キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
パラコード

出典:PIXTA

パラコード1本あればできる!簡単ブレスレットの編み方

※本記事には一部プロモーションが含まれます

パラシュートコード、略して「パラコード」。もともとはパラシュートと人をつなぐナイロン製ロープとして使われていました。近年、耐久性やデザイン性の高さからブレスレットや靴紐として使う人が増えています。今回は、バラコードの活用術や簡単なブレスレットの編み方、おすすめの商品まで詳しく紹介。オリジナルのパラコードブレスレットを作ってみましょう。

パラコードとは

パラコードとはパラシュートコードの略称を指します。もともとはパラシュートのキャノピーとよばれる傘の部分と人とをつなぐためのナイロン製のロープとして使われていました。 パラコードには必ず内芯という芯が中に入っており、一般的には5芯、7芯、9芯という芯の本数によって種類が分けられ、耐荷重は43kgから340kgまで、芯の本数に応じて強度が変わります。 ただし、高い耐久性があるといっても、登山やクライミングの命綱としては使用できません。ナイロンやポリエステルなどの化学繊維でできているため、摩擦や熱に弱く、使用方法を誤ると規定の耐荷重のスペックを耐えられないことも。 そのため、クライミングや登山などの命綱には不向きです。商品によっては命綱として使用しないよう、注意書きしているように、パラコード全般は推奨していません。主にキャンプやアウトドアなど、テント設営時に使用されています。

パラコードの具体的な使い方を紹介

パラコード

出典:PIXTA

パラコードは化学繊維でできているため速乾性があります。登山靴が切れてしまった際の応急処置として靴紐の役割を果たしたり、遭難時は内芯をほぐして火種として使用したりするなど、緊急時に持っていると安心!

キャンプで実践!パラコードの活用術

パラコード

出典:PIXTA

キャンプでは、テントやタープのガイロープとして使用したり、洗濯物を干したり食器類を吊り下げたりと大活躍!また、パラコードの簡単な編み方を覚えれば、薪を割るときに使用する斧に巻き付けて滑り止めにしたり、シェラカップのハンドルを自分好みにアレンジできます。

金具必要なし!パラコードブレスレットの作り方

パラコードには、ブレスレットやキーホルダー、ペットボトルホルダーなどさまざまな使い道があります。これらを作成するにはパラコードの編み方や結び方を覚えなければなりません。今回は、基本の編み方を使ってユニークなブレスレットを作ってみましょう。編み方を覚えるだけでさまざまなグッズに応用できます。

パラコードブレスレット作りに必要な道具

パラコードブレスレットを作り始める前に必要な道具として、「はさみ」「パラコード」「ライター」「ペンチ」を用意しましょう。パラコード以外は自宅にあるという方も多いのではないでしょうか。意外と自宅にあるものだけで作れてしまうお手軽さもパラコードブレスレットの魅力の1つです。

基本的なコブラステッチ(平編み)でブレスレット

コブラステッチ

出典:PIXTA

コブラステッチの基本的な編み方「平編み」を解説します。 【平編みの手順】
  1. 手首の集計の5倍ほどの長さのパラコードを用意して、Мの形を作る
  2. 下部の折り返し部分をテープで固定し、右側のロープを中央の2本の上に置き、左側のロープの下を通らせる
  3. 反対の左側のロープは中央の2本の下を通り、右にできたループの下からくぐらせる
  4. 左右の出てきた紐を引っ張り、自分の手首の長さに調整する
  5. この結び方を左右交互に繰り返す
  6. ちょうどよい長さになったら、折り返し部分に2つの先端部分を通して締めくくる
  7. 片方は上から、もう片方は下から通しループをつくる
  8. 今度は反対に、上から通したほうを下から、下から通したほうを上から通して結ぶ
  9. 反対側のもう1つのループにも通して手首のサイズを調整したところで、玉結びをする
手順が多くて難しそうですが、慣れてくれば10分程度で完成します。youtubeなども参考にしながらチャレンジしてみてください。

1本でできる!スネークノットのブレスレット

スネークノットはブレスレットだけではなく、カメラストラップヤ犬の首輪としてもおすすめ!シンプルな編み方のため、初心者も作りやすいです。 【スネークノットの手順】
  1. パラコードを山型に置き、真ん中をテープでとめる
  2. 左側のロープが右側のロープの上を通り、できたループの下を通って戻ってくる
  3. 右側のロープは左側のロープの下を通り、戻ってくるときに3本は上から最後の1本だけ下を通る
  4. 両方の先端を引っ張ると結び目ができ、これを繰り返す
  5. 手首のサイズに調整出来たら、反対側のループに通して玉結びをする
シンプルで簡単な編み方なので、結ぶことに慣れたらさまざまなアイテムを作ってみるとよいでしょう。

2色でおしゃれにフィッシュテールのブレスレット

次は2色のパラコードを使用することで、ユニークなブレスレットが作れるフィッシュテールを紹介します。 【フィッシュテールの手順】
  1. 軸になるパラコードを逆Uの字に置き、巻き付けるパラコードを右から左へ下から通す
  2. 右に出ていたパラコードを上、下を通り左へ通す
  3. 左に出ていたパラコードを上、下を通り右へ通して編み目を引き締める
  4. ②~③を必要な長さ分繰り返し、最後に結び目を作る
  5. 右のパラコードを上を通し左へ、左のパラコードを上を通し右へ通す
  6. 右に出ているパラコードを下から右のループに通して引き締める
  7. 手首の長さまで来たら反対側のループに通して、玉結びをする
パラコードは2本使用しますが、とても簡単に自分好みのブレスレットが作れるので、おすすめの編み方の1つです。

パラコードブレスレットの末端処理方法を紹介

パラコードは内芯を中心にいくつかの繊維により作られています。先端をはさみで切ると、ボソボソとほつれてきてしまいます。ほつれ防止するには、切り口をライターなどで炙り、ナイロンなどの化学繊維が溶けて固めること!表面を溶かしすぎると焦げてしまったり黒くなってしまうので、様子を見ながら注意して行いましょう。

ブレスレット作りにおすすめパラコード7選

パラコードと検索すると種類がたくさん出てきてどれがいいのか迷います。ブレスレットとして使用するのであれば、強度はあまり気にする必要が入りません!自分の好きな色や柄のものを購入しましょう。ここでは、リーズナブルに購入できる商品を紹介します。初めての制作で上手くできるか不安な方は、ダイソーなどで100円で試してみるのもよいでしょう。

【ダイソー】パラコードブレスレット(コンパス、ホイッスル付)

軽量ながら丈夫のポリエステル素材を使用したパラコードのブレスレット。アウトドア時に方位を確認ができるコンパスや、SOS等を周囲に知らせるホイッスルが付いているので、キャンプや登山に重宝できます。
【基本情報】
  • 長さ:24.9cm
  • 直径:1.7cm
詳しくはこちら:パラコードブレスレット(コンパス、ホイッスル付)

パラコード1本でできる、おしゃれなブレスレットを作ろう!

今回の記事では、バラコードの活用術やパラコード1本あればできる簡単なブレスレットの編み方、おすすめの商品まで詳しく紹介しました。ぜひ今回の記事を参考に、さまざまな編み方を覚えて自分だけのブレスレットを作ってください。

今回紹介したアイテム

商品画像【DFsucces】パラコード【PARACORD PLANET】550パラコード【サムコス】パラコード【TOUGH-GRID】ミルスペックパラコード【CAPTAIN STAG】ガイドロープ【YFFSFDC】レインボー パラコード
商品名【DFsucces】パラコード【PARACORD PLANET】550パラコード【サムコス】パラコード【TOUGH-GRID】ミルスペックパラコード【CAPTAIN STAG】ガイドロープ【YFFSFDC】レインボー パラコード
商品リンク


あわせて読みたい記事