軽い手荷物のキャンプを目指して模索中。最近はロッジの快適さにはまっています♪
目次
アウトドアで使える自在結びとは
出典:Pixabay
自在結びとは、ロープの結び方の一つです。別名張り綱結びといい、テントの張り綱を固定する結び方でもあります。2つの結び目を作り、結び目をスライドさせることで、ロープの長さを調整。テントを設営する際の張り綱調整のほか、木の枝にロープを渡して物干しやランタンをつるすなど、さまざまなシーンで活用できます。
わかりやすい!自在結びの結び方を解説
自在結びの結び方を4ステップで解説します。動画でも紹介しているのでそちらも参考にしてください。
- ロープを固定したい場所(ペグや立ち木など)に通す。この時結び目を作る先端は50cmほど確保する。
- 先端50cmを長い方のロープの下から上にまわし、できた輪の中に先端を通す。1つ目の結び目完成。
- 1つ目の結び目から少し離れたところに同様に2つ目の結び目を作る。
- 2つ目の結び目の内側、長いロープに先端50cmロープをひと巻きして結び目をキュッと整える。
- 2つ目の結び目の外側に3つ目の結び目を作り、キュッと締めて完成。2つ目の結び目を左右にスライドさせロープの張り具合を調節する。
自在結びのやり方を覚えると自在金具が無くても自由に調節できる!
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一般的なテントではロープに自在金具が付属しており、これでロープの長さを調整します。この自在金具を破損したときや忘れてしまったときでも、自在結びができれば、自在金具のようにロープの長さを調整することが可能。また、経年劣化でテント付属のロープが使えなくなっても、自在結びができれば、自在金具が付いていない普通のロープで代用できます。
自在結びがマスターできれば、確実にキャンプスキルがワンランクアップするでしょう。
自在結びが活躍するシーン・用途を紹介
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ロープの結び方は多数ありますが、その中でも簡単にマスターできる自在結び。一度覚えてしまえばアウトドアや家で、自在結びが活躍します。「ロープやヒモが緩んでしまう」と悩んでいる方も、自在結びをマスターすれば作業がとても楽になります。
キャンプ
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自在結びはキャンプのさまざまなシーンで活躍します。ばらつきがちな荷物をロープで固定して車に積む、リヤカーに積んだ荷物を自在結びで固定する、拾い集めた薪をロープで固定する、木の枝を利用してロープを結び簡易タープを作るなど、自在結びの用途は沢山。
自在結びをマスターしておけば、キャンプの楽しみ方がきっと広がるでしょう。
登山
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登山にも活かせるのが自在結び。岩がゴロゴロして、ペグを打ち込めないテント場でも、自在結びを使って石にロープを巻けば、テントを固定できます。
家庭での洗濯干し
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「自在結び」ができれば、自宅や旅行先での簡易的な物干しロープの設置も可能。おしゃれなロープや麻ひもなどを使えば、インテリアにも活用でき、アイデア次第でさまざまな使い方が楽しめます。
自在結びのやり方を覚えてアウトドアをより快適に!
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自在結びを使えるようになると、テント回りのレイアウトの幅が広がります。ロープを多めに持参すれば、洗濯干しやランタンを吊るす場所に困ることも少なくなるでしょう。自在結びをマスターして、ぜひ次のキャンプで試してみてください。
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