コスパ最強のクロスバイク14選!予算別におすすめモデルを厳選&安く購入する際のポイントを解説
クロスバイクは、普段使いから軽い運動まで幅広いシーンで使えるのが魅力です。本記事では、コスパ最強のクロスバイクを予算別に15モデル紹介します。はじめて購入する人でもわかりやすく、用途別の価格相場や安く購入するチェックポイントも解説。
クロスバイクの価格相場
クロスバイクの相場は2〜30万円とピンキリ。なかでもコスパが良いとされる価格帯は、2〜10万円程度です。ここでは用途別の相場を解説します。
通勤・通学のみの使用なら2〜3万円
「通勤・通学に使いたいけど見た目のかっこいいクロスバイクに乗りたい」という人は、まずは2〜3万円台を目安に選びましょう。ボディの素材やコンポーネントは価格の高いモデルと比べて重くなってしまいますが、短距離の移動であれば申し分ありません。2万円以下のモデルは「シティクロス」と呼ばれるものが多く、見た目はクロスバイクですが走行性能はママチャリと変わらないので、選ぶ際に注意が必要です。
安さも走りも譲れない人は4〜5万円
通勤・通学だけでなく、休日に趣味としてサイクリングを楽しみたい人は4〜5万円を相場に選びましょう。特にクロスバイクらしい走りを求める人には5万円以上のモデルが推奨されています。多くのクロスバイクはパーツ交換ができるモデルが多いので、物足りなさを感じてきたら徐々にパーツをグレードアップしていくことがおすすめです。
走りにこだわるなら6〜7万円
普通のシティサイクルよりもより本格的な走りを体感したい人は、よりフレームの素材やコンポーネントの軽量性が高い6〜7万円台を目安にクロスバイクを選んでみましょう。この価格帯であれば有名なメーカーのモデルにも手が届くので、「せっかくなら良いブランドのものを買いたい」という人におすすめの価格帯です。
クロスバイクを安く購入する際のチェックポイント
クロスバイクを安く購入する際にチェックしておきたいポイントを解説します。
安全性
いくら安いクロスバイクと言っても、安全性を無視することはできません。安全性の目安として必ず確認しておきたいのが
「BAA」をはじめとした安全マークです。安全マークが付いているかどうかだけでなく、マークごとの安全基準を事前に確認しておきましょう。
- BAAマーク:自転車安全規格の90もの項目をクリアした自転車に貼られているマーク。
- SGマーク:一般社団法人製品安全協会が認可をおこなっており、工場審査と製品試験を合格したもののみに貼り付けが許可される。
コスパの高いメーカー
はじめてのクロスバイクとなると、「TREK(トレック)」や「LOUIS GARNEAU(ルイガノ)」など誰もが知る有名メーカーのものが欲しくなりますよね。ただし、これらの主要メーカーはどれも海外ブランドのため相場は高くなる傾向にあります。一方で「BRIDGESTONE(ブリヂストン)」や「NESTO(ネスト)」などの国内メーカーであれば、品質だけでなくアフターケアが充実していることも。よりコスパを求めるのであれば、海外メーカーのものだけでなく、国内メーカーのモデルも候補に入れてみましょう。
素材はアルミやスチールが安い
自転車にはさまざまな素材のボディフレームが存在しますが、一般的に安価に買えるのはアルミ製とスチール製のモデルです。アルミは比較的軽く、強度も高い素材なので初心者から上級者まで幅広い層に人気の素材です。スチールは鉄からできているため、さびやすく重いというデメリットはありますが、安定性に優れ衝撃やパンクなどに強いというメリットがあります。
より軽量性を求める場合はカーボンなどの素材もありますがアルミ製やスチール製よりは予算がやや高くなってしまうため、コスパを求めるのであればアルミ製やスチール製を選びましょう。
コンポーネントグレード
コンポーネントとは、ホイールやハンドルを除いた、自転車が走るために必要な部品の基本群のこと。クロスバイクをはじめとするスポーツバイクは、コンポーネントのグレードが高いか低いかによって価格が大きく左右されます。クロスバイクの場合、コンポーネントの多くがSHIMANO(シマノ)製のものが多く、コスパが良いものも豊富。
ロードバイクとマウンテンバイクの中間的な自転車であるクロスバイクは、両者のコンポーネントを使うことも可能です。もしロードバイクやマウンテンバイクを既に持っている場合は、持っている自転車に合ったコンポーネントが搭載されたモデルを選んでもいいでしょう。
本体以外に必要なアイテム
クロスバイクを乗る際に必要なのはバイク本体だけではありません。ヘルメットやライト、空気入れなど必要なものは意外と多いため、
本体以外に必要なものをしっかりと確認して予算を決めましょう。
必要なものは下記を参考にしてみてください。
- ヘルメット
- フロントライト
- リアライト
- 鍵
- ベル
- 空気入れ
- スタンド
クロスバイクにおすすめのフロント&リアライト5選
ママチャリやシティーサイクルと違い、クロスバイクには最初からライトが付属しないため、自分で別途用意しなければなりません。では、自分でライトを選ぶ際、どのようなライトを選べばいいでしょうか。自転車につけるライトはなんでも良いわけではありません。ライトの装着は道路交通法で定められた義務であり、ライトの明るさにもきまりがあります。今回は、間違ったライトを選ばないように、選び方とおすすめのフロント&リアライト5選を紹介します。
型落ちモデルがお得!
有名メーカーが扱うモデルでも、型落ちモデルであれば安く買える場合があります。価格は安くても走りには大きな差が出ないことも多いので、最新モデルを買う前に型落ちモデルとどの程度スペックの差があるのか比較してみましょう。
【予算:2〜3万円台】コスパ最強のクロスバイク5選
まずは通勤・通学にぴったりな2〜3万円台のモデルを5台紹介します。「とにかく安く買いたい」という人はぜひチェックしてみてくださいね。
さまざまな自転車を取り扱っているオオトモの人気モデルです。2万円台という価格ながら、13kgという軽量性と、7段変速というクロスバイクならではの性能を実現。組み立ても簡単なので、まさに
初心者にぴったりのコスパ最強クロスバイクと言えるでしょう。
【基本情報】
* 適応身長:160cm以上
* フレーム素材:スチール
* 重量:13kg
* 本体サイズ:1710×1100×550mm
* タイヤサイズ:700×28C
* 変速:7段
リーズナブル且つ質の高いアニマート製のクロスバイク。シマノ製の7段変速と、前輪にはクイックリリースハブを搭載し、タイヤの着脱が簡単に行えます。また、カラー展開は6色で、
マットカーキやダークベージュなどのおしゃれなカラーも魅力です。
【基本情報】
* 適応身長:約155cm以上
* フレーム素材:スチール
* 重量:約13.6kg
* 本体サイズ:1700×1040×570mm
* タイヤサイズ:26×1 3/8
* 変速:7段
全国500もの店舗を運営する、日本最大級の大型自転車専門店「サイクルベースあさひ」。
Creamはサイクルベースあさひが展開するオンライン限定のブランドです。なかでも、CSはママチャリの実用性とスポーツバイクの素行性を兼ねそなえているハイブリッドなフラッグシップモデルです。
【基本情報】
* 適応身長:155cm〜、170cm〜(2サイズ展開)
* フレーム素材:アルミ
* 重量:12.5kg(170cmサイズ基準)
* タイヤサイズ:26×1.50
* 変速:7段
ホワイト一色で統一されたデザインがかっこいいスペアの一台。本体はスチール製ではありますが、クランクやハブはアルミ製とコンポーネントは高級モデルさながら。
安定的な走行性と軽量性どちらも備えるモデルです。
【基本情報】
* 適応身長:160cm以上
* フレーム素材:スチール
* 重量:13.5kg
* 本体サイズ:1760×970×510mm
* タイヤサイズ:700×25C
* 変速:7段
前3段、後ろ7段のシマノ製21段変速を採用。より細かく速度を調整でき、安定した走りを体感できます。
適用身長は155cm〜と背が低い女性でも乗れるのもうれしいポイントです。
【基本情報】
* 適応身長:155cm以上
* フレーム素材:スチール
* 重量:13.5kg
* 本体サイズ:1680×985×860〜970mm
* タイヤサイズ:700×28C
* 変速:21段
【予算:4〜5万円台】コスパ最強のクロスバイク4選
4〜5万円台のクロスバイクは国内メーカーの取り扱いが豊富。フレームがアルミで軽量性に優れていたり、変速機が24段あり快適に走れたりと価格の安さと性能のバランスが良いモデルを紹介します。
10万回のJIS耐久疲労テストをクリアした安全設計が魅力のtb1。ローラーブレーキやドロヨケ付きで、雨の日でも快適に走行できます。タイヤはひび割れや摩耗に強いブリヂストンの「ロングレット」を採用。長く安心して使える一台です。
【基本情報】
* 適応身長:146cm以上
* フレーム素材:アルミ
* 重量:15.1kg
* 本体サイズ:1,807×545×780〜945mm
* タイヤサイズ:27×1-3/8WO
* 変速:7段
アルミフレームを採用し、重さを10kgに抑えた軽量性に優れた一台です。
街乗りに必要なベルとスタンドがあらかじめ取り付けられているため、パーツを購入しなくてもすぐに使用可能。FLEXOR(フレクサー)という振動吸収機構を搭載することで快適性が向上しています。
【基本情報】
* 適応身長:173〜190cm、160〜175cm、145〜162cm(3サイズ展開)
* フレーム素材:アルミ
* 重量:10.3kg(500mm基準)
* タイヤサイズ:700x32C
* 変速:7段
柔らかなクッションサドルや幅広タイヤを採用し、
スポーツバイク初心者にもおすすめのクロスバイク。パイプの厚みを3段階に変化させることで軽量性と耐久性を両立しながら、他社製のクロスバイクよりもフロントセンターを20mm長くすることで、バランスが取りにくい低速時の走行でもまっすぐ走れるよう設計されています。
【基本情報】
* 適応身長:155〜170cm、165〜180cm、170〜190cm
* フレーム素材:アルミ
* 重量:11kg(480mmサイズ基準)
* タイヤサイズ:700×32C
* 変速:24段
「プジョー」といえば、フランスを代表する自動車メーカーで有名ですよね。憧れの老舗ブランドが手がけたクロスバイクであるT13JP-Sは、
フレームやコンポーネントにスチール素材を採用しながらも11.5kgという軽量性の高いモデル。変速機は7段ですが、起伏があまりない街中で乗る分には問題のないスペックです。
【基本情報】
* 適応身長:155〜168cm、165〜180cm
* フレーム素材:スチール
* 重量:11.5kg
* タイヤサイズ:700×32C
* 変速:7段
【予算:6〜7万円台】コスパ最強のクロスバイク5選
6〜7万円台になると、海外の有名メーカーのエントリーモデルにも手が届くようになります。保障やアクセサリーも充実した6台を紹介します。
ブリヂストンのシルヴァF24の2022年モデルです。ビビッドなブルーやオレンジなどの5色のカラー展開に加え、
コンポーネントなどのパーツはブラックに統一されたおしゃれなデザインが魅力です。シマノ製ディレイラーである「ALTUS」を装備し、外装24段の思い通りの走りを楽しめます。
【基本情報】
* 適応身長:160cm以上
* フレーム素材:スチール
* 重量:13kg
* 本体サイズ:1710×1100×550mm
* タイヤサイズ:700×28C
* 変速:7段
カナダ生まれのおしゃれな自転車メーカー「ルイガノ」のカジュアルクロスバイク。海外ブランドらしいおしゃれなデザインはもちろんのこと、
軽量性や走行性も高く街乗りから軽めのスポーツライドまで対応しています。4つのサイズ展開で低身長から高身長まで幅広い体格の人に対応しているのも特徴です。
【基本情報】
* 適応身長:150〜165cm、160〜175cm、170〜185cm、180〜195cm(4サイズ展開)
* フレーム素材:アルミ
* 重量:12.1kg(420mm基準)
* タイヤサイズ:700×32C
* 変速:24段
VACANZE 2をベースにさらにグレードアップしたDISCは、天候に左右されにくい機械式ディスクブレーキを標準搭載したモデル。
ぬかるんだ路面でも安定した走りを実現し、弱い力でしっかりと止まることができます。センスの良いマットなカラーリングも人気の理由です。
【基本情報】
* 適応身長:173〜190cm、160〜175cm、145〜162cm(3サイズ展開)
* フレーム素材:アルミ
* 重量:10.5kg (500mm基準)
* タイヤサイズ:700x32C
* 変速:7段
MISTRALは、
イタリアの老舗メーカー「ジオス」のベストセラーモデル。コンポーネントは全てシマノ製のもので統一されているため、安定したブレーキ性能やスムーズな変速で乗り心地は快適です。
【基本情報】
* 適応身長:155〜170cm、165〜175cm、170〜180cm(3サイズ展開)
* フレーム素材:アルミ
* 重量:11.7kg
* タイヤサイズ:700×32C
* 変速:24段
スタイリッシュなデザインがおしゃれで、
使用シーンを選ばない万能なモデル。360度の反射素材を採用し、車からの視認性が高く安全に走行できるほか、ハンドリング性能が良く楽に走れます。さらには、専用のスマホホルダー(別売り)を使用すれば、ステムに搭載されたSPコネクトマウントにスマートフォンの取り付けも可能。専用アプリでスピードや距離などの表示や、メンテナンス時期のお知らせも受け取れる多才なクロスバイクです。
【基本情報】
* 適応身長:157〜170cm、165〜177cm、175〜187cm、182〜195cm
* フレーム素材:アルミ
* 重量:11.9kg(サイズや塗装の違いにより異なる)
* タイヤサイズ:700×35C
* 変速:14段
コスパの最強モデルでクロスバイクデビュー!
はじめてクロスバイクを購入する人の中には、どのような相場のものを買えば良いのかわからず、中々買う勇気が出ないという人も多いのではないでしょうか?一般的に「コスパが良い」と言われるクロスバイクでもその性能はさまざま。用途などを事前にしっかりと確認し、自分にぴったりなコスパ最強クロスバイクを探してみてくださいね。
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