クーラーボックス改造で保冷力アップ!おすすめカスタマイズ方法
キャンプやBBQでは欠かせないクーラーボックスですが、長く使えるとはいっても寿命があるため、いつかは買い替えを検討しなければいけません。しかし、お気に入りを長く使いたいと思っている方も多いでしょう。そのような場合は、クーラーボックス改造で保冷力をアップさせましょう!ここでは、クーラーボックスの改造方法をご紹介します。
クーラーボックスの仕組み
まずはクーラーボックスの構造を知りましょう。クーラーボックスのケースの周りには、断熱材が張られています。断熱材とは、別名「熱絶緑材」とも呼ばれており、外気温を伝わりにくくするものです。外部からの熱を遮断することで、ケース内の温度を一定に保っています。一般的に、20度の室内温度での保冷日数は2日前後となっています。
クーラーボックスの保冷力が弱まる理由
クーラーボックスの保冷力が弱まる理由は、断熱材の経年劣化による機能の低下です。経年劣化が進むと外部の熱を遮断する力が弱くなるため、保冷力が弱まってしまうのです。また、メーカーは発表していませんが、クーラーボックスは永続的に使用できるものではなく、寿命があります。寿命は保管方法でも変わってくるため注意しなければいけません。
このような状態になった場合、クーラーボックスを買い替える方もいますが、高性能なクーラーボックスは値段が高いため、再購入することに躊躇してしまうかもしれません。少しでも安くクーラーボックスを買い替えたいと思っている方におすすめの方法が「改造」なのです。
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保冷力をアップ!クーラーボックス改造方法3選
改造する場合に必要となる道具はダイソーなどでリーズナブルな価格で販売されているため、買い替えるよりも経済的にお得です。ここでは、クーラーボックスの改造方法についてご紹介します。
アルミシートを使用する
クーラーボックスを外装と断熱材の発砲スチロールに分解します。断熱材の発砲スチロールの方に市販のアルミシートを両面テープで貼り付けていきます。アルミシートは切り貼りするのではなく、グルッと巻きつけてください。隙間を作らないことが、断熱材の効果をアップさせる秘訣です。
ウレタンを注入する
クーラーボックスを外装と断熱材の発砲スチロールに分解し、双方の隙間にウレタンを注入して断熱性能を上げる方法もあります。断熱性能があるウレタンを注入することで、保冷力をアップさせることができます。
ジョイントマットを使用する
クーラーボックスを分解すると元に戻せなくなるのではないかと不安に感じる方もいるでしょう。そのような方は、よりお手軽なジョイントマットを貼るだけの改造に挑戦してみてください。ジョイントマットは、さまざまな種類が販売されていますが、木目調のものを貼り付けるとオシャレに仕上がり、保冷力もアップするのでおすすめです。
改造したクーラーボックスの保冷力を維持する方法
せっかく改造して得た効果をできるだけ持続させたい場合は、日ごろの使い方にも注意をしましょう。正しい方法で使用することで、クーラーボックスを長持ちさせることができます。どのような点に注意すれば良いのでしょうか?ここでは、クーラーボックスの保冷力を維持する方法をご紹介します。
直射日光を当てない
直射日光が当たることによって、ボックス内の保冷力は低下していきます。キャンプ中に、椅子の代わりにクーラーボックスを利用する方もいますが、地面が受ける熱を吸収していくので注意しなければいけません。
地面にクーラーボックスを置くのではなく、椅子や台の上に乗せて地面から離すだけでも効果はあります。日ごろの使い方を見直してみるだけでも、保冷力は変わってきます。
蓋を開け過ぎない
クーラーボックスの保冷力を持続させるためには、可能な限り、外気の熱に触れさせないことが何より大切です。そのため、必要以上に蓋を開けないようにしましょう。もし、フタが浮いてしまうクーラーボックスの場合はベルトで密閉することをおすすめします。
また、クーラーボックスの中に飲み物や食材を入れて、上からアルミシートを被せるだけでも、冷気が逃げにくくなり保冷力がアップするので試してみてください。
二重構造に改造する
クーラーボックスの保冷力をアップさせるためには、外気の熱に触れさせないことが大切です。保冷力が低下したクーラーボックスに悩んで買い替えを検討している方は、クーラーボックスの中に、もう1個のクーラーボックスを入れる二重構造を検討してみても良いでしょう。ハードクーラーとソフトクーラーの2種類を組み合わせ使用することで、開閉時に冷気が逃げる心配もなくなります。
改造して頑丈なクーラーボックスを手に入れよう
機能性に優れたクーラーボックスは値段が高いため、買い替えよりも改造した方が経済的にお得です。憧れのブランドやデザインが気に入っている方はなんとしてでも使い続けたいでしょう。その際にもクーラーボックスの改造はおすすめです。必要な道具はリーズナブルな価格で購入できるため、ぜひ、試してみてください。