八の字結びのやり方を解説!アウトドアで便利なロープワークを覚えよう
八の字結びは簡単ながら、高い強度とほどきやすい特徴を持っています。使い勝手が良くアウトドアには欠かせないロープワークです。本記事では八の字結びのやり方や、活躍するシーンなどを紹介します!実用性の高いロープワークを覚えたい人は、ぜひ参考にしてください。
八の字結びとは?
八の字結びはロープにコブをつくるためのロープワークです。結んだときに「8」に見えることから名付けられており、エイトノットやフィギュアエイトノットとも呼ばれています。高い強度を持つ半面、ほどきやすいのが特徴です。
なお、キャンプなどで使われている八の字結びは、ダブルエイトノット(二重八の字結び)を指している場合があります。二重八の字結びは輪っかをつくるロープワークで、クライミングなどで命綱をハーネス(安全ベルト)に装着するときにも使う結び方です。
どちらも簡単に結ぶことができ、二重八の字結びは汎用性が高く便利なためさまざまなシーンで重宝されています。
八の字結びが活躍するシーン
コブをつくる八の字結びは、自在金具やタープを使うときに活躍します。
自在金具やハトメにロープを通して八の字結びをすれば、コブがストッパーになり抜けません。ほかにもロープの末端のほつれ防止や、いくつかコブをつくりロープを伝うときの手がかりとしても使えます。
二重八の字結びはキャンプや釣りなど、幅広いシーンで活用できるのが特徴です。
テントなどのハトメやループに通して結んだり、結んだロープの輪っかをペグやポールなどに引っかけたりできます。釣りでは仕掛けをつなげるときに活用されており、いろいろなシーンで使えるため覚えておくと便利なロープワークです。
八の字結びのやり方を解説
ここからは八の字結びと、二重八の字結びのやり方を解説します。
【
八の字結び】
- ロープの先端を持ち、輪っかをつくる
- 先端を輪っかの外側にくるよう、反対側に折り返す
- 先端をはじめの輪っかに通す
- 先端と反対側に伸びるロープをゆっくり締める
【
二重八の字結び】
- ロープを折って二重にする
- 折れた先端を持って、二重にしたまま輪っかをつくる
- 折れた先端を輪っかの外側にくるよう、反対側に折り返す
- 折れた先端をはじめの輪っかに通す
- 折れた先端と反対側に伸びる二重のロープをゆっくり締める
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