CB缶とOD缶の違いは?ガス缶におすすめのキャンプギア15選
キャンプギアをそろえ始めると抱く疑問が尽きません。特にガス機器などの場合、CB缶やOD缶の違いがわかりにくい方も多いのが事実。ここでは、CB缶とOD缶の違いを解説します。CB缶とOD缶、各二つが使えるおすすめのキャンプギアもまとめて紹介!二つの違いを理解して、安全に正しくキャンプを楽しみましょう。
CB缶とOD缶の違いとは?
キャンプなどで料理をするためには、焚き火や炭火を使う以外にもガスを使って調理する方法がありますよね。キャンプ用のガスストーブが多く展開されていますが、その際にガスの規格として、CB缶とOD缶の2つがあります。
CB缶「Cassette Gas Bombe(カセットガスボンベ)」
CB缶はカセットガスボンベの略で、家庭用のガスコンロなどで使われているタイプのガス缶です。CB缶は安価で、キャンプ専用メーカーのカートリッジでなくとも、コンビニやスーパーなどでも購入できるのが魅力。
屋内での使用を想定しているので、風や寒さに弱く、海沿いや標高の高いキャンプ場には適しません。さらに、CB缶に対応している機器はOD缶ほど数が多くありません。
CB缶は、家でもカセットコンロを使う方におすすめ!またCB缶のデメリットを考慮し標高が低いキャンプ場で春夏キャンプに行くときに活用しましょう。
OD缶「OutDoor」
OD缶はアウトドア向けに作られたガス缶。CB缶に比べ丸みを帯びてコンパクトな形状のため、携行性が良く持ち運びに便利!アウトドアに適した火力を想定しているので、気温が低かったり風が強いときでも、火力に安定感があります。
CB缶はノーマルタイプで1本100円程度ですがOB缶は500円程度とかなり高く、アウトドアショップなどに行かないと入手できません。購入は、メーカー純正のものが推奨されています。
気温が低い時や風が強い時にも安定的に使えるので、秋冬でもアウトドアシーンでガツガツ使いたい方はOD缶がおすすめです!
CB缶とOD缶の選び方
結局、CB缶とOD缶、どちらを選べばいいの?という方に向けて、CB缶とOD缶の選び方を解説します。
ノーマルか寒冷地用かはどちらを選べばいい?
CB缶、OD缶は共にノーマルガス缶とハイパワーガス缶があり、両者のガス缶に含まれている液化ブタンの種類によって分かれています。
- ノーマルガス…含まれているノルマルブタンの沸点が−0.5度。気温が10度以上で風が安定している場所で使用する場合におすすめ!
- ハイパワーガス…含まれているイソプタンの沸点が−11.7度。ハイパワーガスの方が寒冷地に適しています。気温が低く、風が強い場所では寒冷地用。オールシーズン使いたい場合にもおすすめ。
OD缶はサイズで選ぶ
OD缶はサイズが3種類あり、それぞれ高さと直径が異なります。それぞれのサイズごとの特徴を理解し、用途によってどのサイズが適切かをチェックしましょう。
- 110サイズ…コンパクトで持ち運びやすい
- 250サイズ…標準サイズ。シングルバーナーでの使用向き
- 500サイズ…長時間、ランタンやツーバーナーでの使用できる
CB缶が使えるおすすめキャンプギア6選
家庭はもちろんキャンプでも使いやすいCB缶。ここでは、そんなCB缶を使えるおすすめのキャンプギアを紹介します!
OD缶が使えるおすすめキャンプギア5選
OD缶が使えるおすすめのキャンプギアを紹介します。設置方法はバーナー本体に設置して固定するだけ!とても簡単で初心者でも扱いやすいです。
CB缶とOD缶を安定して設置するには?
OD缶やCB缶を使ったキャンプギアは、ガス缶を直接地面に設置して使用するものが多いです。ガス缶を直接地面に設置する場合、安定感に欠け、転倒する恐れがあり危険なので、スタビライザーを使用して安定感をアップさせましょう!ここでは、ガス缶を安定して設置できるアイテムを紹介します。
バーナーなどを地面に安定した状態で、置いて使用できる折りたたみ式の台。コンパクトに収納でき、CB缶はもちろん、110g、250gおよび500gサイズのOD缶まで、幅広くカバーできます。
【基本情報】
- サイズ:幅18.5×奥行き18.5×高さ2.0cm
- 重さ:35g
カートリッジ底部に取り付ける安定台。軽量でコンパクトに折りたたんで携帯できます。接地面にはラバープレートが装着され、滑りにくくバーナー使用時の安定性を向上!
【基本情報】
- サイズ:幅6.0×奥行き14.7×高さ3.7cm
- 重さ:29.5g
不安定な地面でも安定してストーブを設置できる台。調理をする際などにとても便利な仕様です。コンパクトに収納できるので、持ち運びも楽!
いかなるサイズのキャニスター(ガスカートリッジ)にも広い足で安定して支えてくれるステンレス製の台。折りたためば長さ14cmのボールペンほどのサイズになり、持ち運びやすいです。
【基本情報】
- サイズ:幅3×奥行き3×高さ3cm
- 重さ:34g
キャンプギアにあったCB缶とOD缶を選ぼう!
CB缶はOD缶と比べると火力が弱くなりやすく、機器の種類も少ないですが、手軽に購入でき、価格も経済的なので購入する方は非常に多いです。今回紹介したようなCB、OD缶対応のガス機器はたくさんあります。購入検討の際には、参考にしてみましょう。
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