バイク用最強防寒着19選!冬のツーリングにおすすめな防寒具をアイテム別に紹介
冬場のツーリング時の体感温度は氷点下が当たり前。ツーリング前には最強防寒着の用意が必須です。本記事では冬ツーリングに大活躍間違いなしのバイク用防寒着を19アイテム紹介。選ぶ際のポイントをアイテムごとに解説しています。購入前にチェック!
バイク乗車時の体感温度
バイクで道路を走行するときの速度は時速数十kmにもなり、風を全身に受けることになります。いくら天気が良い日でもバイクの走行中は体感温度がかなり下がるので、普段の気温にプラスして体感温度を考えた服を選ぶようにしましょう。
最強の防寒着はいつから必要?
冬用の防寒着が必要になるのは東京都の場合大体10月ごろから。11月までは普通のアウターでしのげますが、12月以降は体感温度が氷点下を下回り、最強クラスの防寒着が必要になります。翌年の2月ごろまで厳しい寒さが続くため、本格的な寒さが始まる12月前には防寒アウターだけでなく、インナージャケットやグローブなどを用意しておきましょう。
月ごとの体感温度
それでは具体的に各月の体感温度はどの程度なのでしょうか? 体感温度を計算するミスナールの計算式を用いて月ごとの体感温度を以下の表にまとめました!
※計算に用いた最高/最低気温、湿度は気象庁の
2022年〜
2023年のデータを使用しています
※風速は時速60kmで走行した場合の値を使用しています
このように12月に入ると比較的気温が高い時間帯でも、バイク乗車時の体感温度は氷点下を下回ります。そのような環境下でいつもと同じ服装でいれば、体を壊す原因になりかねません。まさに「最強」な防寒着が必要です。
バイク用防寒アイテムの選び方
まずはバイク用の防寒着の種類と、それぞれどのような性能のものを用意すれば良いのかを解説します。
そろえておきたいアイテム
冬のツーリングでそろえておきたいアイテムは下記の通りです。少々多いように感じますが、
どれも外せない必須アイテム。冬のツーリングを快適に楽しむためにしっかりチェックしておきましょう。
- 防寒ジャケット
- インナージャケット
- ウィンターパンツ
- 防寒手袋(電熱グローブ)
- 防寒インナー
- その他小物類
保温性能を優先
氷点下の寒さをしのぐため、保温機能は第一に優先したい機能です。例えばジャケットの場合は、防風・防雨機能が施されたものやインナージャケットとセットになっているもの。手袋であれば電熱線が入っていて熱の力で温めることができるものなどです。アイテム別の注目したいポイントはこのあと説明しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
首・手首・足首の防寒も忘れずに
バイクに乗車するときは首や手首、足首といった三首の防寒も忘れてはいけません。三首は体の皮膚に近い部分に太い血管が通っていることから、冷えると体全体を冷やしてしまいます。ネックウォーマーや靴下、手袋などを活用することで抜かりない防寒を目指しましょう。
動きやすさと安全性を確認
いくら寒いといっても、着込むことでバイクの操作がしづらくなっては本末転倒です。防寒着を選ぶ際はレビューなどで動きやすさといった使用感を事前に確認しておきましょう。また、ジャケットやパンツ、手袋などはプロテクターが入った安全性の高いものがベターです。
デザインをチェック
せっかくなら気分を上げてくれるおしゃれなデザインのものを選びたいですよね。最近は高い保温性能を持ちながら、デザインがおしゃれなアイテムも数多く展開されているので、用途や自分の好みに合ったものを選びましょう。
バイク用最強防寒ジャケット4選
選ぶときのポイント
- 表地に防風・防水加工が施されていれば保温効果もアップ!
- プロテクターが入った安全性の高いものを選ぶ
- 首周りや裾から風が入りにくいデザインか確認
バイク用最強電熱インナージャケット3選
選ぶときのポイント
- 給電方法は「車体給電」と「外部バッテリー給電」の2通り!ロングツーリングをする場合は車体給電がベター
- ベストタイプは保温力は落ちる分、腕の取り回しが楽
- より温かさを求めるなら電熱面の多いものを選ぶ!
最強ウィンターパンツ3選
選ぶときのポイント
- 種類は普段着の上から履く「オーバーパンツタイプ」と「直履きタイプ」、「インナータイプ」の3種類
- 防寒性を優先するのであれば「オーバーパンツタイプ」か「インナータイプ」がおすすめ
- 膝にプロテクターが入ったものなら安全面も安心
最強防寒手袋(電熱グローブ)3選
選ぶときのポイント
- 防寒手袋は保温性の高い「電熱グローブ」がおすすめ
- 電熱グローブの給電方式は「車体給電」「外部バッテリー給電」「電池式」の3種類
- スマホの操作や、丸洗いができるかも要チェック!
最強防寒インナー3選
選ぶときのポイント
- とにかく保温性重視!保温性能が高いものを選ぶ
- 汗が乾かないとむしろ体を冷やしてしまうため、透湿性にも注目
- ボトム用のインナーがあればさらにぬくぬくに
より暖かく!最強防寒小物3選
選ぶときのポイント
- ネックウォーマーや靴下などの小物類も保温機能が備わっているものを選ぶのがベター
- ネックウォーマーは首だけでなく耳や頭までカバーされているとさらに暖かい
冬にバイクに乗る際の注意点
ここでは冬にバイクに乗るときに注意したい点を解説します。冬のライディングをしたことがない初心者の人は参考にしてみてください。
インナーは着替えを準備する
冬のツーリングといえど、汗をかいてしまうこともあります。汗で湿ったインナーを着たままでいると、汗が冷えて結果的に体も冷えてしまいますよね。そのような事態を防ぐために、インナーは着替えを持って行くようにしましょう。
本番前に防寒グッズを試してみる
ツーリングの前に防寒グッズをそろえても、いざ使ってみたらサイズが合わなかったり保温効果が感じられなかったりする場合があります。ロングツーリングをするときに、自分に合わない製品を使用するのは、走行中に不快なだけでなく、集中力が低下して事故につながる危険性も。そのため、新しく購入したグッズは自宅の周囲を走行するなどしてツーリング前に軽く試すようにしましょう。
ツーリング前に温かいものを食べる
冬のツーリングを快適に行うには、防寒具だけではなく食事の内容も大切です。ツーリング前に体を温める食材を取り入れることで、
内側から体を温めるよう心がけましょう。体を温める食材は以下を参考にしてみてください。
体を温める食材の一例
- 玄米、黒米、そば
- 肉類全般
- 赤身魚、青魚
- 生姜、タマネギ、カブ、カボチャ、ニンニク、長ネギ、ニラなど
- 発酵食品(納豆、キムチ、チーズなど)
上記に加えて
紅茶や生姜湯、ココア、白湯などの温かい飲み物を一緒に飲むのも効果的。ツーリングのおともとして、温かい飲み物を水筒やタンブラーに入れて持って行けば、休憩中に冷えた体を温められるのでおすすめです。
また、
チーズ以外の乳製品や夏野菜、夏の果物、うどん、白米などは体を冷やす食材なので、冬のツーリング前に食べるのはなるべく避けましょう。
最強の防寒対策でバイクに乗ろう!
冬のバイク走行は、冷たい風を全身に受けて体を極限まで冷やします。そのため、各社から多種多様な防寒グッズが発売されています。今回紹介した情報を参考に、最強の防寒対策で冬のライディングを快適なものにしましょう!