【2025年最新】クロスバイクのおすすめタイヤ19選!街乗り・通勤に最適なモデル
クロスバイクのタイヤを交換する際、街乗り、通勤通学、スピード重視など目的やモデルによって乗り心地が異なるため、どのようなタイヤを選ぶか悩む人も多いのではないでしょうか?この記事では各用途別に、パンクに強く軽快に走行できるおすすめのタイヤを紹介します!初心者でもできるタイヤ交換方法や交換目安も必見。
クロスバイクのタイヤの選び方
クロスバイクのタイヤを選ぶときは、気をつけるべきポイントがあります。ポイントをおさえずにタイヤ選びを誤ると、タイヤを装着できないことも。そうならないために、タイヤを買う際に必ず見なければいけないポイント5つを紹介します。
1
サイズは「700×28C」が一般的
2
太さで走行性能が変わる
3
タイヤの種類は「クリンチャー」が主流
4
用途に合った性能を選ぶ
5
フレーム・リム・トレッドパターンも要チェック
1. サイズは「700×28C」が一般的
自転車のタイヤには主に、「英国」「米国」「フランス」「ETRO(ISO)」の4つの規格があります。
クロスバイクはフランス規格を採用したモデルが多く、
「700×26C」のようにサイズを表記します。前の数字はタイヤの外径(mm)、後ろの数字はタイヤ幅(mm)、アルファベットは対応リム記号(※)をそれぞれ表しています。
タイヤは車輪に取り付けるものなので、当然、
乗っているクロスバイクと同じサイズでなければいけません。多くのサイズは700Cというサイズですが、油断は禁物です。まれに650Cや、29erなど違うホイールの場合もあるので、初めてタイヤを買う際には必ずサイズを確かめましょう。
※リム記号:タイヤのリム直径を表すもの。Aは直径が小さく細幅で、Dは広幅。日本ではCのサイズが一般的。
2. 太さで走行性能が変わる
先ほど説明したように、タイヤのサイズ表記である「700×26C」の後ろの部分がタイヤの太さ(タイヤ幅)です。
タイヤを変えるときは、必ずしも元のタイヤ幅と同じにする必要はなく、使うシーンや好みによって太さを変えられます。
確認するのは、タイヤがはまっている部分の幅であるリム幅。狭いリムに太すぎるタイヤは入らず、太いリムにも細いタイヤをはめることはできません。また、クロスバイクのフレームに太いタイヤをはめたときは、フレームと擦らないかどうかも確認しましょう!
3. タイヤの種類は「クリンチャー」が主流
自転車のタイヤには「クリンチャー」「チューブラー」「チューブレス」の3つの種類があります。一般的なのは「クリンチャー」で、パンク修理や交換が簡単なので初心者におすすめです。それぞれの特徴は以下の表を参考にしてみてください。
4. 用途に合った性能を選ぶ
自分がどんな場面でクロスバイクを使うかによって、向いているタイヤが変わります。
- サイクリングで軽快に走りたいなら、細めで軽量、転がり抵抗の少ないスリックタイヤ
- 通勤通学で使うなら、パンクなどのトラブルに強いタイヤ
- 街乗りなら快適性・静音性に優れたタイヤ
5. フレーム・リム・トレッドパターンも要チェック
タイヤの太さを変える場合は、バイクのフレームのクリアランス(隙間)やリム幅も確認を。太すぎるとフレームに干渉したり、細すぎるとリムから外れやすくなるため、メーカー推奨サイズを目安に選びましょう。
また、タイヤ表面に刻まれた模様「トレッドパターン」も要チェック。パターンによって走り心地が変わります。タイヤ表面の形状が粗いほど泥や岩など悪路でのグリップ力が高く、溝がないほど舗装路で抵抗が少ないため軽快に走れます。
街乗りにおすすめのクロスバイクタイヤ4選【快適性&デザイン性】
商品 | 商品リンク | サイズ | 重さ | タイヤのタイプ |
---|
|
| | 23C、25C、28C | 410g、460g、500g | チューブラー |
| | 28C、32C | 300g、320g | チューブラー |
| | 23C、25C | 205g | チューブラー |
| | 26×2.1、27.5×2.0、29×2.1 | 650g、690g、750g | クリンチャー |
通勤通学におすすめのクロスバイクタイヤ4選【耐パンク&耐久性】
商品 | 商品リンク | サイズ | 重さ | タイヤのタイプ |
---|
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| | 26C、30C | 260g | クリンチャー |
| | 28C | 400g | クリンチャー |
| | 23C、25C、28C、32C、35C、38C | 420g、490g、550g、660g、730g、790g | クリンチャー |
| | 23C、25C、28C | 300g、315g、330g | クリンチャー |
スピード重視におすすめのクロスバイクタイヤ6選【軽量&走行性能】
商品 | 商品リンク | サイズ | 重さ | タイヤのタイプ |
---|
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| | 23C、25C、28C | 250g、260g、290g | クリンチャー |
| | 23C、25C、28C、30C、32C | 280g、310g、340g、385g、395g | クリンチャー |
| | 23C、25C | 220g、250g | クリンチャー |
| | 23C、25C、28C | 200g、230g、240g | クリンチャー |
| | 23C、25C | 260g、300g | クリンチャー |
| | 20C、23C、25C、28C | 190g、210g、220g、310g | クリンチャー |
安定性・乗り心地重視派におすすめクロスバイクタイヤ5選
商品 | 商品リンク | サイズ | 重さ | タイヤのタイプ |
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| | 23C、28C、30C、32C | - | クリンチャー |
| | 28C、32C、35C、40C、48C | 520g、560g、640g、730g | クリンチャー |
| | 25C、28C、32C | 340g、390g、410g | クリンチャー |
| | 28C、32C | 290g、310g | クリンチャー |
| | 32C | - | クリンチャー |
クロスバイクタイヤの交換方法!初心者でもできる
クロスバイクのタイヤ交換はお店にも頼めますが、当然費用がかかります。金額はお店によって異なりますが、自分で替えられるようになると、よりクロスバイクライフを楽しめるので、ぜひ挑戦してみてください!
クロスバイクのタイヤ交換手順(チューブタイヤの場合)
- クロスバイクを固定する
作業しやすいように、逆さにするかメンテナンススタンドを使用しましょう。
- ホイールを外す
ブレーキやクイックリリースを解除し、前後どちらかのホイールを取り外します。
- 空気を完全に抜く
バルブキャップとナットを外し、チューブの空気を抜いておきます。
- タイヤを取り外す
タイヤレバーを使って、ビード(タイヤのふち)を片側だけリムから外します。チューブを引き出し、もう片方のビードも外します。
- 新しいタイヤを装着
新しいタイヤの片側をリムにはめ、チューブに少し空気を入れてから中に入れます。その後、残りのビードもリムにはめ込みます。その際、タイヤの「進行方向(回転方向)」が合っているか確認しましょう!
- 空気を入れる&ホイールを戻す
規定の空気圧まで空気を入れたら、ホイールを戻して完了です。
【ワンポイントアドバイス】
・最初は後輪より前輪の交換がおすすめ(ギアの構造が複雑でないため)
・空気圧の目安はタイヤの側面に記載あり
クロスバイクタイヤの交換目安 早見表
クロスバイクタイヤのメンテナンス方法
クロスバイクのタイヤは、定期的なメンテナンスをすることでパンクやトラブルを防ぎ、快適な走行を保つことができます。以下に、基本的なメンテナンス方法をまとめたので、クロスバイク初心者はチェックしておくと安心です。
空気圧のチェック(週1回が理想)
タイヤの空気圧は走行性能やパンク防止に大きく関わります。タイヤ側面に記載された「推奨空気圧(PSI/kPa)」を確認し、その範囲内で調整しましょう。
摩耗・ひび割れの確認(月1回)
タイヤ表面にひび割れや擦り切れ、溝の減りがないかを目視でチェック。溝が浅くなってきたらスリップサイン=交換のサインです。
特にリアタイヤの方が摩耗が早いため、前後の状態を比較しておくと良いでしょう。
異物の除去(走行後)
走行後には、タイヤに小石やガラス片が残っていないか確認しましょう。ピンセットや小さなドライバーで、見つけたらやさしく取り除いてください。異物が刺さったままだと、チューブに穴が開きパンクの原因に!
ホイール&タイヤの清掃(雨天後・泥道後)
雨の日や汚れた路面を走行した後は、水拭きや中性洗剤でタイヤとリムを拭き取りましょう。泥や油汚れがブレーキやグリップ力に影響を与えることがあります。
チューブの状態確認(半年〜1年ごと)
空気がすぐ抜ける、複数回のパンクが続く場合は、チューブの劣化が疑われます。新品への交換や予備チューブの常備がおすすめです。
走行前チェック(毎回の習慣に)
以下の点を出発前に軽く確認するだけでも、事故やトラブルを防げます。
- タイヤを手で回して、ブレや異音がないか
- バルブのゆるみやキャップの紛失がないか
クロスバイクのタイヤに関するよくある質問(FAQ)
クロスバイクのタイヤ選びでよくある疑問を、初心者向けにわかりやすく解説します。購入前の参考にしてください。
Q. どのサイズのタイヤを選べばよいか分からない
まずは、今のタイヤの側面にある「700×28C」などの表記を確認しましょう。それと同じサイズを選べば基本的に問題ありません。安定感を重視するなら少し太め(32C前後)、スピードを重視するなら少し細め(25C程度)を選ぶのもおすすめです。
Q. 雨の日でも安全に走れるタイヤはある?
雨の日にはグリップ力の高いトレッドパターン付きのタイヤがおすすめです。スリックタイヤよりも滑りにくく、排水性が高いため安心してブレーキ操作ができます。雨天走行が多い方は、セミスリックや耐摩耗性の高いモデルを選びましょう。
Q. クロスバイクの空気圧はどれくらいが適正?
タイヤの側面に記載されている
推奨空気圧(例:85〜100 PSI)を目安に入れましょう。空気圧が不足すると転がりが重くなり、パンクの原因にもなるので、週に1回程度のチェックが理想です。
- 細めのタイヤ(23C〜25C):90〜110 PSI
- 太めのタイヤ(28C〜35C):60〜90 PSI
Q. タイヤの太さを変えると、走り心地にどんな影響がある?
タイヤを太くすると安定感とクッション性が増し、段差や荒れた路面でも安心ですが、転がり抵抗は増えます。逆に細くするとスピードは出しやすくなりますが、路面の衝撃を感じやすくなります。フレームとリムの適合範囲内で調整すれば、目的に合った走行感を得られます。
クロスバイクのタイヤを交換して、より一層サイクリングを楽しもう
今回はクロスバイクにおすすめのタイヤを紹介しましたが、タイヤもメーカーや種類が変われば、乗り心地や走りが変わります。タイヤを交換する際には、自転車屋さんになんでもいいとお任せするのではなく、自分の自転車の特徴や、使うシーンなどを自転車屋さんと相談して適したタイヤを選びましょう!
クロスバイクメーカー・ブランドおすすめ24選!各メーカー人気モデルも紹介
初心者の入門用スポーツバイクとして人気なクロスバイク。サイクリング用や街乗り用の自転車として多くの人が乗っていますが、いざ自分で購入するとき、どんなメーカーを選べば良いか迷う人も多いのではないでしょうか?今回は、そんな方のために元スポーツ自転車専門店で働いていた筆者が、クロスバイクのおすすめメーカー24選を紹介します。