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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
フジカストーブの「フジカ」とは?
「フジカ」は、1947年に東京で創業したメーカー。石油ストーブやヒーターパネルなどの暖房器具に定評があり、製品は全て「MADE IN JAPAN」を掲げています。そのフジカから販売されているストーブが「フジカハイペット」という商品。
最大の特徴は、石油ストーブの中でもかなり小型だということ。そして、車で移動中に誤ってストーブを倒してしまった時にも灯油が漏れにくい構造のタンクになっていて安心して持ち運ぶことができるというのも、キャンパーから熱い支持を受けている理由の1つです。
便利なストーブ!フジカハイペットの特徴
「フジカハイペット」の良い点は、先述した軽さと安全性以外にも。燃料タンクが満タンの状態で10~12時間燃焼させることができ、室内の利用の場合、木造の場合は約8畳、鉄筋コンクリートの場合は約10畳の広さで利用できます。
また、遠赤外線により特殊な赤熱放射式を採用しているため、風が出ないような設計が特徴。特別設計の燃焼筒で黒いすすや一酸化炭素の発生を少なく抑えているなど、利用しやすい仕掛けがなされています。そして、最も大事なのはアウトドアを想定した作りになっている点で、高度3,000mでも問題なく燃焼されることが確認されています。
フジカハイペットの魅力
それでは、フジカハイペットが他の石油ストーブよりも優れている魅力を5つ紹介します。
対震自動消火装置が付いていて安全
フジカハイペットには「対震自動消火装置」が付いています。この装置は重りが揺れを感知すると緊急消化してくれます。安全に配慮した設計がキャンパーの間で人気を集めている石油ストーブです。地震が起きた時にも瞬時に対応できるので、火事の危険を減らすことができる!
石油が漏れにくい構造
フジカハイペットのタンクは、地震が起きた時やストーブが誤って倒れてしまった時など、火事にならないよう灯油が漏れにくい特殊構造です。これは特許技術で、灯油が満タンの状態で家から持って行けるというメリットがあります。メーカー非推奨なので持っていく場合はあくまでも自己責任です。
他のストーブよりもコンパクトなサイズ
石油ストーブの重量は、ほとんど6kg以上もあります。一番大きいサイズだと8.5kgです。対して、フジカハイペットは5.5kgと他の石油ストーブと比べてコンパクトで軽量サイズが魅力です。女性キャンパーや、車の収納スペースの幅を取りたくないキャンパーなどにおすすめ。
反射板の使い勝手がいい
オプション品の反射板があると、幕の端の方に置けます。端に寄せすぎると幕が痛むので注意しましょう。また、反射板は簡単に取り外しも可能なため、使い勝手がとてもいいです。ストーブを中心にしてみんなで囲む時には反射板ははずして使用しましょう。
石油の臭いがほとんどない
そして最後に、フジカハイペットの大きな魅力が石油の臭いが少ないことです。石油ストーブは、独特のニオイがあるので気分を悪くする方も多いと思います。周囲の人も全く気にならないほどの匂いのため、おすすめです!
フジカハイペットを購入する上での注意点
想像よりもタンクが小さい
フジカハイペットはコンパクトが特徴的です。そのため、他の石油ストーブよりタンクが小さいことので注意しましょう。燃料タンクはおよそ3.6L。1泊2日に使用するときは十分なサイズですが、2泊以上だと追加の燃料を用意したほうがいいでしょう。
値段が高い
フジカハイペットはブラックとホワイトの2色で展開ですが、ホワイトは若干値段が高いです。また、フジカハイペットは風防ガラス付きだと、値段は59,940円です。結構な値段なので、手が出しにくいかと思います。
火力調節しにくい
フジカハイペットのつまみは火力調節をするのではなく、芯を上下して不完全燃焼を避けるためのものです。ストーブの燃焼筒コイルから炎が強い場合は、ツマミを回して芯を下げることで炎が落ち着きます。つまみの調節は「ちょうど良い火力」にするためのものなので、使い始めは慣れるまで大変です。
フジカハイペットの種類と購入方法
基本モデルは1つなのですが、細かい点で異なる種類がいくつかあります。1つはカラーで、黒と白の2種類のラインナップ。もう1つは反射板の有無で2種類のラインナップ。それぞれを組み合わせた計4種類の中から、定型型を選ぶことが可能です。その他、強風の中でも安定した燃焼を可能にする整流リングや、防風能力を高めることができる耐熱性の防風ガラス管のついたモデルも。これらはオプションですので、購入の際に選ぶことができます。
整流リングと防風ガラス管を合わせると約30,000円ほどになりますので、あまり風が吹く場所で利用するわけではない場合や、他の方法で風を避ける方法があるのであれば、必ずしも購入する必要はありません。利用する環境に応じてオプションを選択するとよいでしょう。
反射板の使い方
反射板を付けるメリットは、反射板をつけることで後方への熱を反射させ、前方に向けてさらに暖かくすることができること。全方向に暖かくする必要がない場合は、反射板があった方が効率よく温めることができます。例えば室内の壁際に置いて使用する際には、反射板が活躍してくれます。
フジカハイペットの注文方法
「フジカハイペット」は、Amazonや楽天市場などのインターネット通販サイトでは基本的に販売されていません。メーカーの公式サイトに記載の注文専用ダイヤルからの電話注文からのみ受付可能。また、支払い方法は代引きの現金払いのみとなっています。詳しくは公式サイトをご確認ください。
公式はこちら:フジカハイペット 注文方法
フジかハイペットの納期情報
フジカハイペットは人気アイテムのため、ストーブがオンシーズンに入る秋冬に注文をすると、到着は半年〜ほどは待たなければならないよう。秋になる前に注文しておくと比較的納品が早いとの情報もあるので、ストーブのオフシーズンが狙い目かもしれません。
フジカハイペットはレンタルも可能!
フジカハイペットを使いこなすための便利なアイテム6選
商品名 | SPACE-KIT かたづけ ボックスハイタイプ S | キャプテンスタッグ 七輪用ゴトク 炭焼き名人 | TOYOTOMI ストーブケース | コールマン フューエルファネル | Spoonful 大型トート | 燕三条発 ストーブガード |
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画像 | ||||||
サイズ | 幅315×奥行315×高さ490mm | 幅300×奥行300×高さ65mm | 幅485×奥行485x高さ590mm | 幅63.5 x 奥行162.6 x高さ 94mm | 幅74×奥行400×高さ500mm | 幅68(天板60)×高さ468mm |
冬キャンプのお供にフジカハイペットを!
今回は、フジカから販売されているストーブ「フジカハイペット」を中心に、その活用方法などを含めて紹介してきました。石油ストーブは電気が不要ということがあり、アウトドア目的以外に災害時でも利用できるというメリットがあります。持ち運びがしやすい「フジカハイペット」で、秋冬のアウトドアライフを快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。
冬キャンプ用ストーブおすすめ28選|小型も紹介、薪・石油・ガス・電気別に寒川一さんが監修【2024】
ストーブは冬キャンプを快適に過ごすための必須アイテム。燃料は主に薪、石油、ガス、電気の4種類で、それぞれにメリット・デメリットがあります。アウトドアライフアドバイザー・寒川 一さん監修のもと、選び方や使い方の注意点、小型でおしゃれなおすすめ製品を紹介します。
今回紹介したアイテム
商品画像 | |||||||
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商品名 | 【レンタル】フジカハイペット〔フジカストーブ〕 | SPACE-KIT かたづけ ボックスハイタイプ S | キャプテンスタッグ 七輪用ゴトク 炭焼き名人 | TOYOTOMI ストーブケース | コールマン フューエルファネル | Spoonful 大型トート | 燕三条発 ストーブガード |
商品リンク | 楽天市場 で見る | 楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | 楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見る |