パラコード使いこなせてる?おすすめ14選と活用方法を紹介
パラコードを持っているだけで使いこなせていない人は必見!本記事では、パラコードの選び方から今からできるパラコードの編み方、おすすめのパラコードまでわかりやすく紹介します。日常でもパラコードを使いこなしてアウトドアをより充実させましょう。
パラコードとは?
パラコードはパラシュートを支える用途としてつくられました。大きな特徴は強度と軽量さです。今では、元々の用途で利用されることはあまりありません。安全上、命綱としては利用できませんが、アウトドアから防災、日常のシーンまで幅広く利用されています。
パラコードの選び方
パラコードはアウトドアの利用からアクセサリーづくりまで、さまざまな活用方法があります。用途に合うパラコードを選ぶ必要があります。選ぶ際、どんなポイントに注目すべきか紹介!
素材・性能
パラコードの素材には、ナイロン製、ポリエステル製、ポリプロピレン製の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。使用用途によって適切な素材のものを選びましょう。
- ナイロン製・・・衝撃を吸収し、強度や耐久性に優れた素材(アウトドア向き)
- ポリエステル製・・・耐久性や耐水性に優れ、劣化しにくく、長く使える(アクセサリー向き)
- ポリプロピレン素材・・・価格が安く、軽量で耐水性に優れる(水辺のレジャー向き)
耐荷重&強度
パラコードは製品によって耐荷重が異なります。そのため、アウトドアや重いものを引っ張るなどの目的で利用する際は必ず耐荷重をチェックしましょう!耐荷重を見誤るとパラコードが切れてしまい、事故につながりかねないので要注意です。
パラコードの強度は、中に入っている内芯の本数を参考にすると良いです。5、7、9本なのが一般的で、本数が多くなるほど強度は上がります。当然、内心の本数が増えれば太くなります。
パラコードは命綱ではないので、登山やクライミングの命綱としては使用できません。摩擦や熱に弱いので、使用方法を誤ると規定の耐荷重のスペックが発揮できないので注意してください。
デザイン・カラー
パラコードを選ぶ際には、自分好みのデザインやカラーを選んでみてください。パラコードはデザインやカラーの種類がとても豊富で、柄物や色の組み合わせなどをしっかり意識するとおしゃれに使えます。
キーホルダーやブレスレットをつくるなら、かわいい柄や色の組み合わせにするのもおすすめです。アウトドアでは、テントやタープのロープとしてパラコードを使う時に、テントやタープの色に合わせたパラコードを使うと統一感が出ておしゃれに使えるため、パラコードを選ぶ際にはデザインやカラーも選ぶポイントにしてみてください。
アウトドアで活躍するおすすめのパラコード5選
パラコードは、カラーバリエーションも多く、芯の構成本数などもさまざまです。ここでは、アウトドアで活躍するおすすめのパラコードを5つ紹介します。
アクセサリー作りにおすすめのパラコード4選
いざというときにパラコードがなくて困った、という人には朗報。パラコードのブレスレットをアクセサリーとして身につけていれば、必要なときに解いて使えます。そうでなくても、編み目がおしゃれでファッションのアクセントとしてもおすすめです。
水辺レジャー向けのおすすめパラコード5選
強度があり水に強い素材を使っているので釣りや船での使用に向いています。さまざまな水辺レジャーに使えるので一つ持っているとおすすめです!
パラコードの表面には
16本のポリプロピレンワイヤが織り込まれているので水を吸収しにくく伸びにくい点が特徴。強度も高いので、水辺でのレジャーや雨の日のキャンプで使用するのに心強いです。テント設営で便利なテンショナー付き!
【基本情報】
- 長さ:4m
- 太さ:4mm
- 材質:ポリプロピレン
- 耐荷重:100kg
キャンプをはじめ、さまざまなアウトドアシーンで使えるパラコードです。ただし、
登山や命綱としての使用は厳禁。カラーバリエーション豊富で、全部で80色あります。主にテントのガイロープ代わりやタープを固定する際に使用するのがおすすめ!
【基本情報】
- 長さ:30m
- 太さ:3〜4mm
- 材質:[内芯]ポリエステル、[表地]ポリプロピレン
- 耐荷重:250kg
米国の軍や警察、消防で使われているAtwood Rope社のパラコード。強度については申し分ありません。ロープ関係を専門としているメーカーで、カラーバリエーションも豊富。
ナイロン製なのでアウトドアにぴったり!
【基本情報】
- 長さ:30m
- 太さ:2.4mm
- 材質:ナイロン
- 耐荷重:250kg
ナイロンとポリエステルという頑丈な素材を使用したパラコード。
この素材は海船用のロープと同じ材質で、腐りにくく、老化しにくいのが特徴。登山用ロープとしては使用できませんが、アウトドアや釣りで重宝します。
【基本情報】
- 長さ:31m
- 太さ:-
- 材質:ナイロン、ポリエステル
- 耐荷重:-
内芯が9本で、最も普及している7芯のパラコードより強度が高い点が特徴。ナイロンとポリエステルなので強度だけでなく、
耐摩耗性に優れており、耐久性も高いです。長さも20mと50mで選べるのもうれしいポイント。
【基本情報】
- 長さ:30m
- 太さ:4mm
- 材質:[内芯]ナイロン、[表地]ポリエステル
- 耐荷重:280kg
パラコードの多様な活用方法
アウトドアで使える
パラコードはアウトドアシーンで大活躍。耐久性が高いため、テントやタープの補助ロープなどとしても使用可能です。ペグをどこに刺したか見つけやすいようペグにパラコードを結んで目印にしたり、ハンモックのつり紐にしたりと、アウトドアでもさまざまな活用方法があります。
パラコードでつくるストラップ、キャンプギアの編み方を解説!
パラコードは、命を守るために使用するものなので頑丈さが魅力です。最近はアクセサリーやキャンプギアといったさまざまな用途に使用されています。今回は、パラコードを使った小物のアレンジ術を紹介!初心者でも作りやすいように写真や動画を交えながら解説していますので、気軽に挑戦してみましょう!
アクセサリーを作れる
パラコードはカラーバリエーション豊富で、柄が付いているものも多くあるため、自分の好みのアクセサリーを自作できます。ブレスレットやキーボルダーなどちょっとした小物だけでなく、水筒ホルダーやベルトなど少し大きめなものもつくれるのでいろいろと挑戦してみましょう!ブレスレットにすることで、パラコードを常時携帯できるのも魅力のひとつです。
パラコード1本あればできる!簡単ブレスレットの編み方
パラシュートコード、略して「パラコード」。もともとはパラシュートと人をつなぐナイロン製ロープとして使われていました。近年、耐久性やデザイン性の高さからブレスレットや靴紐として使う人が増えています。今回は、バラコードの活用術や簡単なブレスレットの編み方、おすすめの商品まで詳しく紹介。オリジナルのパラコードブレスレットを作ってみましょう。
ほぐすと細い糸としても活用できる!
パラコードはいくつかのまとまった芯で構成されており、ほぐすことで細い糸としても利用できます。例えば、旅行先で洗濯物を干す際の紐や靴紐、歯磨きのフロス、裁縫の糸、着火剤の代わりとしても利用できるなど多様です。中には、パラコードに蓄光性能がそなわっているタイプもあるため、夜道を歩く際のアイテムやペットのリードとしてもおすすめ!
さまざまな用途でパラコードを活用!
アウトドアシーンでの利用が一般的とされるパラコードは、さまざまな用途で利用できる便利アイテムです。また、特徴的なその強度から、人命にかかわるようなシーンで重宝します。日常生活でも利用できるパラコードを一つ持っておくと何かと助かることも多いため、ぜひ参考にしてください。