- サイズ:6×5.5×2cm
- 重量:16g×4pcs
- 常用点灯時間:24時間
簡単なテントロープの結び方5選!初心者キャンパー必見
2024.01.24ノウハウ
テントを張る時に必ず使うロープですが、結びが弱くてテントがたるんでしまったり、結んだ後すぐ解けてしまってはいませんか?しっかり結ばないと、テントが倒れた拍子に怪我をしたり、風で飛ばされて周囲に危険を及ぼしたりします。今回は、安全に結べて簡単なロープの結び方、さらに撤収時に使えるロープの結びを動画を交えて紹介!
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
公式Instagram:@hinata_outdoor
公式X:@hinata_outdoor
もっと見る
ロープの結び方を覚えるとキャンプで活躍する!
ロープワークは主にペグが打てないテントやタープ設営に使用することが多く、一度覚えてしまえばさまざまなシーンで役に立つ技術です。ササッとロープを結んで、直接木にくくり付け、自在自在を長さを調整できます。シーン別にロープの結び方を覚えておけば、キャンプで手間取ることなく作業可能です。
テントを張るときに便利なロープの結び方
滑りやすい物と結ぶ時におすすめの結び方「二重巻き結び」
鉄製のペグなど滑りやすい物と結ぶ時におすすめ。水で濡らすと解きにくくなるので、結びを占める時に水をつけならがゆっくり締めるとさらに強度が高まります。
特徴
- 円形のものや、鉄製の物を結ぶ時に効果的
- ロープが揺れても解けにくい
- 水に濡れると解きにくくなる
- ロープの先端を、対象物の上から下に巻きさせる。
- この時、先端を元の上で交差させます。
- もう一度、対象物に巻き付け、下の上で交差させる。
- さらに、もう一巻きさせます。
- 先端をした方隙間に通しましょう。先端を引っ張ると完成。
自在金具がない場合におすすめの結び方!「自在結び」
テントやタープを張る時、ロープの張り具合がしっかりしていないとテントやタープが倒れないようにロープの張り具合を調節できるのが、この自在結びです。結び目をスライドさせることができるので、張力を調整するこができます。自在金具がない場合にはぜひ覚えておきたい結び方です。
特徴
- 張力を調整できる
- 簡単に結ぶ解くが出来る
- 摩擦力が弱いロープ(滑りやすい、径が細い)の場合は効果が弱まる
- ペグや杭などにロープをひとまきして、ひと結びする。
- 30~40cmはなして、もう一回ひと結びをかける。
- そのまま、先端を元側のロープにひと巻きまわします。
- 結びよりも元側の部分で、もう一回ひと結びをかける。
- 結びの部分を強く締めます。
自在金具は、ロープの縄に付けて使う、穴が2つ空いた小さな金具です。これを使うことによって、ロープの張り具合を調節できます。自在金具があれば、自在結びはできなくても大丈夫です。ただし、自在金具が対応していないロープの太さなどもあるため、購入時にはチェックしてみてください。
▼自在金具の使い方を動画でチェック!
▼自在結びを詳しく知りたい方はこちらもチェック!
一番定番なロープの端に輪を作る結び方!「もやい結び」
ロープの端に輪をつくる結び方で、一番定番。ロープの太さや材質を選ばず、簡単に結びやすく、解けにくい万能な結び方です。ランタンをぶら下げたり、鍋をつるしたりできます。
特徴
- ロープの太さに関わらず結びやすい
- 解こうと思えば簡単に解ける
- 輪の大きさが変わらない
- 水に濡れても簡単に解くことができる
- 小さな輪をつくる。
- 輪の下かた先端を通す。
- 長い方のロープの下を通す。
- 再度、小さい輪の中に通す。
- 反対方向に締めて完成。
▼もやい結びを詳しく知りたい方はこちらもチェック!
もやい結びとは?キャンプで役立つ簡単な結び方と解き方【写真&動画で解説】
「もやい結び」とは、“結び目の王”と呼ばれるほど簡単で使い勝手が良く、強度も高いロープワークです。この記事では、もやい結びの結び方と解き方をわかりやすい写真と動画とともに徹底解説します。一度覚えておけば、キャンプで必ず役に立ちますよ!
仮止めによく利用される結び方!「ふた結び」
簡単に結べるので仮止めによく利用され、仮止めといってもロープを引っ張っている状態であれば緩むことはないので、安心して使えます。簡単に結べて、輪の大きさを調節できるので仮止めとしても利用可能です。
特徴
- 負荷がかかるほど強度が増す
- 輪の大きさを調整できる
- 解きやすい
- 立ち木などにロープをひとまわりさせます。
- 下から元側のロープをひと巻きする形に結びます。
- 「ひと結び」が完成した形から、もう一度「ひと結び」を加えます。
- 両端を強く引いて完成。
ロープを収納する時におすすめの結び方!「棒結び」
ロープを収納する時におすすめ。ロープをコンパクトに収納でき、解くのも簡単なので次回のキャンプもストレスなくロープを使えます。ただしロープがねじれてしまうという欠点があるので注意してください。
特徴
- 簡単に解ける
- 長いロープをまとめやすい
- スムーズに設営作業できる
- 束ねたロープの先端側から下側に向かってロープを巻いていく。
- 軽く締め付けながら下までグルグルとロープを巻きつけてる。
- 下まで巻き付け、束ねたロープが輪っかになった部分に巻き付けたロープの先端を通します。
- 反対側のロープの先端を引っ張り、通した輪っかのうちのひとつが締める。
【番外編】テントロープにライトを取り付けてつまずき防止!
夜になると暗くて足元が見えにくく、テントロープにつまずいてしまうことも!せっかくのキャンプで怪我をしてしまっては、楽しい時間も台無しです。テントロープライトを取り付けることで、よれでもテントロープの存在がしっかり認知でき、つまずきを防止できます。
出典:Amazon
点滅、スロー点滅、点灯の3つの光り方が選べます。LEDなので長持ち!常用点灯時間は約24時間と、夜だけの灯火であれば2泊のキャンプでも十分保ってくれます。ライトも明るい暖色カラーで、サイトの雰囲気も壊れません。
【基本情報】
ロープの結び方を覚えて安全で楽しいキャンプを!
今回は、安全に結べて簡単なロープの結び方、さらに撤収時に使えるロープの結びを紹介しました。一度覚えてしまえば、テント設営時はもちろん、日常生活、または災害時など役立ちます。少しずつ結び方を覚えて、安全で楽しいキャンプライフを過ごしましょう。