海水浴で使いたい人気タープ10選!注意事項や張り方のコツも紹介
日差しを遮れるタープは、海水浴でも役立つこと間違いなしの便利なアイテムです。本記事では、風に強いモデルやお手入れが簡単なモデルなど海で使いたい人気のタープ10選を紹介します。張り方のコツや選び方、タープを張る際の注意点も要チェックです。
海水浴でタープを張るメリットとは
キャンプで重宝するイメージがあるタープですが、海水浴をする際にも多くのメリットが得られることをご存知でしょうか。タープを張れば休憩場所が確保できるだけでなく、日差しを遮れるので日焼けすることを避けられます。
また、ビーチではポップアップテントを使用する人も多いですが、タープの方がより広いスペースを確保でき、開放的な空間でくつろげることもメリットのひとつです。
海用タープの選び方
海用タープの選び方を紹介します。タープの種類やサイズ、耐水圧など快適に使うためのポイントを押さえて、使用シーンや好みのスタイルに合ったモデルを選びましょう。
タープの種類を選ぶ
一口にタープといっても、その種類はさまざまあります。海用タープであれば、ヘキサタープやスクエアタープ、レクタタープ、ウィングタープの中から選ぶことがおすすめです。
ヘキサタープとは、六角形のタープのことを指します。2本のポールで設営でき、ぴんと張ったときの美しいフォルムが特徴です。
張るために必要な道具が少ないので設営・撤収が簡単で、アウトドア初心者でもスムーズに取り扱いできます。また、軽量かつコンパクトで持ち運びしやすいこともメリットです。
スクエアタープは、正方形のタープのことです。アレンジがしやすい形状で、屋根としてだけでなく、テントのようなスタイルでも使用できるため、さまざまなシーンで活躍します。
設営に必要なロープが少なく、初心者でも比較的スピーディーに張れることも魅力のひとつです。多様なアレンジを楽しみたい人におすすめのアイテムといえます。
おすすめのスクエアタープ6選! 使いやすく張りやすい
タープというと、ヘキサタープをイメージする方が多いでしょう。しかし、実はスクエアタープもおすすめです。スクエアタープは、初心者でも張りやすく、さらにアレンジしやすいのが魅力。ここでは、スクエアタープの魅力とおすすめのアイテムを紹介します。
レクタタープは、長方形のタープのことです。スクエアともよく似ていますが、より広範囲に日陰をつくり出せます。
また、レクタタープはほかのタープと比べて居住面積も広いので、ファミリーやグループなど大人数で使用する場合にも適しています。
【2025年最新】レクタタープのおすすめ23選!選び方やアレンジ方法も紹介
レクタタープは数々のアウトドアブランドが販売、展開している、アウトドアには欠かせないアイテム。しかし、サイズや素材の異なるさまざまな商品があり、どれを選べばよいかわからない方も多いのではないでしょうか?そこで今回は人気のレクタタープをピックアップして紹介。風除け・雨除けなどに有用なアレンジした設置方法などを交えて、その魅力を解説していきます。
ウィングタープとは、ひし形のタープのことです。軽量かつコンパクトなモデルが多く、1〜2人で使用する際に活躍します。
面積は狭いものの、持ち運びやすいのでとにかく荷物を減らしたい人におすすめです。ポールとロープを使えば、さまざまなアレンジができることもメリットといえます。
適切なサイズを選ぶ
タープを選ぶ際は、人数や用途に合ったサイズを選ぶようにしましょう。一般的に1人なら3×3m、2人なら4×4m、3〜4人なら5×5m以上の大きさが目安になります。
急な雨にそなえて耐水圧1,500mm以上あれば安心
耐水圧もチェックしておきたいポイントのひとつです。1,500mm以上の耐水圧があれば、急に雨が降ってきても慌てることなく過ごせます。また、撥水性・防水性に優れたナイロンやポリエステルを採用したタープなら、より安心して使用できるでしょう。
浜辺でうまくタープを張るコツ
砂浜でのタープの設営は、足場がキャンプサイトと比べると悪いことから慣れていないと難しさがあります。そこで浜辺でうまくタープを張るコツを4つ紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
平らで傾斜のない場所を選ぶ
風上側を低くする
サンドペグを使用する
ウェイトでしっかり固定する
平らで傾斜のない場所を選ぶ
タープを張る際は、平らで傾斜のない場所を選びましょう。平坦な場所であれば、タープの下にテーブルやチェアを置きやすく、快適に過ごせます。多少凸凹とした場所であっても、砂をならせば解決できることもあるので最適な場所を見つけてみてください。
風上側を低くする
海辺は風が強いため、タープが飛ばされないための工夫も必要です。強風が吹いているときは、風上側を低くすると内側に風が入り込みにくくなります。
また、風向きが昼は海側から山側へ、夜は山側から海側へ変わることも把握しておきましょう。地平線に対して直角にタープを張ると、風の通り道を確保しやすくなります。
サンドペグを使用する
砂浜でタープを張る際は、サンドペグを使用することが理想的です。サンドペグとはABS樹脂を採用したペグのことで、砂浜などやわらかい地面に打ち込みやすいように接地面積が大きく設計されています。
また、地面にしっかり食い込むV字ペグや地面にねじ込むスクリューペグも使用可能です。サンドペグを持っていない人は、代用してみても良いでしょう。
強度の高いアルミ製のペグです。
エッジが鋭く地面にしっかり食い込むので、砂浜や雪などやわらかい地面にも対応できます。U字型で接地面が広く、砂浜でも簡単に抜けてしまうことはありません。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅3.6×高さ31cm
- 重さ(約):52g
- 素材:アルミ
軽量なプラスチック製のサンドペグです。ロープを通すための穴があるので、タープをしっかり固定できます。金属製と違い、
潮風に当たってもさびることがないので、長く愛用できることもうれしいポイントです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):長さ38cm
- 重さ(約):75g
- 素材:ABS樹脂
やわらかい地面でも抜けにくいT字型のサンドペグ。頑丈なので誤って踏んでしまっても折れにくく、打ち込む際に地面に負けてしまうこともありません。ナイロン製の収納ケース付きで、片付けや持ち運びもしやすいです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):長さ31cm
- 重さ(約):35g
- 素材:ABS樹脂
ウェイトでしっかり固定する
砂浜は地面と比べるとどうしてもペグが抜けやすいため、ウェイトでしっかり固定して使用するようにしましょう。ウェイトを使えばタープが強風にあおられて飛んでいくこともなく、どうしてもペグが打てない場所でも固定できます。
現地で水を入れて使える注水式のウェイトです。スクリューキャップ式で、
中身が漏れにくく都度水を入れる必要もありません。バックル付きのバンドが付いているので、ポールに取り付けやすく便利です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):直径20×高さ32cm
- 重さ(約):-
- 素材:PVC、ABS、エストラマー、PP
持ち運びに便利な持ち手付きのウェイトです。 互い違いに重ねて設置することで、ポールがぐらつきにくく安定感も抜群。
ポリエチレン製でさびにくいので、汚れてもさっと拭き取れてお手入れも簡単です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):直径28×高さ6.5cm
- 重さ(約):6kg
- 素材:ポリエチレン
海用タープの人気おすすめ10選
海用タープのおすすめ10選を紹介します。耐風性に優れたモデルや遮光性の高いモデルなどを中心にピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください。
遮光コーティングが施された厚手の生地を採用したタープ。さまざまな張り方ができるので、1枚あるとあらゆるシーンで活躍します。
縫製部分の縫目にはシームシーリング加工がされているので、雨が漏れてくることもありません。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):-
- 収納サイズ(約):幅58×奥行き11×高さ12cm
- 重さ(約):2.2kg
- 素材:ポリエステル210d
- 付属品:収納袋、張り綱、セッティングテープ
耐水圧2,000mmと水に強いタープです。耐久性に優れた210Tリップストップポリエステル生地を使用しているので、長く愛用できます。どのような場所にもなじむシンプルなデザインも魅力のひとつです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅280×奥行き400cm
- 収納サイズ(約):直径10×長さ30cm
- 重さ(約):1.1kg
- 素材:[本体]210Tリップストップポリエステル
- 付属品:収納袋、ロープ、ペグ
火の粉が当たっても燃え広がりにくいTC素材を採用したタープです。焚き火やバーベキューをするときにも活躍すること間違いなし。付属のポールを使えば、遮光面積を広げたりプライベート空間をつくったりと
多様なアレンジが楽しめます。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅340×奥行き330cm
- 収納サイズ(約):-
- 重さ(約):6.7kg
- 素材:[本体]TC生地 [ポール]スチール
- 付属品:収納ケース、ロープ、ポール、ペグ、ハンガーテープ
少人数で使用する場合に適したコンパクトなタープです。耐水圧は1,500mm以上、紫外線保護指数はUPF50+とどのようなシーンでも活躍します。
ソロテントとの相性も良くキャンプサイトでも重宝すること間違いなしです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅380×奥行き380cm
- 収納サイズ(約):幅55×奥行き12×高さ12cm
- 重さ(約):1.4kg
- 素材:ポリエステル
- 付属品:収納バッグ、ロープ、ペグ
日光の透過を防ぐタープです。
収納ケースにはコンプレッションベルトが付いているので、コンパクトに収納できます。ランタンフック付きで、暗い時間帯でも快適に過ごせることもうれしいポイントです。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅420×奥行き420×高さ220cm
- 収納サイズ(約):直径17×長さ44cm
- 重さ(約):4.6kg
- 素材:[本体]75Dポリエステルタフタ [ポール]スチール
- 付属品:収納ケース、ロープ、ペグ
遮光性の高い厚手の150D生地を採用したタープです。ポールの長さが高く設計されているので、
開放感のある居住空間をつくり出せます。各コーナーにハトメがあり、さまざまなアレンジが可能です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅420×奥行き410×高さ230cm
- 収納サイズ(約):幅67×奥行き14×高さ14cm
- 重さ(約):5.4kg
- 素材:[本体]150Dポリエステル [ポール]スチール
- 付属品:キャリーバッグ、ロープ、ペグ、ポール、延長ベルト、タイベルト
UVカット率99.9%以上・遮光率100%を誇る高性能なタープです。耐風性にも優れているので、風が強い海でも安心して使えます。負担のかかりやすいコーナー部分には補強加工が施されていて、耐久性も抜群です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅430×奥行き440×高さ200cm
- 収納サイズ(約):幅62×奥行き14×高さ14cm
- 重さ(約):4.3kg
- 素材:[本体]難燃性ポリタフタ [ポール]スチール
- 付属品:収納バッグ、ロープ、ポール固定用ロープ、ポール、ポール用収納袋、シート、ペグ、ハンマー、小物袋
紫外線や可視光線、赤外線をブロックするTi Blackを採用したタープです。
強い日差しもしっかり遮れるので、暑い時期の海辺でも活躍すること間違いなし。耐水圧5,000mmと防水性も高く、雨の日でも安心して使えます。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅500×奥行き292cm
- 収納サイズ(約):幅66×奥行き18×高さ16cm
- 重さ(約):4.8kg
- 素材:150Dチタン ブラックガム
- 付属品:収納袋、ロープ、ペグ、ポール、梱包バンド
優れた遮光性を発揮するピグメント加工を施したタープです。
4カ所にレインガーターがあるので、タープ上に雨が溜まることもありません。同ブランドのテント、GEODOME 4と併用すればより快適に過ごせます。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅505×奥行き450cm
- 収納サイズ(約):直径17×長さ70cm
- 重さ(約):2kg
- 素材:75Dポリエステルタフタ
- 付属品:スタッフバッグ、ガイライン、サブポール
設営しやすく風に強いタープです。
UVカット加工やテフロン撥水加工が施されているので、あらゆる天候にも対応できます。付属のコネクションテープを使えば、テントと併用することも可能です。
【基本情報】
- 使用サイズ(約):幅1,220×奥行き780cm
- 収納サイズ(約):幅80×奥行き17×高さ19cm
- 重さ(約):7.9kg
- 素材:[本体]210Dポリエステルオックス [ポール]スチール
- 付属品:キャリーバッグ、ロープ、ペグ、ポール、コネクションテープ、ポールケース、ペグケース
海でタープを張る際の注意事項・禁止事項
海辺でタープを張る際に注意したいポイントを紹介します。タープを使う際は、自分たちだけでなくまわりの人も気持ちよく過ごせるように配慮しましょう。
禁止されている場所では張らない
まわりの人の迷惑にならないように張る
海風などでポールがさびる可能性もある
禁止されている場所では張らない
地域や海水浴場施設によっては、タープの使用を禁止している場合があります。これは、タープを張ることでまわりの人の迷惑になる場合や自然に悪影響を与える場合があるためです。
タープを設営したい場合は、あらかじめ禁止事項をチェックするか、スタッフに使って良いか確認をしておきましょう。
まわりの人の迷惑にならないように張る
タープの使用が許可されている場合でも、まわりの人の迷惑にならないように心がけましょう。人通りの多い場所は避けたり、適切なサイズのものを使ったりするといった配慮は必須です。
また使用時だけでなく、設営時・撤収時も、強風で飛ばないようにしっかり固定しましょう。
海風などでポールがさびる可能性もある
海辺でタープを使った後は、メンテナンスも忘れずにおこないましょう。ポールやペグにはステンレスやアルミなどの素材が使われており、長時間潮風にさらされるとさびてしまう可能性があります。
そのため、使った後は水をかけて塩分を落としてから片付けるようにしましょう。
タープを張って快適な海水浴を
本記事では、海水浴で使えるおすすめのタープや選び方、注意点を紹介しました。設営するだけで日差しを遮れるうえ、プライベート空間を確保できるタープは海でも重宝すること間違いなしです。本記事で紹介した注意点も参考に、お気に入りのタープで快適な海水浴を楽しんでみてください。