キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
ランタン

快適な冬キャンプには石油ストーブ!トヨトミのレインボーストーブに注目

※本記事には一部プロモーションが含まれます

冬キャンプを快適に楽しむために欠かせない石油ストーブ。トヨトミ・コロナ・アラジンなどのメーカーから、小型でおしゃれな石油ストーブが展開されています。しかし、キャンプに適した製品の選び方は難しいもの。この記事では、キャンプに適したトヨトミのレインボーストーブに焦点を当て、魅力を紹介します。

監修者

原志門

危険物乙種1~6類全類取扱者 原志門

北アルプス・南アルプス・八ヶ岳での登山やキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。中学生の時に木曽駒ケ岳に登り、登山に魅了されました。稜線を歩いている時間や、山頂や森の中で味わうコーヒータイムが大のお気に入り。最近はコーヒー好きが高じてコーヒー豆の自家焙煎を始めました。生まれ育った信州をはじめ、豊かな自然の満喫に役立つ情報を発信します!
もっと見る

電源不要で暖かく!冬キャンプには石油ストーブが大活躍!

コテージのテラスにトヨトミの石油ストーブが置いてある写真

出典:mochitto / ゲッティイメージズ

寒い冬のキャンプを快適に過ごすために持っていきたいアイテムが石油ストーブです。焚き火でも暖を取ることはできますが、それは外にいる時だけ。テントやタープの中で暖かく過ごすには、別の暖房器具を検討しなければなりません。石油ストーブは、テント内の暖房に適したさまざまな特徴があります。
石油ファンヒーターの画像

出典:PIXTA

石油ストーブと同様、燃料に灯油を用いる暖房器具として石油ファンヒーターが知られています。まずは石油ファンヒーターと石油ストーブの違いを確認しましょう。石油ファンヒーターは、名前の通り送風ファンを搭載した暖房器具です。送風ファンを使って強制的に暖気を対流させるため、部屋が暖まる速度が速いのが特徴。しかし、ファンを動かすための電源が必要となり、基本的にはインドアでの使用がメインです。
石油ストーブの画像

出典:PIXTA

一方で、石油ストーブには送風ファンが搭載されていません。暖まった空気の自然な流れを利用して空間全体を暖めるのが特徴です。石油ストーブの大きな魅力のひとつは、作動に電源を必要としないこと。乾電池による電子点火式がほとんどで、コンセントがない環境でも灯油さえあれば暖をとれます。そのため、アウトドアはもちろん、停電時や災害時など電気が使えない状況でも利用できるのが魅力です。 送風ファンがないため動作音が静かなのも石油ストーブの魅力のひとつ。自然の音に耳を澄ませて過ごしたいキャンプにうってつけで、夜や早朝でも音を気にせず使用できます。また、天板を使って簡易的な調理ができるのもアウトドアではうれしいポイント。お湯を沸かしたり鍋を保温したり、熱源を効率的に活用できます。しかし、推奨していないメーカーも多いため安全には十分留意するようにしましょう。

石油ストーブはコスト面ではエアコンに劣る

エアコンの画像

出典:PIXTA

魅力的な特徴が多い石油ストーブですが、灯油代のコストをエアコンの電気代と比較すると、経済面ではエアコンに劣ります。灯油代や電気代は価格変動のあるものなので目安になりますが、エアコンの電気代が3円~40円/時間であるのに対し、石油ストーブの灯油代は20円/時間ほど。電源が使える環境であれば、寒さや省エネ性能も考慮して石油ストーブをうまく活用しましょう。

レトロな外観と運搬しやすさがキャンプにぴったり!対流形ストーブとは?

対流形ストーブの画像

出典:PIXTA

石油ストーブは、暖まり方の違いによって対流形と反射式の2種類に分類されます。それぞれ特徴があり、向いているシーンが異なるため、タイプによる違いを確認しましょう。 対流形ストーブとは、石油ストーブのタイプの一つで、熱した空気が対流することで暖房効果を発揮する石油ストーブのこと。暖気の対流により全方向に熱が伝わるため、大型のテントでも効率的に暖まります。おしゃれでレトロな製品も多く、テントサイトのデザインや外観にこだわる人にはうってつけ。灯油タンクとストーブ本体が一体となっているため振動で灯油が漏れるリスクが少なく、キャンプでの運搬にも適しています
反射式ストーブの画像

出典:PIXTA

もう一方の反射式は、燃焼の輻射熱を利用して部屋を暖めるストーブのこと。燃焼筒の奥にある反射板が熱を反射し、ストーブ正面を効率よく暖める構造になっています。ストーブの前面のみが暖かくなるため、壁際に設置が可能。コンパクトなモデルも豊富で、設置スペースが限られている場合に向いています。対流形と異なり灯油タンクを取り外して給油ができますが、タンクがずれると灯油漏れの恐れがあるため、運搬には不向きです。

トヨトミ対流形ストーブの3つの魅力

さまざまなメーカーから石油ストーブが展開されていますが、冬キャンプにぴったりなのが、トヨトミの対流形ストーブです。高性能で省エネルギーを実現した暖房製品を、数多くそろえるトヨトミ。家庭用に設計されたストーブが多いですが、キャンプにも使える対流形ストーブがキャンパーから人気を集めています。

魅力1、おしゃれなフォルム

対流形ストーブには、おしゃれでレトロなデザインの製品が多くみられますが、なかでもトヨトミの対流形ストーブは美しいフォルムが魅力的です。丸みを帯びた本体はどこか懐かしさを感じ、豊富なラインナップの中にはさまざまなデザインの対流形ストーブが展開されています。かわいらしいサイトや大人っぽいシックなサイトなど、あらゆるキャンプサイトにマッチするデザインは、おしゃれキャンプには欠かせません。

魅力2、抜群の暖房性能

トヨトミの対流形ストーブは暖房性能も優れています。自然な空気の流れで空間全体を暖める対流形ストーブの特徴を生かしながら、大型テントでも十分暖まる高火力モデルもラインナップ。寒さの厳しいアウトドアフィールドでも、パワフルな暖かさを発揮します。 また燃費が良いので、一度の給油で長い時間暖められるのも魅力的。連続燃焼時間は20時間〜40時間となっているので、一度のキャンプで燃料を使い切ることはありません。50~100%の間で火力調節もできるため、状況に合わせて火力を使いこなせるのも魅力的です。

魅力3、持ち運びも簡単

対流形ストーブの給油タンク

出典:PIXTA

一見持ち運びが難しそうな、トヨトミの対流形ストーブ。しかし、ほかの石油ストーブと比べてコンパクトで軽量なので簡単に持ち運びが可能です。一般的な石油ストーブが10kgなのに対して、トヨトミの対流形ストーブは6kgほど。キャンプにも十分持ち運べる重さです。 給油タンクが2重構造になっている点もアウトドアにはうれしいポイント。本体と給油タンクが一体となっている対流形ストーブは、灯油が漏れにくいつくりになっていますが、トヨトミの対流形ストーブは万が一ストーブが倒れた場合でも、灯油がこぼれにくいよう設計されています。

7色の優しい光!レインボーストーブシリーズ

トヨトミの対流形ストーブの中でも人気が高いレインボーストーブシリーズを紹介します。炎がガラスに映って7色に見えるレインボーストーブは、炎のゆらぎをじっと眺めているだけでも楽しめます。

レインボーストーブ以外も冬キャンプにおすすめ

レインボーシリーズ以外の、キャンプに使えるトヨトミの対流形ストーブを紹介します。

正しい使い方をおさらい!石油ストーブで注意することは?

上手に活用すれば暖かく快適な冬キャンプが過ごせる石油ストーブですが、誤った使い方をすれば、やけどや火災などの事故につながります。正しい使い方を頭に入れ、安全に使用しましょう。

燃料にガソリンは厳禁!使える燃料は灯油のみ

person icon

危険物取扱者 原志門

石油ストーブの燃料にガソリンは決して使ってはいけません。揮発性の高いガソリンは、わずかな火花が上がっただけで爆発的に燃焼します。火災に直結するので、石油ストーブには厳禁だと覚えておきましょう。 石油ストーブに使える燃料は灯油のみです。灯油は無色透明ですが、ガソリンは誤用を防ぐため薄いピンク色に着色されています。絶対に間違えないようにしましょう。

定期的に換気を行う

person icon

危険物取扱者 原志門

石油ストーブを使う際は、定期的に換気を行いましょう。石油ストーブが燃焼する際、室内の酸素を使って燃焼します。換気をせずに使い続けると酸素濃度が低下するため、一酸化炭素中毒を招く恐れも。1時間に1回以上、3分程度を目安に換気を行ってください。 また、テント内部で使う場合は常時換気を行うことと、一酸化炭素チェッカーを使用することも検討しましょう。

燃えるものを近くに置かない

person icon

危険物取扱者 原志門

石油ストーブは、天板をはじめ熱くなる部分が多いです。天板はもちろん、周囲に燃えやすいものを置かないよう配慮しましょう。 また、やけどの恐れがあるため手を触れないように注意が必要です。

石油ストーブを保管する際は灯油を抜いておく

person icon

危険物取扱者 原志門

寒い時期が終わり石油ストーブを保管する場合、灯油タンク内の灯油は抜いておきましょう。灯油を使い切ってしまうのが理想ですが、灯油を保管するのであれば、直射日光の当たらない、高温多湿を避けた室内に保管してください。 灯油に使用期限はありませんが、保存環境が悪いと劣化してしまいます。専用の容器に入れて保管しましょう。

専用のカバーケースで持ち運びを楽に!

こまめな手入れで長持ちさせよう!ストーブのメンテナンス方法は?

石油ストーブの芯の画像

出典:PIXTA

対流型ストーブを長持ちさせるにはメンテナンスが欠かせません。気軽にできる「から焼き」で芯の手入れを行いましょう。芯の内側に残っている灯油を全て燃やし切り、芯の内部まで熱を通すことで、芯に溜まった不純物を取り除く効果があります。1か月に1~2回行うのが理想的です。 【から焼きクリーニングの手順】 
  1. 芯の状態を整える
  2. 通常の点火操作をして、正しく燃焼させる
  3. ストーブの灯油がなくなり火力が小さくなったら、芯をいっぱいに上げて自然に消火
  4. 消化させた後は2時間程度そのままの状態を維持して、芯に熱を通す
詳しいメンテナンス方法はこちら:から焼きクリーニング(しんの手入れ) 定期的にメンテナンスを行っても、芯は消耗します。一般的に芯の寿命は3~5年といわれており、火力が低下してきたり、燃焼中のにおいが強くなってきたら交換の目安です。芯を交換する際は、取扱説明書に記載してある手順に従い交換しましょう。

ストーブが壊れてしまった時の修理は?

もしストーブが故障してしまったら、トヨトミの公式サイトを通じて修理を依頼します。保証期間内の修理なら、保証書と購入証明書があれば無償で依頼できます。そのため保証書と購入証明書、2つの書類は必ず保管しておくようにしましょう。 修理の依頼はこちら:修理依頼について(石油ストーブ)

おしゃれなトヨトミのレインボーシリーズで冬キャンプを快適に過ごそう!

数ある石油ストーブ中でも、トヨトミの対流形ストーブは、おしゃれな外観・高い暖房性能・持ち運びの簡便さが魅力の製品です。解説した正しい使い方や注意点を踏まえて、快適な冬キャンプを実現しましょう!

今回紹介したアイテム

商品画像トヨトミ レインボーRB-250トヨトミ レインボーRL-250トヨトミ RL-F2500トヨトミ KS-67Hレインボーシリーズ専用ストーブカバー
商品名トヨトミ レインボーRB-250トヨトミ レインボーRL-250トヨトミ RL-F2500トヨトミ KS-67Hレインボーシリーズ専用ストーブカバー
商品リンク


あわせて読みたい記事