「トランギア(trangia)」高いデザイン性と実用性!伝統あるギアを総まとめ
コンパクトなストーブや、メスティンなどアルミ製の調理器具の開発を中心に行い、登山者やキャンパーから長年支持を集めている「トランギア」。デザインや機能性、携行性の高さも人気で、ストームクッカーにはケトルが、またケトルにはアルコールバーナーとゴトク、豊富なスタッキングも魅力です。そんなトランギアの人気のギアをまとめて紹介。伝統あるラインナップの数々は、どれも人気に納得の逸品揃いです。
歴史あるアウトドアブランド「トランギア」
1925年創設、スウェーデン発のアウトドアブランド「トランギア(trangia)」。家庭用調理器具の生産からスタートし、1930年代のキャンプギアの需要の高まりをきっかけに、キャンプ製品の開発へと移行しました。トランギアのアルミ製品は多くのキャンパーの支持を集め、今もスウェーデンの自社工場で生産され続けています。
サイトで際立つシンプルなデザインが魅力的
数十年前に開発され、今もほとんど変わらないデザインの物も多いトランギア製品ですが、古さを全く感じない不思議な魅力があります。飾り気のない潔くシンプルなデザインはむしろ現代的で、他のギアと融合しながらも埋没しないおしゃさが際立ちます。
スタッキングでさらにコンパクト
トランギア製品は軽量コンパクトで携行性に優れていますが、さらにコンパクトな持ち運びを可能にするのが「スタッキング」。計算された収納性はセット販売されている以外の物も組み合わせができ、すっきりと気持ちの良い収まりです。さらに携帯時に使いやすいケースなど、持ち運びを考慮したラインナップがそろいます。
考え抜かれた高い機能性
無駄のないデザインは熱伝導性など、高い機能を最大限に引き出す効果も担っています。耐久性や使いやすさを考慮した素材はもちろん、間違えた使い方や特別なケアが必要ないよう余分なパーツは省いたつくり。また加熱に必要なエネルギーを逃すことのない構造は、効率的な調理と燃料の節約にも繋がってます。
シンプルだからこそこだわる素材
高品質なアルミニウム素材の製品が有名なトランギアですが、その
アルミニウム素材の加工方法等にもこだわりを持ち、使いやすい製品開発が続けられています。トランギアの代表的なギア、ストームクッカーで多くラインナップされているその素材の違いについてご紹介します。
『アルミニウム(AL)』
厳選された高品質なアルミニウム素材を使用し、軽量で熱伝導率に優れ、トランギアの定番モデルに多く採用されている素材
『ウルトラライト アルミニウム(UL)』
通常のアルミニウムよりも50%強度を高め、素材自体を薄く作ることができるのでギアを軽量に仕上げることが可能
『ウルトラライト ハードアノダイズド アルミニウム(HA)』
ウルトラライト アルミニウムの表面にハードアノダイズド加工を施し、傷・摩擦・腐食や汚れも防いで取り扱いもしやすい素材(グレー系に自然発色)
『ブラック/ノンスティック(BK)』
焦げ付き防止のためノンスティック加工をした素材で、調理時のオイル、片付け時の水量の節約に役立つ(他の素材より摩擦に弱いため、金属製のカトラリーは使用不可)
『デュオーサル(D)』
外側に熱伝導の高いアルミ、内側に耐久性の高いステンレスを採用した二重構造で、火の回りがよくアウトドアでの調理に向いた素材
絶妙なサイズ感のレトロな「ケトル」
レトロな
デザインと実用性の高さが魅力のケトルは、容量とデザインの違いで全6種類のラインナップです。
- スタンダードモデル(0.6L/0.9L/1.4L)
- ステンレスノブモデル(0.6L/0.9L)
- 取り外し式ハンドルモデル(0.9L)
使い勝手の良いサイズ感と熱伝導性の良さで沸くのも早く、アウトドアだけでなく普段使いにも人気です。水切れの良い注ぎ口は小さめなので灰なども入りにくい設計。またコンパクトに収まるスタッキングにも注目が集まっています。
- 0.6Lサイズ:「ツンドラ3ミニ」「ストームクッカーS」の中に収納可
- 0.9Lサイズ:「ツンドラ3」「ストームクッカーL」の中に、またケトル本体の中に「ゴトク」と「アルコールバーナー本体」が一緒に収納可能
万能クッカー「メスティン」
人気のメスティンもアルミ素材の開発に長けたトランギアは品質に安心感があります。サイズは標準とラージの2種類で、熱伝導率が高く「炊く/焼く/煮る/茹でる/蒸す/燻す」と様々な調理やお弁当箱、収納ボックスにも便利です。ハンドルカバーや持ち歩き用の収納袋等、別売りのアクセサリーで差をつけるのもおすすめ。
半世紀以上のロングセラー「アルコールバーナー」
幅広いユーザーからの指名買いが多いアルコールバーナーは見た目はもちろん、燃焼時の静かな音も魅力。安定した火力に使用するアルコールは入手もしやすく、使い勝手の良さも人気です。コンパクトなサイズ感で「0.9lケトル」「ツンドラ3ミニ」「ラージメスティン」にゴトクと一緒にスタッキングすることができます。
トランギアといえばこれ!「ストームクッカー」
キャンプや登山を楽しむ人達に長年愛用されている、燃料・鍋・フライパンのコンパクトな調理器具セット「ストームクッカー」。製品開発から改良を続けること60年以上が経過していますが、今も創設時と同じスウェーデンの村で製造され続け、オリジナリティのあるデザインはほとんど形を変えずに守られ続けています。
サイズはSとL、素材の加工の違いによって全10種類のラインナップです。併用使いに便利なマルチディスクは、サイズによってストームクッカーのフライパン内にスタッキングすることができます。
熱伝導率の高いアルミと耐久性の高いステンレスを組み合わせたセット。
Sセットのソースパンの中にはケトル0.6Lが収納できます。
【基本情報】
収納サイズ:直径18×高10cm
素材:フライパン(直径18cm)/外側 アルミ、内側 ステンレス
ソースパン(1.0L×2)/外側 アルミ、内側 ステンレス
重量:880g
軽量で強度のあるアルミニウムを使用。ノンスティック加工済みのフライパンは焦げ付きを防いで後片付けも楽に、また
Lセットのソースパンの中にはケトル0.9Lが収納できます。
【基本情報】
収納サイズ:直径22×高10.5cm
素材:フライパン(直径22cm)/アルミ製(ノンスティック加工)
ソースパン(1.5L・1.75L)/アルミ製(無垢)
重量:900g
フライパンとソースパンのどちらにもノンスティック加工が施されており、軽量で使い勝手のよいセット。別売りのパンスタンドを組み合わせると
小型のクッカーや直火式のエスプレッソメーカーも使用できます。
【基本情報】
収納サイズ:直径18×高10cm
素材:フライパン(直径18cm)/アルミ製(ノンスティック加工)
ソースパン(1.0L×2)/アルミ製(ノンスティック加工)
重量:745g
ウルトラライトモデルにハードアノダイズド加工で、
アルミニウムの腐食を防止。またフライパンをソースパンの蓋として使うこともでき、
調理の時短と燃料の節約にも繋がります。
【基本情報】
収納サイズ:直径22×高10.5cm
素材:フライパン(直径22cm)/アルミ製(ノンスティック加工)
ソースパン(1.5L・1.75L)/アルミ製(ハードアノダイズド加工)
重量:900g
ウルトラライトモデルに黒塗装を施したモデル、ノンスティック加工で調理も後片付けもしやすく便利です。スタッキングベルトでコンパクトにまとめ上げた姿もスマートでおしゃれ。
【基本情報】
収納サイズ:直径18×高10cm
素材:フライパン(直径18cm)/アルミ製(ノンスティック加工)
ソースパン(1.0L×2)/アルミ製(ノンスティック加工)
重量:869g
収納袋の付属していない
ストームクッカーを燃料ボトルと一緒に持ち運べるショルダーバッグ。おしゃれでしっかりとしたつくりは、アウトドア以外にふだん用のバッグとして使用する人も多くいます。
【基本情報】
サイズ:42×32cm
重量:232g
素材:ポリコットン
カラー:ブラック・オリーブ
トランギアのストームクッカーはこう使う!使い方から全ラインナップまで紹介!
キャンプや登山、ツーリングなどでも食事は最大の楽しみのひとつ!色々な料理を楽しみたいですよね。でも、調理器具をあれこれ持っていくのは大変。そこで人気になっているのがトランギアのストームクッカー!燃料、鍋、フライパンまで揃っているのでとても軽くてコンパクトです☆機能性も高い万能調理器具、ストームクッカーの魅力をご紹介しましょう!
安全設計で見た目もおしゃれな「フューエルボトル」
燃料用のオイルやアルコールを安全に持ち運べる見た目もおしゃれなフューエルボトル。細い注ぎ口と、セーフティバルブでこぼさず注げるのが特徴です。容量は3サイズあり、ボトルの色で中身をわかりやすく使い分けすることもできます。
【基本情報】
サイズ:高19cm
容量:95g
燃料容量:300mlまで
素材:ポリエチレン製
カラー:レッド・オリーブ
【基本情報】
サイズ:直径6.5×高23.5cm
容量:115g
燃料容量:460mlまで
素材:ポリエチレン製
カラー:レッド・オリーブ
【基本情報】
サイズ:直径8×高29cm
容量:160g
燃料容量:930mlまで
素材:ポリエチレン製
カラー:レッド・オリーブ
選ばれ続ける「トランギア」で新たなアウトドアの楽しみ方
実用性とデザイン性を兼ね備えた秀逸な製品がそろうトランギア。長い歴史と今も変わらない製品づくりへのこだわりはユーザーの期待を裏切りません。またスタッキングの組み合わせやふだんとは違う火の音・色など、アウトドアの新たな発見や楽しみを見つけるのもトランギアの魅力のひとつです。