最強の保冷剤おすすめランキング21選!冷却力・持続力で比較検証
保冷剤は、長時間冷やせる製品を使用したいもの。この記事では、Amazonなどで人気の製品をhinata編集部が徹底検証して実力を比較!おすすめ“最強”保冷剤をランキング形式で紹介します。どのような保冷剤がアウトドアに向いているのか参考にしてみてください。
保冷剤とは?
保冷材は「蓄冷材」とも呼ばれ、一度凍らせると長時間冷たさを保ってくれるもの。保冷バッグやクーラーボックスに入れて、食品や飲み物が温まったり腐敗したりするのを防ぐために使われます。
溶けてしまっても冷凍庫で再び凍らせれば何度でも使えるので経済的。0℃以下の状態を長時間保てる保冷剤もあり、氷以上の冷却力を発揮してくれます。
保冷剤の選び方
長時間冷やせる保冷剤を選ぶには注目したい3つのポイントがあります。自分に合うものを選べるようチェックしましょう。
1
冷却力は目的に応じて選ぶ
2
保冷時間が長いものを選ぶ
3
凍結時間が短いものを選ぶ
4
ハードタイプかソフトタイプかで選ぶ
5
保冷バッグやクーラーボックスに合うサイズを選ぶ
冷却力は目的に応じて選ぶ
保冷剤は、「凍った状態から溶けるまでの間、温度を一定に保つ」という特性を利用して、周囲を冷やしてくれます。つまり「融点(溶け出す温度)が低い保冷剤ほど冷却力が高くなる」ということです。
保冷剤は融点によって0℃タイプと氷点下タイプがあり、後者のほうが冷却力に優れます。パッケージや本体に融点が何℃かの記載があるものが多いので、しっかり冷やしたいなら氷点下タイプ、お弁当など冷やしすぎたくないものは0℃タイプと、使い分けるようにしましょう。
保冷時間が長いものを選ぶ
保冷時間とは、保冷剤が溶けずに周囲を冷やし続けられる時間のことです。保冷時間が長ければ長いほど、飲み物や食料を冷やし続けられるため、キャンプやバーベキューといったアウトドアシーンに最適。暑い時期に多い食中毒を起こすリスクも下げられます。
今回の保冷剤検証では数点を除き、1時間ごとに同じくらいの温度で下がり続けました。
氷点下タイプは標準温度(外気温)27℃のところから-6℃ほどまで下がるなど大きな変化が。今回の検証では、ソフトかハードに関わらず、保冷剤本体の保冷温度に応じて差が生まれる、ということが分かっています。
キャンプ場まで2〜3時間ほど移動することをふまえて、なるべく長時間保冷できるものを選びましょう。保冷力を重視する際は、氷点下タイプ一択!こちらもパッケージや本体、製品の販売ページに目安の時間が書いてあることが多いので、購入前にチェックしましょう。
クーラーボックスは工夫で保冷時間がのびる!保冷剤の効率的な使い方
保冷剤は食材や飲料水を冷やしたり、保冷して持ち運べるのに大活躍!今回は、保冷剤の効率が良い使い方を解説します。クーラーボックスの保冷力を最大限に生かし、安全に食品を保管しましょう。どの方法も簡単で役に立つものばかりです。暑い夏のキャンプ場でも中身をキンキンに冷やしておいて、キャンプをもっと快適に楽しみましょう。
凍結時間が短いものを選ぶ
保冷剤は常温では保冷効果を発揮しないため、まずは冷凍庫で十分に凍らせてから使用するものです。保冷剤の再冷凍時間は、0℃タイプは6〜10時間、氷点下タイプは12時間以上と、タイプによって違いがあリます。
今回の検証の結果、冷却力や保冷時間が優れているものは、凍る時間も比例して遅くなることが分かりました。氷点下タイプは使用する日程に合わせ、余裕をもって再凍結させることが大切です!また、冷凍庫の設定温度をできるだけ下げておくと、時間を短縮できます。
ハードタイプかソフトタイプかで選ぶ
保冷剤は大きく分けて、プラスチックなどの固い容器に入ったハードタイプと、ビニールなどのやわらかい袋に入ったソフトタイプがあります。
ハードタイプは外からの衝撃に強く、容器が割れて中身がこぼれてしまうということは少ないので、アウトドアでも安心して使えます。
ソフトタイプは、ソフトといっても凍っているときはカチカチです。溶けるとやわらかくなって、形をある程度変えられるため、ハードタイプよりかさばりにくいのが長所といえます。
保冷バッグやクーラーボックスに合うサイズを選ぶ
検証の結果、食材を冷やす性能には大きな差は見られなかった一方で、保冷力やサイズに違いがありました。22製品中、6時間後にクーラーボックス内を氷点下に保てたのはわずか2アイテム。
また、6時間後には全体の3~4割が溶け始め、ソフトタイプは触るとやわらかくなっており、結露も多く手のひらが濡れるほどでした。保冷剤の数が多いと解凍スピードは遅くなりやすい一方、クーラーボックス内に空間(エアスペース)が多いと早く溶ける傾向が見られました。
このため、保冷剤はクーラーボックスの容量に合ったサイズと数を選ぶことが重要です。4人以上で使う大容量タイプには700g〜1kgの保冷剤を2〜3個、少人数(ソロ・ディオ)向けには500g前後の保冷剤を1〜2個、お弁当用には手のひらサイズ(約50g)がおすすめです。
【比較表付き】長時間使える、最強の保冷剤おすすめランキング
実際に比較検証してわかった、保冷剤のおすすめランキングをお届けします!検証結果とスペックを比較検討してみてください。
※検証結果はhinata編集部が測定した数値です。メーカー公表値とは異なります
【1位】川合技研 ホームネオアイス ソフト
高い保冷力を誇るソフトタイプの保冷剤。今回の検証ではクーラーボックスの内部を氷点下にキープできました。
凍結時間は-16℃で16時間。家庭用の冷凍庫でも時間をかけることで凍結可能なので、早めに入れておきましょう。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅16×奥行22×高さ3cm
- 重さ:500g
- 凍結時間:-16℃で16時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:-5.3℃
- 一番下がったときの温度:-5.3℃
【2位】COOLER SHOCK(クーラーショック) M
血液輸送のための技術を応用して生まれた保冷剤。
長時間低い温度をキープできるのが特徴です。未使用時は本体に粉末が入っており、規定量の水を入れてゲル状に変化させ、凍結(予冷)することで繰り返し使えます。タフな素材とスリムさも人気の理由です!
【基本情報】
- 使用サイズ:幅25.5.×奥行25.5×厚み3.8cm
- 容量:830g
- 凍結時間:8時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:-0.2℃
- 一番下がったときの温度:-1.0℃
【3位】Campers Collection(キャンパーズコレクション) ポイントクール
ちょっとした隙間にスッと入る
薄型(厚さ2cm)で、スペースの邪魔になることなく保冷できます。抗菌仕様で衛生面も安心。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅22.0×奥行14.0×高さ2.0cm
- 重さ:500g
- 凍結時間:6〜12時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:4.7℃
- 一番下がったときの温度:4.7℃
【4位】ICEPOWER(アイスパワー) 保冷剤 Mサイズ
凍るのが速く、
長時間解けにくい次世代のソフトタイプ保冷剤。軽量で厚みが薄いので、毎日の通勤、通学などの持ち運びにも便利です。最初に水を入れてから使うタイプなので、手間がかかるのはネック。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅14.5×奥行21.0×高さ2.5cm
- 重さ:390g
- 凍結時間:8時間〜
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:4.4℃
- 一番下がったときの温度:4.4℃
【5位】ICE JAPAN(アイスジャパン) ハード保冷剤(ブロー容器)
長時間の釣りやスポーツ、キャンプで使える保冷剤。家庭用の冷凍庫に10時間ほど置くと完全に固まります。
耐久性、
耐衝撃性に優れているのもうれしいポイント。内容物が劣化しにくく長持ちします。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅18×奥行15×高さ3cm(梱包サイズ)
- 重さ:500g
- 凍結時間:10時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:4.1℃
- 一番下がったときの温度:4.1℃
【6位】LOGOS(ロゴス) 倍速凍結・氷点下パックM
アウトドアブランドのロゴスが展開する氷点下タイプの保冷剤です。保冷時間も長いので遠出のアウトドアに最適。同じ製品をぴったり重ねて
冷凍庫内でかさばらないようにするために、
表面に凹凸があることもうれしい工夫です。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅19.5×奥行13.8×高さ2.6cm
- 重さ(約):600g
- 凍結時間(約):18~24時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:4.5℃
- 一番下がったときの温度:4.5℃
【7位】TOURIT(トウリト) アイスパック ソフトタイプ
100%ポリアクリル酸ナトリウム使用したソフトタイプの保冷剤。
8時間で凍結するので毎日の使用もOK。表地が無毒素材なので、食材や飲み物と一緒に入れても安心です。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅18×奥行16.5×高さ1cm
- 重さ:200g
- 凍結時間:8時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:5.0℃
- 一番下がったときの温度:5.0℃
【8位】NITINEN(ニチネン) クールメイト750
コンパクトサイズのハード保冷剤。
容器の表面は菌の増殖を抑える抗菌加工が施されていて、衛生面に配慮されています。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅23×奥行19×高さ2.3cm
- 重さ:750g
- 凍結時間:8〜12時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:5.0℃
- 一番下がったときの温度:5.0℃
【9位】IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) 保冷剤ハード
性能を落とすことなく冷たさを維持してくれる、ハードタイプの保冷剤です。凍結時間は-20℃で10時間なので、家庭用冷凍庫の場合は早めに入れておきましょう。
価格と性能のバランスがとれた、コスパのいいアイテムです。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅18×奥行15×高さ2.8cm
- 重さ:585g
- 凍結時間:-20℃で10時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:5.5℃
- 一番下がったときの温度:5.5℃
【10位】TOURIT(トウリト) アイスパック
細長いスティック型のハード保冷剤。
小さな隙間に差し込めるので、クーラーボックス内の空間を無駄なく使用できます。凍結時も、冷凍庫の隙間に入れることで場所をとらないことも魅力です。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅22.5×奥行16.0×高さ6.0cm
- 重さ:850g
- 凍結時間:-8℃で8時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:6.2℃
- 一番下がったときの温度:6.2℃
【11位】アイリスオーヤマ 保冷剤ソフト
検証では
6時間後でも最低温度を維持し続けていたので、保冷時間は十分な性能。100円台で購入できるコスパも魅力。使わなくなったら、中身を取り出して消臭剤として使えます。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅21.8×奥行14.0×高さ2.5cm(梱包サイズ)
- 重さ:500g
- 凍結時間:-20℃で10時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:6.0℃
- 一番下がったときの温度:6.0℃
【12位】CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 抗菌 クールタイム(板氷タイプ)1kg
凍らせると板氷状になるソフトタイプの保冷剤。重さ1kgと大きめサイズなので、
大型のクーラーボックスを持っている人向き。キャンプや釣りなどで活躍します。凍結時間が8〜10時間と短めなのも魅力です。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅28.5×奥行15.5×高さ2.8cm
- 重さ:1,000g
- 凍結時間:8〜10時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:8.3℃
- 一番下がったときの温度:5.1℃
【13位】キャプテンスタッグ 時短凍結 スーパーコールドパック Sサイズ 500g
-16℃で凍結する氷点下タイプの保冷剤。凍結するまで24時間かかりますが、6時間程度の使用ならビクともしない
持続力があります。使用頻度が多い人には特におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅20.0×奥行12.0×高さ3.0cm
- 重さ:500g
- 凍結時間:24時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:4.6℃
- 一番下がったときの温度:4.6℃
【14位】DAIWA(ダイワ) CPアイス M グリーン
釣り具やクーラーボックスに定評のあるダイワの保冷剤。
-16℃で凍結する氷点下タイプで、今回の検証でも保冷時間が6時間しっかりキープされていました。完全に凍るまで少し時間がかかるのが難点。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅24×奥行14.5×高さ3cm
- 重さ:880g
- 凍結時間:-20℃で24時間〜
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:5.3℃
- 一番下がったときの温度:5.3℃
【15位】ICE JAPAN(アイスジャパン) ソフト保冷剤 150g
釣りでの使用を想定したソフトタイプの保冷剤。パッケージ表面にメモリもついていて、釣った魚のサイズを測れるようになっています。
凍結時間は10時間と短めですが、今回の検証では冷却力が少し劣りました。保冷剤として使用後は、消臭剤として使えます。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅17×奥行10×高さ1cm
- 重さ:150g
- 凍結時間:10時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:11.9℃
- 一番下がったときの温度:10.3℃
【16位】LOGOS(ロゴス) 氷点下パックGT-16℃・ソフト550g
ロゴスの人気保冷剤シリーズのソフトタイプです。今回の検証では
3.7℃まで温度が下り、
冷却力は言うことナシ。ただし、凍結時間は長めなので、使用するときは早めの事前準備を忘れずに。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅19.5×奥行13.7×高さ2.8cm
- 重さ:550g
- 凍結時間:-20℃で36〜48時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:6.5℃
- 一番下がったときの温度:3.7℃
【17位】トライ・カンパニー 保冷材(保冷剤)キャッチクール 20g
お弁当や買い物時など、
ちょっとしたものを保冷するときに便利な、手のひらサイズの保冷剤。一つあたりの冷却力はそれほどでもありませんが、1セット(20個)全て使ってクーラー内の空間を埋めるようにすると、6時間後でも保冷能力が持続しました。低価格なので気軽に使えるのが魅力です。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅7.0×奥行7.0×高さ1.0cm
- 重さ:20g
- 凍結時間:12〜24時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:10.8℃
- 一番下がったときの温度:10.8℃
【18位】VASTLAND(ヴァストランド) ハイパワー保冷パック 800g
コスパに優れたキャンプギアが人気のヴァストランドの保冷剤。氷点下タイプで、
今回の検証では5.5℃まで温度が下がりました。凍結にかなりの時間がかかるのは弱点。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅28.8×奥行19.4×高さ2.4cm
- 重さ:800g
- 凍結時間:36〜48時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:7.2℃
- 一番下がったときの温度:5.5℃
【19位】INOAC(イノアック) クールプラン 氷太クン 550g
-16℃で凍結する氷点下タイプの保冷剤。今回の検証では最低温度が15.0℃と物足りない結果に。凍結時間は24時間以上が必要です。
冷凍庫の温度設定を最大まで下げて凍らせましょう。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅19.5×奥行13.8×高さ3.1cm
- 重さ:550g
- 凍結時間:24時間〜
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:15.0℃
- 一番下がったときの温度:15.0℃
【20位】キャプテンスタッグ 抗菌 クールタイムダブル〈M〉300g
冷却力重視と持続時間重視、中央で折り曲げられるので、
クーラー内の隙間をうまく埋められます。今回の検証では10.1℃まで下り、6時間後も持続しました。凍結時間は48時間以上と長め。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅23×奥行15×高さ2cm
- 重さ:300g
- 凍結時間:48時間〜
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:10.1℃
- 一番下がったときの温度:10.1℃
【21位】ロゴス 氷点下パックGT-16℃・ハード600g
氷点下タイプの保冷剤。今回の検証では思ったよりも温度が下がらず残念な結果に。凍結時間が長めなのもネック。
【基本情報】
- 使用サイズ:幅19.5×奥行13.7×高さ2.8cm
- 重さ:600g
- 凍結時間:-20℃で36〜48時間
【クーラーボックス内の温度変化】
- 投入前:27.0℃
- 6時間後:16.3℃
- 一番下がったときの温度:16.3℃
ダイソーをはじめとする100均でも販売!
ダイソーなど100均一ショップでも、保冷剤は購入可能。イラストや写真がプリントされたかわいらしいデザインから、丈夫なハードタイプまで、バリエーションも豊富です。
【検証】ダイソーの保冷剤は無料の“アレ”とどう違う?全9種類を比較調査
夏のアウトドアで大活躍する保冷剤。100円ショップのDAISO(ダイソー)ではソフトタイプやハードタイプ、1kgの大容量サイズまでバリエーションが豊富です。とはいえ、わざわざ買わなくても「無料の保冷剤や氷で十分なのでは」と思う人も少なくないはず。ダイソーの保冷剤を実際に多数購入し、無料アイテムとの保冷力を比較・検証しました。
保冷剤を効果的に使うコツ&凍結方法
氷よりも高い保冷力を発揮する保冷剤は、通常よりも保冷力をアップし、効率的に使える方法があります。
- クーラーボックス内の上下に保冷剤を置き、食材を冷気で挟む
- 保冷剤を仕切りのように立てる
- 柔らかいものはソフト、硬いものはハードと使い分ける
- 隙間に保冷剤をつめて冷気を逃さない
保冷剤が再凍結する時間は、手のひらサイズであれば2〜3時間、500g以上のものは6時間以上と、サイズによって違いがあります。
凍る時間を短縮させたい場合は、保冷剤をアルミホイルで包んで冷凍庫に入れるのがおすすめ。アルミホイルは熱伝導率が高いので、周囲の温度を素早く伝えられます。温度を素早く保冷剤に行き渡らせようという働きが、再凍結時間の短縮につながるのです。
保冷剤の捨て方・処理方法
保冷剤の中身は水以外に高吸収性ポリマーという成分が含まれているので、水道に流してはいけません。排水溝やトイレに流すと、成分が膨張し、詰まってしまいます。
基本的には自治体で規定されているゴミの分別に従って処分します。ソフトタイプの保冷剤は可燃ごみとして処理されることが多いですが、トラブルを防ぐためにも、地域ゴミの分別方法を確認するのが大切!
保冷剤に関するよくある質問(FAQ)
Q.ハードタイプとソフトタイプ、どっちが保冷力は高い?
基本的にはどちらのタイプでも保冷力に大きな差はありません。保冷力を左右するのは「中に使われている冷却成分」や「容量」「凍結温度」のほうが重要です。
ただし、ハードタイプは外部の熱を遮断しやすいため、長時間の保冷にやや有利な傾向があります。一方、ソフトタイプは隙間にフィットしやすく、複数入れると効果が上がりやすいです。用途や持ち運びのしやすさに応じて選びましょう。
Q.保冷剤と氷は併用したほうがいいの?
はい、併用することで保冷効果がより長く・強くなります。氷は冷却力が強いですが、溶けると水になり温度が上がってしまいます。保冷剤を併用すると、温度変化をゆるやかに抑えられ、クーラーボックス内の冷気を安定させる効果があります。
とくに氷点下タイプの保冷剤とロックアイスを組み合わせると、食材や飲み物をキンキンに冷やせておすすめです。
Q.保冷剤は何回くらい繰り返し使える?劣化しないの?
一般的な保冷剤は、冷凍庫で凍らせれば何度でも再利用可能です。
ただし、長期間使っていると表面のフィルムが破れたり、中身が漏れたりすることがあります。また、冷却力が落ちたと感じたら劣化のサイン。特にソフトタイプは柔らかくなった状態で放置すると破損しやすくなるため、冷凍庫でしっかり凍らせた状態で保管するのがベストです。
Q.クーラーボックスや保冷バッグだけでも十分?保冷剤は必要?
クーラーボックスや保冷バッグだけでは保冷力は限定的です。クーラーボックスや保冷バッグは、外気の熱をある程度遮るだけで、内部を冷やす機能はありません。
そのため、保冷剤を一緒に入れることで初めて「長時間冷やし続ける」効果が発揮されます。ランチボックス程度なら小さな保冷剤でOKですが、夏場や長時間外に出るときは、複数の保冷剤を併用するのが安心です。
手持ちのクーラーのサイズや、用途に合った保冷剤を見つけよう!
保冷剤は、使用目的によって使い分けることで最大の効果を発揮します。この記事の検証結果を参考に、最良の保冷剤をみつけてください!あわせて、一緒に使うクーラーボックスや保冷バッグもhinataのおすすめを記事でチェックしておきましょう。