【プロ監修】ドリップ派の必需品「コーヒーポット」はどれがいい?コーヒー好きキャンパーにおすすめを聞いてみた!
おいしいドリップコーヒー作りはコーヒーポットにこだわりましょう。コーヒー豆の選び方だけでなく、お湯の温度管理や注ぎやすさも大事です。コーヒーポットやケトルは、種類によって注ぎ口やふたの形状も変わります。本記事では製品の選び方を解説。
キャンプでおいしいコーヒーを淹れたい!
コーヒーをドリップするのに欠かせないアイテムの一つ「コーヒーポット」。お湯の温度管理がしやすく、注ぎやすいコーヒーポットがあれば、コーヒーをよりおいしく淹れられます。
アウトドアで利用する製品は、持ち運びやすさ、強度、機能性を重視。また直火で使用することが多いので持ち手が熱くならない形状や素材のものを選ぶと良いでしょう!
コーヒー好きキャンパーの愛用ポット!
コーヒー好きのキャンパーは、どのようなものを使っているのでしょうか?愛用のコーヒーポットと、おいしいコーヒーをいれるためのコツやこだわりを、実際に聞いてみました!
フェロー「スタッグポアオーバーケトル」
キャンプでのコーヒータイムを楽しむludere___forisさんは、「フェロー スタッグポアオーバーケトル」を使っています。独特な形状のハンドルの中にオモリが入っているため、お湯を注ぐ際のぐらつきを抑えてくれます。それにより、スムーズかつ安定して注げるところが、気に入っているのだとか。
お湯の温度によって出てくる成分が変わるため、味わい全体に変化をもたらします。そんなコーヒーに重要な、お湯の温度を確認できる温度計がふたに内蔵されているところもおすすめポイントです。
珈琲考具 ツードリップポットプロ
ブラックギアを使った素敵なサイトでキャンプを楽しむENCHIさんは、「珈琲考具 ツードリップポットプロ」を愛用しています。
ENCHIさんは、まずステンレスの無骨な味わいが溢れているデザインが魅力的と語ります。しかもデザイン性だけでなく、性能面も優れているとのこと。容量が500mLとほどよい大きさなうえ、通常のポットと比べて、注ぎ口が下に向いているため、真下の方向にお湯を注げます。注ぎ口が極細で、湯量の調整がしやすいことも魅力。オプションの温度計を引っかけて使えば、温度管理もできる優れものです。
オレゴニアンキャンパー「ヘキサポット」
まるでカフェに来ているようなおしゃれなサイトで、コーヒータイムを楽しんでいるSayaさんは、「オレゴニアンキャンパーヘキサポット」を愛用しています。注ぎ口が独特な形をしており、そのおかげで一定量のお湯を注げる点が、一番のお気に入りポイント。
おいしいコーヒーをいれるための必須アイテムである、温度計が付属しています。ムラなくドリップできるうえ、温度管理もしやすいため、初心者でもおいしいコーヒーがいれられます。木目調の持ち手がアクセントになっている、洗練された見た目もステキですね!
スノーピーク「フィールドバリスタケトル」
洗練されたシンプルなサイトでキャンプを楽しむ、enchante8401lifeさんは「スノーピーク フィールドバリスタケトル」を愛用しています。挽いたコーヒー豆に細くお湯を落とせる点と、1Lというちょうどいいお湯の量を沸かせる点が気に入っているとのこと。ドリップする際は、700mLくらいを沸かして使っています。
ハンドル部分は取り外しが可能で、コンパクトに収まるため、持ち運びにも困りません。アウトドアにはもちろん、おうちでの使用もおすすめです。
トランギア ケトル+sosogu_
キャンプではコーヒー必須という、コーヒーが大好きなmamiさんは、「トランギア ケトル」に「sosogu_」をつけて使用しています。トランギアのケトルはとても軽く、かさばらないため気に入っています。
sosogu_を注ぎ口につけることで、口が細くなるため、お湯がドバッとでなくなり、コーヒーをドリップしやすくなったとのこと。sosogu_を取り付けることで、持っているケトルをそのままコーヒーポットとして使えるのはとても良いですね!
【基本情報】
- サイズ:13.5×7.5cm
- 重量:140g
- 容量:600ml
- 素材:アルミ製(無垢)
番外編: ハリオ V60 保温ステンレスサーバー 600
番外編として、コーヒーサーバーを一つご紹介。先ほど愛用ポットを紹介した、コーヒー好きのmamiさんは、「ハリオ V6 保温ステンレスサーバー 600」を使用しています。保温力があるうえ、サイズもコンパクトなため、自宅でも場所もとらず、キャンプにも持っていきやすいそうです!ハリオ以外のドリッパーものせやすいとのこと。淹れたコーヒーを、温かいままキープできるのはとても良いですね!
【基本情報】
- サイズ:16.1×12.7×14.2cm
- 重量:490g
- 容量:550ml
その他のおすすめ道具を紹介!
キャプテンスタッグ アルゴ 珈琲ドリップケットル
注ぎ口が細く、ムラなく安定した湯量を注げる小型のコーヒーケトル。適正容量は200mLで一人分のコーヒーを淹れるのにピッタリ。ふたがしっかり固定できるので、持った際にお湯がこぼれにくく安心です。ソロキャンプでも、手軽にドリップコーヒーを楽しめます。本体は耐久性が高いステンレス素材で、長く愛用できます。
【基本情報】
- サイズ:19.5×8×11cm
- 重量:200g
- 容量:380ml
- 素材:ステンレス鋼
エアロプレス エアロプレスゴー
空気の力で圧力をかけて、コーヒーを抽出できる器具。濃いめに淹れてお湯で薄めながら飲むことで、いつまでも温かいコーヒーを飲むことができます。マグカップサイズに収納できるため、コンパクトに持ち運べて便利。気圧が低いところは沸点も低いので標高が高い場所での利用にもおすすめです。
【基本情報】
- サイズ:11×10×17.5cm
- 重量:448g
- 付属品:チャンバー、プランジャー、マグカップ、リッド、ペーパーフォルダー、キャップ、ヘラ、スプーン、ペーパーフィルター(350枚入)
コーヒーをおいしくいれるには?
湯温・豆の挽き方・お湯の注ぎ方に気を付ける
【湯温】
一般的にコーヒーの抽出に適した湯温は
93℃前後と言われています。これは沸騰後1〜3分程度時間を置いたくらいの温度。ただ、標高が上がると沸点も下がるので温度計で確認するのが好ましいです。
高精度計算サイトで標高から沸点を計算することもできます。
【豆の挽き方】
手挽きのミルで挽く場合、力任せに回すと、ミルの刃の軸がブレ、挽きムラができてしまいます。
回転軸を真っ直ぐになるように意識して、ゆっくり挽くのが好ましいです。
【お湯の注ぎ方】
均等に水分が行き渡るように、
お湯は中央から外にむかって回しかけ、注ぎます。外側から内側に回しかけると、見えないところに空気の溜まりができてしまい、十分に抽出ができなくなってしまいます。
コーヒー好きキャンパーの淹れ方を紹介!
お湯を注ぐポットにこだわれば、ドリップがとても楽しくなりますが、おいしいコーヒーが飲めることが何より重要ですよね!そこで、キャンプでのコーヒーをより楽しむために、おいしく淹れるためのコツや、コーヒーのこだわりを聞いてみました!
お湯を注ぐ前にフィルターとカップを温めたり、細いお湯をかけたり、温度を変えたりという淹れ方でおいしいコーヒーが入れられるということですね!
他にも、コーヒーへのこだわりを聞きました!
ロケーションや季節など、その時々で飲みたいと思うコーヒー豆を選び、ドリップを楽しんでいるということですね!青空の下で飲む、丁寧に抽出したコーヒーはとてもおいしそうです。
キャンプでおいしいコーヒーをドリップしよう!
コーヒー好きのキャンパーさんに、愛用しているコーヒーポットやおいしいいれ方を聞き、注ぎやすさやお湯の温度管理のしやすさがコーヒーポットを選ぶうえで大切な点だと分かりました!キャンプでおいしいコーヒーをいれたい方は、ポットを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
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