自在結びはアウトドアでも家でも役立つ!結び方を解説
最終更新日:2021/01/06
ノウハウ
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ロープの長さ調整が簡単にできる自在結び。テント設営の張り綱の調整や、洗濯物干しロープをピンと張るなどさまざまな用途があります。やり方さえマスターしておけば簡単に結べるのでぜひ練習してみましょう。今回は結び方の手順や活用方法を紹介します!
アウトドアで使える自在結びとは
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自在結びとは、ロープの結び方の一つです。別名張り綱結びといい、テントの張り綱を固定する結び方でもあります。2つの結び目を作り、結び目をスライドさせることで、ロープの長さを調整。テントを設営する際の張り綱調整のほか、木の枝にロープを渡して物干しやランタンをつるすなど、さまざまなシーンで活用できます。
自在結びができると自在金具が無くても自由に調節できる!
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一般的なテントではロープに自在金具が付属しており、これでロープの長さを調整します。この自在金具を破損したときや忘れてしまったときでも、自在結びができれば、自在金具のようにロープの長さを調整することが可能。また、経年劣化でテント付属のロープが使えなくなっても、自在結びができれば、自在金具が付いていない普通のロープで代用できます。
自在結びがマスターできれば、確実にキャンプスキルがワンランクアップするでしょう。
自在結びが活躍するシーン・用途を紹介
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ロープの結び方は多数ありますが、その中でも簡単にマスターできる自在結」。一度覚えてしまえばアウトドアや家で、自在結びが活躍します。「ロープやヒモが緩んでしまう」と悩んでいる方も、自在結びをマスターすれば作業がとても楽になります。
キャンプ
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自在結びはキャンプのさまざまなシーンで活躍します。ばらつきがちな荷物をロープで固定して車に積む、リヤカーに積んだ荷物を自在結びで固定する、拾い集めた薪をロープで固定する、木の枝を利用してロープを結び簡易タープを作るなど、自在結びの用途は沢山。
自在結びをマスターしておけば、キャンプの楽しみ方がきっと広がるでしょう。
家庭での洗濯干し
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「自在結び」ができれば、自宅や旅行先での簡易的な物干しロープの設置も可能。おしゃれなロープや麻ひもなどを使えば、インテリアにも活用でき、アイデア次第でさまざまな使い方が楽しめます。
自在結びの結び方を解説
自在結びの結び方を4ステップで解説します。動画でも紹介しているのでそちらも参考にしてください。
1.ロープを固定したい場所(ペグや立ち木など)に通す。この時結び目を作る先端は50cmほど確保する。
2.先端50cmを長い方のロープの下から上にまわし、できた輪の中に先端を通す。1つ目の結び目完成。
3.1つ目の結び目から少し離れたところに同様に2つ目の結び目を作る。
4.2つ目の結び目の内側、長いロープに先端50cmロープをひと巻きして結び目をキュッと整える。
5.2つ目の結び目の外側に3つ目の結び目を作り、キュッと締めて完成。2つ目の結び目を左右にスライドさせロープの張り具合を調節する。
自在結びを使えるようになってアウトドアをより快適に!
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自在結びを使えるようになると、テント回りのレイアウトの幅が広がります。ロープを多めに持参すれば、洗濯干しやランタンを吊るす場所に困ることも少なくなるでしょう。自在結びをマスターして、ぜひ次のキャンプで試してみてください。
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