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日川浜オートキャンプ場でのキャンプサイトの様子

都心から好アクセスの海キャンプ!日川浜オートキャンプ場の魅力を体験レポ!

2021.11.10キャンプ場

茨城県神栖(かみす)市にある日川浜オートキャンプ場は初心者から上級者までおすすめできる市営のキャンプ場です。鹿島灘での釣りやサーフィンの拠点として人気で、リーズナブルに一年中利用できます。家族でよく利用する筆者が、おすすめポイントを紹介します。

都心から近場で、海キャンプがしたい!

日川浜オートキャンプ場へ続く道
海キャンプにあこがれている人も多いはず。しかし、都心の近くで海キャンプを楽しめるスポットはあまりありません。そんなときに見つけたのが、今回ご紹介する日川浜オートキャンプ場です!キャンプ場のある茨城県神栖市は、東関東自動車道の終点・潮来ICから約30分でアクセス良好です。東関東自動車道は渋滞の心配も少ないです。 施設料の安さが魅力の一つ。電源付きのオートキャンプサイトが、一泊3,600円と首都圏のキャンプ場の中では比較的安価に利用できます。すべてのオートサイトに電源があるので、寒くなる時期でも電気ストーブやホットカーペットが使え、自宅にいるかのように快適にキャンプができます。 我が家もよく利用するようになった日川浜オートキャンプ場をご紹介します! 【基本情報】 住所:茨城県神栖市日川2036-124 電話:0299-97-0567 営業期間:通年(定休/火曜、7/1~9/31は無休) チェックイン / チェックアウト:14:00 / 10:00 料金: [オートキャンプサイト]3,600円/泊  [キャビン]10,280円/棟 アクセス:東関東自動車道 潮来ICより約30分 詳細はこちら:神栖市営 日川浜オートキャンプ場

日川浜オートキャンプ場のおすすめポイント

海が近い!

日川浜海岸入り口の看板
キャンプ場は海に隣接していませんが、徒歩圏に海水浴場の日川浜海岸があります。海辺のキャンプでは風の対策が必要になりますが、海からは若干離れているので、それほど風は強くありません。 夏は海水浴、他の季節は潮干狩り、釣り、サーフィンなどマリンレジャーの拠点にも最適で、広めの「フルフックアップサイト」には水上バイクをけん引した車も止められます。

広くて快適なサイト!

日川浜オートキャンプ場のキャンプサイト
サイトは芝生で水はけも良く、オートキャンプサイトは10m×10mと広めです。隣のサイトとの間には生け垣があり、車やタープをうまく目隠しに使うとプライベートなサイトを作れます。通路は平坦な舗装路ですので、どんな車種でも通行に困りません。

虫があまりいない

もちろん全くいないわけではなく、アリやハエ、蛾や蚊はいます。しかしスズメバチやムカデといった、山の中に出るような危険な虫は見たことがありません。蚊は蚊取り線香や虫除けスプレーを準備していれば十分対応できますので、夏でも一度も虫に刺されずにキャンプが終わりました。虫嫌いの方にはうれしいですね。

レンタル・販売品も多数!

日川浜オートキャンプ場の売店の様子
管理棟でのレンタル品、販売品も充実しており、おおよそキャンプに必要なものはすべてあります。レンタルの利用料金は良心的で、キャンプデビューには最適です。
日川浜オートキャンプ場の自動販売機
自動販売機も観光地価格ではなく、標準的な価格です。お酒の自販機は無く、管理棟で買えます。

手ぶらキャンプも可能

日川浜オートキャンプ場の手ぶらキャンプができるサイトの外観
バーベキュー食材の予約もできますので、手ぶらでのキャンプも可能です。 キャビンをレンタルすれば、最低限の持ち物でキャンプができますね。

きれいなサニタリー設備

日川浜オートキャンプ場の清潔感ある炊事場
炊事場の設備は新しくありませんが、清掃されているので問題なく利用できます。ただしお湯は出ませんので、冬場は自分でお湯を沸かすといった工夫が必要です。洗濯機もありますので、長期滞在も可能です。 水洗トイレはウォシュレット付きで、コインシャワーは3分100円で利用できます。
日川浜オートキャンプ場のサニタリー棟の外観
いずれも設備は新しくはありませんが、きれいに清掃されているので、不快な思いをすることはありません。 車で5分ぐらいのところに天然温泉があり、こちらを利用しても良いですね。 詳しくはこちら:ふれあいセンター湯楽々

我が家の楽しみ方をご紹介!

海水浴を楽しむ!

日川浜オートキャンプ場付近の海水浴場
今回は夏ということで、海水浴の拠点として利用しました。テントで水着に着替えた後は、ビーチまで歩いて行って遊べます。海水浴場がオープンしている期間は夏休みのわずかな期間ですが、都心から短い時間で行ける割にあまり混雑しない浜辺ですので、のんびり過ごすことができますよ。

無料の潮干狩りでとれたての貝を食べる!

潮干狩りで採れた貝を焼いている様子
海水浴のオフシーズンでも、1人あたり1kgまでは無料で潮干狩りができる砂浜が近くにあり、ハマグリを採って夕食のおかずにする楽しみがあります。バーベキューコンロで醤油を垂らして焼いて食べると絶品です!ラーメンや鍋などの汁物にしても、だしが出ておいしいですよ。

電源を使ってゲーム大会!

電源を使ってプロジェクターとテレビゲームを使っている様子
オートサイトはすべて電源付きで、家電製品が普通に使えます。前回はプロジェクターとテレビゲームを持ち込んで遊んでみました。特に複数家族でのグループキャンプでは、子供たちがゲームに熱中するかたわら、大人たちはゆっくりお酒を飲んだりしてくつろげるのが良いですね。タープをスクリーンにしていますが、白い車ならボディーでも代用でき、映画が楽しめます。他のサイトに迷惑がかからない範囲で楽しみましょう。 キャンプ場は貸切ではない共有の場所なので、ゲームや音楽の音量は周囲に聴こえないように調整しましょう。消灯時間も守りましょう。

ここに注意!

自然は少ない

鉄鋼工場が近くにあり、機械音が聞こえてきます。また、隣接する道路を通る車の音も聞こえます。大自然の中でキャンプをしたい人には、あまり向かないでしょう。もちろん眠れないほどうるさいわけではなく、キャンプ初心者の方ですと、忙しくて気にする暇も無いと思います。何か聞こえるな、という程度ですのでご安心ください。

まとめ

日川浜オートキャンプ場の看板
海水浴場のオープンする夏はもちろんですが、関東の平地なので冬も暖房を使えばそれほど寒くありません。一年中通してキャンプを楽しめるキャンプ場です。自然を楽しむというよりは、野外での料理やテント泊を楽しむのに最適です。サイトが広くて料金が安いので、私も年に一度はグループで利用しています。初めてキャンプする人にとっては、敷居が低いキャンプ場で、あまり抵抗なく利用できると思います! ▼キャンプデビューにおすすめな【全国版】オートキャンプ場特集もチェック!


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