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レインボーストーブはスノーピーク?トヨトミ?違いやケースも紹介

※本記事には一部プロモーションが含まれます

キャンプでも大人気の「レインボーストーブ」。トヨトミの代表作でもあるタオ流型ストーブですが、その魅力やスノーピークのレインボーストーブとの違いをご存知でしょうか?今回は、おすすめのレインボーストーブとともに、ケースなどの周辺商品も一挙お届けしていきます。

トヨトミ「レインボーストーブ」とは?

暖房機器などを製造、販売するトヨトミの対流形石油ストーブ・通称「レインボーストーブ」。対流式は、空気を熱して対流させて空間全体を暖めるため、高い暖房性能を誇ります。燃料となる灯油さえ用意すれば、コンセントなしで使用でき、普段使いからキャンプまで幅広く活躍します。 レインボーストーブは、レトロでコンパクトなフォルムが特徴的です。さらに標準的なモデルだけでなく、豊富なデザインをラインナップ。ランタン調の傘付きタイプ、タフな印象のギアミッションシリーズなど、用途や好みによって選べる楽しさがあります。ここからは特にキャンパーにうれしいポイントを紹介します。 【トヨトミ レインボーストーブの基本情報】
  • 暖房出力:2.50kW~1.25kW
  • 乾電池:単2、4本必要(別売り)
  • 寸法::474.5X388X388cm
  • 重さ:約6.2kg
  • タンク容量:4.9L

【魅力1】美しい七色の炎

レインボーストーブ最大の魅力は、ガラスを通して光り輝く七色の炎。これは、実際の炎の色ではなく、レインボー加工を施したガラスに映り込んだ炎が七色に見えるという仕組み。特殊な液剤にガラスを付け置き、乾燥の過程で重力により液剤の厚みが微妙に変化することで美しい炎を演出しています。

【魅力2】レトロで独創的なデザイン

レインボーストーブが人気を集める理由の一つが、丸みを帯びたどこか懐かしさを感じさせる独特のデザインです。アウトドアはもちろん、室内のインテリアとしても映えそうなフォルムです。 コンパクトなので置き場所を確保しやすく、持ち手があるので移動しやすいのもポイント。見た目も機能性も優れており、寒い時期にぴったりのアイテムです。

【魅力3】最大9畳を暖められる機能

レインボーストーブはコンパクトサイズながら、7〜9畳の広さを一台でムラなく暖められます。さらに、石油ストーブならではの嫌なニオイを抑える機能も備えています。急な消火を避け、徐々に火を消していくことで、未燃ガスを燃やし切り、ニオイの発生を抑えます。

【魅力4】漏れにくい2重構造タンク

石油ストーブへの給油

出典:PIXTA

灯油を注ぐタンク内は2重構造を採用。もし本体が転倒しても、タンク内の灯油がこぼれにくくなっています。地震や強い衝撃を受けた場合には、自動で消火する対振自動消火装置も備わっています。転倒などによる火災を防ぐための配慮が行き届いているので安心して使用できます。

【魅力5】簡単&一発点火

点火ツマミをひねるだけで誰でも簡単に一発点火できるのも魅力のひとつ。電子点火を採用することで、放電により素早く芯に点火させることができます。電子点火は断線トラブルの心配がないというメリットも。点火時には「ピー」という放電音が鳴るので点火動作の合図になります。

「スノーピーク」のレインボーストーブとの違い

キャンパーからの高い人気を誇るアウトドアブランド・スノーピークからもレインボーストーブがリリースされています。トヨトミをベースに基本的な性能は踏襲しつつも、スノーピークならではの仕様が満載。レインボーストーブ改め「グローストーブ」の名を冠しています。ここではそれぞれの違いを詳しくチェックしていきます。

デザイン

キャンプ用品の王道スノーピークのデザインは、その名に恥じないシックでおしゃれなデザインになっています。高級感のある上質な見た目で、かわいらしい結晶のロゴがポイントになっています。トヨトミのレインボーストーブは、とてもシンプルな見た目です。スノーピークとは違った、レトロでかわいい雰囲気を楽しめます。

水平器の有無

トヨトミ製とスノーピーク製で異なるのが、「水平器」の有無。スノーピークのレインボーストーブは、アウトドアを想定して作られているので、この水平器がついています。これは、目視だけだと地面の傾斜の程度が分かりづらいキャンプ場において、平らな場所で安全にストーブを使えるようにするためのもの。 平らな場所で使用しないと対象自動消火装置が誤作動してしまったり、異常燃焼の原因になってしまうため、安全に使うためには水平器がついている方が安心です!

スノーピークのストーブはトヨトミ製(OEM生産)

スノーピークの石油ストーブはトヨトミのOEM製品のため、基本的な性能はほぼ一緒です。OEM製品とは、他社ブランドの製品を自社ブランドの製品として販売するものであり、スノーピークはトヨトミに製造を委託しています。似ているポイントはこちら!
  • レトロで独創的なデザイン
  • 野外&自宅で併用可能
  • 一台で最大9畳ほどの広さを暖められる
性能やデザインの違いを確認して、自分に合う石油ストーブを探してみましょう!

スノーピークとトヨトミの石油ストーブの違い

スノーピークとトヨトミの石油ストーブは一体どんな違いがあるのか。構造、重量、性能、価格、計四点に注目して、違いを説明します。二つのメリットとデメリットを比較して、自分にあった石油ストーブを見つけましょう。

【構造】スノーピークは鍋を置いて調理しにくい

石油ストーブ

出典:PIXTA

スノーピークのグローストーブは天板が17cm。熱を横方向に放射する構造のため、調理にはあまり向いていません。8インチのスキレットであれば安定して乗せられますが、12インチのタッチオーブンは天板からはみ出てしまい、バランスが悪いので落とす危険性が高いです。 湯沸かし程度なら問題ありませんが、1Lのお湯を沸くまでに15分以上はかかります。グローストーブは暖を取るために使うため、調理や湯沸かしはお楽しみ程度に考えておきましょう。 トヨトミのレインボーストーブは天板15cmほどですが、五徳を活用すれば15cm以上の大きな鍋も乗せられます。調理に向いているのは、トヨトミのレインボーストーブです!

【重量】スノーピーク5.9kg、トヨトミ6.2kg

石油ストーブを購入する上で気になるのが、重量。持ち運びやすさや車の積載量にも関係するため、注目するべきポイントです。スノーピークのグローストーブは5.9kg、トヨトミのレインボーストーブは6.2kg。スノーピーク製の石油ストーブの方が若干軽いです。上部には運搬用の持ち手が付いていているのもポイント!

【性能】トヨトミは燃料が溢れにくい2重タンク構造

石油ストーブを使用する上での心配事、燃料漏れ。移動や転倒時に燃料が漏れてしまっては後片付けが大変です。トヨトミのレインボーストーブは油タンク内が2重構造になっているため、本体が倒れた場合も灯油がこぼれにくい構造になっています。 2重構造によって、燃料を入れたまま持ち運びも可能です!本体に残った灯油は自宅に帰って使うか、次回のキャンプで使えます。ただし、不安定な状態で持ち運ぶと灯油が漏れること可能性もあるため、車の積載時は、専用のケースに入れて安定した場所に置くようにしましょう。

【価格】スノーピーク5万前後、トヨトミ2〜3万前後

アウトドアで使用する石油ストーブは本体価格が高く、長く使わないと元が取れない!と考えている方に向けて、二つの価格を解説!現在、スノーピークのグローストーブは5万前後、トヨトミのレインボーストーブは2〜3万前後で販売しています(2022年9月現在)。 スノーピーク製は価格設定が高めですが、デザインと性能、どちらも高い水準で納得の価格です。トヨトミのレインボーストーブは2〜3万前後ながら、ニオイセーブ消火、対震自動消火装置、2重タンク構造と機能が充実しています。

スノーピークのグローストーブ

今回紹介したスノーピークのグローストーブはこちら!ブラックとカーキ、2色を展開しています。スノーピーク製ストーブ専用収納ケース「スノーピークストーブバッグ」も一緒に購入しましょう!

煮炊きしたいならこちら!

トヨトミのレインボーストーブ

トヨトミ製ストーブ「レインボーストーブ」を紹介します。限定デザインもありますので、売り切れる前にチェックしておきましょう!
商品名レインボーストーブ RL-251レインボーストーブ RB-251レインボーストーブ RL-250レインボーストーブ RR-GE25エヴァンゲリオン×トヨトミ レインボーストーブ RL-250EVA01
画像
重量6.2kg7.63kg6.2kg6.2kg6.2kg
容量4.9L4.9L4.9L4.9L4.9L
カラーグリーンホワイトレッドブラウンパープル

ストーブと一緒に使いたいアイテム6選

トヨトミのレインボーストーブと一緒に使いたいおすすめアイテムを紹介します。これさえあれば、レインボーストーブが使いやすくなること間違いなし!
商品名石油ストーブ 替え芯 第23種対流型石油ストーブ RB-25F用 ガラス外筒ストーブバッグ[燕三条] ストーブガード[MEIKU] ストーブファン[タカギ] ポリタンク用 ポリカンポンプ
画像
サイズ12×1.5×22.5cm21.8×21.2×20.4cm50×36cm68×46.8cm7.62×19×21cm20×32×10cm
重量55g860g1kg5.6kg860g318g

交換アイテム

+αアイテム

ストーブ使用上の注意点

トヨトミ製レインボーストーブの注意点を紹介!対流型であるレインボーストーブは、全体が暖まるまでには少し時間がかかります。使用する際の注意点を事前にチェックして備えましょう!

つけっぱなしに注意!

冬キャンプでは、密閉された空間でストーブを使用し続けて一酸化炭素中毒になったり、火事を起こす可能性があります。ストーブを付けたまま放置せず、こまめに電源を切りましょう。換気はもちろんのこと、一酸化炭素警報機などのアイテムも使うのも、安全に利用するポイントです。

定期的にメンテナンスを!

ストーブは冬場しか使う機会がないため、放っておくとだいぶ汚れてしまいます。最低限年に2回はメンテナンスしておきましょう。30分ほどかかりますが、メンテナンスすることで長持ちしますので、定期的に行うことも大切です。ガラスや芯周りは汚れが多いため、中心的にチェック!

ストーブがつかない場合は?

雑にストーブを操作すると点火不良や故障の原因につながり、ストーブがつかない場合があります。正確に点火させる為に、しん調節つまみ(操作つまみ)や点火レバーはゆっくり操作しましょう。 点火しなかった場合で点火レバーを強く押しすぎると、余計に点火しにくくなってしまいます。点火レバーの強引な操作には充分に注意して操作しましょう。

スノーピークとトヨトミの違いを理解して、自分に合ったストーブを!

今回はスノーピークとトヨトミ、二つのブランドから発売している石油ストーブの違いを説明しました。それぞれ異なる特徴があり、どちらも魅力的です。アウトドアだけでなく自宅でも使える石油ストーブは、一家に一台欲しいアイテム!使用の際は必ず注意事項を守り、安全なひとときを楽しみましょう。

今回紹介したアイテム

商品画像スノーピーク グローストーブ 2021 EDITIONスノーピークストーブバッグスノーピーク タクード ストーブレインボーストーブ RL-251レインボーストーブ RB-251レインボーストーブ RL-250レインボーストーブ RR-GE25エヴァンゲリオン×トヨトミ レインボーストーブ RL-250EVA01 石油ストーブ 替え芯 第23種対流型石油ストーブ RB-25F用 ガラス外筒ストーブバッグ燕三条 ストーブガードMEIKU ストーブファンタカギ ポリタンク用 ポリカンポンプ
商品名スノーピーク グローストーブ 2021 EDITIONスノーピークストーブバッグスノーピーク タクード ストーブレインボーストーブ RL-251レインボーストーブ RB-251レインボーストーブ RL-250レインボーストーブ RR-GE25エヴァンゲリオン×トヨトミ レインボーストーブ RL-250EVA01 石油ストーブ 替え芯 第23種対流型石油ストーブ RB-25F用 ガラス外筒ストーブバッグ燕三条 ストーブガードMEIKU ストーブファンタカギ ポリタンク用 ポリカンポンプ
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