ツーリングキャンプにおすすめな2~3人用テントです。高い耐水圧と、広い前室を持ち、雨の日でもスペースを広く使えます。バックパックに収納するのは難しいので、登山には使いづらいです。ここでは、コールマンのタトラ3の特徴・スペックを紹介します。
前室スペースゆったりのコンパクトサイズ
タトラ3はシンプルなフレーム構造で、ツーリングキャンプなどの使用をメインに想定しています。前室部にスペースを作り出し、居住空間を広げて2〜3人用の広さを確保しています。
また、インナーテントを取り外すことでシェルターとしても使用可能です。耐水圧が3000mmあるため、防水に優れ、雨よけのスペースとして利用できます。リビングスペースや荷物置きなどとして使うこともできます。
優れた換気性を確保する最先端のベンチレーションシステム
テントの上部とサイドにベンチレーションという通気口を配置しています。上部から室内の空気を外へ流す最先端のシステムを採用しており、日本特有の高温多湿な夏場であっても、テント内を快適に保つことが可能です。
つり下げ式インナーで簡単設営
タトラ3は、つり下げ式テントになっています。つり下げ式とは、くみ上げたフレームにフックでインナーテントを吊り上げて立ち上がらせる設営法です。そのため、設営が簡単であり、撤収にも時間を要しません。
フライシートとインナーテントの隙間を大きく取れることができるため、雨漏りの心配が少なくなります。
風に強く、軽量なアルミ合金ポールを採用
メインポールには、アルミ合金を採用しています。このポールは強度と弾性に優れ、そのうえ軽量なのが特徴です。
また、2014年に発売されたロースタイルでベンチレーション機能を高めた「エッグドームテント」によく似たのが、この「タトラ3」です。
エッグドームは重量が約5.8kgに対して、タトラ3は約3.8kgと軽くなっています。というのも、メインポールをアルミ合金に変更したり、フロアーシートを210デニールから68デニールへ薄くしたりと軽量化を図った構造になっているためです。アウトドアスタイルを高めたモデルとなり、持ち運びにも便利です。