【話題】カップヌードルでチャーハンをつくってみた!キャンプ飯にも最適
SNSで話題となり、日清食品の公式Webサイトに掲載されている「カップヌードルチャーハン」をつくってみました。味付け不要で簡単!キャンプ飯にも最適です。定番のしょうゆ味以外でも合うのか?さまざまな味でつくったカップヌードルチャーハンの味をレビューします。
日清カップヌードルをチャーハンにアレンジ!?
SNSで最初に話題となり、今では日清食品の公式Webサイトにレシピが掲載されている「カップヌードルチャーハン」は、カップヌードルとご飯を合わせてつくります。そのまま食べるカップヌードルとはひと味違うおいしさで、キャンプ飯にぴったりです。
なんで話題になった?
日清食品のカップヌードルを使ってつくる「カップヌードルチャーハン」は「少ない材料で簡単につくれておいしい!」とSNSを中心に徐々に話題になりました。その後、テレビで取り上げられて一気にメジャーに。今では日清食品の公式Webサイトにも「カップヌードルチャーハン」のレシピが掲載されています。用意する材料は3つだけで難しい工程はなし。誰でも簡単につくれます。
日清食品・カップヌードルは種類が豊富
カップヌードルには驚くほどたくさんの種類があります。この記事ではカップヌードルチャーハンを人気の9種類のフレーバーでつくり、味を比較しています。
まず用意したのは、どこのスーパーでも手に入りやすいポピュラーな「シーフード味」、「カレー味」の2種類です。
そして、近年販売された人気のフレーバーの中から5種類をピックアップしました。変わり種にもかかわらず人気ランキングの常連「チリトマト」。鶏のうまみをしっかりと効かせたコクのあるスープが魅力の「ねぎ塩味」。3種の味噌の濃厚な味わいを楽しめる「味噌味」。ねりゴマのコクと花椒のピリッとした辛さとシビれ、ピーナッツバターの香りと甘みを合わせた「坦担味」。さらに、唐辛子の辛み、キムチの酸味、ニンニクの風味、味噌のコクを効かせた、濃厚でクセになる味わいの「辛麺味」です。
最後は一時期品切れも発生した大人気「世界のカップヌードルシリーズ」から、独特の酸っぱさと辛さのある「トムヤムクン味」、まろやかなココナッツミルクの濃厚なスープが特徴の「シンガポール風ラクサ味」の2種類を加えて、合計9種類で試してみました。
カップヌードルチャーハンのつくり方
日清食品の公式ホームページに掲載されている「カップヌードルチャーハンのつくり方」を紹介します。
材料(1人分)
- カップヌードル 1個
- 卵 1個
- ご飯 茶碗1杯分
- 油 少量
つくり方
食品用ポリ袋にカップヌードルの中身を全て入れ、めん棒で砕きます。食品用ポリ袋は破れやすいので、丈夫なものを使用してください。
カップにカップヌードルの中身を戻し入れ、麺が浸る高さまで水を入れます。そのまま5分程度時間を置きます。
卵を溶きます。フライパンやスキレットに油を入れて中火にかけ、卵とご飯を炒めます。
カップヌードルを水ごと入れ、汁気を飛ばすように炒めます。
全9種類!人気の味でカップヌードルチャーハンを食べ比べ
カップヌードルはさまざまな味が販売されています。今回は定番のしょうゆ味以外の9種類のフレーバーでカップヌードルチャーハンをつくり、食べ比べをしました。
シーフード
カレー
辛麺
味噌
チリトマト
ねぎ塩
トムヤムクン
ラクサ
坦担
【シーフード】キャベツの食感がアクセント
さまざまな具材が入っているシーフードヌードルは、具材を潰し過ぎないように炒めるのがおすすめです。中でも、キャベツがチャーハンに食感のアクセントをプラス。豚肉ベースの粉末スープが入っているので食べ応えのある味わいになります。
【カレー】調味料をちょい足しでもっとおいしく
いわゆる一般的なカレーチャーハンやカレーピラフに比べると、カレーの風味はやや弱いですがしっとりと仕上がります。子どもが食べやすい味わい。スパイシーなカレー味が好きな場合は、カレー粉をプラスすると満足度がアップします。粉チーズをかけてコクと塩気をプラスするのもおすすめ。
【辛麺】刺激的な辛さがクセになる!
真っ赤な色に一瞬ひるんでしまいますが、見た目ほどの辛さはないので、おいしく食べられます。お酒にも合いそうです。辛いものが得意な人は、ラー油をトッピングしてみてください。辛さと食感がプラスされ、さらに満足度がアップします。
【味噌】ジャンクな味わいを堪能!
調理をしている最中から味噌の香りが広がります。味噌味はほかのカップヌードルの味と比べ、こげやすいので加熱調理の際は注意してください。パッケージに書いている通りとても濃厚で、食べ比べた9種類の味の中でもっともインスタント感のあるジャンクな味を強く感じました。おつまみにぴったりの味わいです。
【チリトマト】辛さはなし!チキンライス風
昔ながらの喫茶店で出てくるようなケチャップライスに近い味わいです。辛さはほぼ感じられません。卵はチャーハンと一緒に炒めるのではなく、薄焼きにしてかぶせれば、通常のオムライスが簡単に完成します。さらにアレンジするなら、粉チーズのトッピングがおすすめです。
【ねぎ塩】やみつきになる味わいの絶品チャーハン!
ねぎ塩味は今回試した9種類の中で、最も中華料理のチャーハンに近い味わいです。ニンニクが効いていて、やみつきになるおいしさ。ビールとともに食べたいひと品です。
【トムヤムクン】酸っぱさと辛さが絶妙なバランス
トムヤムクンならではの酸っぱさと辛さが、見事にチャーハンでも再現されています。チャーハンというよりナシゴレンに近い味を感じました。付属の「トムヤムペースト」を加えると辛さが増し、さまざまなハーブが効いた奥深い味わいになるので、ぜひ試してみてください。
【ラクサ】ココナッツの甘みとまろやかさを楽しめる
ココナッツミルクのマイルドな味わいにほどよい酸味が合わさり、とてもおいしいです。トムヤムクンとは違い、辛さはほとんど感じられません。別添の「特製ラクサペースト」はぜひ入れてみてください。レモングラスのフレッシュな風味がプラスされ、よりエスニックな風味が強くなり、おいしく食べられます。
【担担】具材の食感を楽しむ!
坦担はカシューナッツやザーサイ、チンゲンサイ、白ごまなど、食感豊かなカップヌードルなので、具材は潰し過ぎないようにするのがポイントです。ザクザクとした食感を楽しめます。ほのかに香る花椒が味にアクセントをプラス。黒酢を加えると、より本格的な味わいになります。
カップヌードルチャーハンが「まずい」と言われる理由
カップヌードルチャーハンを検索すると、関連ワードに「まずい」という候補が出てきます。なぜ「まずい」と言われてしまうのでしょうか。それには、3つの理由が考えられます。
お米の量
日清食品の公式サイトに掲載されているカップヌードルチャーハンのレシピには、材料に「ご飯 茶碗1杯分」と記載されています。一般的な茶碗1杯のご飯の量は150gです。まずはご飯150gでつくってみてください。味が濃いと感じた人はご飯を多めに、薄いと感じた人は減らしてみると良いでしょう。
水の量
公式サイトには、カップヌードルチャーハンに入れる水の量は「麺が浸るくらい」と説明されています。水の量が多過ぎると、べちゃっとした食感になってしまうので注意してください。水100~110mLで、5分程度置いてからつくるとお米が適度な硬さになり、おいしく仕上がります。
味の好みが合わない
カップヌードルとご飯だけで作るシンプルなチャーハンだからこそ、フレーバーによって仕上がりが大きく異なります。辛いものが好き、コッテリした味が好きなど味の好みは人それぞれなので、カップヌードルチャーハンは「好きなフレーバーでつくる」ことが重要なポイントです。
冷凍チャーハンでもっと手軽に!
食べきりサイズのカップヌードル冷凍チャーハンが日清食品から発売されています。電子レンジで加熱するか、油をひいたフライパンで炒めるだけで、カップヌードル味のチャーハンを楽しめます。
カップヌードルチャーハンはキャンプにもぴったり
カップヌードルチャーハンは少ない材料でつくれて、味も簡単に決まり、キャンプ飯にぴったりです。カップヌードルのさまざまなフレーバーでカップヌードルチャーハンをつくって、あなたのお気に入りを見つけてください。