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自宅でアウトドア気分。庭で使いたいアイテムたち

2020.05.05キャンプ場

最近、自宅の庭でアウトドアを楽しむ人が増えています。遠出をすることなく、気軽に楽しめるスタイルが人気の理由です。また、キャンプとは別に、専用のアイテムを使って、庭ならではの楽しみ方ができることも魅力です。今回は庭キャンプの魅力や、庭だからこそ使えるちょっと変わったギアを紹介します。

自宅ならでは。大きなギアと楽しむアウトドア

車で0分。おうちキャンプが今、アツい!

最近、郊外の一戸建てに住むキャンパーさんの間では、自宅の庭でアウトドアを楽しむスタイルが流行しつつあります。通常のキャンプには積載や移動など、面倒なことが意外と多いものです。仕事で疲れた週末には、なんとなく敬遠してしまうことも。そこで、ゆっくりと過ごしつつアウトドアも楽しみたい時は、「自宅の庭」を活用してみては?家でアウトドアをすれば、荷物の準備や車の運転をする必要はありません。庭にイスやテーブルを出し、食事をするだけでもOK。休日をのんびりと過ごしながら、気軽にアウトドアを楽しめますよ。

せっかくなら庭専用ギア、使いたくない?

自宅の庭でのアウトドアには、大きな特徴があります。それは、キャンプ場には持って行けないような、大きくて重たいアイテムや、自宅のインテリアを活用できること。運搬をする必要がなく、性能重視で選んだアイテムを自由に使うことができるので、通常のキャンプとは違ったテイストで楽しめますよ。世間には、庭専用に作られたアイテムも多く出回っています。せっかく自宅の庭でアウトドアをするなら、専用のアイテムを使ってちょっと贅沢に楽しんでみては?

庭専用のアウトドア家具でちょっとリッチにおうちキャンプ!

【タープ】日陰で庭を心地よく。スノピの住宅タープ

「アーバンシェード」は、スノーピーク史上初「住宅で」使うアイテムとして2018年末に発売されたタープです。庭やウッドデッキなどに張ることで快適な日陰空間を作り、あたかも家の中の一部屋のように外を楽しむことができます。
このアイテムは一般のタープと異なり、長期間張りっぱなしにする前提で作られています。素材にはビニールよりも頑丈で分厚い「織物」が使われています。パラソルと同じ素材で出来ているので風雨に強く、年月が経っても性能が落ちにくいことが魅力です。

【テーブル、チェア】スノピのガーデンシリーズは高級感満載。しかも使い勝手も抜群

「ガーデンユニットテーブル」は庭で使うことを想定して作られています。高級感があり、かつ様々な使い方ができるので、庭でアウトドアを楽しむにはぴったりです。 ボルトで接合しているので、キャンプ用テーブルのように、折りたたむことはできませんが、その分、構造的にとても安定しています。天板には「イタウバ」という、デッキに用いられる木材が用いられています。この木材は使うほどに黒ずみ、次第にアンティーク調の高級感ある風合いになっていきます。同じ素材、構造で作られた「ガーデンチェア」をテーブルと一緒に使えば統一感が出るので、レイアウトが品よくまとまります。
ガーデンテーブル最大の魅力は、テーブル中心の使い方を状況に合わせて、自由に変更できることです。余白スペースに天板を設置すれば、巨大な一枚テーブルになります。グリルを置けば、バーベキュースペースに早変わり。家族や友人との、鉄板を囲んだ賑やかな食事を楽しめそうですね!

【チェア】インテリアブランドの庭用チェアで至福のひと時

庭用のチェアには、アウトドアブランドよりもむしろ、インテリアを扱うブランドのほうがおすすめ。アウトドアチェアと違って、持ち運びの便利が重要でないので、頑丈な素材を使っていて作りにも安定感があります。また、デザインがインテリアに近いので、庭でくつろぐ時に、室内と同じような落ち着きを得ることができます。
特に「ハンギングチェア」は庭でこそ使いたいアイテムです。自然を感じながらイスに揺られていると、時間を忘れてゆっくりと過ごすことができます。イスに揺られているうちに眠くなれば、そのまま眠ることもOK。自宅の庭で、贅沢な時間を過ごすことができますよ。

庭ならでは。大きな調理器具で本格の料理を作ろう

【グリル】ウェーバーのグリルで豪快バーベキュー!

庭でのアウトドアは、バーベキューで一気に本格的になります。バーベキューには「ウェーバー」のグリルがおすすめ。バーベキューの本場、アメリカで60%ものシェアを誇る人気なブランドです。そのなかでもスピリットシリーズとジェネシスシリーズは庭でのBBQにぴったり。ガス式なので煙が出ず、近隣の迷惑になりません。また一度にたくさん焼けるので、大人数で使う時にも便利です。ダイヤルを使って、火力を細かく調整できるので、焼き上がりは本格。外はカリッと、中はジューシーな本格グリルを楽しむことができます!

【燻製】大きいからこそ本格派の燻製ができる

自宅での燻製には、大胆な調理ができるメリットがあります。キャンプには持っていけないような、大きな燻製気を使えば、たくさんの食材を一気に燻製にできます。また、ブロック肉や、大きな魚を切り分けることなく、そのままの姿で燻製にできるので、出来上がりのクオリティもアップしますよ。おすすめブランドは鉄板工房。燻製室が他の燻製器のものに比べはるかに広く、最大80cmの食材をつるせます。完成した大きな燻製を、大人数で食べるのも楽しそうですよね!

【ピザ窯】庭にアンティークな重厚感とエキゾチックな美味しさを

荷物の積載をする必要がない自宅の庭なら、「ピザ窯」を使った調理もできます。窯の中で焦げないよう、ピザを回し焼する調理自体がエキゾチックで面白いです。炭火で焼いたピザの味は香ばしくて癖になりますよ。 特に、武田コーポレーションが販売しているメキシコ製のピザ窯がおすすめです。可愛らしくも重厚感のある見た目は、本場のピザ窯のよう。庭の雰囲気を異国風にしてくれます。また、専用の台が付いているので、地面の上はもちろん、テーブルの上でも安全に使うことができますよ。

ファイヤーサイドのギアは庭キャンプにぴったり

薪ストーブのブランド「ファイヤーサイド」からは、庭で使えそうな面白いアイテムが多く出ています。奇抜な発想から作られた「火」にまつわるアイテムは庭の使い方に変化を与えてくれますよ。ファイヤーサイドの数あるギアの中から、特に秀逸な2アイテムを厳選したので、チェックしてみてください!

まるでオブジェ!ハイセンスな焚き火台「TIPI」

一見してオブジェのようなこのアイテム。実は「焚き火台」なんです。エッジが利いた、アーティスティックな見た目なので、使わない時でも庭に飾っておけそうですね。素材には鉄板が使われています。買ったばかりの頃はメタリックな質感ですが、時間がたつほどに表面の鉄板が錆び、アンティークな味わいが出てきますよ。ダッチオーブンと同じように「使って育てる」楽しみがあります。
夜になれば、炎を使ったワイルドな「照明」に早変わり。三角形の開口から明かりが漏れる様子がとても幻想的です。1日の中で、時間ごとに様々な使い方が楽しめるところが魅力です。

グリルと焚き火、両方楽しめるなんて

「ファイヤーボウル」は1台で焚き火とバーベキューの両方を、一緒に楽しめるアイテムです。通常の焚き火台では、炎の上に調理器具を置くので、調理中や食事中に焚き火を楽しむことはできません。しかしこのアイテムなら、中心の炎の熱で、周囲の鉄板を温めるので、グリルをしながら焚き火を楽しめますよ。
食事や会話など、団欒の中心にいつでも炎があるなんて、なんだかロマンチックですよね。炎を囲んでいる時に感じる心の落ち着きや、周りの人との一体感には語りつくせない魅力があります。そんな火が作り出す充実した時間を、食事中でも味わえるなんてとても幸せな気分になれそうです。

自宅ならではのアウトドアを楽しもう

自宅の庭で楽しむアウトドアの魅力と、庭ならではのアウトドアギアを紹介しました。最近、スノーピークは日常でも自然を感じる「アーバンアウトドア」というコンセプトを打ち出しました。このことからも、お手軽に楽しむ庭キャンプは、これから流行が来そうな兆候があります。あなたも流行を先取りして、庭ならではのアウトドアをしてみては?


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