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クーラーボックス

出典:PIXTA

クーラーボックスは工夫で保冷時間がのびる!保冷剤の効率的な使い方

2025.07.09ノウハウ

※本記事には一部プロモーションが含まれます

キャンプの必需品のひとつといえばクーラーボックス。一緒に保冷剤を使えば食材や飲料を冷やして持ち運ぶのに大活躍!今回は、効率の良い保冷剤の使い方を解説します。どの方法も簡単で役に立つものばかり。クーラーボックスの保冷力を最大限に生かし、安全に食品を保管しましょう。暑い夏のキャンプ場でも中身をキンキンに冷やしておいて、キャンプをもっと快適に楽しみましょう。

クーラーボックスの温度管理のコツ

クーラーボックスに収納されている食材や飲料水を安全に保管できるよう、温度管理のコツを解説します。工夫次第で保冷時間が変わるので、覚えておくと便利です。

本体を「事前に」冷やしておく

クーラーボックスと保冷剤
クーラーボックスを常温の状態から使うと、保冷剤の保冷力が発揮されにくくなります。なぜなら、クーラーボックス内の空気を冷やそうと保冷力を消費してしまうからです。 そこで、キャンプの前日に氷や冷えた保冷剤などを入れてクーラーボックス内を冷やしておきましょう。そうすることで保冷剤の保冷力が長持ちするというわけです。

食材を「取り出しやすく」収納

クーラーボックスに食材を入れた様子
クーラーボックスを頻繁に開け閉めすると保冷力が損なわれます。ドリンク類、野菜類、生モノ類など保管するもの別に収納すれば食材が取り出しやすく無駄な開け閉めも少なくて済むので、より保冷力も長く保てます。 特に、硬いものから柔らかい物の順番で入れて、ジャンル別に収納するのがおすすめ!収納のバランスが良くなり、探す手間も省けます。

「直射日光」や「地面への直置き」は避ける

クーラーボックススタンドの使用例
クーラーボックスは上ふたの内部に断熱材が入っていない場合があるので陽射しは大敵です。必ず、直射日光にあたらない場所に置きましょう。日陰がない場合は遮光性の高いタープを設置して、その下に置くのが効果的!タープがない場合はクーラーボックスの上にタオルやアルミシートを置いておくと、だいぶ温度変化が違います。 陽射しだけでなく、地面にも注意しなければいけません!クーラーボックスを地面に直接置くと地熱が伝わり、保冷力が落ちてしまいます。クーラーボックス専用スタンドや台を使い、地面から離して設置するようにしましょう。

弱点の「フタ」を保護

クーラーボックス内の一番上にアルミシートを置いた様子
クーラーボックスの種類によってはフタ部分に断熱材が使われていないものもあります。そんなときは内容物の上にアルミシートや断熱シートを置くと保冷効果が高まります。より保冷力を高めたい場合は、内側にもう一回り小さなアルミシートを張り巡らせましょう。冷気を逃さず、断熱性をアップさせられます。

クーラーボックス&保冷剤の上手な使い方

クーラーボックスと保冷剤を有効活用して、上手に食材や飲料水を冷やしましょう!方法を自由に試してみると自分に合ったやり方が見つかる可能性大!

使い方のポイント

  1. 「フタの内側」に保冷剤を設置する

  2. クーラーボックス内部に保冷剤を「上下」で配置する

  3. 保冷剤を「仕切り」にする

  4. 「ソフトクーラー」を入れる

「フタの内側」に保冷剤を設置する

クーラーボックス
冷気は上から下に降りていくので、フタの内側に保冷剤を入れておけば効率的に冷やせます。フタの内側にポケットがついたクーラーボックスもあるので、そういったものを選ぶのもおすすめですよ。

クーラーボックス内部に保冷剤を「上下」で配置する

保冷剤
クーラーボックスの容量が大きいと冷気が下に到達しにくいことがあります。クーラーボックスの上部だけでなく、底にも保冷剤を置いて「冷気のサンドイッチ」をつくるのも効果的ですよ

保冷剤を「仕切り」にする

保冷剤は食材の収納にも役立ちます。保冷剤を仕切りのようにクーラーボックス内に設置すれば、きれいに食材が収納できて、さらに効率的に冷やせることも可能です。

「ソフトクーラー」を入れる

クーラーボックスの片隅に置かれた凍らせたペットボトル
クーラーボックス内に一回り小さいソフトクーラーを準備し、その中に保冷剤や食材を入れるのもおすすめです。冷気を逃さず効率的に冷やせるので、クーラボックス単体で使用するよりも保冷時間が長くなります。

長持ちする最強の保冷剤を紹介

保冷時間が長続きする保冷剤を選ぶのも、ポイントのひとつ。ここからは、おすすめの保冷剤を紹介します。

保冷剤をうまく使ってクーラーボックス内の冷たさを長時間キープしよう

今回は、保冷剤の効率が良い使い方を解説しました。夏は特に食品が傷みやすい季節です。クーラーボックスの保冷力を最大限に生かし、安全に食品を保管しましょう。どれも少し工夫するだけで簡単に実践できるので、この機会に挑戦してみましょう!

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