ダイソーの虫除けグッズ全14品をレビュー！玄関用からベランダ用まで種類豊富

夏になると蚊やアブ、ブヨなど、屋内外問わず虫が多くなります。そのようなときに欠かせないアイテムが「虫除けグッズ」です。虫に刺されると、ただ腫れて痒くなるだけでなく、ひどくなると水ぶくれができたり皮膚の広範囲に痛みが生じたりすることも。快適に過ごすためには、虫除けアイテムが欠かせません。

ダイソーの虫除けグッズは、アウトドアで使いやすいミストタイプや自宅やベランダで使える置き型タイプなど、さまざまなシーンで使えるアイテムがそろっています。またハーブの香りを活用したものや、子どもが喜んで使えるかわいいデザインのものなど種類が豊富です。ダイソーなら自分の生活スタイルに合ったアイテムが110円(税込)から購入できます。

手にはめるリングタイプは、レジャー用品コーナー、家庭用の掛けるタイプや置き型は、掃除用品コーナーに陳列されていました。また筆者が店舗に行ったのは夏だったため、入り口の近くに夏向けレジャー用品の特設コーナーがあり、こちらにもビーチサンダルや虫かごなどと一緒に虫除けグッズが並べられていました。

ダイソーのおすすめ虫除けグッズを「スプレー・ミストタイプ」「置き型タイプ」「フックタイプ」「アクセサリータイプ」「シールタイプ」の5種類にわけて紹介します。利用する場所や目的などに合わせて、アイテムを使い分けてみてください。

服や帽子などの衣類用虫除けミストです。肌に直接スプレーするタイプではないため、肌が弱い人でも使いやすいことがうれしいポイント。レモンの爽やかな香りで気分もすっきりとリフレッシュできます。

すーっと鼻に抜けるハッカの香りが、夏にぴったりの衣類用虫除けミストです。ボトルが小さいので、コンパクト装備のアウトドアシーンにも最適！ミストの粒子がとても細かく、少量ずつ吹きつけられます。

夏の定番ともいえる線香タイプの虫除けアイテムです。お風呂場やキッチンなどの水回りで発生しやすいコバエ(チョウバエ)にも対応しています。蚊取り線香と形状は似ていますが「蚊」には対応していません。

置くだけで虫除け効果が期待できる、手軽さ抜群の虫除けビーズです。火を使わないので、小さな子どもがいる場所でも使いやすいことが魅力。効果は約60日あり、自宅やベランダなどで継続的に使いたいときにおすすめです。

シンプルでおしゃれなデザインの虫除けビーズです。置いておくだけでハッカの爽やかな香りが広がります。植物に集まりやすいヨコバイに対応しているため、庭や植物を置いているベランダなどで役立つアイテムです。

置き場所に困らないフックタイプの虫除けグッズです。物干しざおに掛けておけば、洗濯物を干したり取り込んだりするときにもばっちり！雨に濡れても効果は持続します。

玄関のドアに掛けておけば、人の出入りがあるときの虫除け対策ができます。ベランダ用と形や有効成分は同じですが、ベランダ用は茶色、玄関用は黒です。電池や火を使わず手軽に使用できます。

網戸の隙間から侵入する虫をブロックするネットタイプのアイテム。面テープで網戸に貼りつけられ、薄型なのでドアの開閉に支障はありません。ベランダに虫除けグッズを置いたり掛けたりする場所がないという人にもおすすめです。

リラックス効果が高いといわれるラベンダーの香りの製品です。天然製油を使用したラベンダーのフレグランスに癒やされつつ、約30日間、虫除け効果が持続します。上品なデザインで見た目にこだわりたい人にもおすすめです。

かわいらしいクマの形をした虫除けアイテムです。見た目のかわいさに加え、白クマのデザインで涼やかさを感じられることも魅力。家の出入りをするときに少しほっこりした気持ちになれます。

子どもが喜んで使いたくなりそうな、恐竜の形をしたクリップタイプです。バッグの持ち手や帽子、服の裾など、あらゆる場所に取りつけられます。パッケージの袋にはジッパーが付いており、使わないときの保管に役立ちます。

アクセサリー感覚でつけられるリストバンドタイプの虫除けアイテムです。クリップタイプはなくしそうという人におすすめ。バンドはやわらかなシリコン素材で、長さの調整が可能です。

伸縮性のあるスパイラルリングタイプです。一見虫除けグッズには見えないシンプルなデザインも魅力。非常に良く伸びるため、手首が太い人でも圧迫感無く使用できそうです。

オニヤンマのデザインがユニークなシールタイプの虫除けアイテムです。試しに布製のバッグに張ってみましたが、しっかりと貼りついて、剥がしたあとは残りませんでした。子どもと一緒に遊び感覚で楽しみながら虫除けができます。

虫除けグッズを使う以外に、虫を寄せつけないための対策を紹介します。キャンプや釣り、祭など、夏のイベントを満喫するためにぜひ試してみてください。

黒い服は蚊が寄ってきやすかったり、蜂が敵と勘違いして襲ってきたりすることがあります。アウトドアではできるだけ明るい色の服の着用がおすすめです。

露出が多くなる半袖Tシャツや短パンは、虫に刺される範囲が増えてしまいます。そのため、できる限り露出の少ない服の着用がおすすめ。特に虫が増える朝晩や、虫が多い森の中に入るときは、薄手の上着を羽織ったり通気性の良い長ズボンを履いたりして、露出範囲を減らしましょう。

夏に気をつけたい虫を紹介します。特に夏は虫の活動が活発になるため、特徴を把握して正しく対応しましょう。

蚊は、温度が26℃以上になると活発に活動するといわれています。通気口や網戸などをすり抜けてしまうため、家の中でも外でも対策が必要です。また蚊に刺されることにより、デング熱や日本脳炎などに感染する可能性があるため十分に注意しましょう。

夏になると、アシナガバチやスズメバチなどが活発的かつ攻撃的に。刺されるとアナフィラキシーショックで死亡するケースもあり大変危険です。巣や蜂を見かけたら、近づかず刺激しないようにしましょう。

ブヨ(ブユ・ブト)は小さなハエのような見た目をしており、血を吸われると激しいかゆみや腫れが生じます。刺されているときは痛みを感じないことが多いため、気づかないうちに吸血されていることも少なくありません。水の近くで発生することが多く、足元を刺されることが多いため、長ズボンや靴下で露出を避けましょう。

アブもハエに似た見た目ですが、体長が1～1.5cmほどで、大きな羽音を立てて素早く飛びまわります。体温があるものや二酸化炭素に集まる習性があり、人やエンジンをかけた車などに寄ってくることが特徴です。川や沼などの湿地帯に多く発生し、6～9月に活動が活発になります。

蛾は人への被害はほぼありませんが、種類によっては、羽のりん紛が肌につくと、発疹が出たりかぶれたりすることがあります。チョウと間違って触らないように注意しましょう。

ヒルは森林の水辺や湿った場所に生息しています。人や動物に付着すると1時間ほどかけて吸血し、血を吸われるとかゆみや腫れ、血が止まらないなどの症状が出ます。山歩きをするときは身体にヒルがついていないか定期的に確認しましょう。

ダイソーの虫除けグッズは、種類が豊富で110円(税込)から購入できる手軽さが魅力です。キャンプや釣りで使いやすいミストタイプや、効果が約1カ月持続する置き型タイプは、ベランダや自宅内で手軽に虫対策ができます。子どもが喜んで使いたくなるかわいいデザインも人気です。使用するシーンに合った虫除けグッズを準備して、夏のアウトドアを楽しみましょう。