キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
クーラーボックス

出典:PIXTA

クーラーボックスは工夫次第で保冷時間が変わる!保冷剤の効率が良い使い方を解説

2022.08.16ノウハウ

※本記事には一部プロモーションが含まれます

保冷剤は食材や飲料水を冷やしたり、保冷して持ち運べるのに大活躍!今回は、保冷剤の効率が良い使い方を解説します。クーラーボックスの保冷力を最大限に生かし、安全に食品を保管しましょう。どの方法も簡単で役に立つものばかりです。暑い夏のキャンプ場でも中身をキンキンに冷やしておいて、キャンプをもっと快適に楽しみましょう。

クーラーボックスの温度管理のコツ

クーラーボックスに収納されている食材や飲料水を安全に保管できるよう、温度管理のコツを解説します。工夫次第で保冷時間が変わるので、覚えておくと便利です。

本体を事前に冷やしておく

クーラーボックスと保冷剤
長い間使っていなかったクーラーボックスを常温の状態で使うと、保冷剤の寿命が短くなります。理由は、クーラーボックス内の空気を冷やそうと保冷力を消費してしまうからです。クーラーボックス内の熱で食品の冷たさを奪わないように、前日に保冷剤を入れてクーラーボックス内を冷やしておきましょう。

中身を整理して、食材を取り出しやすく収納

クーラーボックスに食材を入れた様子
クーラーボックスに入れる食品ジャンルは主に、ドリンク類、野菜類、生モノ類の3つがあげられ、上手く収納すれば食材が取り出しやすく、より保冷力も長く保てます。特に、硬いものから柔らかい物の順番で入れて、ジャンル別に収納するのがおすすめ!収納のバランスがよくなり、探す手間も省けます。

直射日光や直置きは避ける

クーラーボックススタンドの使用例
クーラーボックスは上ふたの内部に断熱材が入ってない場合があるので陽射しは大敵です。必ず、直射日光にあたらない場所に置きましょう。日陰がない場合は遮光性の高いタープを設置して、その下に置くのが効果的!タープがない場合はクーラーボックスの上にタオルやアルミシートを置いておくと、だいぶ温度変化が違います。 陽射しだけでなく、地面にも注意しなければいけません!クーラーボックスを地面に直接置くと地熱が伝わり、保冷力が落ちてしまいます。クーラーボックス専用スタンドや台を使い、地面から離して設置するようにしましょう。

ふたを何度も開閉しない

クーラーボックス内の一番上にアルミシートを置いた様子
クーラーボックス内の冷気が逃げる要因は、ふたの開閉する回数の多さです!開閉はなるべく少な目に短時間が鉄則!食品の上にアルミシートや断熱シートを置くと冷気が逃げにくくなります。なるべく冷気を逃したくない方は、内側にもう一回り小さなアルミシートを張り巡らせましょう。冷気を逃さず、断熱力をアップできます。
保冷力の高いクーラーボックスをお探しの方はこちらの記事もおすすめです。

クーラーボックス&保冷剤の上手な使い方

クーラーボックスと保冷剤を有効活用して、上手に食材や飲料水を冷やしましょう!方法を自由に試してみると自分に合ったやり方が見つかる可能性大!

ふたに保冷剤を設置する

クーラーボックス
冷気は上から下に降りていくので、保冷剤を食材の下や横に置かれる場合が多くなります。食材を何度も取り出すときに保冷剤が邪魔!という方は、上から冷気を送ろうとするカスタマイズしてみましょう。 内ふたに保冷剤入れがついているのであれば、勝手に保冷剤が落ちる心配も入りません。ふたに重みが生まれて冷気が逃げにくくなるので、効率的に冷やせます。

クーラーボックス内部に保冷剤を上下で配置する

冷たい空気は上から下へ移動するので保冷剤は一番上に置くのが正解です。クーラーボックスは大きいと冷気が下に到達しないので、上と下に保冷剤を置いて冷気のサンドイッチを作るの効率的! おすすめは、クーラーボックスの一番下にアウトドアメーカーの保冷剤を敷き、凍らせた2リットルペットボトルを立てて入れ、冷凍食品など凍らせた食品を上に被せるように置く方法です。葉物野菜などは強い冷気にあてると痛んでしまうので、保冷剤が直接あたらないようにしましょう。

仕切りのように食材の間に挟む

食材はジャンル別に収納する際、仕切りが必要になります。そんなときに便利なのが保冷剤です!クーラーボックスの中に縦に入れるとすっぽり収まるサイズの保冷剤を仕切り代わりにすれば、綺麗に食材が収納できるだけでなく、効率的に冷やせます。

クーラーボックスの中にソフトクーラーを入れる

クーラーボックスの片隅に置かれた凍らせたペットボトル
クーラーボックスに保冷剤をそのまま入れるだけでは心許ない方は、ソフトクーラーを準備し、その中に保冷剤と食材を入れましょう。冷気を逃さず効率的に冷やせるので、通常よりも保冷時間が長くなります。

長持ちする最強の保冷剤を紹介

主に使用される保冷材は、保冷剤、ペットボトルや牛乳パックの飲料を凍らせたもの、ブロック氷の3つ。保冷剤は上に置いておくと食品が凍る程の保冷力があるので、肉や魚には必需です。ここでは、長持ちする最強の保冷剤を紹介します。
▼保冷剤をもっと詳しく知りたい方はこちらをチェック!

気になるポイント

保冷剤はシーンに応じて量が違ったり、季節によって変化します。そんなクーラーボックスと保冷剤を使用する上で気になるポイントを解説!

保冷剤の量はどれくらい?

保冷剤

出典:PIXTA

クーラーボックスに必要な保冷剤の量の目安は、4分の1。 小型サイズであれば5~6個、中型サイズであれば2~3個入れる保がおすすめです。3分の1だと多すぎて食材がクーラーボックスに入りきらず、5分の1だと少なすぎて食材がすぐ溶けてしまいます。

冬に保冷剤は必要ない?

外気が常に冷蔵庫より低いのであればクーラーボックスに保冷剤を入れておかなくても十分冷えていそうですが、車で移動中や幕内は比較的暖かいので冬キャンプも保冷剤は必要です。いつものように保冷剤を入れると、解凍時間が長くなるので、通常よりも1〜2個ほど入れておきましょう。

保冷剤をうまく使ってクーラーボックス内の冷たさを長時間キープしよう

今回は、保冷剤の効率が良い使い方を解説しました。夏は特に食品が傷みやすい季節です。クーラーボックスの保冷力を最大限に生かし、安全に食品を保管しましょう。どれも少し工夫するだけで簡単に実践できるので、この機会に挑戦してみましょう!


あわせて読みたい記事