車中泊におすすめ車用カーテン14選!特徴やサンシェードとの違いも
アウトドアやキャンプのみならず、家族での遠出や仮眠などで活躍する「車用カーテン」。遮光性の高いものからUVカット、冷気や熱気を遮ってくれる商品もあり、車内で過ごしやすくなります。今回は車用カーテンの選び方やおすすめ商品、サンシェードとの違いを解説。
車中泊に必須!車用カーテンの特徴
目隠し機能や、遮光機能を持つ車用カーテンは「車中泊をする時の必須アイテム」と言っても過言ではありません。ここからは車用カーテンの特徴を2つお伝えしていきます。
目隠し機能でプライバシー保護になる
車中泊は車内で過ごす時間が大半。そんな中、外部からジロジロ見られていたら落ち着きません。しかし車用カーテンをすれば外部からの視線を遮断できるので、車内にプライベート空間をつくり出せます。
トランク側を目隠しできるリアカーテンであれば、積み込んだ荷物が見えにくく盗難防止にもなります。車用カーテンはさまざまな角度から車内を隠し、プライバシーを保護してくれる便利なアイテムです。
遮光してくれるので就寝時に便利
車中泊での就寝時、外が明るすぎると眠れなかったり眠りにくくなったりします。また明け方、朝日が眩しすぎて十分な睡眠ができない場合も。
車用カーテンは遮光性を持つ製品がほとんどなので、車用カーテンを使用すれば光を遮断し、車内でも光を気にせずぐっすり眠れます。
カーテンの断熱効果によって外気も遮断してくれるため、冬は暖かく夏は涼しく快適に過ごせるのもうれしいポイントです。
サンシェードとの違いは?どっちがいい?
サンシェードは車の窓枠に合わせてつくられており、ピッタリと装着可能。すきま風を防げ、車内温度を快適に保つ効果があります。しかし装着する場所によっては、付けにくかったり取り外しに手間がかかったりするのが難点。また取り外したサンシェードの収納スペースも必要になります。
取り外したシェードをクッションカバーに収納し、クッション代わりにするアイデアもありますが、車内にあまり荷物を置いておきたくない方にはストレスになるかもしれません。
一方、車用カーテンは開閉が簡単で、収納スペースの必要がなく、風通しが良いのがメリット。ただしレールの設置に手間がかかったり、フロント用のカーテンは商品数が少ないため車種に合うサイズを探すのが大変な面もあります。
それぞれ特徴が違うので季節や場所によって、両方併用して使用するのが1番車内で快適に過ごせる方法です。ただし車中泊の時期(冬や夏)に偏りがある場合は、冬が多ければサンシェード・夏が多ければ車用カーテンといったように、特徴に合った製品を購入すると良いでしょう。
車用カーテンの選び方
車用カーテンにはさまざまなタイプの商品があり、何を基準にして選べばよいか分からなくなる人も多いと思います。ここからは車用カーテンの選び方を解説していきます。車用カーテン選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
自分の車の車種や窓のサイズに合ったカーテンを選ぶ
車中泊カーテンを選ぶ際は、カーテンが余ったり光の漏れたりしないように、自分の車の車種や窓のサイズをあらかじめチェックしておくのが大事。車の車種や窓のサイズが分かっていれば、車種専用タイプの製品だけでなく汎用タイプの製品でも使用できます。
選べる幅が広がると、好きなデザインや使いやすい形の製品も選べるため、あらかじめ車種や窓のサイズは知っておきましょう。
通気性や遮光性など重視したい機能性を考慮して選ぶ
日差しを遮る遮光性や紫外線防止効果のUVカットなど、車用カーテンにはさまざまな機能があります。素材によって特化した機能が違うため、重視したい機能性で選ぶのがおすすめ。
例えば車中泊中の明かりや日光が気になるのであれば、遮光素材やUVカット機能付き。夏など暑い時期に通気性を重視したいのであればメッシュ素材など。その他にも断熱素材を使用していて、熱気や冷気をシャットダウンできる製品もあります。
車中泊をする際、気温や場所などに合った機能性を持つ製品を選ぶと、車内でより快適に過ごせます。
マグネットやレールタイプなど取り付け方で選ぶ
車用カーテンの取り付け方にはマグネットやレールタイプなど、いろいろなタイプがあります。取り付けやすさや、使いやすさで選ぶタイプが異なります。それぞれの特徴をお伝えしていくので、自分に合ったタイプを選びましょう。
脱着が簡単で手軽に使用できるタイプです
。窓ガラスや窓枠に付けるだけなので初心者の方でも扱いやすい製品。ただしマグネットタイプは窓枠にピッタリとハマる設計になっているため、車種に合わないと隙間ができたり設置が難しい場合もあります。
また吸盤タイプは、吸盤の力が弱くなると装着しても落ちてしまう可能性も。吸盤&マグネットタイプを購入する際は、サイズ選びと事前レビューなどで吸盤の強さを確認しておきましょう。
車の柱となるピラー部分にフックを掛けて取り付けるタイプです。
窓全体を覆えるため、遮光性が高い&プライバシー空間も保ちやすく車中泊にもピッタリの製品です。
また掛ける場所があれば、窓枠だけでなく運転席と後部座席の間にも設置可能。カーテンを仕切りとしても利用できます。
ピラー部分がなかったり、カーテンを取り付ける際に必要なフックを掛ける場所がない場合は取り付けられません。ピラー&コードタイプを購入する際は、車内にフックを掛ける場所があるか必ず確認しましょう。
レールを取り付けて、
家庭用カーテンと同じような感覚で使用できるタイプの車用カーテンです。レールは両面テープで取り付けできる商品が多く、設置は簡単。また一度設置すればいつでもカーテンを閉められるので、頻繁に車中泊などでカーテンを使用する方には便利なタイプです。
一度取り付けてしまうと、外しにくくカーテンが不要な場面では少し邪魔になることもあります。外した時に車内の内装が剝がれたり、テープの汚れが取れなかったりと外観が損なわれる場合も。レールタイプは車中泊頻度と、カーテンを使用する頻度を考慮して選びましょう。
車中泊におすすめ車用カーテン14選
車中泊に必須の車用カーテン。ここからは車中泊におすすめの車用カーテンを紹介していきます。取り付けタイプや特徴なども詳しく記載していくので、自分の車やスタイル・使いたいシーンに合った商品を選びましょう。
100均アイテムで自作もできる
カーテンに必要なアイテム 「カーテン」「ワイヤ」「クリップ」を用意すれば、100均アイテムでも車用カーテンが自作できます。カーテンは遮光性が高いものを、クリップはフック代わりになるのでカーテンを支えられる程度の大きいクリップを選びましょう。
作り方は簡単!あらかじめクリップをピラー部分に設置。ワイヤをカーテンに通し、設置したピラー部分にワイヤを掛ければ完成します。
自作して使ってみたい方はぜひチャレンジしてみてください。
車用カーテンの注意点
車用カーテンを付ける際、注意しなけれいけないのが「
道路交通法」。車用カーテンを付ける行為自体は違法ではありませんが、運転席又は助手席の窓枠にカーテンを付けて走行した場合、視野を妨げての運転となり交通違反(道路交通法第55条2項)となります。
違反をした場合は
普通車が6,000円、中・大型車であれば7,000円の反則金が科せられ、違反点数が1点の減点となります。
車検を受ける時も同条件が適用されるので、基本的には運転席と助手席の窓枠にはカーテンの取り付けを行わず、必要時に脱着できるタイプを使用するのがおすすめです。
後部座席側のカーテンには規制はありませんが、視界を遮らないよう設置&支障をきたす場合は取り外して安全性を確保しましょう。
車用カーテンで車中泊がもっと快適に!
車用カーテンがあればプライベート空間の確保や安眠、車内温度を快適に保つことができ、のんびりと車中泊を楽しむことができます。道路交通法に基づいてルールを守りながら、車用カーテンを使ってアウトドアやレジャーなどで車中泊を満喫しましょう。