カセットコンロおすすめランキング23選!火力・燃焼効率など徹底比較【2024年】
使い勝手の良さと携行性の高さから、日常でもアウトドアでも大活躍のカセットコンロ。鍋や焼き肉の卓上調理はもちろん、防災グッズとしてのニーズも高く、各ブランドから多くの製品が販売されています。そこでhinata編集部は、人気の「カセットコンロ」23商品を実際に使用して「火力」「燃焼効率」「耐風性」「扱いやすさ」「持ち運びやすさ」を徹底的に比較。総合評価の高かった順に、おすすめ最強商品を紹介します!
※検証結果はhinata編集部が測定した数値です。メーカー公表値とは異なります
カセットコンロとは?
カセットコンロは、液化石油ガス(LPガス)を入れた小型ボンベを使う調理器具です。電気を必要としないので、室内での利用はもちろん、キャンプなどの屋外利用や、停電時などの防災アイテムとしても重宝されています。
コンパクトな商品が多いので、持ち運びやすく、比較的使う場所を選ばずに使えるのが大きなメリットです。またCB(カセットボンベ)缶といわれる細長いガス缶は、コンビニやホームセンターでも購入できるため簡単に手に入る燃料として人気があります。
類似商品にIHクッキングヒーターがあり、こちらも小型タイプのため手軽な調理器具として人気です。ですが、使うときに電気が必要になります。ポータブル電源があれば屋外でも使用できますが、アウトドアでの手軽さはカセットコンロのほうが利便性に優れているといえるでしょう。
アウトドアでも便利!
カセットコンロは電気を必要とせず火をつけられるため、手間もかからずアウトドアでも便利に使えます。ですが、屋外で使用する場合は、製品によっては風の影響を受けやすいです。最新型は野外でも安全に使用できる装置を搭載し、アウトドア使用に考慮したものが多いです。
風の影響を抑えるための風防がついたデザインであったり、持ち運びしやすいよう収納ケースがついていたりなど、その特性はさまざま。ほかにもデザインが凝っているタイプなどもあり、アウトドアらしいデザインも販売しています。
カセットコンロと同様に、ガスボンベを燃料とするホットプレートもあります。アウトドアシーンにも持ち運びやすく、お好み焼きやたこ焼きなどの調理に便利です。
カセットコンロの選び方
屋外で使うカセットコンロを選ぶときは、火力や燃焼時間はもちろん、風の影響の受けやすさや扱いやすさが重要です。ここからは、アウトドアやキャンプで使いやすいカセットコンロの選び方を紹介します。
「火力」と「燃焼時間」で選ぶ
カセットコンロを選ぶときは、「火力(最大発熱量)」と「燃焼時間」を確認するのが大切です。火力が弱かったり、すぐに火が消えてしまうと調理に時間がかかってしまいます。特にアウトドアで使用するときは、風の影響を受けやすいため、なるべく高火力かつ燃焼時間が長いものがおすすめです。
なお、カセットコンロの火力の単位は「kW」で表記されています。数値が高いほど火力が強いと判断でき、市販されているものは大体2.9kW〜5.25kWが目安。一般的な家庭用のガスコンロの火力は2.9kW前後なので、目安にするとよいでしょう。
寒さや風の影響を受けやすいアウトドアで使うなら、数字がより大きいほうが安心です。ただし火力が高いものは、1缶で燃焼できる時間が短くなる傾向があるため、予備のガス缶を多めに持っていくなどの対策が必要。
ほかにも火力と燃焼時間には、コンロの炎がでる「炎口」の形状もかかわってきます。炎口は主に「内炎式」「外炎式」「多孔式」の3種類です。
火力・燃焼時間で「スノーピーク ホーム&キャンプバーナー」が優秀
今回の検証で好成績だったのは、スノーピークの「ホーム&キャンプバーナー」でした。
- 200mLの水が沸騰するまでの時間(火力):65秒
- ガスボンベ1缶の燃焼時間:80分
火力は23商品中で断トツ1位の結果となり、沸騰までの時間は2位の89秒と比較しても14秒もの差がありました。燃焼時間は14商品とも同数値ですが、最大80分です。
カセットコンロは火力調整ができるので、迷ったら高火力のものを選んで、長時間使いたいときは弱火にするなど工夫して使うのがおすすめです。「扱いやすさ」で選ぶ
つぎにストレスなく手軽に使うためには「扱いやすさ」が重要です。扱いやすさをみるポイントはおもに以下の4つ。
- ボンベの取り付けやすさ
- 点火のスムーズさ
- 調理のしやすい五徳の高さ
- 手入れのしやすさ
カセットコンロを使うときは、必ずボンベの取り付けが必要です。動作がスムーズであるほど、ストレスが少ないため気軽に使えるといえます。点火の動作も同様。つまみが固かったり、何回もつまみを回さないと火が点かないと、地味にストレスを感じます。
また、体勢が安定するため、五徳の高さは低いほうが調理がしやすいです。
おすすめは本体の高さが9cm以下の商品です。実際に使ってみると、座った状態でも覗き込むことはなく、楽な姿勢で鍋を見れました。高さは10cmを超える商品は安定感がありますが、多少覗き込まないと扱いにくかったです。
手入れのしやすさは、汁受けの形状、五徳の形状、汚れを防止するコーティングの有無が大切です。コンロのパーツをより清潔に保つなら、五徳や汁受けを取り外せるタイプがおすすめ。またフッ素コーティングが施されたものなら、汚れを落としやすいため掃除の負担を軽減できます。
耐久性のあるホーローコーティングの五徳であれば、ニオイがつきにくく食器用洗剤で手軽に洗えるのがポイントです。手入れの負担を軽減するなら、シンプルな構造でパーツが少ないものを選びましょう。
扱いやすさは「BRUNO カセットコンロスリム」が優秀
カセットボンベ装着部は扱いやすく、軽い力で装着できるのでとにかく楽でした。ボンベを受け口へスライドさせ、マグネットに装着させるだけ。カチッと差し込む音が気持ちよかったです。
また、つまみも軽い力で回しやすく、火加減の調節も簡単でした。ゴトク部分は取り外しやすく、凹凸が少ないため、水拭きしやすかったです。
「耐風性」で選ぶ
屋外では風の影響を受けやすいため、耐風性を確認しましょう。風が吹いたら火が消えてしまうこともあるので、風防(風除け)がついたものを選ぶのがおすすめです。風防がついていると火力が安定しやすくなるため、調理中の負担を軽減できます。
耐風性は「キャプテンスタッグ ウインドブレイク カセットコンロ〈ジュニア〉」が優秀
今回の検証では、火がついた状態のカセットコンロに風を送り、防風性の高さを計測。コンロから50cm離れた位置をスタート地点として、10cm間隔でサーキュレーターを近づけました。
検証の結果、キャプテンスタッグの「ウインドブレイク カセットコンロ〈ジュニア〉」はサーキュレーターを20cmを近づけても火が消えることなく、安定した火力を長時間維持できました。ゴトクを囲むように配置された防風板のおかげで、風の強い日でも問題なく調理できそうです。
「持ち運びやすさ」で選ぶ
アウトドアで使用するなら、携帯性も重視したいポイントです。収納時にコンパクトになるかや、持つには重くないかを確認しましょう。またカセットコンロはデリケートなアイテムなので、車に積み込むことを考慮すると専用のケースが付属していると安心です。
コンパクトに折りたためる「FORE WINDS フォールディングキャンプストーブ」「スノーピーク HOME&CAMPバーナー」
また、「FORE WINDS フォールディングキャンプストーブ」や「スノーピーク HOME&CAMPバーナー」のように、ゴトク部分をコンパクトに折りたためる携帯性に優れたカセットコンロも。ハードケースに収納して持ち運ぶタイプと違い、収納時は500mlペットボトルほどのサイズ感に早変わりします。
人気「カセットコンロ」23商品おすすめランキング
実際に23商品のカセットコンロを使って、比較検証したランキングを発表します。
キャンプ向きのカセットコンロを探している人は、検証数値もあわせて参考にしてみてください。
※各数値はhinata編集部が測定したものです。メーカー公表値とは異なります
※ランキング一覧表の価格はランキング公開時のもので、変動している場合があります
※ランキング一覧表のうち、非対応などで評価不能なものは「0.00」としています
【1位】スノーピーク HOME&CAMPバーナー
【総合評価4.83】
火力5.00|燃焼時間5.00|扱いやすさ4.15|耐風性5.00|持ち運びやすさ5.00
今回検証したアイテムの中で「火力」「燃焼時間」「耐風性」「持ち運びやすさ」はどれもトップの数値を獲得しており、扱いやすさも4位と高評価でした。風防が高いため風の影響を受けづらく、200mLの水が沸騰するまで、わずか65秒!
下側への輻射熱を考慮しているため、テーブルから五徳の距離は最薄の商品に比べると少し高めですが、安定感があるため土鍋など大きめの鍋も安心して使えます。収納時はバッグにもラクラク収まるコンパクトサイズなので、持ち運びや保管のときも場所をとりません。
家庭で使うのはもちろん、比較検証したなかで一番アウトドア向けのカセットコンロとしておすすめの商品です!
【基本情報】
使用サイズ:縦301×横346×高さ120mm
重さ:1.4kg
炎口:内炎式
最大発熱量:2.4kW
沸騰までの時間:65秒(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:11.5cm(検証値)
収納袋・ケース:有
【2位】キャプテンスタッグ ウインドブレイク カセットコンロ〈ジュニア〉
【総合評価4.68】
火力4.59|燃焼時間5.00|扱いやすさ4.1|耐風性5.00|持ち運びやすさ4.69
キャプテンスタッグから出ている小型のカセットコンロ。検証結果から抜群の耐風性があることが証明されました。火力や燃焼時間も平均以上の数値なので、アウトドアでの調理に向いています。ほかにもボンベが入れやすく、点火もしやすいなど扱いやすさも高評価です。
唯一の気になるポイントは2.3kgという重さ。ですが収納ケースもついているので、車移動であればそこまで負担はないのでおすすめです。
【基本情報】
使用サイズ:縦274×横188×高さ110mm
重さ:2.3kg
炎口:外炎式
最大発熱量:2.2kW
沸騰までの時間:125秒(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:11cm(検証値)
収納袋・ケース:有
【3位】イワタニ カセットフー “達人スリムⅢ”
【総合評価4.51】
火力4.55|燃焼時間5.00|扱いやすさ4.28|耐風性4.00|持ち運びやすさ4.75
ボンベの取り付けから、ガス点火までのスムーズさで高評価。1回で点火できたのでストレスがなく、五徳も低めで調理時も安定感がありました。
パーツが分解でき、五徳の下も空いてるので掃除がしやすく、扱いやすさのスコアは全商品中2位でした。
重さは1.3kgと軽いですが、収納ケースが付属していないため、持ち運びの際にむき出しになってしまうのが惜しいポイント。とはいえスリムで扱いやすいため、手軽さを求める人にはおすすめです。
【基本情報】
使用サイズ:縦335×横275×高さ84mm
重さ:1.3kg
炎口:外炎式
最大発熱量:3.3kW
沸騰までの時間:130秒(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:6.9cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【4位】ニチネン マイコンロ・エコ
【総合評価4.51】
火力4.62|燃焼時間5.00|扱いやすさ3.40|耐風性5.00|持ち運びやすさ4.54
火力は申し分なく、仕切りがなく分解できるため手入れもしやすいニチネンのマイコンロ・エコ。ボンベの取り付け部の幅が狭いので、取り付けにくく、点火も何度かやり直さないとつかないなど、扱いには慣れが必要そうです。
とはいえ
風防が高く耐風性は抜群の成績。アウトドアでも安心して使えます。
【基本情報】
使用サイズ:縦342×横279×高さ105mm
重さ:1.9kg
炎口:内炎式
最大発熱量:2.6kW
沸騰までの時間:120秒(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:10.5cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【5位】FORE WINDS フォールディングキャンプストーブ
【総合評価4.49】
火力4.69|燃焼時間5.00|扱いやすさ3.85|耐風性4.00|持ち運びやすさ4.93
評価項目すべてが高水準だった、FORE WINDSのフォールディングキャンプストーブ。なかでもボンベは取り付けが楽で、本体を開いて使うタイプなので掃除のしやすさなどは高評価でした。
洗練されたデザインで、取っ手もついてるため持ち運びやすさのスコアも2位と高成績。風にも比較的強いのでアウトドアに向いており、コンパクトかつかっこいいデザインを探している方におすすめです。
【基本情報】
使用サイズ:縦317×横288×高さ120mm
重さ:1.6kg
炎口:外炎式
最大発熱量:2.2kW
沸騰までの時間:110秒(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:12.4cm(検証値)
収納袋・ケース:有
【6位】イワタニ カセットフー“タフまるJr.”
【総合評価4.49】
火力4.56|燃焼時間5.00|扱いやすさ3.95|耐風性4.00|持ち運びやすさ4.93
ボンベをつける部分に仕切りがなく、つまみが指に合うようなデザインなので、ストレスを感じず点火できます。プラスチック製の頑丈なケースもついてるので、他の道具と一緒にコンテナに積み込んでも安心。
五徳に高さと仕切りがあるため、隅々まで掃除しにくいのは難点。多孔式バーナーなので
風に比較的強く、耐荷重が10kgと頑丈なためダッチオーブンなどを使いたい方におすすめです。
【基本情報】
使用サイズ:縦286×横193×高さ122mm
重さ:1.6kg
炎口:多孔式
最大発熱量:2.3kW
沸騰までの時間:129秒(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:13cm(検証値)
収納袋・ケース:有
イワタニのカセットこんろ「タフまる」がキャンプに最適!
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【7位】FORE WINDS ラックスキャンプストーブ
【総合評価4.41】
火力4.78|燃焼時間4.36|扱いやすさ3.7|耐風性5.00|持ち運びやすさ4.24
ふたをあけるとそのまま風防になる、FORE WINDSのラックスキャンプストーブ。ボンベの取り付けがしやすく、つまみもスムーズで楽に点火できます。火力もあるため、アウトドアに向いたカセットコンロです。
難点としては火力があるかわりに、燃焼時間が短いところ。パーツが分解しづらいため手入れのしやすさが減点され、扱いやすさのスコアも低い結果になりました。
とはいえ見た目がよく調理に必要な数値も高いので、アウトドアで人とは違ったカセットコンロを使いたい人におすすめです。
【基本情報】
使用サイズ:縦380×横329×高さ324mm
重さ:2.8kg
炎口:多孔式
最大発熱量:3.5kW
沸騰までの時間:97秒(検証値)
燃焼時間:63分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:10.5cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【8位】BRUNO カセットコンロミニ
【総合評価4.40】
火力4.62|燃焼時間5.00|扱いやすさ4.05|耐風性3.50|持ち運びやすさ4.85
コンパクトなサイズのわりに火力もあり、ボンベをつける部分に仕切りがないので取り付けもスムーズにおこなえます。
難点としては五徳まわりに仕切りがある点。細かく分解できないのでやや掃除しにくい構造です。しかし、重さ1kgと、持ち運びやすさは抜群。手軽に持ち運びできる、かわいい見た目のコンロを探している人におすすめです。
【基本情報】
使用サイズ:縦205×横232×高さ118mm
重さ:1kg
炎口:外炎式
最大発熱量:2.1kW
沸騰までの時間:120秒(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:12cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【9位】イワタニ カセットフー“雅プラス”
【総合評価4.37】
火力4.55|燃焼時間4.81|扱いやすさ4.08|耐風性3.80|持ち運びやすさ4.61
直線的で、どこか和の雰囲気を感じるこだわりのデザイン。それに加え、ボンベの取り付けや点火・掃除のしやすさも高評価でした。
火力もある程度ありますが、燃焼時間がやや短く、燃焼効率はトップクラスとは言えなさそう。耐風性は平均よりやや下のため、アウトドアだと少し心もとないかもしれません。
風や吹きこぼれなどで火が消えてしまったときに、自動的にガスの供給をストップする機能がついているので安全性はお墨付きです。
【基本情報】
使用サイズ:縦358.5×横293×高さ89mm
重さ:1.7kg
炎口:外炎式
最大発熱量:3.5kW
沸騰までの時間:130秒(検証値)
燃焼時間:75分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:9.4cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【10位】BRUNO カセットコンロスリム
【総合評価4.36】
火力4.83|燃焼時間4.36|扱いやすさ4.37|耐風性3.50|持ち運びやすさ4.75
スリムながら火力は全商品中2番目の成績でした。ボンベの取り付けや点火もスムーズで、パーツの取り外しもできるため掃除もしやすい…と万能タイプのカセットコンロです。
火力が強いかわりに、燃焼時間が短いという結果も。燃焼効率を重視する人向きではなさそう。扱いやすさと見た目を重要視するならおすすめしたいアイテムです。
【基本情報】
使用サイズ:縦323×横262×高さ86mm
重さ:1.3kg
炎口:外炎式
最大発熱量:3.5kW
沸騰までの時間:89秒(検証値)
燃焼時間:63分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:8cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【11位】イワタニ カセットフー“エコプレミアムII”
【総合評価4.32】
火力4.55|燃焼時間4.81|扱いやすさ4.05|耐風性3.50|持ち運びやすさ4.68
五徳のスペースが広く作られており、大きい鍋も使えるデザイン。ボンベも取り付けやすく五徳の位置も低いので、調理のストレスが少ないのも魅力です。
天板はフッ素コートがされており、仕切りもないので掃除もスムーズにできるため、扱いやすさのスコアも平均以上の結果でした。若干つまみが固いのが難点ですが、大きい鍋なども使って調理をしたい人におすすめです。
【基本情報】
使用サイズ:縦334×横274×高さ89mm
重さ:1.5kg
炎口:内炎式
最大発熱量:2.9kW
沸騰までの時間:130秒(検証値)
燃焼時間:75分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:8.5cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【12位】アラジン ポータブル ガス カセットコンロ kama-do(シングル)
【総合評価4.29】
火力4.54|燃焼時間5.00|扱いやすさ2.85|耐風性5.00|持ち運びやすさ4.07
「かまど」をイメージしたアラジンのnokama-do。検証では抜群の耐風性を見せてくれました。火力も平均を上回り、燃焼時間も高評価なのでアウトドアで利用するには向いています。
ただし、コンロの下にボンベをいれるので若干入れづらく、掃除のときにネジを取る必要があるのが少々面倒。コンパクトで持ち運びに便利なため、コーヒーなどの湯沸かしや小さい鍋などに向いています。
【基本情報】
使用サイズ:横300×縦412×高さ350mm
重さ:3.3kg
炎口:トルネードバーナー
最大発熱量:2.9kW
沸騰までの時間:132秒(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:15cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【13位】LOGOS×SENGOKU ALADDIN ポータブル ガス カセットコンロ 1バーナー
【総合評価4.29】
火力4.52|燃焼時間5.00|扱いやすさ2.85|耐風性5.00|持ち運びやすさ4.07
ロゴスとアラジンがコラボした、持ち運びに便利なコンパクトコンロ。アラジンのnokama-doの色違いのため、検証結果もほぼ同評価でした。風に強く、火力や燃焼時間は申し分ありません。
ボンベの出し入れのしづらさや、掃除のときにネジを取らなければいけないという弱点も同様。ロゴスの商品が好きで、持ち運びしやすいコンパクトなコンロを探している人に向いています。
【基本情報】
使用サイズ:横300×縦412×高さ350mm
重さ:3.3kg
炎口:トルネードバーナー
最大発熱量:2.9kW
沸騰までの時間:135秒(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:15cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【14位】アイリスオーヤマ カセットコンロミニ
【総合評価4.26】
火力4.47|燃焼時間5.00|扱いやすさ3.97|耐風性3|持ち運びやすさ4.88
一番の魅力はそのコンパクトさといえる、アイリスオーヤマのカセットコンロミニ。重さは1kg以下と、今回検証した中では最軽量。手軽に持ち運びができるのが魅力です。
五徳を外すと高さがあるので奥まで届きづらく、仕切りもあるため隅々まで掃除しにくい欠点があります。風防がないので風の影響を受けやすく、アウトドアに向いているとはいえません。
ウィンドスクリーンなどで風対策ができれば、道具をミニマムにしたい方におすすめです。
【基本情報】
使用サイズ:縦227×横200×高さ114mm
重さ:0.9kg
炎口:外炎式
最大発熱量:2.1kW
沸騰までの時間:142秒(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:11.5cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【15位】ニチネン マイコンロ・ブレイズ
【総合評価4.24】
火力4.83|燃焼時間4.48|扱いやすさ3.92|耐風性3.30|持ち運びやすさ4.68
火力は全商品で2番目の高さを誇る、ニチネンのマイコンロ・ブレイズ。五徳が低いので、調理が楽にできます。仕切りがないので拭きやすく、手入れもしやすい点も特徴。
燃焼時間がやや短く、耐風性も低いのがデメリットといえるでしょう。アウトドアで使う際は、別途風防を用意しておくと安心。比較的軽くてスリムなため、自宅などで利用するには収納がかさばらず便利です。
【基本情報】
使用サイズ:縦344×横270×高さ86mm
重さ:1.5kg
炎口:外炎式
最大発熱量:3.5kW
沸騰までの時間:90秒(検証値)
燃焼時間:66分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:8.5cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【16位】イワタニ カセットフー“風まるIII”
【総合評価4.22】
火力4.76|燃焼時間4.21|扱いやすさ3.62|耐風性3.80|持ち運びやすさ4.73
耐荷重15kgと、ダッチオーブン等の大鍋も使えるのが魅力。火力も申し分なく点火も比較的しやすいですが、燃焼時間はやや短めです。ボンベを取り付けるスペースが狭いため、出し入れする時に少々コツがいる…という結果も出ました。
専用の収納ケースがついているので、クルマでの運搬時にガチャガチャと他のギアに当たらなくて済むのがうれしいポイント。
【基本情報】
使用サイズ:縦357×横278×高さ115mm
重さ:2.2kg
炎口:外炎式
最大発熱量:3.5kW
沸騰までの時間:100秒(検証値)
燃焼時間:59分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:10.5cm(検証値)
収納袋・ケース:有
【17位】ニチネン マイコンロ・グッドシェフ
【総合評価4.15】
火力4.48|燃焼時間4.4|扱いやすさ3.91|耐風性3.30|持ち運びやすさ4.68
五徳まわりに仕切りがないので掃除がしやすく、高さも低いため扱いやすさでは平均以上のスコア。
火力はある程度ありますが、燃焼時間は平均以下という結果のため、長時間の調理にはあまり向いていないといえるでしょう。短時間でパッと調理をするのには向いています。
【基本情報】
使用サイズ:縦344×横270×高さ86mm
重さ:1.5kg
炎口:外炎式
最大発熱量:3.5kW
沸騰までの時間:140秒(検証値)
燃焼時間:64分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:8.8cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【18位】アイリスオーヤマ カセットコンロ
【総合評価4.13】
火力4.83|燃焼時間4.29|扱いやすさ3.77|耐風性3.00|持ち運びやすさ4.78
アイリスオーヤマのカセットコンロ。火力はかなりの高評価で、卓上でも場所をとらないため、鍋料理などに便利です。
燃焼時間は短く、耐風性も検証アイテムの中ではかなり低いので、アウトドアで使うには少々不安が残るかもしれまえん。パーツが取り外せるので掃除がしやすく、手頃な重さかつ値段がリーズナブルなので、自宅での利用に向いています。
【基本情報】
使用サイズ:縦330×横274×高さ86mm
重さ:1.2kg
炎口:外炎式
最大発熱量:3.5kW
沸騰までの時間:90秒(検証値)
燃焼時間:61分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:8cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【19位】イワタニ カセットフー“タフまる”
【総合評価4.09】
火力4.43|燃焼時間4.33|扱いやすさ3.72|耐風性3.30|持ち運びやすさ4.66
「タフまる」という名前を体現するような無骨なデザイン。パーツが分解できたり、回しやすいつまみなど細部まで使い勝手に配慮されています。五徳の位置が高く、ボンベもやや取り付けにくいため、扱いやすさのスコアも高くはありませんでした。
ケースがついているので、防災道具として保管はしておきやすいでしょう。
【基本情報】
使用サイズ:縦341×横283×高さ129mm
重さ:2.4kg
炎口:多孔式
最大発熱量:3.3kW
沸騰までの時間:148秒(検証値)
燃焼時間:62分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:13cm(検証値)
収納袋・ケース:有
【20位】ニチネン バーベキューコンロ ジュージューボーイII
【総合評価3.95】
火力2.00|燃焼時間5.00|扱いやすさ3.32|耐風性5.00|持ち運びやすさ4.44
五徳ではなく、網焼きタイプのカセットコンロ。炎口がコンロ内部にあり、四方が完全に囲われており、耐風性は最高値が出ました。しかし、つまみが固かったり、パーツが分解しづらかったりなど、扱いやすさのスコアで振るわず。
高火力はそこまで期待できませんが、焼き肉や焼き鳥をじっくりと調理したい人にはおすすめです。
【基本情報】
使用サイズ:縦399×横222×高さ132mm
重さ:2.2kg
炎口:U字バーナー
最大発熱量:2.3kW
沸騰までの時間:沸騰せず(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:13cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【21位】アラジン ポータブル ガス ホットプレート プチパン
【総合評価3.76】
火力2.56|燃焼時間5.00|扱いやすさ3.67|耐風性3.30|持ち運びやすさ4.27
カセットコンロの中ではめずらしい、ホットプレートタイプ。本体がコンパクトなので、プレートタイプの中では比較的軽く、持ち運びに便利な収納袋が付属しているのもうれしいポイント。
難点としてはあまりパーツを分解できず、掃除しにくい点があげられます。耐風性も低く、アウトドアで使うには別途風防などの用意が必要。平らなプレートと仕切り付きの深鍋がついているため、焼きものから煮込み料理まで、つくれるものの幅が広いのはメリットです。
【基本情報】
使用サイズ:縦420×横216×高さ205mm
重さ:2.7kg
炎口:U字バーナー
最大発熱量:2.1kW
沸騰までの時間:420秒(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:9.5cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【22位】イワタニ カセットガスホットプレート“焼き上手さんβプラス”
【総合評価3.54】
火力2.78|燃焼時間5.00|扱いやすさ4.27|耐風性2.00|持ち運びやすさ3.66
ボンベも比較的取り付けしやすく、つまみが指に合うデザインで点火も1回でつきました。また本体やプレートにフッ素コートがされており、お手入れも比較的簡単。テーブルからプレートの位置も低いため、調理がしやすいのがうれしいポイント。
しかし、サイズが大きいので重量があり、風の影響も受けやすいという結果に。風対策がしっかりでき、クルマで荷物が持ち運べるオートキャンプなら、焼肉や餃子など、大人数で焼き料理を楽しむのにもってこいのアイテムです。
【基本情報】
使用サイズ:縦471×横334×高さ169mm
重さ:4.5kg
炎口:外炎式
最大発熱量:2.1kW
沸騰までの時間:387秒(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:8cm(検証値)
収納袋・ケース:無
【23位】アラジン ポータブル ガス ホットプレート グラパン
【総合評価3.53】
火力2.45|燃焼時間5.00|扱いやすさ3.77|耐風性3.00|持ち運びやすさ3.46
アラジンのグラパンはボンベ着脱専用レバーがあるので、出し入れしやすくつくられています。パーツがあまり分解できないので掃除しにくいタイプですが、プレートの表面はフッ素加工で焦げ付きにくい仕様です。
大きめなので重量があり、耐風性も低いためアウトドアには向いていません。ちなみにプレートは5mmと厚めのため蓄熱性に優れており、焼き料理に適しています。おしゃれなデザインのホットプレートで、大人数の焼き料理をしたい方におすすめです。
【基本情報】
使用サイズ:縦486×横330×高さ207mm
重さ:5.1kg
炎口:U字バーナー
最大発熱量:2.1kW
沸騰までの時間:436秒(検証値)
燃焼時間:80分(検証値)
テーブルから五徳までの高さ:10.5cm(検証値)
収納袋・ケース:無
カセットボンベは同じメーカーのものを選ぼう
カセットコンロとボンベは同じメーカーのものを選びましょう。ほとんどの商品には「自社製品以外のカセットコンロには使用しないように」と注意書きがあります。これは自社製品同士であれば、メーカーなどが試験をして安全性が確認されているからです。
ガスボンベはJIS規格(日本工業規格)により仕様が定められているため、異なるメーカーの組み合わせであっても、互換性があり使用できます。ですが、わずかなサイズの違いはあるため、微量なガス漏れなどが生じる可能性があり危険です。カセットコンロとボンベは、安全性が確認されている同じメーカーのものを選ぶようにしましょう。
岩谷産業公式サイトでは、製造日から約7年で使い切ることを推奨しています。ガスボンベの使用期限は2013年10月以降、すべてのメーカーが統一してボンベの底面に製造日を記載するようになりました。
保管は高温な場所を避けるのが大切です。
内容量:250g
本数:3本 ※Yahoo!のみ1本
カセットコンロを安全に使うために
カセットコンロは燃料にガスを使用するため、使い方を誤ると火災や爆発事故にも繋がります。説明書をよく読んでから使用しましょう。主に挙げられる注意点はこちらです。
- ボンベを隙間なく装着する
- コンロ本体より大きな鍋を使わない
- 火元にボンベを置かない
- 不安定な場所に置かない
- 火おこしに使わない
一番注意すべき点は、ガスボンベの装着です。装着部とボンベの間に隙間があるまま使用すると、ガスが漏れる可能性があり、危険性が高いです。
カチッと音が鳴るまでボンベを押し込むのがポイント。上手く装着できない場合は無理に力を込めないように。装着する向きがあっているかを確認しましょう。
また、イワタニ・BRUNO・アイリスオーヤマ・アラジン・ニチネンの最新カセットボンベには、
ボンベ着脱部にマグネット式を採用、自動的にボンベが外れる圧力感知安全装置を搭載しています。商品によっては、煮こぼれ防止の安全装置も採用。初心者でも扱いやすく、安全に楽しく調理できます。