もgood充実のセット内容!はじめてのアルコールストーブにおすすめ真鍮の重厚感と高いデザイン性、大容量で長時間使える余計な付属品はなし!必要最低限のセット内容メイプルリーフがかわいい!ほかの人とちがうアイテムが欲しい方におすすめ!今回最軽量の34g!火力の高さにも注目120mLの大容量!のんびり調理を楽しみたいならコレトランギア トライアングルグリッドⅡ型ミュニーク X-メッシュストーブ(大)エバニュー アルコールストーブ用スタンドDXケンエー 燃料用アルコール500mL
商品名軽量、コンパクトで高火力!見た目のかっこよさも含めて堂々の第1位!熱伝統率の高い黄銅製!便利な五徳や火力調整蓋もセット充実の機能性、容量もたっぷり。シンプルなデザインも魅力!高火力の秘密は2段の燃焼孔!チタン製で携帯性もgood充実のセット内容!はじめてのアルコールストーブにおすすめ真鍮の重厚感と高いデザイン性、大容量で長時間使える余計な付属品はなし!必要最低限のセット内容メイプルリーフがかわいい!ほかの人とちがうアイテムが欲しい方におすすめ!今回最軽量の34g!火力の高さにも注目120mLの大容量!のんびり調理を楽しみたいならコレトランギア トライアングルグリッドⅡ型ミュニーク X-メッシュストーブ(大)エバニュー アルコールストーブ用スタンドDXケンエー 燃料用アルコール500mL
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