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ポータブルエアコン

車中泊を快適にするエアコンはコレ!選び方のポイントとおすすめ10選

※本記事には一部プロモーションが含まれます

車中泊は真夏の温度対策は避けては通れません。暑い夏を快適に過ごすのにあるとうれしいのが「ポータブルエアコン」。車中泊で車のエアコンを使用するのはマナー違反のため、ポータブルタイプが必須。本記事ではポータブルエアコンの選び方、おすすめ製品を紹介します。

車中泊を快適にするポータブルエアコンとは?

夏の暑い季節に車のエンジンを切った後、約30分で車内の温度は50℃を超えるといわれています。そのため、夏の車中泊と温度対策は切っても切れない存在です。甘く見ていると熱中症になってしまうことも…。 そんなシーンで手っ取り早く涼を得るためには「ポータブルエアコン」を使うのがおすすめです。 ポータブルエアコンはその名前の通り携帯できるエアコンです。小型で簡単に持ち運べるので車中泊だけでなく、自宅のトイレや洗面所など小さな部屋で気軽に使えるのが特徴です。 普通のエアコンと同じように強い冷却力があるタイプからUSBにつなげるだけで動く小型のものまで幅広く展開されています。

「ポータブルエアコン」は3つの種類に分かれる

ポータブルエアコンの種類は「室外機搭載型」「室外機なし型」「室外機一体型」の3種類。それぞれの特徴、メリット・デメリットを詳しく紹介していきます。

室外機搭載型

家庭で使う普通のエアコンと同様に、室内機と室外機の2つの部位で構成されています。車内の熱を室外機を通して屋外に放熱するので、このタイプが一番ひんやり過ごしやすい環境にしてくれます
メリット・ほかのタイプと比べて冷却力が高い ・熱を室外に放出するため、放出熱で室内が暑くならない
デメリット・冷却力が高い分、値段も高め ・快適性と価格はトレードオフ

室外機なし型

水や氷などを使って冷たい風を出すタイプ。「冷風機」「冷風扇」などと呼ばれることもあります。電力をあまり消耗しないので、USBタイプの手軽に使えるモデルも多くあります。
メリット・導入が手軽で、面倒な設置も不要 ・コンパクトなサイズが多い
デメリット・冷却力が弱い ・水の補給や排水が必要

室外機一体型

名前の通り、室外機と室内機が一体となっているタイプ。「室外機搭載型」に比べたら威力は落ちますが、しっかりと車内を涼しく冷やす力はあります。 「室外機搭載型」と「室外機なし型」の良いとこどりをしたハイブリッドモデルで、ここ近年の車中泊のポータブルエアコンといったらこのタイプのものが多いです。
メリット・効率的に車内を冷やすことが可能 ・設置工事が不要なので、簡単に導入できる
デメリット・室外機搭載型よりは冷却力が低い

ポータブルエアコンの失敗しない選び方

これから夏の車中泊を楽しむ人のために、失敗しない車中泊用のポータブルエアコンの選び方を4つのポイントに絞って解説。このポイントを押さえれば、夏の車中泊でも車内を冷やせるエアコンをゲットして、過ごしやすい時間を過ごせるようになります。

1.車内の広さに合わせて冷却性能を選ぶ

車中泊の車の中

出典:PIXTA

まず第一に、ポータブルエアコンの冷却力が車内の広さに適しているかを確認しましょう。車内の広さに適していなければ車内が冷えず、折角エアコンを置いても意味がありません。冷却性能の高さは「kw」の数値で表され、数値が高いほど冷却力が高くなります。
【冷却力の目安】
  • 家庭用エアコン(6畳用)…約2.2kW
  • ポータブルエアコン…0.3~0.7kW
ポータブルエアコンの冷却力は上記の通り0.3~0.7kWが平均的です。 真夏の昼間からポータブルエアコンを使いたい人や、ハイエースなど大きな車で車中泊をするような、冷却力を一番に考えたいという人は目安として1.0kwを超えるものを選ぶのがおすすめです

2.給電方式で選ぶ

ポータブルエアコンの給電方式はAC電源(家庭用コンセント)が主流です。そのため、別途ポータブル電源を用意したり、車内にサブバッテリーを用意したりする必要があります。 対して、USB給電タイプであれば大掛かりな準備は不要で場所を選ばずどこでも使えます。その分、冷却性能はAC電源タイプに比べると劣ってしまうので注意。夏の車中泊を快適にしたいならAC電源タイプがおすすめです。

3.ポータブル電源の容量に合わせて選ぶ

AC電源タイプを使うなら、消費する電力の数値とポータブル電源の出力値と容量も要チェックです。 ポータブルエアコンの消費電力がポータブル電源の出力値を超えているとそもそも使えません。 さらに、ポータブル電源に十分な容量が少ないと数時間で電源が空っぽになってしまうことも。 室外機一体型のポータブルエアコンなら消費電力は150~300Wであることが多いです。 もし、8時間連続で稼働させるのであれば、1200~2400Wh分の容量があるポータブル電源が必要です。 ポータブル電源を一緒にそろえるなら、買おうとしているポータブルエアコンの消費電力と照らし合わせて選ぶようにしましょう。

4.運転音が小さいものを選ぶ

ポータブルエアコンは多少なりとも音が出るアイテムです。キャンプ場の就寝時間は静かに過ごすのが基本。音がうるさいと周りにも迷惑ですし、あなたもゆっくり寝ることは難しくなります。 音の大きさは「dB(デシベル)」という単位で表します。車中泊で使うなら50~60dB(扇風機~静かな乗用車レベル)を目安に選ぶと安心です。 静音性も合わせてチェックすると、車中泊でも快適な睡眠ができますよ。

車中泊で車のエアコン使用はマナー違反&危険!

車のエアコン

出典:PIXTA

「そもそもポータブルエアコンなんて持ち込まずに、車のエアコンを使えば良いんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。しかし、車中泊で車のエアコンを使うのはマナー違反です。さらには命を落とす危険も。どういうことなのか、詳しく解説していきます。

エンジンのかけっぱなしは騒音や大気汚染の問題が…

排気ガス

出典:PIXTA

車のエアコンを使う場合、エンジンはかけっぱなしになります。車に乗る人ならわかると思いますが、エンジンがかかっている車は意外とうるさいですよね。 特にキャンプ場の夜は静かなので、そんな中でエンジンがかかっている車がそばにあれば、ほかのキャンパーの迷惑になってしまいます。 また、アイドリング状態で放置することで、排気ガスの排出量も増えます。大気汚染の原因にもなるので、車中泊で車のエアコンを使うのはやめましょう。

一酸化炭素中毒の危険性も

車の排気ガスには一酸化炭素という有害な物質が含まれます。排気ガスが何らかの原因で車内に入り込んでしまうと一酸化炭素中毒を引き起こす危険性も。 一酸化炭素中毒は、軽症であっても、頭痛・吐き気・めまいなどが起こり、さらに重症になると意識消失や昏睡などが起こり、最悪、死に至ることもあります。このように、命を落とす危険もあるので車中泊で車のエアコンを使うのはNGです。

バッテリーが上がる恐れあり

車のバッテリー

出典:PIXTA

車中泊中にエアコンを使用すると、車のバッテリーが上がる可能性がある点にも注意が必要です。車に搭載されているバッテリーは、エンジンをかけた状態で充電しながら使用します。そのため元々の容量はそこまで高くありません。消費電力の高い車のエアコンを使ってしまうとバッテリーが消耗され車が起動しなくなる可能性があります。バッテリー上がりの面でも、夏の車中泊では車のエアコンではなく、ポータブルエアコンを用意するのが安心です。

夏の車中泊にぴったりのポータブルエアコン11選!

ここからは、車中泊で使いたいおすすめのポータブルエアコンを紹介します。夏でも快適空間がつくれるように「AC電源タイプ」に絞ってピックアップしました。中には「家庭用エアコンに引け目を取らないほど冷却力が高い!」と評判のアイテムもありますよ。ぜひ、あなたの車中泊のお供になるエアコンを見つけてくださいね。

夏の車中泊はポータブルエアコンで快適に

ポータブルエアコンは、エンジンを切った状態でも車内を涼しく保ってくれます。本記事で紹介した10種類のおすすめモデルから、あなたの夏のアウトドアを応援する相棒を見つけて、車中泊をもっと快適なものにしましょう!

今回紹介したアイテム

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