人気アルコールストーブ徹底比較!最強のおすすめアイテムを厳選【2024年】
キャンプでの湯沸かしや、簡単な調理に使える「アルコールストーブ」。この記事では、アルコールストーブ10選の実力を「火力」「燃焼時間」「携行性」「機能性」の観点で徹底比較!検証結果をもとに、本当におすすめしたい最強のアルコールストーブを紹介します!自分にあったアルコールストーブを探してみてください。
hinataが選ぶ!おすすめアルコールストーブはこの3つ
LIXADA アルコールストーブ
総合評価1位!火力が抜群で携行性にも優れたアルコールストーブ
【総合評価4.27】
火力5.00|燃焼時間3.26|携行性4.69|機能性3.50
火力が強い
軽量で持ち運びが簡単
火力が安定するのが早い
1
火力調整ができない
2
燃焼時間が短い
3
五徳の付け外しが手間
火力検証、総合評価で1位を記録したhinata編集部の超おすすめアイテム!チタン製で重さは50gと携行性に優れ、200mLの水を沸騰させるのにかかった時間はわずか175秒!五徳の組み立てやつけ外しが手袋をつけた状態だとやや難しいのがデメリットですが、火力が安定するまでの時間も早く、キャンプや登山でサッと調理したりお湯を沸かしたりするのにおすすめです。
着火の様子は以下の動画をチェック
※背景の黒い布は焚き火シートです。火が飛び移らないよう注意をした上で撮影しています。
Outfun アルコールバーナー
【総合評価3.94】
火力3.29|燃焼時間4.67|携行性3.84|機能性5.00
機能性(付属品の充実度)の検証で5点満点の評価を得た「Outfun アルコールバーナー」。五徳、火力調整ぶた、収納袋など、数多くの付属品とセットで999円という驚きの価格を実現しています。
火力はやや弱めですが、燃焼時間は50分(燃料をMAX入れた場合)と長時間。安定感のある五徳を使ってのんびり調理を楽しむことができます。安価なうえに機能性も高いので、アルコールストーブを初めて使う人におすすめです。
着火の様子は以下の動画をチェック
※背景の黒い布は焚き火シートです。火が飛び移らないよう注意をした上で撮影しています。
エバニュー Ti アルコールストーブ
【総合評価3.97】
火力4.73|燃焼時間2.84|携行性5.00|機能性2.00
検証を実施したアイテムの中で最も軽量だった「エバニュー Ti アルコールストーブ」。携行性の検証では、純チタンの特性を最大限に生かし、34gという記録をマークしました。軽量性・耐久性を重視する登山愛好家さんにイチオシのアイテムです。
軽量性だけでなく、火力の面でも高評価。燃焼口が2段構造になっており、お湯を沸かすことに特化しています。価格はやや高めですが、軽量性、火力、耐久性、あらゆる面で優れているので、ぜひチェックしてみてください!
着火の様子は以下の動画をチェック
※背景の黒い布は焚き火シートです。火が飛び移らないよう注意をした上で撮影しています。
アルコールストーブの検証方法
数あるアルコールストーブから人気の10商品を取り上げ、hinata編集部が徹底検証する今回の企画。
キャンパー100人にアンケートを取り、アルコールストーブを選ぶ際に重要視する項目を洗い出しました。また、アンケートの結果から、回答数に応じて以下のような重みづけを行い、総合得点を算出しました。
- 火力(45%)
- 燃焼時間(35%)
- 軽さ(15%)
- 付属品の充実(5%)
それぞれの項目でどのように比較検証を行ったのか、具体的に説明します。
火力
アルコールストーブの火はシングルバーナーの火に対し、気温に左右されず安定感があります。燃料の主成分であるメタノールは、揮発性が高く気化しやすいため、ブレのない火力を実現するのです。最初に行うのは、そんな「火力」に着目した検証。
火の強さではシングルバーナーに劣るアルコールストーブですが、その構造によってアルコールストーブ内でも火力には違いが生じます。以下のような手順でそれらを比較し、点数をつけました。
- 最大容量までアルコールストーブに燃料を投入する。
- クッカーに水200mLを用意する。
- アルコールストーブに点火し、クッカーを火にかけ始めた時点で計測を開始する。
- 水が沸騰したら計測を終了。
燃焼時間
アルコールストーブを評価する上で火力の次に重要視したいのは燃焼時間。
より長い時間使用できるアイテムの方が、用途が広がり、料理の選択の幅も広がります。ストーブの燃焼時間は基本的にストーブの容量に比例して長くなりますが、アイテムによってそのパフォーマンスに違いはあるのか、以下のように燃焼時間の違いを計測してみました。
- 最大容量までアルコールストーブに燃料を投入する。
- アルコールストーブに火をつけ、計測開始。
- 火が自然と消えるタイミングで計測を終了する。
- 燃焼時間の最も長いアイテムを5点満点とし、そのほかのアイテムに得点をつける。
携行性
アルコールストーブは、シングルバーナーに比べると軽量で持ち運びやすいアイテムです。
一般的なCB缶仕様のシングルバーナーの重さは200g~350g前後が一般的であるのに対し、アルコールストーブは50g~100g前後。軽さが売りである
チタン素材のアルコールストーブの中には50g以下の超軽量アイテムも存在します。携行性の検証では、このような「重さ」ついて着目し、以下のような手順で比較評価しました。
- 付属品を除き、アルコールストーブ単体の重さを軽量する。
- 最も軽いアイテムを5点満点とし、そのほかのアイテムに得点をつける。
機能性
アルコールストーブには、本体のほかに、付属品として火消し蓋や五徳がセットになっている場合があります。
ほかのアイテムが付属することで、調理のしやすさや持ち運びやすさに大きく影響するため、これらアイテムの充実度に注目しました。比較評価方法は以下の通りです。
- それぞれのアイテムの付属品(風防、五徳、火消し蓋、火力調節機能、収納袋)を確認。
- 付属品1つにつき1点を付与し、最大を5点として評価する。
アルコールストーブの総合ランキング
おすすめのアイテムを、総合評価が高かった順にランキング形式で紹介します!
※各数値はhinata編集部が測定したものです。メーカー公表値とは異なります
※ランキング一覧表の価格はランキング公開時のもので、変動している場合があります
商品 | 商品リンク | 総合評価 | 火力 | 燃焼時間 | 携行性 | 機能性 |
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【1位】LIXADA アルコールストーブ
【総合評価4.27】
火力5.00|燃焼時間3.26|携行性4.69|機能性3.50
軽量、コンパクトで高火力!見た目のかっこよさも含めて堂々の第1位!
【2位】Naturehike アルコールストーブバーナー小型 五徳
【総合評価4.14】
火力4.05|燃焼時間4.37|携行性3.61|機能性5.00
熱伝統率の高い黄銅製!便利な五徳や火力調整蓋もセット
【3位】ロゴス アルコールストーブ
【総合評価4.01】
火力3.66|燃焼時間4.62|携行性3.53|機能性4.25
メイプルリーフがかわいい!ほかの人とちがうアイテムが欲しい人におすすめ!
【4位】エバニュー Ti アルコールストーブ
【総合評価3.97】
火力4.73|燃焼時間2.84|携行性5.00|機能性2.00
今回最軽量の34g!火力の高さにも注目
【5位】ダラカ アルコールストーブ(ゴールド)
【総合評価3.96】
火力3.40|燃焼時間4.72|携行性3.53|機能性5.00
充実のセット内容!はじめてのアルコールストーブにおすすめ
【6位】トランギア アルコールバーナー
【総合評価3.95】
火力4.02|燃焼時間4.10|携行性3.53|機能性3.50
真鍮の重厚感と高いデザイン性、大容量で長時間使える王道アイテム
【7位】Outfun アルコールバーナー
【総合評価3.94】
火力3.29|燃焼時間4.67|携行性3.84|機能性5.00
充実の機能性、容量もたっぷり。コスパで選ぶならコレ
【7位】チタンマニア アルコールストーブ
【総合評価3.94】
火力4.42|燃焼時間3.14|携行性4.75|機能性2.75
高火力の秘密は2段の燃焼孔!チタン製で携帯性もグッド
【9位】エスビット アルコールバーナー
【総合評価3.81】
火力3.79|燃焼時間3.86|携行性3.88|機能性3.50
余計な付属品はなし!必要十分のセット内容
【10位】エバニュー SUS アルコールバーナーセット
【総合評価3.66】
火力2.96|燃焼時間5.00|携行性2.66|機能性3.50
120mLの大容量!のんびり調理を楽しみたいならコレ
アルコールストーブを使う際の注意点
アルコールストーブはキャンプや登山で環境に左右されずに調理を快適にする有能なアイテムである一方、火を扱う危険なギアでもあります。アルコールストーブを使用する前に、疑問点や注意点を確認しておきましょう!
燃料の継ぎ足しは火が消えている状態で行う
火が着いた状態で燃料を追加すると、あっという間に手元のボトルにも引火し、やけどや火事などにつながります。アルコールストーブの炎は目視しにくいので、
燃料の残量や手をかざして完全に熱さを感じない状態になってから燃料を追加しましょう。
また、
「火が小さくなっていたから火を消さずに燃料を追加して、炎が燃え広がった」という事故も過去に起きています。たとえ小さな火でも、周囲に燃え広がって大切な物を失う可能性も少なくありません。火の取り扱い、燃料の追加は十分に注意しましょう。
出典:
東京消防庁 燃料が少ない状態で着火しない
燃料が少ないと比例してタンク内の空間が広くなって、気化した燃料が溜まりやすくなります。そこに着火すると爆発的に燃えてしまう可能性も。燃料はタンクの3分の2程度を注入して利用すると、このようなトラブルを回避できます。
屋内では換気をしっかり行う
テント内での火気利用で最も注意すべきことは“一酸化炭素中毒”です。燃料量アルコールに限らず、燃料を燃やすと炭素が発生し、酸素が失われて一酸化炭素中毒を引き起こします。最悪の場合、死に至るケースも。アルコールストーブは小さな道具だからといって油断は禁物。テント内でアルコールストーブを利用するときは十分に換気を行うか、テント外で利用するのが安全です。
炎の色がわかる場所で使う
アルコールストーブの炎は青っぽいため、明るい場所では見えにくいという特徴があります。うっかり手を近づけるとやけどなどの危険性があるため、日中ならタープ下などの影がある場所で利用するのがおすすめ。また、風で炎が煽られてまわりのものに引火する可能性もあるので、風防を利用したり、近くに燃えやすいものを置かないようにしたりなどの工夫が必要です。
アルコールストーブで使用する燃料
アルコールストーブの燃料は「燃料用アルコール」です。燃料がないと使えないので、ホームセンターや薬局などで忘れずに入手しておきましょう。また、消毒用のアルコールとは異なり、燃料用アルコールの主成分は人体に有害なメタノール。誤飲や皮膚への付着には十分に注意が必要です。
簡単でおいしい!ほったらかし炊飯の手順を紹介
アルコールストーブを活用した調理方法のひとつ、
ほったらかし炊飯でお米を炊くことができます。以下の手順を参考にチャレンジしてみてください。
- 米を洗い、米の1~1.2倍量の水に30分~1時間ほど浸す
- アルコールストーブに30mLほど燃料を注ぐ
- 燃料に着火し、沸騰するまで加熱する
- 沸騰後10~15分ほど加熱を続け、パチパチとした音が聞こえてきたら10分加熱して火を止める
- 容器をひっくり返し、タオルなどで包んで10~15分蒸らす
ポイントは炊飯前の浸漬と、炊飯後の蒸らし。あらかじめしっかりと吸水させることで中心まで熱が通り、最後に蒸らすとふっくらと仕上がります。
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アルコールストーブでアウトドアを楽しもう
アルコールストーブは、軽量でコンパクト、使い方も簡単なアイテム。シングルガスバーナーのような強い火力はありませんが、ゆらゆらと揺れる炎を見ながら、のんびりとお湯が沸くのを待つのも贅沢なキャンプの過ごし方ではないでしょうか。ぴったりの風防や五徳をそろえて、キャンプをより快適に楽しみましょう。
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