簡単にできるトラック結びのやり方を紹介!アウトドアで使ってみよう
最終更新日:2021/01/28
ノウハウ

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トラックの荷台に荷物をくくりつける「トラック結び」はロープがあればできる便利な結び方です。マスターすればキャンプなどのアウトドアでも活躍します。女性でも簡単に倍力でしっかりとロープを張れる「トラック結び」を、動画などを交えながら解説。トラック結びに向いているロープも紹介します。
目次
アウトドアで使えるトラック結びとは

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「トラック結び」とはトラックの荷台に荷物をロープでくくりつける方法で、輸送結び・もやい結び・南京結びなどが主な結び方です。この中でも「南京結び」はトラックドライバーなら熟知して当然といわれるほど重要な結び方。ロープ1本あれば荷物を固定でき、トラックの振動にも強く、さらに力を必要としないので女性でも頑丈に結べます。アウトドアでテントやタープを張るときなどにも応用できるので、知っておいて損のない技術です。
トラック結びのやり方を解説
トラック結びのやり方を解説

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トラック結びのやり方を解説していきます。「南京結び」「トラッカーズヒッチ」とも呼ばれる方法です。2本の木と木の間に洗濯干し用のロープを張るようなシーンを想定しています。
1、片方の木にロープを巻き付け「もやい結び」で木に固定する。
2、木と木の間に下がる予定のロープの中央あたりに「アルパインバタフライノット」を作る。
3、もう片方の木に、結び付けているロープの反対側の先端を通してからバタフライノットの輪の中に通す。
4、輪の中を通した先端をふたたび3の木に、先ほど通した道順を折り返すように通す。
5、そのまま先端を引っ張ると軽い力でピンとロープを張ることができる。
6、あとは先端を「自在金具」で固定するか「自在結び」で固定して完成。
1、片方の木にロープを巻き付け「もやい結び」で木に固定する。
2、木と木の間に下がる予定のロープの中央あたりに「アルパインバタフライノット」を作る。
3、もう片方の木に、結び付けているロープの反対側の先端を通してからバタフライノットの輪の中に通す。
4、輪の中を通した先端をふたたび3の木に、先ほど通した道順を折り返すように通す。
5、そのまま先端を引っ張ると軽い力でピンとロープを張ることができる。
6、あとは先端を「自在金具」で固定するか「自在結び」で固定して完成。
動画をみてマスターしましょう
文章ではどうも分かりづらいという方にはこちらの動画がおすすめ。トラック結びを実際の工程を見せながら丁寧に解説しています。手元にロープを用意してトラック結びをマスターしましょう。
トラック結びをマスターしたらこんな時に使ってみよう!
木にロープを張る時

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トラック結びは、洗濯物を干すため木と木の間にロープを張るときに活躍します。またハンモックやタープを吊り下げるときにテンションを調整する場面でもよく使われます。軽い力で強く張れる特徴は、アウトドアのさまざまなシチュエーションで便利です。
荷物を縛る時

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長さやテンションを調整できるため、複数の荷物をまとめるときにも役立ちます。タープやハンモックなどコンパクトに収納されたアイテムが複数ある場合、ひとつに縛ってまとめられれば持ち運びがさらに楽。固く縛っても使うときには素早くほどけるので、ナイフなどを使って切断する必要もありません。ぜひマスターして使いこなしてください。
トラック結びで使えるロープおすすめ5選
トラック結びについて結び方などを理解したところで、次は使用時におすすめなロープを紹介していきます。
トラック結びを覚えてアウトドアで活用してみよう!

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軽い力でしっかりとロープを張れる「トラック結び」。日常でもアウトドアでも使えるテクニックです。ぜひやり方を覚えてキャンプなどのアウトドアシーンで活用してください。
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